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カモ類のカウント(乙戸沼) 1/31


茨城県土浦市

増え方が鈍かったハクチョウ類だが、今日はゼロになってしまった。
退去時期としては1ヶ月ほど早いが、本当に退去したのだろうか。
ある日突然いなくなるのは、ハクチョウ類ではよくあることだが。

ハマシギ@稲敷




ハマシギ
チドリ目シギ科
体長21cm
撮影 2014.1.25 茨城県

ハマシギは茨城県南の内陸部でも越冬する。
年によって差があり、多い年には300羽ほどの群れが見られることもある。
今年は、前回120羽ほどの群れを見た。
この日は2か所でそれぞれ50~60羽ほどの群れになっていた。

厭な物語


厭な物語
文春文庫 552円+税

収録作品
アガサ・クリスティ/崖っぷち
パトリシア・ハイスミス/すっぽん
モーリス・ルヴェル/フェリシテ
ジョー・R・ランズデール/ナイト・オブ・ザ・ホラー・ショウ
シャーリー・ジャクスン/くじ
ウラジーミル・ソローキン/シーズンの始まり
フランツ・カフカ/判決 ある物語
リチャード・クリスチャン・マシスン/赤
ローレンス・ブロック/言えないわけ
フラナリー・オコーナー/善人はそういない
フレドリック・ブラウン/うしろをみるな

既読のものが何点かあった。
シャーリー・ジャクスンの「くじ」は、この種のバッドエンドの小説としては古典的名作である。
これが入っていたので、編集者の意図が何となくわかった。
以前早川書房から出ていた「異色作家短編集」に入っていた作家である。
正直、シャーリー・ジャクスンのその他の作品はあまり印象に残っていないのだが、「くじ」には衝撃を受けた。後味の悪さでは今でも横綱級の作品だと思う。

パトリシア・ハイスミスもこの種のアンソロジーでは常連の作家だ。
ちなみにハイスミスは映画「太陽がいっぱい」の原作者でもある。映画のエンディングは原作とは異なっている。

ランズデール「ナイト・オブ・ザ・ホラー・ショウ」が何と言っても後味の悪さでは群を抜いている。

解説のあとにブラウンの「うしろをみるな」を配置したところが洒落ている。
この作品はタイトルから連想されるとおり、ある意味非常に怖い作品だが、ブラウンらしい機知に富んだ作品とも言える。

この種のアンソロジーには選者の名前が知りたいところだが、実際は文春の編集者のようである。そのあたりがHP上にあったが、編集者によればターゲットは「翻訳作品を読んだことのない人」だそうだ。初心者向け?
「海外の作品も読んでごらん。こんな面白いものがあるよ」と言ったところなのだろう。

個人的な感想を言うと、厭な物語と言うより、江戸川乱歩の造語による「奇妙な味」のような作品群だと思った。言うほど「厭」な感じではないと思う。
本書を読んで面白かったという向きには、先に挙げた
 異色作家短編集シリーズ(早川書房)
の他にも
 世界短編傑作集-江戸川乱歩編全5巻(東京創元社)
 怪奇小説傑作集全5巻(東京創元社)
 現代短編の名手たちシリーズ(早川書房)
などが面白いかと思う。

ワシカモメ@銚子

ワシカモメ
チドリ目カモメ科
体長65cm
撮影 2014.1.27 千葉県銚子市

ワシカモメは比較的多く見られるが、成鳥が少ない印象がある。
その上、ワシ、シロ、セグロあるいはオオセグロが絡んだと思われる雑種も散見されるので、「ワシ」と断定しにくい個体もいる。




正面を向いていると、初列風切の色が見えないので厄介なところ。
左から6羽目がワシカモメの第1回冬羽。
その他はオオセグロが多いように見える。
右端に3羽縦に並んでいて、真ん中がウミネコであるところが面白い。




これを見ても、ワシカモメ1羽以外はオオセグロのように見える。




これは外川にいたワシカモメの第2回冬羽

ヘンデルのオラトリオ「メサイア」を聴く

輸入盤や中古のCDを探すのは楽しい。
学生の頃は、東京の中古レコード店を廻るのが楽しみ、というよりほとんど生き甲斐のようになっていた。
レギュラー盤で1200円、廉価盤で700円程度が相場だった。
今でもたまに東京に行くと中古のCD探しをする。やっぱりそういうのは東京に行かないと難しい。

