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虎の尾桜(福島県会津美里町)



虎の尾桜
福島県会津美里町
撮影 2016.4.17

会津五桜の2本目は、会津美里町にある虎の尾桜。
法用寺観音堂前にあるサトザクラで、3本の幹があり、その形を虎が横たわる姿に見立てたという説と、花から細い弁が出ているところからそう呼ばれるようになったとの説がある。


次回は伊佐須美神社の薄墨桜(福島県会津美里町)

米沢の千歳桜(福島県会津美里町)




米沢の千歳桜
福島県会津美里町
撮影 2016.4.17

この桜は会津五桜に当然入っていると思い込んでいた。
入っていないのが不思議に思えるほどの貫録である。
大きさでは石部桜には及ばないが、ゆるやかな傾斜の農耕地の中に立つ一本桜で、その存在感は際立っている。

幹回り10.5mという巨樹で、主幹は朽ちているようだが、左右に伸ばした枝にびっしりと花を付けた様子は、さながら山高神代桜のようだ。


次回は虎の尾桜(福島県会津美里町)

大韓航空機事故のこと

昨日、羽田空港で、離陸滑走中の大韓航空機のエンジンから出火する事故があった。
事故を起こしたのはボーイング777-300型、レジ番号はHL7534。
自分の撮影記録を見ると、過去に3回撮影している。
最近の撮影は5月24日で、わずか2週間前の撮影だった。


HL7534
5月14日 羽田空港 34Rから離陸


HL7534
2013年11月
成田空港 16Rから離陸

今回の事故は左翼のエンジンから出火したのだが、報道によるとエンジン内部が何らかの原因で壊れ、部品が散乱している模様だ。
異物を吸い込んでタービンブレードを破壊したのだろうか。もしかするとバードストライクの可能性もあると思う。
いずれにしろ、大事故に至らなくてよかった。


航空機は他の乗り物と比べても、一段上の安全性を要求されるので、離陸滑走中にエンジンが1基停止、あるいは重大なトラブルがあった場合でも、残りのエンジンで離陸できることが必要とされる。
現在では、B777のような大型機でも双発が普通なので、エンジン1基のみでも離陸が可能でなければならないということだ。
旅客機は、飛行の条件によって設定されるV1(離陸決定速度)というのがあって、この速度に達する前にエンジンが1基停止した場合には、ただちに離陸を中止することになっている。(今回はこのパターン)
すでにV1を超えていた場合には、滑走路内に安全に停止することが出来ないので、そのまま離陸することになる。
今回、事故発生時の速度がV1を超えていたら、それこそ大惨事になっていた可能性が高いと思う。

B777-300という大型機ではあるが、ソウル行きならば燃料はそれほど積んでいない軽い機体だ。
こういう場合は、実際に見ていてもローテーション(機首上げ)は結構早い。
想像ではあるが、10数秒程度の余裕しかなかったのではないかと思う。ぞっとする話だ。原因を早く突き止めてほしいと思う。

キビタキ@奥日光

キビタキ
スズメ目ヒタキ科
体長14cm
撮影 2016.5.22 栃木県日光市戦場ヶ原



キビタキは非常に多かった。
湯ノ湖周辺から戦場ヶ原の自然研究路に沿って、至るところで囀っていた。

キビタキは日光市の鳥に指定されていた。
ところが2011年に、カワセミとウグイスに変更になってしまった。
これは2006年に、日光市、今市市、足尾町、藤原町、栗山村が合併して現在の日光市が出来たことが影響している。
カワセミとウグイスは別にいいのだけれど、市の鳥としては一番ありきたりで、日光らしさが感じられない。

鷺林の種蒔桜(福島県北会津町)

鷺林の種蒔桜
福島県北会津町
撮影 2016.4.17


八王子神社の境内に立っている。鷺林というのはここの地名。
「八王子」という名前は牛頭天王(ごずてんのう)と8人の王子(八王子)を祀る信仰によるもので、八王子神社は各地にある。
もちろん東京の八王子市も八王子神社に由来する。

樹齢130年ほどのエドヒガン。
この時間帯、一時激しい雷雨になった。
それが翌日の桜撮影に影響を与えることになった。


次回は米沢の千歳桜(福島県会津美里町)

