FC2ブログ

ブルームーン


撮影 2015.7.31

1ヶ月に2回満月がある場合、ブルームーンと言うらしい。
3年に1度ぐらいあるとのことなので、さほど珍しい現象ではないようだが。

400mm手持ちで撮影

マーラー/交響曲第8番


8番はどちらかと言うと苦手の曲だ。マーラーの中で一番苦手と言ってもいい。
7番も苦手とは言ったが、それは第4楽章までと第5楽章がうまくつながらないからだ。
7番に関してはどこを切り取ってもマーラーらしさに溢れている。

8番は俗に「千人の交響曲」と呼ばれる。
これは演奏にほぼ1000人を必要とするということから、初演の際しての宣伝文句として使われたとされる。
実際の演奏に要するのは850人ほどだが、初演の時には実際に1000人を超えたらしい。
これだけの規模の曲なので、演奏するのも容易ではない。マーラーの作品の中でも演奏機会が最も少ないのは当然だ。

全体は通常の楽章構成を取らず、2部に分かれる。
第1部はラテン語による讃歌「来たれ、創造主たる聖霊よ」
第2部はゲーテの「ファウスト」終末部分に基づいた歌詞が使われている。
すでに交響曲というより、大規模なカンタータかオラトリオのような作品となっている。
全体的に肯定的内容で、マーラー特有の厭世観や死のイメージからは遠い。


ここに取り上げたのは、ショルティ&シカゴ交響楽団のヨーロッパ公演の際に行われた録音である。
1971年 ウィーン、ゾフィエンザールで録音

そのメンバーを見ると
 ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
 ルチア・ポップ(ソプラノ)
 アーリン・オジェー(ソプラノ)
 イヴォンヌ・ミントン(メゾソプラノ)
 ヘレン・ワッツ(アルト)
 ルネ・コロ(テノール)
 ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
 マルッティ・タルヴェラ(バス)
 ウィーン国立歌劇場合唱団
 ウィーン楽友協会合唱団
 ウィーン少年合唱団
 シカゴ交響楽団
 ゲオルグ・ショルティ(指揮)

笑ってしまうほどの超豪華メンバーだ。よくこれだけ揃えたものだ。デッカの気合のほどがうかがえる。


このあと交響曲「大地の歌」を経て、最高傑作の第9番へと続く。
マーラーは、やっぱり順を追って聴くと見えてくるものがあるように思う。

ジェットスターの787



ジェットスター
B787-8(VH-VKE)
撮影 2015.7.18
成田空港 さくらの山

成田ではジェットスターの機材を頻繁に見るが、それは正確に言うとジェットスター・ジャパンという日本のエアラインである。
今回のジェットスターはオーストラリアのエアラインで、カンタス航空の子会社。
ちなみにジェットスター・ジャパンは、カンタス航空や日本航空などが出資している。

ゴイサギ@土浦



ゴイサギ(幼羽)
ペリカン目サギ科
体長57.5cm
撮影 茨城県土浦市

ゴイサギ幼鳥の星模様は、雨覆先端が白いことで出来ている。
翼を広げたところを見ると、大雨覆と中雨覆、それぞれ初列と次列の成り立ちがよくわかって面白い。

B787-9



ニュージーランド航空
B787-9(ZK-NZE)

B787-8の胴体を6.1m延長した機体。
機首部分が長くなっているので、一見してプロポーションが違う。
JAL、ANAともに導入しているので、今後は見る機会が増えると思う。

これはオールブラックの特別塗装機。




比較のため
日本航空
B787-8(JA825J)

1枚目と2枚目のドアの間を見ると違いがわかる。

スホーイ スーパージェット100(ヤクティア・エア)


スホーイ スーパージェット100
ヤクティア・エア(ロシア)
RA-89011
撮影 2015.7.18 さくらの丘

スホーイは、ソ連時代はスホーイ設計局として主に軍用機を製造していたが、現在は株式会社スホーイ・カンパニーとして民間機も手掛けている。
ソ連時代とは異なり、純国産ではなく各国と共同で開発を行っていて、本機のエンジンはフランスのスネクマとの共同開発であり、販売に関してはボーイングも関わっていると言う。
スホーイの飛行機をボーイングが売るなど、以前は考えられなかった。

この機が離陸した時、320でも737でもないこの機体は一体何だろうかと思ったが、あとで調べてわかった。
60~95席程度の、いわゆるリージョナルジェットで、A320よりも一回り小さい機体である。