今、地元には輸入盤を置いてある店はおろか、CDショップそのものがほとんどないが、地元で中古CDが買えないわけではない。
供給先はほとんど古書店チェーンのブックオフである。
ブックオフは神田の古書店とは本質的に違う。店の目が利くわけではなく、アルバイト店員でも値付けが出来るというシステムだから、こちらの目が利きさえすれば思わぬ掘り出し物を探し出すことが可能である。
最初に見つけたのは埼玉県内だった。面白い店があるものだと思ったが、その後地元にも何軒か出来た。
休日ごとにブックオフ通いをしたこともある。信じられないかも知れないが、関東一円、栃木県や群馬県まで探しに行った。オーバーに言えば、この店がなければ生きて行けないとまで思った。
本は基本的に定価の半値、特価本は1冊100円だが、CD(特にクラシックのCD)に関しては、基本的に1000円前後で、他に500円コーナーや250円コーナーがあるのが普通。
自分は基本的に500円の棚しか見ない。ここが宝の山なのである。
誰かが自分のコレクションを売りに出すと、一気に棚が充実する。ライバルはあまりいないので、しばらくは独占状態で楽しめる。



ヘンデルのオラトリオ「メサイア」
ジョン・バット指揮ダニーデン・コンソートによる演奏で、世界初録音のダブリン初演版
最近見つけた中では一番の掘り出し物
SACDで2枚組 500円也
実はひとつ困ったことがあって、1枚目の最後のトラックに傷があってリッピング出来ないのである。
だから安かったわけだはないと思うが、ちょっと残念だった。




そんな訳でもう1枚
トレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサートによる演奏で、同曲の定番と言われているもの。
これは東京の中古CDショップで買ったもので、確か1000円だったと思う。中古CDとしては普通の値段。


さて「メサイア」
全曲を知らない人でも「ハレルヤコーラス」だけは知っていると思う。
多彩で、華やかで美しい。傑作中の傑作である。西洋音楽の夥しい作品群の中でも最高傑作に属する作品であると言って差し支えないと思う。
宗教曲と言うとハードルが高いと思われがちだが、非常にエンターテインメント性が高い作品で、作曲当時は「娯楽的すぎる」という批判まであったらしい。
それぐらい面白い作品である。

オラトリオは「聖譚曲」と訳される。
宗教的な題材を用い、多くは聖書から取った台詞が使われる。
声楽とオーケストラによって演奏される。オペラとは類似するが、演技があるわけではなく、大道具等も用いない点でオペラとは異なる。

ヘンデルはオラトリオを得意とし、多くの作品があるが、「メサイア」はその代表曲。
チャールズ・ジェネンズという人が歌詞をまとめ、ヘンデルに作曲を依頼した。
オペラの大家だったヘンデルは、得意の手法を取り入れて、非常に多彩な音楽を作り上げた。
一説にはこの大曲をわずか24日間で書き上げたと言う。
全曲で約2時間半ほどかかるが、全く飽きさせず、一気に聴ける。

全体は3部に分かれている。
 第1部は「救世主生誕の予言と誕生」
 第2部が「救世主の受難と復活」
 第3部が「永遠の生命」
で、有名な「ハレルヤコーラス」は第2部の最後にある。

1/26 銚子~九十九里

2014.1.26
千葉県銚子市~九十九里海岸
8:00~16:00

ヒドリガモ
カルガモ
キンクロハジロ
スズガモ
ビロードキンクロ 九十九里
クロガモ 九十九里
カイツブリ
カンムリカイツブリ
ミミカイツブリ■
ハジロカイツブリ
アビ■ 九十九里
ヒメウ■
カワウ
ウミウ
アオサギ
ダイサギ
オオバン
タシギ 途中
ミユビシギ 九十九里
ユリカモメ
ウミネコ
カモメ
ワシカモメ■
シロカモメ■
カナダカモメ■
セグロカモメ
オオセグロカモメ
亜種タイミルセグロカモメ■
トビ
チュウヒ 途中
チョウゲンボウ 途中
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒバリ
ヒヨドリ
ムクドリ
ツグミ
イソヒヨドリ
ハクセキレイ
タヒバリ
カワラヒワ
ホオジロ
(ドバト)
以上42+1種
■は今年初確認

今年最初の銚子と、前回アラナミキンクロを観察した九十九里海岸。
カモメ類は9種類で普通。
今回は波崎を廻らなかったので、鳥の種類は多くはない。
九十九里海岸では、ビロードキンクロはまだそこそこ残っていて、クロガモがかなり多い印象。
アビは3個体確認