ノビタキ

ノビタキ
スズメ目ヒタキ科
体長13cm




飛島(5/2)
GWの飛島では毎回必ず見られた鳥だが、去年はなぜか1羽も確認出来なかった。
今年も自分が見たのはこの個体のみで、娘が別に1羽を見た。




奥日光、戦場ヶ原(5/22)
戦場ヶ原のノビタキも、今年は少ないようだ。
近くに来たのはこの個体のみで、遠くの個体が多かった。

石部桜(福島県会津若松市)




石部桜
福島県会津若松市
撮影 2016.4.17

一旦磐越道に乗り、トンネルを抜けて猪苗代湖が見えると、ようやく青空が見え始めた。
会津地方は寒冷地のイメージがあり、桜の開花は遅いだろうという見込みでやって来た。
とは言ってもまだ17日。本来ならばまだ桜の見頃ではないように思うのだが、実際にはそうでもなかった。

会津に入って一本目は石部桜。
 石部桜(会津若松市)
 伊佐須美神社の薄墨桜(会津美里町)
 虎の尾桜(会津美里町)
 杉の糸桜(会津坂下町)
 磐椅神社の大鹿桜(猪苗代町)
を総称して「会津五桜」と言う。
石部桜はエドヒガン、杉の糸桜はシダレザクラだが、あとの3本はかなり珍しい種類のサトザクラとのことだ。
この5本が選ばれた根拠や経緯は不明だが、とりあえず会津を代表する5本の名木ということで知られている。

五桜の中で最も有名なのが石部桜だろう。
NHKの大河ドラマ「八重の桜」のオープニングで使われたのも人気に拍車をかけた。

桜の周囲は農地であり、車では近づけない。
この時期は臨時に駐車場が用意されていて、7~8分ほど歩く。
実は遠目にもすでに葉桜で、行くかどうか迷ったが、折角ここまで来たのだからと行って見る。

推定樹齢は600年。
根本から10本もの幹に分かれ、地を這うような独特の樹形である。
枝張りも大きく、非常に見ごたえのある桜であることは間違いない。
恐らく観光客が非常に多いのだろう。桜の周囲は立ち入り禁止の看板、ロープで包囲されている。
その上、頭上には電線も通っていて、名木であることは認めるが、どうにも撮影しにくい桜ではあった。
満開だったら、切り取っても遠望しても絵になるのだが。


次回は鷺林の種蒔桜(福島県北会津町)

アカボシゴマダラ春型@茨城

アカボシゴマダラ春型
撮影 2016.5.15~19

アカボシゴマダラは、国内では奄美大島以南に分布している南方系のチョウである。
奄美産の亜種の他、中国産の亜種と台湾産の亜種があるとされる。

関東では1995年に埼玉県で発見されたのが最初である。
これは奄美産の亜種ではなく、台湾産の亜種とも異なっていて、中国産の亜種であると考えられている。
中国産亜種の春型には白化した個体が見られ、こういう特徴は奄美産のものには見られないと言う。

1990年ごろから、中国産の亜種を生きたまま国内に持ち込む愛好家が現れ、これらの愛好家によって人為的に放蝶されたと考えられている。
1998年に神奈川県に侵入、その後神奈川県を中心に分布を広げている。
茨城県では2011年に発見されている。



牛久市内(15日)
白さが目立つので♀と思われる。
牛久市内では、去年幼虫を見つけたという話を聞いた。




つくば市内(19日)




これは別個体で、後翅に淡い赤斑が見える。これが♂かも知れない。


こうなると最早普通にいるのかも知れない。
こういう人為的放蝶をするというのは、どういう人たちなのだろうか。
話は違うが、静岡県や神奈川県の方から茨城県にわざわざクマゼミを運んで来て放している人たちがいるということがネット上にあった。
理解不能な行動だ。

ノゴマ@飛島



ノゴマ
スズメ目ヒタキ科
体長16cm
撮影 2016.5.2 山形県酒田市飛島

北海道では比較的普通に見られるようだ。
その他日本各地で、渡りの時期に見られることがある。

ノゴマの情報はあったのだが、なかなか見つからなかった。
2日目、鼻戸崎展望台に行く道の途中で見つけたが、一瞬で見失った。
そのあと校庭で見ることが出来た。

3日目の早朝、畑の近くで囀っているノゴマがいた。
姿は見つけられなかったが、囀りを録音することが出来た。
ノゴマの囀りは、北海道でなければなかなか聴けないと思うので、これは嬉しかった。