カタール航空、FCバルセロナ塗装機


カタール航空
B777-300
A7-BAE
FCバルセロナ塗装機

カタールのドーハに本拠地を置くナショナル・フラッグ・キャリア
カタール航空は、エアバスの最新鋭機A350XWBのローンチングカスタマーになるなど、新しい機種を積極的に導入している航空会社である。
2013年のシーズンから、FCバルセロナのスポンサー契約を結んでいる。
この塗装機は今回成田に初飛来したものと思われる。

タヒチとニューカレドニア



撮影 2015.7.18 成田空港16R さくらの山
エアカラン(エア・カレドニア・インターナショナル)
A330-200 F-OJSE

エアカランはフランス領ニューカレドニアの航空会社
ニューカレドニアは、オーストラリアの東、1200kmほどのところにある。



11日に撮影した同機の着陸







撮影 2015.7.18 成田空港16R さくらの山
エア・タヒチ・ヌイ
A340-300 F-OJGF

フランス領ポリネシアのタヒチを本拠地とする航空会社
ニューカレドニアからさらに東には、バヌアツ、フィジー、トンガ、サモアなどの島々があり、タヒチはかなり東に位置している。

この機は着陸体勢から上昇、左旋回し、16分後に着陸した。
風が強かったため、着陸をやり直したのだと思われる。

騰波ノ江駅とその周辺



関東鉄道常総線「騰波ノ江駅」は、歴史ある地名を伝える駅であるとして、「関東の駅100選」に選ばれた。

鬼怒川は約2000年前、現在の下妻市比毛のあたりで小貝川と合流するようになり、それが原因でここに大きな湖が出現した。それが鳥羽の淡海(とばのあうみ)である。
万葉歌人は「つくばねのもみぢちりしく風吹けば とばの淡海に立てる白波」と詠んだ。
その後鬼怒川が流れを変えると鳥羽の淡海は姿を消し、騰波ノ江(とばのえ)の地名が残った。







近くにある騰波ノ江小学校
安易なひらがな地名が流行る時代だが、歴史ある地名を残していくのは大事なことである。




鳥羽の淡海の跡は、今は広大な美田に変わった。
遠景に見えるのは筑波山。
「日本百名山」を著した深田久弥は、標高1000mに満たない筑波山を選ぶに当たり、鳥羽の淡海のような歴史ある古い地名が今に残っていることを挙げている。

ちなみに養蚕が盛んだった地域を流れる小貝川は、かつて「蚕飼川」と書かれたこともある。
鬼怒川は、旧国名「毛野国」を流れることから「毛野川」と呼ばれたが、「衣川」「絹川」の字があてられたこともある。
両河川に挟まれたもう1本の川は現在でも「糸繰川」と言う。
当て字かも知れないが、昔をしのぶことが出来るいい名称が揃っていると思う。

コシアカツバメ@千葉県

コシアカツバメ
スズメ目ツバメ科
体長19cm
撮影 2015.7.20 千葉県



夏鳥として飛来し、コンクリートの構造物に徳利型の巣を作る。
飛来地はやや局地的だが、この場所は比較的よく知られている。







前の場所から、以前見つけた別の場所に移動して見た。
数羽が高速で飛び交っていたが、この鳥は翼と尾を広げて滑るように飛ぶことがあり、飛翔に関してはツバメより撮影しやすいかも知れない。

新国立競技場はどこで間違えたのか

迷走を続ける新国立競技場の改築問題は、今日安倍首相が白紙撤回を発表するという形に展開した。
この問題はすでに袋小路に入っており、現行案で突き進むか、白紙撤回かの二者択一を迫られていた状態なので、今日こういう結果が出たことに驚きはない。
安倍首相にして見ると、白紙撤回しても自分に傷はつかないばかりか、むしろ得点源になるとしての政治的パフォーマンスだろう。
森喜郎氏を説得して決断したというイメージも演出して見せた。計算されたパフォーマンスと見ることが出来る。
そもそもこれは首相が決断する事項なのだろうか。いつから日本は独裁国家になったのか。

