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立山の花(4)

撮影 2019.8.4
富山県、立山室堂平

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イワオウギ
マメ科イワオウギ属

別名タテヤマオウギと言うから、立山には多いのだろう


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クルマユリ
ユリ科ユリ属


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ヨツバシオガマ
ゴマノハグサ科シオガマギク属


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エゾシオガマ
ゴマノハグサ科シオガマギク属


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ミソガワソウ
シソ科イヌハッカ属

味噌川草とは、木曽川源流部にある味噌川という川に由来すると言う。

テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

那須神社(栃木県大田原市)

那須神社
栃木県大田原市

那須神社は仁徳天皇(313~399年)時代の創立で、さらに延暦年間(782~806年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が応神天皇を祀って八幡宮にしたと伝えられている。
現在の本殿、拝殿、楼門は、1641~42年に黒羽城主大関高増によって建立された。

本殿及び楼門は国の重要文化財に指定されている。

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本殿

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楼門は典型的な禅宗様式で造られている。
これの見どころは、上層、下層とも斗栱に通し肘木を用いていることと、特に上層の尾垂木付きの四手先斗栱が珍しい。

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拝殿
拝殿の前にある石灯籠一対も国の重要文化財
高さは2.9mで、芦野石と考えられている

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芦野石で出来た手水舟も国の重要文化財

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

内外大神宮(茨城県筑西市)

内外大神宮(ないげだいじんぐう)
茨城県筑西市

伝承によると、継体天皇年間(530年ごろ?)に創建され、社伝によれば806年に社殿が造営された。
当時は周辺59ヶ村を氏子として、大いに栄えたと言う。

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向かって右に内宮(ないくう)、左に外宮(げくう)
両本殿は、御門とともに国の重要文化財に指定されている。

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裏側から
左が内宮

内宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀り、外宮は豊受大神(とようけのおおみかみ)を祀る。
正統的な神明造茅葺き(現在は保護のため銅版葺き)で、外宮は内宮よりも少し小さく造られている。

伊勢神宮では内宮と外宮は別々のところにある。普通はそういう形式だが、ここでは2棟が並んでいる。
建築年代は1679年で、地元の大工によって建てられた。
内宮と外宮を2棟並立させる形式としては、現存する最古のものである。


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御遷宮(ごせんぐう)
本殿の建替えや修理時に、御神体を一時遷すための仮宮である。
1574年の建立であることがわかっており、室町時代の様式を伝える建築として貴重である。
現在は覆屋で保護されている。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

白樺峠探鳥会

2019.9.22
松本~白樺峠~乗鞍高原
8:30~16:00 タカの渡り観察は9:35~14:20

キジバト
アオバト
カワウ
ハチクマ
ツミ
サシバ
コゲラ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
コガラ
ヤマガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ツバメ
イワツバメ
ウグイス
エナガ
ゴジュウカラ
エゾビタキ
キセキレイ
ホオジロ
以上22種

台風17号が九州附近から日本海に進む予想で、天気が全く読めない中、つくばを4時に出発した。
途中、サイトによって異なる天気予報、コロコロと変わる天気予報を気にしながら、梓川のサービスエリアまで来た。
ここから乗鞍方面を見ると、多少青空も覗いていて、それほど悪くはない。
最新の予報では、午後2時ごろまでは持ちそうなので、とりあえずこのまま白樺峠に向かうことにした。
8時に松本インターを出る。つくばからちょうど4時間。白樺峠の駐車場は、ここから約42kmの距離にある。
駐車場には9時10分ごろ到着した。
秋分の日がらみの3連休中日は、シーズン中一番混雑する日だが、今日は多くを期待できないため、駐車スペースもガラガラだった。20台ぐらいだったろうか。

