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人が何を読もうが構わないけれど

今年の書籍売り上げNO1は、やっぱり「ハリーポッター」なのだそうだ。
それはいいのだが、今年は自己啓発とか自己診断と言った部類の書物が売れているらしい。(と、NHKでは言っている)
血液型関連の本が「自己診断」と呼べるのかどうかはさておいて、このような本が合計で500万部も売れているということをどう考えたらよいのだろうか。

堀井憲一郎によれば、日本では400万部というのは書籍の売り上げとしては上限なのだそうだ。
400万ということは、日本人30人に一人が買うことを意味しているから、確かにこれは頷ける数字である。
4冊あるとはいえ、先に挙げた本(程度の本)が500万部も売れるというのは、ちょっと私の理解を超えている。


ベストセラーの上位には絶対入らないと思うが、今年読んで気に入った本を数冊

■チャイルド44(上下) トム・ロブ・スミス 新潮文庫
 実際にあった連続殺人事件を題材に、スターリン体制下のソ連に舞台を設定した作品。これはここ10年で最高の小説ではないかと思う。

■深海のYrr(イール) 全3巻 フランク・シェッツィング 早川文庫
 一種のパニック小説だが、深海に求めたところが新しい。非常に科学的なディテールで、荒唐無稽に感じない。ちょっと登場人物が多すぎて複雑すぎるのが欠点か。

■ブルー・ヘブン C・J・ボックス 早川文庫
 アイダホの小さな町で幼い姉弟が殺人事件を目撃。官憲を見方につけた犯人たちとの対決の物語。

■20世紀の幽霊たち ジョー・ヒル 小学館文庫
 スティーブン・キングの息子の手になる短編集。ホラーばかりではないその魅力の数々。。。

■社交ダンスが終わった夜に レイ・ブラッドベリ 新潮文庫
 伝説的巨匠の最新短編集。さすがはSFの叙情詩人。

■水滸伝 全19巻 北方謙三
 これは番外編
 1ヶ月に1冊づつ刊行されてきた北方水滸も、今年読了した。これは従来の水滸伝を全て解体して新たに構築したもので、そのエネルギーには心底恐れ入った。

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