ここまで90種+その他6種

カナダカモメ@銚子


カナダカモメ
チドリ目カモメ科
体長58cm
撮影 2014.1.26 千葉県銚子市

なかなか行けなかったが、今年最初の銚子。
カモメ類の数は結構多かった。
ウミネコ、カモメ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメはともかくとして、ワシカモメ、シロカモメの姿も比較的多いように見えた。
ミツユビカモメは残念ながら確認出来なかった。

カナダカモメは、成鳥2羽、第1回冬羽と思われる1羽を確認したが、撮影出来たのはこの1羽のみ。
他に第2回と思われる個体を見たが、ワシカモメだったかも知れない。

あまり頭のモヤモヤが目立たず、綺麗な感じの個体だった。

アカアシシギ@茨城




アカアシシギ
チドリ目シギ科
体長27.5cm
撮影 2014.1.25 茨城県

越冬しているアカアシシギ2羽を、約1か月ぶりに確認出来た。
第1回冬羽と思われるが、足と嘴の色合いには個体差がある。

昨シーズンも2羽の第1回冬羽が越冬したが、同じ場所で2羽が越冬しているのは不思議である。
関東周辺でアカアシシギの越冬例は少ないと思うが、どの程度あるのだろうか。

ミコアイサ@乙戸沼


ミコアイサ(♂)
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2014.1.24 茨城県土浦市

いつもの個体だが、これまでにないほど岸近くで潜水を繰り返していた。
潜水するとどこに出て来るかわからない。
予測して先回りして、目の前に出て来ると、何か得した気分になる。

ハジロカイツブリ@牛久沼




ハジロカイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長31cm
撮影 2014.1.23 茨城県龍ヶ崎市

今年の牛久沼には、カモ類やユリカモメなどが少ない。
その代わり、ミコアイサやハジロカイツブリが岸近くでよく見られるようだ。
数としては大したことはないが。

オカヨシガモ@乙戸沼

オカヨシガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 2014.1.22 茨城県土浦市乙戸沼



異なる種類のカモが入り混じっているのは普通のことだが、オカヨシガモは比較的同種で固まっている傾向がある。(少なくともここではそのように見える)
かつて100羽を超えたこともあるが、最近は10羽程度で推移している。




とかく地味と言われるが、特に♀は思いのほか可愛く見えることがある。
そんな瞬間を切り取るのが面白い。
上空を警戒するようなしぐさをしたが、ここでは猛禽が出現することは少ない。自衛隊のヘリコプターが通過した時のもの。
コガモが前を通り過ぎた。

ビロードキンクロ

ビロードキンクロ
カモ目カモ科
体長55cm
撮影 2014.1.19 千葉県

ビロードキンクロは100羽以上の群れになっている。
そういうこともあるらしいが、これまでに見たのはほとんど単独なので、それはなかなか壮観だった。

クロガモ系3種は、嘴から頭の形にそれぞれ特徴がある。
潜水の仕方にも面白い特徴があることが、”Collins”には出ている。
 クロガモは、カイツブリ類のように、反動をつけて頭から潜水する。
 ビロードキンクロは、あまり反動をつけず、翼を半分ほど開いて潜水する。
 アラナミキンクロもあまり反動をつけず、翼を少し開き加減に、羽ばたくように潜水する。

そういうところにも、種類ごとの癖のようなものがあって面白い。
今回、その識別ポイントが役立つことはなかったが、日本の図鑑にも出来ればそんなところを載せてほしいと思う。



♂成鳥と、手前は♂の若い個体と思われる




2羽とも若い個体
手前は♂と思われる




いずれも若い個体
嘴が赤いのは♂と思われる




右は♀かも知れない


今回は強風の中、短時間の観察だったが、次回チャンスがあればもう少しじっくりと観察したい。

カモ類のカウント(乙戸沼) 1/21


2014.1.21 茨城県土浦市

ハクチョウ類はあまり増えない。今年はこんなものだろうか。ただ、この場所でのピークは2月であることが多いので、次回は増えている可能性もある。
今日は、調整池にコガモ、カルガモ、オカヨシガモが、それぞれ種ごとに固まっていた。

その他の鳥
カイツブリ
カワウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
バン
オオバン
カワセミ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
シジュウカラ
スズメ
ハクセキレイ

アラナミキンクロ





アラナミキンクロ
カモ目カモ科
体長56cm
撮影 2014.1.19 千葉県

多くのビロードキンクロとともに、1羽のアラナミキンクロが飛来していることは聞いていた。
内湾に入っているのならばともかく、外洋では一時的な滞在かと思っていたが、意外に長居しているようなので、行く機会を得た。