約80mを登り、タカ見の広場に着いたのは9:35。
案の定、観察者はまばらだ。特にカメラマンは正直で、こういう時には絶対に来ない。

10時過ぎからチラホラとタカが上って来るが、多くは飛ばずそのまま降りてしまう。
この日、天気の方は思ったほど悪くはならず、観察の目安となるピークや松本市内は見えていたが、気流が悪いため、ほとんどのタカは低い位置を右に流れて行った。

峠_R
観察場所から見た風景
この日、多くのタカはこういうルートを飛んで行った。

サシバとハチクマ_R
ハチクマ(右)とサシバ

サシバ_R
唯一、上空を飛んだサシバ

ハチクマ_R
唯一、上空を旋回したハチクマ

エゾビタキ_R
時折り、梢にエゾビタキが止まる

アサギマダラ_R
アサギマダラはよく飛んでいた

ウラナミシジミ_R
マツムシソウに来たウラナミシジミ

コチャバネセセリ_R
同じくマツムシソウに来たコチャバネセセリ
いつも見られるクジャクチョウだが、今回は見られなかった

14:20
雲が厚くなり、撤収
車に戻る途端に雨が降り始めた。

結果的に96羽を観察
内、ツミ2羽、サシバ10羽ほど(?)、残りはハチクマだった。
ノスリは確認できなかった。ここの観察でノスリを見なかったのは初めてである。
ほとんどの個体は右の低いところを流れて行き、頭上を飛んだのは3羽だけだった。
いささか消化不良の観察だったが、雨にならなかっただけでも幸いだった。

テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術

旧中村家住宅(長野県大町市)

旧中村家住宅
長野県大町市

今は合併して大町市美麻になっているが、もとは美麻村青具だった。
現在の地図に青具という地名は載っておらず、交差点名に残っている。ちなみに読みは「あおぐ」ではなく「あおく」
旧中村家住宅は、その青具交差点のすぐ近くに建つ江戸時代の農家住宅で、母屋と土蔵が国の重要文化財に指定されている。

母屋は1698年に建築されたもので、建築年代がわかっているものとしては、長野県で最も古い。
1780年に建築された土蔵も古いもので、貴重である。

住宅
母屋は間口14間、奥行き6間、床面積84坪に及ぶ。当時の民家としては破格の規模で、武士を迎える部屋などもあり、裕福な農家であったことがわかる。


土蔵1
土蔵2
土蔵3

土蔵は間口6間、奥行き4間で、簡素ながら優れた意匠である。
茅葺屋根の軒を深く張り出し、外側に1間間隔で支柱を建てて、屋根の荷重を支えている。多雪地域で、軒を深くするための工夫と思われるが、そのシンプルな美しさは機能美というものを超えている。


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敷地内(?)にある十王堂。
庚申信仰の名残が伺える。


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隣に建つ廃屋は、元郵便局だったと思われる。
この地域の中心地だったのだろう。

少し先には、道の駅「ぽかぽかランド美麻」があり、大町から長野に抜けるルートでもあるので、青具の交差点は通る人も多いだろう。
交差点に直接面していないので、見落としがちな建物である。自分も今まで気が付かなかった。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

水澤寺六角二重塔(群馬県渋川市)

水澤寺六角二重塔
群馬県渋川市

水澤寺は天台宗の寺院で、坂東三十三観音霊場の第十六番札所。通称「水沢観音」とも呼ばれている。
榛名山の寄生火山である水沢山の山麓、標高600mほどの場所にある。
伊香保の温泉街から4kmほどの距離にあり、多くの参拝者で賑わう。

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本堂脇にある六角二重塔は、県指定の重要文化財。

二重塔という名称自体、非常に珍しい。
寺院建築用語では、初重が方形、上重が円形の二重の塔を多宝塔あるいは大塔と呼ぶが、天台系では、初重、上重とも方形の二重塔を単に「二重塔」と呼ぶことがあるようだが、ここにある二重塔はそれらの形式とは異なった、珍しい構造となっている。
初重には、中心軸の廻りに回転する仕掛けの上に六地蔵を安置し、参拝者はこれを左回りに3回回すことによってご利益を得られるとされている。
上重には大日如来が安置されている。