今更ではあるが、この問題はどこに間違いがあったのかを、オリンピック招致活動と、新国立競技場改築計画の流れを時間軸に沿って考えてみる。

2011年12月13日 野田内閣がオリンピック東京招致を閣議決定
2012年 2月13日 IOCに東京招致の申請ファイルを提出
2012年 5月23日 IOC理事会において正式に候補地に決定
2012年 7月20日 新国立競技場デザインコンクール募集要項の受付開始
2012年 9月 3日 要項に係る質疑回答
2012年 9月25日 上記コンクールの提出期限
2012年10月 8日 技術審査会議
2012年10月16日 一次審査を行い、応募46作品から11作品に絞る
2012年11月 7日 二次審査を行い、当選案決定
2012年11月15日 結果発表
2012年12月26日 安倍内閣発足
2013年 1月 7日 立候補ファイルをIOCに提出
2013年 9月 7日 東京開催が決定
2014年 5月24日 基本設計を公表

東京が正式に候補地となったのは2012年5月。
詳細な開催計画をIOCに提出したのが翌年の1月なので、この約7ヶ月間にメインスタジアムを含む基本構想をまとめ上げる必要があった。
そこでこの間に問題のコンペ(デザインコンクール)が行われたわけだ。
その募集要項を読むと、
 競技の名称は「新国立競技場基本構想国際デザイン競技」
 競技の目的は「新国立競技場の改築に係る基本構想デザイン案を募集する」
とある。
あくまでも「基本構想」の「デザイン案」を募集するとされているだけで、基本設計・実施設計に直結するものではない。
最優秀者はデザイン監修者とし、基本・実施設計者は別に決定することが要綱の中にも書いてある。
コストについては、要綱の中に1300億円という数字が提示されていて、これについては応募者には「意見を求める」とはしている。
募集から提出までわずか2ヶ月、審査期間は1ヶ月半しかないというスケジュールの中で、コストの試算を行うことは不可能だろう。
「コストのことはわからない」とした安藤忠雄氏の説明は無責任にも聞こえるが、わからないでもない。

事業主体であるJSCとしては、詳細な開催計画の中にインパクトのある絵が欲しかったのだろうとは想像できる。
今回の計画を支持する向きには、この案を提示したことによって東京招致が実現したという意見もある。それはそれで良い。
だが、この段階ではあくまでも基本構想なのだから、基本構想としての絵を描いておけばよかったのである。
開催決定後の2013年秋に国際コンペをやれば何の問題もなかったのに、2012年になぜ性急な「デザインコンク-ル」を行ったのか、そこが一番不可解な点である。

今回の実施設計に関わった人には徒労感だけが残っただろう。
すでに莫大な「お金」と「労力」と「2年という時間」と「アイデア」が浪費された。その責任はだれが取るのか。

「文化芸術懇話会」に異議を唱える


画像は、モーツァルト作曲のクラリネット五重奏曲
レオポルド・ウラッハ(クラリネット)とウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団による1951年の演奏
本文とは関係ないが、「芸術」とはどういうものかを端的に示すために提示した。


自民党の中堅・若手議員による勉強会で、言論の自由を否定する発言が相次いだ問題については、すでに各方面から批判が相次いでいるが、そのあまりにも低レベルな内容について、改めては取り上げない。
より深刻な問題は、こういう発言をした議員に対して「厳重注意」という、痛くも痒くもない処分しかできない今の自民党の現状の方にあると思う。

本来ならば、議員罷免に当たる発言である。
なぜならば
 問題の議員は「言論の自由」を否定している
 「言論の自由」は憲法が保障している
 国会議員は憲法を守る義務がある

官邸サイドは「こういうことを言うのも言論の自由」
というようなことを言ったが、これはもう度し難いといか言いようがない。
もとより「言論の自由」というが、何でも許されるわけではない。
例えば人種差別に属する発言は許されない。
なぜならば、人種差別そのものが法の下の平等に反するものとして憲法上許されないからである。

「差別の禁止」と「言論の自由」の問題は、ヘイトスピーチに関しても議論された。
ヘイトスピーチを禁止している国も多い。
ヘイトスピーチを法律で禁止すべきかについては、言論の自由の観点から問題があるとする意見もあるが、日本国憲法の精神から見ると、私は禁止すべきであると考える。
それは差別の禁止の方が重要であると考えるからだ。
それについては異論もあるだろうが、憲法の解釈と言うのはそういう風に考えていくものだと思う。
ところがヘイトスピーチを法律で禁止すべきかという問題が俎上に上ったときに、自民党のある有力議員は
「国会前で行われている反原発デモにもそれを適用できないか」と言った。
これには正直唖然とした。