相応寺のシダレザクラ(福島県大玉村)


相応寺のシダレザクラ
福島県大玉村
撮影 2016.4.17

相応寺のシダレザクラは推定樹齢350年。
非常に整った美しい姿の桜で、これも晴天の満開時に再訪したい一本である。

相応寺は、もともと安達太良山の一峰に建立されたのだが、積雪や火災の被害で当地に移ったのだと言う。


次回は石部桜(福島県会津若松市)

馬場ザクラ(福島県大玉村)

馬場ザクラ
福島県大玉村
撮影 2016.4.17






午後は会津方面に向かう。
途中、本宮あたりは期待できないので、大玉村の2本を見て行くことにした。

言い伝えによると、当地は平安時代の末期、八幡太郎義家が奥州に向かう際の馬場であった。
義家が地面に刺した鞭が根付いたのがこの桜であると言われている。
古木にはよくある伝説である。

かつては樹高15m、枝張り25mにも及ぶ大木だったが、今はその名残を残すのみである。
ひこばえが成長し、往時の姿を取り戻すには数百年を要するだろう。
国指定天然記念物。


次回は相応寺のシダレザクラ(福島県大玉村)

シメ@飛島



シメ
スズメ目アトリ科
体長19cm
撮影 2016.5.1~3 山形県酒田市飛島

シメは、冬鳥として各地で普通に見られる。
国内では北海道で繁殖する。
ずんぐりした体形だが、体重もそれなりに重く40gほどある。これはホオジロの2倍ほどの値だ。

繁殖期になると、嘴が銀色になる。
これは嘴の表皮が剥がれ落ちることで色が変わるようだ。
シメは固い木の実を易々と割ることが出来る。普通はそういうことはないだろうが、噛まれると肉をえぐり取られてしまうほどの力を持っている。

シメの特徴として、内側初列風切(P1~P5)の先端が、えぐれたような独特の形になっていることが挙げられるが、後ろから見るとその特徴がよくわかる。

5/22 奥日光

2016.5.22
栃木県奥日光
8:00~15:40

マガモ
カルガモ
キジバト
カワウ
カッコウ■
トビ
ノスリ
コゲラ
アカゲラ
アオゲラ S
モズ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
コガラ
ヤマガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ツバメ
イワツバメ■
ヒヨドリ
ウグイス S
エナガ
メボソムシクイ S
エゾムシクイ S
センダイムシクイ S
メジロ
ゴジュウカラ
ミソサザイ
ムクドリ
ムクドリ
カワガラス■
コルリ S
ノビタキ
コサメビタキ
キビタキ
オオルリ S
ニュウナイスズメ
スズメ
キセキレイ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ビンズイ
イカル
ホオアカ
アオジ
以上46種

2年ぶりに奥日光での探鳥会を行った。参加者11人。
例年に比べ、エゾハルゼミが鳴きはじめるのが早く、鳥の声が聞きづらかった。
戦場ヶ原ではノビタキ、ホオアカが少ない。
オオジシギも確認出来なかった。
キビタキは非常に個体数が多い。
最近、戦場ヶ原でもビンズイを見ることが多くなった印象がある。

ここまで175種+1亜種+その他5種

慈徳寺の種蒔桜(福島県福島市)

慈徳寺の種蒔桜
福島県福島市
撮影 2016.4.17

福島県立美術館で展覧会を見たあと、再び桜巡りだが、雨も激しくなり、桜の撮影という雰囲気ではなくなって来た。
そうでなくても、福島市方面の桜にすでに見ごろのものはなさそうだった。
午後からの天気回復に期待し、今日は会津方面に向かうことにする。
その前に、この桜だけは見ておこうと思った。





福島市の西部、土湯温泉方面に向かう。
このあたりは果樹園が多く、フルーツラインと呼ばれている。
慈徳寺はその果樹園地帯を見下ろす小高い丘の斜面にあり、遠望してもその桜の見事さは十分に伝わって来る。