午前中、地元で定例の探鳥会を終えたあと、5人で出かけた。片道2時間ほど。
昼ごろから風が出始め、現地に着いた頃には、海岸ということもあり、飛ばされそうなほどの強風だった。
14:20ごろに到着、40分ほどで撤収。


この鳥とビロードキンクロに、なぜ「キンクロ」の名前が付けられたのかは謎である。
クロガモと合わせて3種類が同じ仲間と考えられている。
クロガモ、ビロードキンクロ、アラナミキンクロはそれぞれ
 普通のクロガモ
 翼が白いクロガモ
 荒波に乗るクロガモ
と考えるとわかりやすい。

今回、同じ場所にその3種類が混じっていたのはよかったが、あまりの強風で、1羽1羽じっくりと観察できなかったのは残念だった。
来週までいるようなら、もう一度行って見る価値はあると思う。

今回見られたのは♂
全体に黒く、額と後頭部に大きな白いパッチがあり、虹彩は白い。
嘴は黄色、黒、オレンジ、白の独特な模様をしており、非常に特異な風貌の鳥である。
足は赤い。
全体的に黒い中に、白い部分が目立つので、遠目にもわかりやすい。

♀は地味だが、多くのビロードキンクロの群れの中に混じっている可能性はあると思う。
今回はそれらしい個体を見つけることは出来なかった。
滅多に見ることができない鳥だが、見るとまた欲が出るのが鳥見というものかと思う。


2枚目の写真に写っているのは、クロガモ♂の若い個体

1/19 牛久と九十九里海岸

2014.1.19
茨城県牛久市牛久自然観察の森

野鳥調査
7:00~8:30

キジバト
カワウ
コゲラ
モズ
カケス■
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ■
シジュウカラ
ヒバリ
ヒヨドリ
ウグイス C
エナガ
メジロ
ムクドリ
シロハラ
ツグミ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
カワラヒワ
シメ
ホオジロ
カシラダカ■
アオジ
以上26種


9:00~11:00
定例探鳥会

キジバト
ハイタカ■
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
シジュウカラ
ヒバリ
ヒヨドリ
ウグイス C
エナガ
メジロ
ジョウビタキ
シロハラ
ツグミ
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
カワラヒワ
シメ
アオジ
以上22種

合計28種

1月の定例探鳥会
朝のうち、1cmほどの雪が積もった。
出足が心配されたが、かなり多くの参加者があった。
鳥の出は今ひとつだが、ハイタカが真上を飛んだのがよかった。


千葉県長生村

マガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
キンクロハジロ
クロガモ■
ビロードキンクロ■ 100+
アラナミキンクロ■ ♂1
カンムリカイツブリ
ダイサギ
ウミウ
シロチドリ
ミユビシギ
ウミネコ
セグロカモメ
など

年初来観察されているアラナミキンクロを見に行く。参加者5人。
午後から風が出て来た。海岸ということもあって、飛ばされそうなほどの強風になった。
アラナミキンクロは比較的近くで見られた。
100羽以上のビロードキンクロにも驚かされた。

■は今年初確認

本日42種
ここまで80種+その他6種

シロチドリ@平磯



シロチドリ
チドリ目チドリ科
体長17cm
撮影 2014.1.17 茨城県ひたちなか市

平磯の海岸ではハマシギやミユビシギがよく見られるが、ここでシロチドリを見たのは初めてだった。

爪木崎





撮影 2014.1.12 静岡県下田市

爪木崎と言えば水仙が有名で、この時期は水仙まつりで賑わう。
近くには須崎御用邸があるぐらいなので、温暖で風光明媚な地であることは間違いない。

驚かされるのは、この海の美しさである。
まるで南の島に来たようだ。

ミコアイサ@乙戸沼


ミコアイサ(♂)
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2014.1.18 茨城県土浦市

今日は♂
毎年1羽だけ飛来している個体で、12月初めごろから2月末ごろまで滞在する。
いつも遠くにいることが多いが、今日は比較的近かった。

ミコアイサ@牛久沼






ミコアイサ(♀)
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2014.1.16 茨城県龍ヶ崎市

珍しく、♀ばかり6羽ほどの小群が見られた。
目先や背の黒さにはかなりの差があるので、幼鳥と成鳥が混じっていると思われる。
♂の可能性については、知識不足のため、よくわからない。

今日の満月


空を見ると、たまたま満月だったので撮影して見た。

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papageno620

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