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カッコウ&ツツドリ

カッコウ
カッコウ目カッコウ科
体長35cm
撮影 2009.6.14 栃木県日光市 赤沼

ツツドリ
カッコウ目カッコウ科
体長33cm
撮影 2009.6.13 群馬県片品村 尾瀬山ノ鼻


前の記事で、カッコウが最も見やすい場所と書いたのは尾瀬ヶ原のことです。
カッコウの声を聞きながら歩く尾瀬ヶ原は格別のものですが、今年はやや少ない印象でした。
それでも、時折り近くを飛びますが、咄嗟のことで撮影できません。


替わりに翌日の戦場ヶ原での写真を載せます。
電線で囀るカッコウ





早朝の曇り空をバックに電線止まり、という、あまりいい条件ではなかったので、大幅に画像補正してあります。
尾羽を上げ、翼を下げる独特のポーズ。


カッコウ(類)の特徴は何と言っても托卵習性があること。
他の鳥の巣に自分の卵を産みつけ、仮親に子育てをさせる習性です。
尾瀬や戦場ヶ原の場合、仮親はホオアカやノビタキであることが多いようです。
葦原ではオオヨシキリ、都市公園ではオナガであることが多い。
もちろん、同じカッコウが多数の鳥を相手に産み分けるわけではなく、ホオアカならばホオアカを専門にしているはずです。
なぜならば、カッコウの方も自分の卵を仮親の卵に似せているから。

カッコウは托卵する際、相手の卵をひとつ取り除き、自分の卵をひとつ産みます。
カッコウの卵は仮親の卵よりも少しだけ早く孵ります。
生まれたばかりのヒナは、背中に仮親の卵を載せて巣の外に棄ててしまいます。
この驚くべき行動を発見したのは、種痘で有名なジェンナーです。

この習性があるために、カッコウ(類)は子育てを放棄した狡い鳥という印象を持たれてしまいがちですが、それは一方的な見方だと思います。
私はカッコウのために、「それは子孫を残すための、巧妙で優れた戦略である」と擁護したいと思います。
同時に「それはそれほど確実な戦略ではない」ということも。


日本で普通に見られるカッコウの仲間は、カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチの4種
この順番に見難くなります。
今回の尾瀬では4種とも見られました。とても幸運なことです。



前日、尾瀬で撮影したツツドリ
ツツドリが托卵するのは、ムシクイの仲間と言われています。

ツツドリが撮影できたのも幸運でしたが、至近距離で見るのは難しく、実際にはこんな感じです。
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