すでに葉桜になってしまったが、桜の宝庫福島県でも指折りの名木ということはわかる。
木を取り囲むように縁台が作られているのが珍しい。

この時間帯、一番雨が激しかった。
天気がよければさぞ素晴らしい情景だろう。これは再訪しなければならない桜だと思った。


次回は馬場ザクラ(福島県大玉村)


小倉寺観音の稚児桜(福島県福島市)



小倉寺観音の稚児桜(新緑)
福島県福島市
撮影 2016.4.17

大蔵寺、あるいは小倉寺観音と言う。
ここには古木の桜が2本あり、これはそのうちの1本で「稚児桜」と名付けられている。
西暦1821年に書かれた文献に、既に老木であったという記述が見られる。
小ぶりな桜だが、幹の内部はすでに朽ちており、樹皮だけで生きているような姿である。
開花が早い桜なのか、すでに初夏の装いだった。


この桜に伝わる伝説。
南北朝時代、鎌倉建長寺の蔵主和尚が当寺に逗留し、稚児の白菊丸に自分を訪ねて来るように告げて帰った。
白菊丸は、はるばる和尚のもとを訪ねたのだが、会うことがかなわず、江の島から身を投げてしまった。
今でも「稚児が淵」として残っている。
余りにも哀れということで、ここに桜を植えて菩提を弔ったとされる。

ただ、江の島の「稚児が淵」に伝わる伝説は、上の話とは若干違うようだ。


次回は慈徳寺の種蒔桜(福島県福島市)

マミチャジナイ@飛島



マミチャジナイ
スズメ目ヒタキ科
体長22cm
撮影 2016.5.2 山形県酒田市飛島

今年の飛島は、とにかくツグミが多かった。
アカハラ、シロハラも多く、クロツグミも至るところで囀っている。
そういう状況なのでマミチャジナイには期待していたが、2日目に校庭で見ることが出来た。
ちょっと遠かったが、少なくとも3個体程度はいたようだ。

芳水の桜(福島県福島市)




芳水の桜
福島県福島市
撮影 2016.4.17

10年ほど長野の桜を追いかけて来たが、今年は趣向を変えて福島県の桜巡りである。

ここ数年、福島の桜は開花が早い。
地域にもよるが、福島は4月下旬というイメージだが、今年は10日ほども早い感じがする。
三春、郡山方面は期待薄。北の方の福島市はどうだろうかと、まず芳水の桜に行って見たが、やっぱりもう終わりだった。

農業用のため池のそばに植えられ、その樹形の良さと水面に映る姿がカメラマンに人気の桜である。
この日は肝心の桜が葉桜になってしまい、雨模様ということもあって、人の姿はなかった。


次回は小倉寺観音の稚児桜(福島県福島市)

オオルリ@飛島



オオルリ
スズメ目ヒタキ科
体長16cm
撮影 2016.5.3 山形県酒田市飛島

去年はオオルリが異常に多く、1本の木に♂♀が4羽などということもあった。
今年はそれほどでもなかったが、3日目に増えた感じがした。
島ではあまり囀らないが、3日目の早朝、囀りを録音することが出来た。
あまり上手な歌ではなかった。まだ練習中といった感じ。「ジジッ」という濁りがあるのでオオルリとわかったぐらいで、名歌手ぶりを発揮するにはもう少しというところだった。

オオルリ、ウグイス、コマドリを「日本3鳴鳥」と言う。
日本には他にも、クロツグミ、ミソサザイ、ノジコなどの名歌手がいるが、色々な声を聴いてみると、やっぱりオオルリが一番だと思う。
今週末は奥日光に行くので、オオルリの絶品の歌声をぜひ聴きたいものだと思う。

沢の大桜(千葉県香取市)



沢の大桜(新緑)
千葉県香取市
撮影 2016.4.16

これはヤマザクラと聞いていた。
千葉県には「吉高の大桜」というヤマザクラの名木があって、大体4月中旬に見頃となる。
同じような地域だからこの桜も見頃なのではないかと思ったのだが、案に相違してすでに初夏の装いだった。
特に開花が早い桜なのだろうか。来年はもっと早く行ってみないといけない。