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左に本堂

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参道にこんなおみくじの販売機(?)があった。
お金を入れると獅子がおみくじを引いてくれるという仕掛け。
外観は極めてレトロで、ハイテクなのかローテクなのかよくわからない、不思議な雰囲気だ。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

マーラーの交響曲(ワルター指揮)

少しずつ音源の整理をしている。
散逸しているCDも多く、欠けているコレクションがあれば補う必要があるからだ。
もちろん、何から何までというわけにはいかないので、とりあえずマーラーの交響曲を主な指揮者別に整理することにした。
まずは何をさて置いても、ブルーノ・ワルターとレナード・バーンスタインの録音からまとめなければいけないだろう。

ワルターは、直接マーラーの薫陶を受けた人で、マーラーを世に知らしめた第一の功労者だ。
ただ、全曲を録音しているわけではなく、3、6、7、8、10番は録音がない。
ワルターの録音は、1番、4番、大地の歌に集中している。
マーラーが今ほど受け入れられなかった時代、比較的聴きやすい曲としてこの3曲が選ばれたのだろう。
特に4番は10種類もある。(まだいくつかあるらしい)
3種類ある2番はいずれも名演。歴史的録音である9番も素晴らしい。

ワルターは、温厚な人という印象が強く、演奏にも人柄が現れているように感じるが、それは晩年のコロムビア交響楽団との演奏から受けるイメージなのだと思う。
1930年代から戦後まもなくあたりまでの演奏を聴くと、ワルターはライヴで爆発する人であったことがよくわかる。
ワルターが、フルトヴェングラーやトスカニーニと並ぶ、20世紀最高の指揮者であったことは、やっぱりこの時代の演奏を聴いてみなければわからないと思う。
ワルター、恐るべしだ。

以下の録音のうち、■は未聴。
★はあくまでも個人的な感想だが、★★★★が名演、★★★★★が超名演というような意味合い。
ここで★は厳しいようだが、オケやソリストがちょっと残念な印象なので


第1番 NBC交響楽団 1939年4月8日 ★★★★
第1番 ACO 1947年10月16日(ライヴ)★★★
■第1番 LPO 1947年11月6日(ライヴ)
第1番 バイエルン国立O 1950年10月2日(ライヴ)★★
第1番 NYP 1954年1月25日 ★★★
第1番 BBC交響楽団 1955年5月(ライヴ)★★★
第1番 コロムビアSO 1961年1月14~2月6日 ★★★★★
第2番 VPO チェボターリ アンダイ 1948年5月15日(ライヴ)★★★★
第2番 NYP シュターダー フォレスター 1957年2月17日(ライヴ)★★★★
第2番 NYP クンダリ フォレスター 1957年2月18日、1958年2月17~21日 ★★★★
第4番 NYP ハルバン 1945年5月10日 ★★★
第4番 BSO ハルバン 1947年3月25日(ライヴ)★★★
第4番 VPO ゼーフリート 1950年8月24日(ザルツブルク・ライヴ)★★★★
第4番 フランクフルト博物館O クッパー 1950年9月4日(ライヴ)★
第4番 RAI国立O シュレアン 1952年4月19日(ライヴ)★
第4番 ACO シュヴァルツコップ 1952年6月19日 ★★★
第4番 NYP ゼーフリート 1953年10月4日(ライヴ)★★★
第4番 フランス国立放送O シュターダー 1955年(シャンゼリゼ劇場ライヴ)★★★
第4番 VPO ギューデン 1955年11月6日(ライヴ)★★★
第4番 VPO シュヴァルツコップ 1960年5月29日(マーラー生誕100年祭ライヴ)★★★★
第5番 NYP 1947年2月10日 ★★
大地の歌 VPO トルボルク クルマン 1936年5月24日(ライヴ)★★★
大地の歌 NYP フェリアー スヴァンホルム 1948年1月18日(ライヴ)★★
大地の歌 VPO フェリアー パツァーク 1952年5月15~16日 ★★★★★
大地の歌 VPO フェリアー パツァーク 1952年5月18日(ライヴ)★★★★
大地の歌 NYP ニコライディ スヴァンホルム 1953年2月22日(ライヴ)★★★
大地の歌 NYP フォレスター ルイス 1960年4月16日(ライヴ)★★★
大地の歌 NYP ミラー ヘフリガー 1960年4月18、25日 ★★★★
第9番 VPO 1938年1月16日(ライヴ)★★★★★
第9番 コロムビアSO 1961年1月16日 ★★★

