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カエデの紅葉

カエデの語源は「蛙の手」です。
掌状の葉を持つカエデの代表はイロハカエデ。
この名の由来は、幼い子が指を折って「いろはにほ」と数える様子に例えたものです。
似た仲間に、ヤマモミジ、オオモミジがあります。
イロハカエデは葉が小さく、一般的には5裂。
ヤマモミジ、オオモミジは7裂するのが普通ですが、例外はあります。

モミジとカエデという用語は多少曖昧な使われ方をしていますが、園芸の世界ではイロハカエデなどの深裂するものをモミジと言い、トウカエデのような浅裂するものをカエデと言って区別しているようです。
モミジを漢字で書くと普通は「紅葉」ですが、本来は「槭」。国字として「椛」という字もあります。
カエデには「楓」という字が当てられますが、これは本来カエデではなく、マンサク科の「フウ」に当てられる字です。
カエデの特徴は葉が対生することで、互生する「フウ」の仲間とは区別されます。
最近の街路樹にはアメリカフウ(モミジバフウ)が多いように感じます。


落葉樹は冬になると葉を落として水分の蒸発を防ぎます。
気温が低くなると、葉柄の付根にコルク層が形成され、水分や養分の流れを遮断します。
そうすると光合成によって作られた糖分が葉に蓄積され、これからアントシアンという赤い色素が形成され、葉緑素が分解されて緑の色素が減少していきます。
これが赤い紅葉になるメカニズム。
一方、葉緑素が分解されていく過程で、カロチノイドという黄色い色素が目立って現れる場合は黄色い黄葉になります。


ここに載せたカエデは、綺麗に7裂しているところから、いずれもオオモミジと思われますがどうでしょうか。




六義園(駒込)で




明治神宮御苑で




井頭公園(栃木県真岡市)で
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