憲法第九十九条には
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
とある。
「国民」には憲法を守る義務はない。それが立憲主義というものの本質である。
そのことも全く理解していない国会議員が多すぎる。
安倍首相は、立憲主義そのものを古い考え方であると言ってのけた。これも驚くべき発言である。
自民党の憲法草案には、立憲主義の否定、基本的人権の制限など、より多くの問題がある。
そのことは改めて記事にしたいと思う

今上天皇は即位に際して
 「憲法を守る」
と言われた。
そのことを国会議員たちは今一度噛み締める必要があるのではないか。

なぜ国会議員の質がこれほど低下してしまったのだろうか。
話は飛躍するようだが、やっぱり小選挙区制が影響しているのは間違いない。
本来、自民党は自由で闊達な議論が行われるのが長所だったはずだ。
自民党内にも、現政権のやり方に内心反対の人は多いはずだが、そういう声は全く上がって来ない。
官邸に権力が中し過ぎた結果、異論を言える雰囲気にないのだろう。
何か言えば次回の選挙に公認されないかも知れないという恐怖が支配しているのだろうか。政治家として恥ずかしくないか?

・・・・・・

なぜこの記事を書こうかと思ったか
例の「勉強会」の名称が「文化芸術懇話会」というところに、看過できない違和感を覚えたのである。
 ”心を打つ「政策芸術」を立案し、実行する知恵と力を習得するための会”
ということが設立趣意書にある。
安倍首相の考え方に賛同し、応援してくれる文化人・芸術家を集め、首相の応援団としようという意図があるようだ。
賛同する文化人を講演者として探したところが見つからず、結局身内とも言える百田氏しかいなかったというところが実情らしい。
上の「設立趣意書」の意味するところはわかりにくいが、
 自分たちの思想に合った文化・芸術を推進して行く
という意向が明らかに見えるのは、断じて見過ごせない。

 自分たちの価値観で文化・芸術を色分けする
というのは、意に沿わないものを「退廃芸術」として切り捨てたナチスドイツの思想と全く同じである。
国家権力が文化・芸術に介入しようとすること。それは
 スターリン時代のソ連
 文革時代の中国(中国は今でも本質的に変わらないという見方もあるが)
 現在の北朝鮮
などで繰り返し行われているが、無価値なものしか生み出せなかった。

北朝鮮のニュース映像の中には、指導者を称える音楽とか、国民の士気を高揚させるための音楽などがよく流れているが、あのような音楽に心を動かされる人が果たしているだろうか。恐らくほとんどいないだろう。
芸術の価値というのは「自由であること」が絶対条件だと思うからだ。
自民党のある勢力はそういうところを目指しているのか?
あなた方が一番嫌っている体制ではないのか?


かの国が流している音楽を何千曲、何万曲集めてもモーツァルトのワンフレーズに及ばない。
それが誇張でないことは、クラリネット五重奏曲の冒頭数小節を聴いただけも明らかだろう。
嘘だと思ったら冒頭のレコードを真摯に聴いてみてほしいと思う。

ヴィラ=ロボスのギター作品集


ジュリアン・ブリーム(ギター)
1979年発売のLP

収録曲
ヴィラ=ロボス作曲
■12の練習曲
■「ブラジル民謡組曲」から4曲

エイトール・ヴィラ=ロボスは1887年、ブラジル生まれの作曲家。
南米出身としては最も有名な作曲家であるとともに、20世紀を代表する作曲家の一人とも言われている。
クラシックの技法にブラジルの音楽を巧みに取り込んだ作風で知られる。
代表作は「バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)」
ブラジルの民族音楽を素材に、バッハが書いたような音楽を創造しようとした試み。
バッハがブラジル人だったらこんな曲を書いたのではないか、と考えると面白い。

ギターのための作品は決して多くはないが、いずれも現代のギタリストにとって重要な作品となっている。
12の練習曲は特に優れた作品とされる。
「ブラジル民謡組曲」は、初期の作品で、リオデジャネイロで生まれた一種のセレナード「ショーロ」を題材に、抒情的な旋律が奏でられる。

ブラジル音楽というと一般にサンバが連想されるが、ショーロを含む様々な音楽ジャンルが混じりあって出来上がった音楽という風に考えられている。

ドクターヘリ

ドクターヘリは、救急医療用の医療機器等を装備した専用ヘリコプターである。
救急医療の専門医及び看護師が同乗して救急現場等に向かい、現場から医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことができる。
現在、全国に45機が配備されている。



