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晩秋の裏磐梯(その5)-毘沙門沼




2008.11.3

野口英世の伝記には必ず出てくる事件。
1888年7月15日未明に起こった、磐梯山の大噴火である。
猪苗代に住んでいた野口英世は当時11歳だった。


この噴火は大規模な水蒸気爆発で、磐梯山式噴火と呼ばれることもある。
19世紀に於ける世界最大の噴火とも言われている。
ただし異論もあって、水蒸気爆発自体は小規模だったという説もある。
いずれにせよ、この噴火は大規模な山体崩壊をもたらし、磐梯山の標高は600m以上低くなったと言う。
現在1819mの磐梯山は2400m以上あったわけで、それなら東北地方の最高峰だったことになる。
崩壊した膨大な土砂は多くの川を堰き止め、無数の湖沼を作った。
現在の美しい裏磐梯高原の景観はこのときに形成されたものである。


五色沼は裏磐梯高原で最大の観光スポットで、この朝もたくさんの観光客で大混雑していた。
多くの観光客は毘沙門沼を見ただけで帰ってしまう。
上高地の観光客が、河童橋だけで帰ってしまうのと同じで、とても勿体無いと思う。

実はこのルートで一番綺麗に紅葉するのはここにあるカエデなので、絶好のポイントであることは間違いない。


五色沼には、名のある沼は十指に足りないが、数えてみると30ほどある。
裏磐梯高原には、それこそ無数の池や沼がある。
名のある沼、名もない池。
次回からはやや知名度の劣る湖沼巡りになるが、その魅力では負けていない。


次回は曽原湖

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