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イスカ@飛島

イスカ
スズメ目アトリ科
体長17cm
撮影 2009.5.4 山形県酒田市飛島

今年の飛島では、50羽程度の群れが頻繁に見られました。
これは荒崎海岸近くの松林に現れたもので、あまりいい条件で撮影できませんでした。
上下の嘴が左右に食い違っているのが最大の特徴です。
この鳥は松の実を主食とするので、松かさをこじ開けるのに適した嘴に進化したものと思われます。




食い違った嘴が辛うじてわかるでしょうか。




これは極めて地味


写真が余りにも粗末なので。。。
イスカの嘴に関連して、「いすか継ぎ」というものを紹介します。
建築で使われる、木材の継ぎ方の一種です。
適当な画像がないので、アイソメを書いて見ました。



一番上がいすか継ぎ
このように左右互い違いに切ることを「イスカに切る」と言いますが、昔の人は鳥をよく見ていたのだということがわかります。
この継ぎ方は見え掛かりが綺麗なので、主に竿縁などの造作材に使われます。
側面には斜めの線が出てきます。「殺ぎ」と言います。
下面は「相欠き」になります。
下面を「突き付け」にしたものが2番目の図で、宮島継ぎと言い、厳島神社で使われているといいます。
3番目の図はちょっとわかりにくいのですが、宮島継ぎの変形でさらに凝った意匠のものです。
切断面を斜めにカットし、下面も殺ぎになるので、「三方殺ぎ継ぎ」と言います。



継ぐとこういう形になります。
「いすか継ぎ」は上下が相欠き、両サイドが殺ぎ。
「宮島継ぎ」は上だけ相欠き、両サイドが殺ぎ、下が突き付け。
「三方殺ぎ継ぎ」は上だけ相欠き、両サイドと下が殺ぎ。
竿縁だと上面は見えませんから、見え掛かり3面が全て殺ぎに見えるという、不思議な継ぎ方になっているわけです。
こういうところに、昔の人は凝ったんですね。

いすか継ぎが構造材として使われることもまれにあります。
有名な例として、姫路城の「昭和の大修理」で使われました。
姫路城には、地階から最上階まで1本で通っている心柱という柱がありますが、根本が腐っていたため数mカットし、新しい材を継ぎました。
その際使われたのがいすか継ぎです。
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