樹齢は約300年。
株立ち上に大枝を四方に広げる巨木である。
もとは眞浄寺というお寺の境内であった。
町道の拡張で伐採されるところだったが、住民の要望で保存されることになった。
中央分離帯にあると言うと撮影しにくそうだが、こちら側の道路はそれほどの交通量もない。

「道の駅くりもと」から、250mほどの場所にある。
隣がセブンイレブンなので、買い物ついでに撮影した。


次回から福島編。初めは芳水の桜(福島県福島市)

国立西洋美術館

上野の国立西洋美術館がユネスコの世界遺産に登録される見通しとなった。
「ル・コルビュジェの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献」というのが正式な名称だ。
ル・コルビュジェが残した作品のうち、国立西洋美術館を含む17の作品を一括して登録する。
母国フランスを含めて7か国にまたがっているという、珍しい例となる。


先週、カラヴァッジョ展に行って来たばかりだ。
先週行っておいてよかった。今週末はこのニュースの影響で大混雑になるだろう。
直接の関係はないが、若冲展も今週末が会期中最後の土日になるので、絶望的なほどの混雑になると思われる。



外観




中央に位置する吹き抜けの「19世紀ホール」
コルビュジェによって命名された。
三角形のトップライトから自然光が降りそそぐ。




2階展示室は、中央の吹き抜けを囲む形の回廊になっている。
天井が低くなってい部分は、屋根からの自然光を取り入れる装置だが、現在は人工照明によっている。
中3階に登る階段は、使われたことがない。




奥に見えるのは、フェルメール作とされる「聖プラクセディス」
この作品のみ撮影不可(この写真は展示室全体を撮影したものなので可)
「聖プラクセディス」は個人蔵で、国立西洋美術館が寄託を受けているのものである。(そのために撮影不可なのだと思われる)
フェルメールの作作品であるかどうか、見解が分かれている。
真作であるにしても、イタリアの画家フェリーチェ・フィケレッリの模写であるとされている。




新館増築の際に作られた模型
19世紀ホールと、それを取り囲む回廊状の展示室、そこに自然光を取り入れるための仕組みがよくわかる。

・・・・・・

ル・コルビュジェはペンネームで、本名はシャルル・エドゥアール・ジャンヌレと言う。
フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並んで、世界三大建築家と称される。
なおこの名前は発音しにくいので、色々な表記が見られる。
NHKでも、朝日新聞でも「コルビュジエ」を使っているが、自分は慣例として「コルビュジェ」を採用している。

代表作は、サヴォワ邸、マルセイユのユニテ、ロンシャンの教会、ラ・トゥーレット修道院、チャンディガールなど。
国立西洋美術館がコルビュジェの代表作のひとつとされることは、普通はない。
コルビュジェは基本設計を手掛けたのみで、実施設計は前川國男、坂倉準三、吉坂隆正を中心に行われたからである。
実際に見たことがあるが、コルビュジェは3枚ほどのスケッチを残しただけである。
それでもこの建築がコルビュジェの重要な作品として世界遺産に登録されることになったのは、コルビュジェの建築とその思想が日本に与えた影響の大きさが評価されたのではないかと考える。(選定理由にも「近代建築運動への顕著な貢献」とある)
実際、コルビュジェが日本の近代建築に与えた影響の大きさは計り知れない。
それは世界中で、日本において一番大きかったと思われる。
コルビュジェに直接師事した、前述の前川國男、坂倉準三、吉坂隆正を始め、丹下健三もコルビュジェに多大な影響を受けている。
前川や丹下から連なる日本の近代建築の系譜を見れば、コルビュジェという建築家の存在は巨大である。

そう考えた時、前川國男の存在に今一度思いを馳せて見よう。
西洋美術館に増築された新館は、前川によって設計された。
西洋美術館に向かい合う東京文化会館も、若冲展で賑わう東京都美術館も前川の設計である。
今後、西洋美術館を見る人は、コルビュジェの影響をストレートに受けた戦後日本建築の代表的傑作、東京文化会館にもぜひ注目してほしい。
この向かい合う2つの建築は、戦後日本建築の金字塔であると今さらながら思う。
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