一部分
第5番~第4楽章 VPO 1938年1月15日 ★★★★★

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

名盤コレクション31 ホロヴィッツ・プレイズ・スカルラッティ

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ドメニコ・スカルラッティ/ソナタ集
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)

曲目
01 ソナタ ホ長調 L430 K531
02 ソナタ イ長調 L483 K322
03 ソナタ ト長調 L209 K455
04 ソナタ ニ長調 L424 K33
05 ソナタ イ短調 L241 K54
06 ソナタ ヘ長調 L188 K525
07 ソナタ ヘ短調 L118 K466
08 ソナタ ト長調 L349 K146
09 ソナタ ニ長調 L465 K96
10 ソナタ ホ長調 L21 K162
11 ソナタ 変ホ長調 L203 K474
12 ソナタ ホ短調 L22 K198
13 ソナタ ニ長調 L164 K491
14 ソナタ ヘ短調 L187 K481
15 ソナタ イ長調 L391 K39
16 ソナタ ホ長調 L23 K380
17 ソナタ ト長調 L335 K55

録音 1962年(01~03) 1964年(04~15) 1968年(16、17)

ドメニコ・スカルラッティは、1685年(つまり、バッハ及びヘンデルと同じ年)、イタリアのナポリに生まれた。
父のアレッサンドロも著名な作曲家だが、単にスカルラッティと言った場合は息子のドメニコを指す。
彼は生涯に500曲以上の鍵盤楽器用のソナタを作曲した。(現在、整理されているのは555曲)
それらのソナタは単一楽章で、古典派以降の多楽章のソナタとは意味が異なる。
18世紀初頭のイタリアでは、規模の大きな鍵盤楽曲は「トッカータ」、規模の小さな鍵盤楽曲は「ソナタ」と呼ぶのが一般的だった。
その意味で、スカルラッティのソナタは鍵盤用の小品ということが出来る。多くは3分程度の曲である。

スカルラッティの作品番号は、主にL(ロンゴ番号)、K(カークパトリック番号)が使われているが、ここでは両方を併記した。
スカルラッティを聴く上で悩ましいのは、番号が煩雑で、曲名がとっつきにくいところだ。

ホロヴィッツのコンサート・プログラムは、得意な曲を脈絡なく並べ、アンコールで超絶技巧を見せつけると言った類のもので、一貫したプログラムというものは感じられない。
そのようなプログラムの中でも、スカルラッティのソナタを1~2曲ほど好んで取り上げた。
スカルラッティのソナタから17曲をまとめたホロヴィッツとしては珍しい傾向のアルバムだが、昔から名盤として愛聴されて来たものである。
超絶技巧のホロヴィッツとは一味違うホロヴィッツを知る上で興味深い。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

牛久自然観察の森、定例探鳥会

2019.9.15
牛久自然観察の森、定例探鳥会
茨城県牛久市

キジバト
ダイサギ
チュウサギ
ノスリ
カワセミ
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ツバメ
ウグイス
エナガ
メジロ
スズメ
セグロセキレイ
以上17種

7月、8月は行われなかったため、3か月ぶりの探鳥会。
17種類は少ないが、9月はこんなものか。
ヒヨドリが観察されなかったのは珍しい。


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ツクツクボウシが賑やかで、鳥の声が聞こえない。

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アカツメクサに来たヒメアカタテハ

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悲惨なほどボロボロになったサトキマダラヒカゲ(と思われる)