朝日航洋
川崎BK117C-2
JA117R
茨城県内で撮影

前橋赤十字病院高度救命救急センターに配備されているもの
群馬県、栃木県、茨城県はドクターヘリの運用に関して、提携を結んでいる。
BK117C-2は、日本の川崎重工とユーロコプター・ドイツ社が共同で開発したもの。
フランス、チュルボメカ社製ターボシャフトエンジン2基に、4枚ブレードのローターを有する。




同じく朝日航洋
MDヘリコプター(旧マクダネル・ダグラス) MD-900Explorer
JA6790
千葉県内で撮影

日本医科大学千葉北総病院に配備

P&W製ターボシャフトエンジン2基に6枚ブレードのローターを有する。
ノーターと呼ばれる機構を用い、テールローターがないタイプ。

コジュリン@神栖



コジュリン
スズメ目ホオジロ科
体長15cm
撮影 2015.7.11 茨城県神栖市

しばらく葦原での鳥見をしていなかったので、これが今年の初認。
オオセッカは結構多かったのだが、コジュリンは例年に比べて少ない印象だった。
浮島や河内、龍ヶ崎でもコジュリンが少ないような気がするので、ちょっと心配だ。

B747-8F

ボーイング747-8は、747-400型の後継機として開発された超大型機である。
従来の747よりも胴体を伸ばし、主翼も大きくなっている。
全長76.3mは、世界最長の旅客機である。

旅客型の747-8と貨物型の747-8Fがあるが、貨物型が先行した。
旅客型はルフトハンザなどが導入しているが、まだ少ない。A380のライバルというよりは、A380とB777-300の間を狙った機体という位置づけのようだ。

貨物機の受注はかなり好調のようだ。
もともと747は貨物機として多く使用されている。
航空貨物の約半分が747によるものらしい。




N858GT 成田空港 16R




N856GT 成田空港 16R

ポーラーエアカーゴ
真っ白な塗装の変な機体
ネットで調べてみるとアトラス航空の機体とあるのだが、機首部分に
 Operated By POLAR AIR CARGO
と書いてある。

アトラス航空はアメリカの貨物専門航空会社で、多くの旅客用747を購入して貨物用に改造している他、新造の貨物機も導入している。

ポーラーエアカーゴはアトラス航空の親会社に買収されたが、DHLが株式の49%を保有しているらしく、そんな関係でDHL所有の機体も運航している。
DHLのロゴが入ったポーラーの機体は成田ではお馴染みだ。




日本貨物航空 JA12KZ 成田空港 16R




日本貨物航空 JA14KZ 茨城県稲敷市内

日本貨物航空は同機を8機所有している。
レジ番号はJA11~18KZ

新国立競技場迷走の主犯は誰か



迷走を続ける新国立競技場の建設計画は、事業主体のJSC(日本スポーツ振興センター)が、総工費2520億円で計画を進めることを決定した。
賛成している人が見当たらない、どうしてこういう計画が通ってしまうのか、全く理解に苦しむ展開である。

2520億円。
これは法外な金額である。
どれほど途方もない金額か、比較にすべきスタジアムが横浜にある。
横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
収容人員は約72000人なので、新国立競技場よりもやや少ないが、もともと横浜市がオリンピック招致を目指して建設した。
1998年竣工で、総工費は約600億円である。
これと同程度のものを作ればいい。1000億円はかからないだろう。出来ればもっとスマートなデザインのものを。それは十分可能なはずだ。
今回の迷走ぶりを見ていると、突拍子もない発想だが「横浜でやれば?」とさえ思えてくる。

法外とも思えるこの金額の直接的な原因になっているのが、スパン370mにも及ぶ巨大なキールアーチにあるのは間違いないが、本質はもっと根深いところにあるような気がする。

(画像は公開されている基本設計案の一部)

まず、そのキールアーチの問題。
そもそも諸悪の根源は「開閉式の屋根」にある。
開閉式屋根があれば、コンサート等の大規模イベントが可能になるとされているが、8万人を集めるようなイベントが年に何回可能なのだろうか、はなはだ疑問である。
大体、国立のスタジアムを建設するに当たっての論点として間違っている。

