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カナダカモメ@銚子

カナダカモメ
チドリ目カモメ科
体長58cm
撮影 2009.3.21~28 千葉県銚子市銚子漁港

大型カモメの基本は、セグロカモメ・オオセグロカモメ・シロカモメ・ワシカモメの4種。
これらは識別ポイントが比較的はっきりしているので、慣れれば大体識別できる。
それでも、セグロとオオセグロの第1回冬羽は、場合によっては非常にわかりにくいことがある。
特にオオセグロの褪色した個体は、ワシにも似ていることがある。

大型カモメの基本4種を大体(あくまでも大体)マスターして、次なる壁は
■カナダカモメの壁
である。

カナダカモメとその他のカモメとの相違点はとても微妙なのである。
 セグロカモメよりもやや小さく、かわいらしい感じがする
 背の灰色はやや薄い
 嘴は小さめ
 頭の斑がモヤッとしている
 足が短い
 初列風切がやや薄く、裏に黒色部分がほとんどない
 第1回冬羽では全体に灰色味が強く、初列風切はセグロよりも薄い褐色で白い羽縁がある

ベテランの方のブログなどでカナダカモメの写真を見ると、なるほどと思う。
その画像を頭に叩き込んで銚子に行くと全くわからないのだが、それは無理からぬことなのである。
ネット上の写真は、その特徴がわかりやすいものを、カナダカモメであるということを前提に説明している。
が、現場ではどれがカナダなのかわからないし、もちろん、そこにカナダがいるかどうかの保障もない。
実際のカモメは、図鑑の写真のように横向きで、嘴も虹彩も頭の斑も足も背も初列風切も(できればその裏も)見せてくれているわけではない。
嘴を隠して休んでいるもの、座り込んでいるもの、正面向きのもの、他のカモメに隠れているもの。
加えてカモメというものは、非常によく羽づくろいをする鳥で、じっと横を向いて立っている個体は少ないものである。
そのわかりにくい中から、これはと思うものを見つけて写真を撮り、家に帰ってモニターでチェックすると、結局全部セグロやワシだったりするわけだ。
そんなことを何十回も繰り返して、まだ間違えるという、誠に進歩のないバードウォッチャーなのである。






第1回冬羽(3/28)



3/25に撮影した同一の個体



第4回冬羽(3/28)



3/21に、同個体の飛翔を撮影したもの。
これが第4回であることは、氏原さんが自身のブログに載せている。
昨シーズン、第3回で飛来した個体なので今シーズンは第4回なのだそうだ。
恐るべき個体識別能力!






上の2個体が並んだ写真
カナダカモメのツーショットという贅沢な状況にさすがに興奮した。






そのあとで見つけた第3の個体
これも第4回冬羽と思われる。
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