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違法移入種アカボシゴマダラはますます増えて、今日だけで5頭ほど見られた。

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ニホントカゲの幼体


探鳥会なのに、鳥の写真が1枚もなかった。

テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術

立山の花(3)

撮影 2019.8.4
富山県、立山室堂平

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チングルマ
バラ科チングルマ属

チングルマは大きな群落になる。
ある場所では花盛り。ある場所では花が終わり、綿毛になる。
はじめ、綿毛は先端がよじれていて、これを子供のおもちゃに見立てて「稚児車」と名付けられた。
だからチングルマは綿毛が見ものである。


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ミヤマキンバイ
バラ科キジムシロ属

高山で見られる、代表的な黄色い花。
花の直径は2cm程度で、花弁は5枚。先端にわすかな切れ込みがある。


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ミヤマキンポウゲ
キンポウゲ科キンポウゲ属

これも大群落を作る花で、花の直径は2cm程度で、花弁は5枚。
葉は円形で、3~5深裂する。


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シナノキンバイ
キンポウゲ科キンバイソウ属

これは直径が4cmほどもあるので、よく目立つ。
花弁に見えるのは咢片で、通常5枚ある。

テーマ : 花・植物
ジャンル : 写真

名盤コレクション30 カスリーン・フェリアー名演集(フェリアー、ワルター/VPO他)

マーラー/亡き子をしのぶ歌他、カスリーン・フェリアー名演集
カスリーン・フェリアー(アルト)
録音:1944~1951年

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01 マーラー/亡き子をしのぶ歌~はれやかに陽はのぼる
02 マーラー/亡き子をしのぶ歌~いま私にはよくわかるのだ
03 マーラー/亡き子をしのぶ歌~お前のお母さんが
04 マーラー/亡き子をしのぶ歌~子どもたちはちょっと出かけただけだ
05 マーラー/亡き子をしのぶ歌~こんな嵐の日には
ブルーノ・ワルター/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1949年10月4日

06 グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~夜が明ける時も(オルフェオ)
07 グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~ああ、私のことをお怒りにならないでください(オルフェオ)
08 グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~なんと澄み切った空(オルフェオ)
09 グルック/歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」~なんということをしてしまったのだろう(オルフェオ)
シャルル・ブリュック/オランダ・オペラ合唱団及び管弦楽団
録音:1951年1月

10 パーセル/トランペットを吹き鳴らせ(メアリー女王に捧げるオード「来たれ、汝ら芸術家の子ら」より)
11 パーセル/さあ、歩いて出会おう(歌劇「インドの女王より)
12 パーセル/羊飼い、羊飼い、誘惑をさせておいて(歌劇「アーサー王」より)
イゾベル・ベイリー(ソプイラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1945年11月21日

13 ヘンデル/春がやってくる(歌劇「オットーネ」より)
14 ヘンデル/来たれ、優しい眠り(歌劇「オットーネ」より)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1945年11月20日

15 モーリス・グリーン(ポッパー編)/主を讃えよ
16 モーリス・グリーン(ポッパー編)/私は安らかに身を横たえる
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1944~45年?

17 メンデルスゾーン/たった一つの言葉にのって(ハイネ詩)(2つの二重唱曲集OP63より)
イゾベル・ベイリー(ソプイラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1945年11月21

1953年に41歳で夭折したカスリーン・フェリアーは、間違いなく20世紀の不世出の歌手のひとりとして記憶されるだろう。
彼女の名前は、主にワルター指揮の「大地の歌」や、ブリテンのいくつかの作品とともに知られているが、その経歴はかなりユニークである。