屋根がほしいという気持ちもわからないではない。
オリンピックが行われるのは7~8月である。
その暑さもさることながら、昨今はゲリラ豪雨が猛威を振るう時期でもある。
オリンピック開会式が豪雨に襲われるというのは、関係者にとっては考えたくないシナリオだろうが、ありえない話ではない。
ただ今回の決定で、開閉式屋根はオリンピックには間に合わず、先送りされることになったので、その目論見も無意味になった。

開閉式屋根と言うが、基本設計で見ると170m×100mという巨大なものである。
オリンピック後に設置するなどと言っているが、それほど簡単な工事ではなく、実現性には疑問がある。
莫大な工事費が予想され、オリンピックが終わってしまったあとでそれだけの費用を投入することの是非が問題になるのは必至であり、技術的も困難なため、実際には設置されない可能性が高いと思われる。

事業主体のJSCからすると、「開閉式屋根は設置しない」とは口が裂けても言えないことである。
これが不要となったらキールアーチが無意味になり、計画そのものの正当性が疑われるからである。
「やめる」と言えないので、「延期する」という言い方で事実上やめたことにするのではないか。少なくとも関係者を欺く言説であり、問題にすべきである。少なくとも自分だったら問題にする。

そもそもJSCという組織そのものが、こういう大規模な建築計画の事業主体となるには、あまりにも素人集団にしか思えないものがある。
昨日の決定にしても、
 このままではワールドカップを呼べない(サッカー界)
 屋根は絶対必要(音楽界)
 ラグビーのワールドカップに合わせるべき(ラグビー界)
など、各方面の顔色をうかがわなければならない状況になっていて、およそ当事者能力が欠けている。
これは以前にも書いたことだが、唐突に、性急なスケジュールで行われたコンペそのものがおかしいとは思っていた。
今日のNHK「クローズアップ現代」の中で出たJSC関係者の話の中で、その内実がわかったような気がする。
つまり、東京招致のハッタリのために必要だったのである。
「招致演説の絵になる案がほしい」
安倍首相は、福島原発事故について「アンダーコントロール」と大ウソをついて招致に成功したが、「こういうスタジアムを作る」というもうひとつのハッタリのために作り上げたストーリーであると考えられる。
これでは、政府側から計画見直しの話が出るはずがない。

計画を白紙撤回して再スタートを切るにはここが最後のチャンスだったと思う。
大抵の人は知らないと思うが、コンペ(実は単なるデザイン・コンクール)に当選したザハ・ハディドは設計者ではなく、デザイン監修者というあいまいな立場である。
設計は、日建設計・梓設計・日本設計・アラップのJVである。
JSCはザハ・ハディド事務所との契約を解除し、日建JVには出来高による報酬を支払って業務を終了し、新たに設計をやり直す。
時間的余裕がないので、設計事務所+ゼネコンのJVを対象にコンペを行う。
総工費は1000億円以下とし、開閉式屋根は採用しない。
2019年のラグビーワールドカップには間に合わないかも知れないが、そうあちこちにいい顔をすることもない。

「世界に約束した計画なので撤回しない」
「世界に誇れる施設を」
などとまだ言っているようだが、ひとつのスタジアムに3000億円かけたら、世界は嗤うだろう。






 

カトリック新発田教会




カトリック新発田教会
新潟県新発田市
設計:アントニン・レーモンド
1966年竣工

アントニン・レーモンドは1888年、現在のチェコに生まれた建築家。
フランク・ロイド・ライトに師事し、帝国ホテルの設計に際して、師ライトとともに来日。その後日本に留まり、多くのモダニズム建築を残した。
カトリック新発田教会は、レーモンドの作品の中でも代表作とされ、2004年、日本建築家協会より「第5回JIA25年賞、大賞」を受賞した。
この賞は、竣工後25年以上を経た作品に対して与えられる。

小規模ながら、ライトの影響を色濃く残している。
構造はレンガ造と、屋根は丸太を組み合わせたものである。
レンガはいわゆるフランス積みで、しっかりと鉄筋で補強した強固なものである。
窓にはステンドグラスを模した和紙が張られている。これはノエミ夫人によるもの。
ライトの幾何学模様によるステンドグラスと相通じるものがあるようにも思う、味わい深いものである。

なお、当教会は見学に際しては事前予約が必要とのことだ。

イチモンジチョウ@裏磐梯



撮影 2015.6.27
福島県 裏磐梯高原

休暇村の敷地内で
裏が少しだけ見えた。

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア