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ダイゼン@谷津干潟



ダイゼン
チドリ目チドリ科
体長29cm
撮影 2011.8.14 千葉県習志野市谷津干潟

普段、潮汐のことはあまり考えません。
三番瀬や谷津干潟にシギチを見に行く時、あるいは銚子にカモメを見に行く時ぐらいです。
カモメと潮汐がどう関係あるのかと言うと、カモメも干潮時に砂浜が現れる場所で採餌することがあるからです。
私の時計は潮汐のグラフが出るので、大体はこれで足ります。
こういう時計がなぜあるのかと言うと、釣りの人向けなのです。
その場所の正確な潮見表が欲しい時にはウェブ上を探します。

谷津干潟は、2本の水路で東京湾とつながっているだけなので、干満の時刻は東京湾よりも1時間半程度遅れます。
この日の干潮は11時ごろ、谷津干潟では12:30ごろでした。
朝のうちは鳥の姿もまばらですが、潮が引くに従って鳥たちが続々と飛来します。
干潮になるとここにやってくる鳥たちの多くは三番瀬あたりから来ると言われています。
ダイゼンはそういう鳥の代表的存在。

・・・・・・

潮汐は月の引力で起きることはよく知られています。
月がなければ干潟が出来ません。
干潟は生物の宝庫ですから、もし月がなかったら、地球上の生物相は全く違うものになっていたはずです。

月の引力ってどの程度のものなのか。
太陽の引力で潮汐が起きない理由は何か。
月の引力の方が大きいのか?
ちょっと計算して見ましょう。

必要な数値はウェブ上から拝借します。
■太陽の質量 1.989×1030kg
■地球の質量 5.972×1024kg
■月の質量  7.346×1022kg
■地球と太陽との平均距離 1.496×1011
■地球と月との平均距離  3.844×108
■万有引力定数 6.674×10-11

万有引力を計算すると言ってもさほど難しいものではなく、双方の質量を掛けたものを距離の2乗で割り、万有引力定数を掛けるだけです。

結果
■太陽の引力 3.542×1022
■月の引力  1.981×1020
従って、太陽の引力は月の引力の178.8倍になる。
(倍率を求めるだけなら地球の質量と万有引力定数は必要ありません)

太陽の引力の方がずっと大きいのに、太陽によって潮汐が起きない理由は?
地球の直径(赤道)は12760km(1.276×107m)
これは月との距離の3.3%に当たるが、太陽との距離に対しては0.0085%しかありません。
万有引力は距離の2乗に反比例するので、太陽の引力は地球のこちら側と反対側で0.017%しか違わないのに対し、月の引力は6.7%も違います。
つまり、引力自体は小さいのですが、その差が大きいために起きる現象ということ。
これは実際にはあまり知られていないことです。

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