カスリーン・フェリアーの略歴(ライナーノーツから)
1912年4月22日、イングランドで生まれる。
3歳からピアノを父に学び、優れた才能を発揮するが、学生時代にはスポーツに熱中し、音楽家になることは考えていなかった。
経済的な理由で音楽学校には行けず、わずか14歳で郵便局に就職する。
電話交換手として働く傍ら、スポーツとともに、ピアノも続け、歌にも興味を示すようになる。
23歳で結婚し、しばらく音楽から遠ざかるが、25歳ごろから歌とピアノの両方で頭角を現すようになる。
BBCのプロデューサーに認められ、1939年に初めて放送に出演し、本格的に歌手への道を目指す。
1940年、メサイアのソリストとして本格的デビューを果たす。
1942年、マルコム・サージェントに認められる。
1943年、名伴奏者ジェラルド・ムーアのサポートを得て初のリサイタル。1944年にはムーアの伴奏で初のレコーディングを行う。
1946年、ブリテンの「ルクリーシアの凌辱」初演に出演し、世界的に注目される。
そしてこの年、ブルーノ・ワルターとの運命的な出会い。
「大地の歌」のソリストを探していたワルターは彼女の歌を聴いて、「前途に豊かな道を広げた偉大な歌手のひとりがそこにいるのを、喜びをもって認めた」
このことを「私の音楽家としての人生における最も幸福な経験のひとつ」であると絶賛した。
1953年2月、コヴェント・ガーデンで「オルフェオとエウリディーチェ」に出演したが、体調不良で降板。10月8日、乳癌で41年の短い生涯を閉じた。


ワルター指揮の「大地の歌」では、3種類の録音が知られているが、中でも1952年のVPOとの録音は今でも同曲の決定盤とされている。
「亡き子をしのぶ歌」も、F=ディースカウ盤と並ぶ名盤と言っていいだろう。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

常総きぬ川花火大会(9)

常総きぬ川花火大会(9)
撮影 2019.8.11
茨城県常総市

プログラム20 グランド・フィナーレ
野村花火工業

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20グランドフィナーレJ33A7075-001_R
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20グランドフィナーレJ33A7065-001_R
20グランドフィナーレJ33A7109-001_R
20グランドフィナーレJ33A7106-001_R
20グランドフィナーレJ33A7103-001_R
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テーマ : 花火
ジャンル : 写真

名盤コレクション29 ニューイヤー・コンサート1989(カルロス・クライバー/VPO)

ニューイヤー・コンサート1989
カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

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ヨハン・シュトラウスⅡ/加速度ワルツOP234
ヨハン・シュトラウスⅡ/田園のポルカOP276
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ・マズルカ「とんぼ」OP204
ヨハン・シュトラウスⅡ/喜歌劇「こうもり」序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ/ワルツ「芸術家の生涯」OP316
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「風車(水車)」OP57
ヨハン・シュトラウスⅡ/ポルカ「ハンガリー万歳!」OP332
ヨハン・シュトラウスⅡ/ポルカ「クラップフェンの森で」OP336
ヨハン・シュトラウスⅡ/ワルツ「春の声」OP410
ヨハン・シュトラウスⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス//ピチカートポルカ
ヨハン・シュトラウスⅡ/歌劇「騎士パズマン」~チャールダーシュ
ヨーゼフ・シュトラウス/ポルカ「おしゃべりなかわいい口」OP245
ヨーゼフ・シュトラウス/ジョッキー・ポルカOP278
ヨハン・シュトラウスⅡ/ワルツ「美しき青きドナウ」OP314
ヨハン・シュトラウスⅠ/ラデツキー行進曲OP228


リパッティが演奏する、ショパンのワルツ集を取り上げた時に、こう書いた。

<ショパンが初めてウィーンにやってきたのは1830年のことである。
当時のウィーンでは、ヨハン・シュトラウス1世やヨーゼフ・ランナーが創始した「ウインナワルツ」が大流行していたが、ショパンはそれらの音楽を全く理解できなかったという。
ショパンはその翌年にワルツ第1番を作曲した。彼のワルツは、深い叙情性と高い音楽性を備え、単なる社交のためのダンス音楽ではなく、あくまでも鑑賞のための芸術音楽である。
そう言ってしまうと、社交音楽であるウインナワルツは取るに足りない音楽だと言っているようだが、ことはそう単純に割り切れるものではない。ただ、ウインナワルツを芸術にまで高めたヨハン・シュトラウス2世が、ウィーンの音楽界を席巻するのはまだ先のことである。>


