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ハチクマ@白樺峠

ハチクマ
タカ目タカ科
体長 ♂57cm ♀61cm
撮影 2008.9.14 長野県旧奈川村(現松本市)白樺峠

サシバとともに、渡りをする代表的なタカ。
全国の低山から森林で繁殖するとされていますが、生態についてはわからないことが多いようです。
「ハチを好むクマタカのようなタカ」という意味の命名。

♀はタカらしい精悍な顔をしているのに、♂は可愛らしい顔をしている変なタカ。
体色の変化が大きい種類ですが、♂♀幼鳥の識別が比較的わかりやすいので、多くの個体を見ても面白い鳥です。

白樺峠では例年9月下旬から10月上旬に渡りのピークを向かえ、ひとシーズンに2~3千羽がカウントされています。
今年はちょっと早い傾向があるようで、この日サシバよりも多い数が見られました。




♂成鳥
淡色型
長くて広い翼に、翼先分離は6枚




♂成鳥
尾羽の太い黒帯と、翼後縁の黒帯が典型的




これは暗色型の♂成鳥
初列風切は内側から数え、タカの場合は10枚。
一番外側がP10なので、この個体が換羽中なのはP4である。
左右対称に欠けているのは、通常の換羽。
ハチクマは渡りの途中に換羽する。




これは中間型(?)♂成鳥
左右対称でないのは事故で欠けたものと思われる。




♀成鳥
淡色型
風切の横斑が細い。
角度的にはいいのだけれど、虹彩が見えないのは残念。
蝋膜は黄色いような気もするので、若い個体かも知れない。




これも淡色型の♀成鳥で、典型的な個体。
これはP5が換羽中。




中間型幼鳥
風切の先端が黒くつぶれているのは幼鳥の特徴。
なお、幼鳥の♂♀の識別方法はわかっていない。




これも中間型幼鳥
蝋膜(嘴の基部)が黄色いのは、飛翔中でもよく目立つ。
白樺峠では、成鳥と幼鳥の構成比は大体半々だが、伊良湖岬ではほとんどが幼鳥らしい。不思議。




これは下の2羽が幼鳥、右上が♀成鳥と思われるが、小さいので難しい。







2羽並んで交錯した。
上が♀で下が♂で、この2羽は典型的。
タカの仲間は♀の方が大きいが、ハチクマの場合はそれほどの差はないようで、個体差も大きいらしい。
だから大きさだけでは判断できない可能性もある。

参考:BIRDER 2006年10月号特集「ハチクマの8不思議」
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