ヨハン・シュトラウス2世やその弟であるヨーゼフ・シュトラウスなどの音楽については、社交のための音楽として一段下に見る傾向があるのは確かである。
ただし、ヨハン・シュトラウスの音楽に対しては、ワーグナーやブラームスも賛辞を送っているのは興味深い。
チャイコフスキーも「くるみ割り人形」を書く時には、シュトラウスのワルツを大いに研究したと言われている。
リヒャルト・シュトラウスは「モーツァルトのような音楽を書く」と言って「ばらの騎士」を書いたが、そのモーツァルトを見る視線の先にはヨハン・シュトラウスのワルツがあったことは間違いない。
「こうもり」をウィーン国立歌劇場のレパートリーにしたのはマーラーだという事実も、これまた興味深い。


さて、シュトラウス一族の音楽が演奏される機会としては、毎年元日に行われるニューイヤーコンサートが一番有名だろう。
毎年それを指揮する指揮者が注目され、世界中に生中継され、CDが飛ぶように売れる。
日本からもツアーが組まれ、人気のようである。(ただし、お値段は相当に高い)

そのニューイヤーコンサートの始まりは1939年の大晦日である。(初回はジルヴェスターコンサートだった)
その前年の3月12日、ナチス・ドイツがオーストリアを併合したが、それによるウィーン市民の不満を和らげる目的で催されたという説が有力である。
指揮はクレメンス・クラウス。
2回目の1941年から元日に行われるようになるが、「ニューイヤーコンサート」と呼ばれるようになるのは後のことである。
45年は中止。46~47年は、クラウスがナチス協力者の嫌疑を受けた(結果は無罪)ために、ヨーゼフ・クリップスが務めた。
48年からクラウスが復帰し、亡くなる年の54年まで務める。
翌49年から79年まで、ウィリー・ボスコフスキー、80年から86年までロリン・マゼールが指揮した。
1987年にカラヤンが指揮して以降、同じ指揮者が2年続けることはなくなった。
1988年にアバドが指揮したあと、満を持してカスロス・クライバーがニューイヤーコンサートの指揮台に立つ。
今でも、史上最高のニューイヤーコンサートと言われている。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ハラ・ミュージアム・アーク(群馬県渋川市)

ハラ・ミュージアム・アーク
設計:磯崎 新(1988年)
撮影 2019.9.7 群馬県渋川市

そういえば、今年磯崎 新がプリツカー賞を受賞した。
プリツカー賞は、ハイアット財団(プリツカー一族)が建築家に対して授与するもので、建築賞としては最も権威がある賞とされる。
これまでの、日本人の受賞者は
 丹下健三
 槇 文彦
 安藤忠雄
 妹島和世+西沢立衛
 伊東豊雄
 坂 茂
の6組7人で、磯崎は8人目の受賞である。
その実績や国際的知名度を考えると、なぜ今頃?とも思えるが。

ハラ・ミュージアム・アークは、東京の原美術館の別館として、1988年に開館した。
榛名山中腹の、伊香保グリーン牧場に隣接する高原に建てられた現代美術専門の美術館である。
原美術館は、来年12月を以って閉館し、ハラ・ミュージアム・アークが「原美術館ARC」と館名を変更する予定になっている。

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この時期の磯崎の作風がよく出た建築である。
確か1992年に訪問しているが、その後増築が行われているはずだ。
メンテナンスが行き届いていて、とても綺麗な状態に保たれているのが好ましい。
3つのギャラリーと特別展示室が半屋外空間を介してクラスター状に配置されている。

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ギャラリーAのみ撮影可能
現代美術家、加藤泉の展覧会が開催中

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特別展示室と、広大な庭園の向こうに赤城山を望む

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

クーベリックのマーラー録音

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名盤コレクション28 マーラー/交響曲第4番(アバド/VPO、フォン=シュターデ)

マーラー/交響曲第4番
クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フレデリカ・フォン=シュターデ(メゾソプラノ)
録音:1977年5月

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(写真のCDは、シカゴ響との2番とカップリング)

マーラーの作品の中では比較的(あくまでも比較的)小規模な作品で、マーラー初心者にも聴きやすい曲だろう。
ワルターも特に4番を頻繁に演奏しているが、マーラーへの理解が今ほど高くなかった時代にも、これならばわかりやすいと考えたからかも知れない。
クレンペラーにも4番の録音が多い。
マーラー演奏に定評があったと言われるメンゲルベルクだが、全曲録音が残っているのは4番だけだ。時代ということもあるだろうが、惜しいことではある。

アバドの4番は、2005年のベルリンフィルとの録音もあるが、こちらの方が良い。
数ある4番の録音の中でも名盤と言えるだろう。
中でも第3楽章の美しさは比類がない。フォン=シュターデの歌唱も絶品である。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

名盤コレクション27 マーラー/交響曲「大地の歌」(クレンペラー指揮 1964、66) 

マーラー/交響曲「大地の歌」
オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
クリスタ・ルートヴィッヒ(メゾ・ソプラノ)
フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)
録音:1964年2月19~22日、1966年7月6~9日

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「大地の歌」は、交響曲ということになってはいるが、実質はオーケストラ伴奏付きの連作歌曲である。
全6楽章で、奇数楽章を男性、偶数楽章を女性が歌う。(例外もある)
実質歌曲である以上、ソリストの出来栄えが印象を大きく左右する。
ここでは、ルートヴィッヒとヴンダーリッヒという、理想的なソリストを起用することで、名盤が生まれたと言えるだろう。
「大地の歌」は、特にテノールの出来がイマイチという盤が多いのだが、ヴンダーリッヒの歌唱はさすがである。

当盤には2つのオケがクレジットされている。
1964年2月に、偶数楽章(ルートヴィッヒ)がフィルハーモニア管と録音されたあと、フィルハーモニア管が解させられ、自主団体としてニュー・フィルハーモニア管が発足した。
そして1966年7月に奇数楽章(ヴンダーリッヒ)がニュー・フィルハーモニア管と録音されたという経緯らしい。
そのため、2人のソリストは実際に顔を合わせていないと言う。

20世紀最高のリリック・テノール、ヴンダーリッヒはこの録音の2か月後に、35歳の若さで事故死したので、その意味でも貴重な録音と言える。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

常総きぬ川花火大会(8)

常総きぬ川花火大会(8)
撮影 2019.8.11
茨城県常総市

花火の巨匠 スーパースターマインの競演

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プログラム17 「Joso Prelude」 伊那火工堀内煙火店


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プログラム18 「遠いあの日のぶどう棚」 マルゴー


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プログラム19 「きぬ川夜空のハーモニー」 篠原煙火店


テーマ : 花火
ジャンル : 写真

オバシギ@三番瀬

オバシギ
チドリ目シギ科
体長28.5cm
撮影 2019.9.1 千葉県船橋市三番瀬

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先週は2羽だけ確認できたオバシギだが、10数羽の群れになっていた。
この時期、地元の淡水域にも少数入るが、このところ見ていない。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

コオバシギ@三番瀬

コオバシギ
チドリ目シギ科
体長24.5cm
撮影 2019.9.1 千葉県船橋市三番瀬

シギチの数は全体的に少なく、前回見られたミヤコドリの群れも見られなかった。
その中で、この鳥が多くのバードウォッチャーの人気の的になったのは当然だろう。
この1羽のおかげでかなり救われた。

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摩耗した夏羽
今回は新しい試みとして、デジスコで撮影した動画から切り出して見た。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

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