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自由学園明日館




自由学園明日館
1921年竣工
東京都豊島区西池袋

自由学園明日館は、帝国ホテル設計のために来日したフランク・ロイド・ライトが設計したいくつかの国内作品のうちのひとつである。
中央棟を中心に左右対称に配置し、高さを抑え、水平線を強調した手法は、いわゆる第1期黄金時代に確立したプレイリースタイルの一例と見ることが出来る。
自由学園自体はすでに移転しており、明日館は主として卒業生の事業活動に利用されてきた。
1997年に国の重要文化財に指定。
通常は外観のみ見学可。内部の見学は不定期。

なお、フランク・ロイド・ライトが日本で設計したもののうち、実現したものは6作品であるらしいが、明治村に玄関部分だけ移築されている旧帝国ホテルを除くと、保存状態が良く見学可能なものは、自由学園明日館と旧山邑邸(現ヨドコウ迎賓館-兵庫県芦屋市)の2件である。
旧山邑邸は、しばらく淀川製鋼所の独身寮(何と贅沢な!)として使われていたが、現在は原則として土日祝日と水曜日に見学可能。
旧山邑邸に関しては、阪神大震災の前年(1994年3月)に実見しているので、古い写真があったら、そのうち記事にして見たいと思う。

シロカモメ&ワシカモメ@銚子

撮影 2013.1.26 千葉県銚子市






今シーズンは、あまりシロカモメに出会えていない。
第1回冬羽はこれで3羽目ぐらいだが、まだ成鳥を観察していない。




シロカモメとワシカモメ。周囲はウミネコ。
ワシカモメも、今シーズンは成鳥の姿を見ていない。

ハマシギ&タシギ

撮影 2013.1.26 茨城県

ハマシギの冬羽は地味なので、他にアカアシだのエリマキだのがいる時はなかなかレンズを向けないが、飛んだとなると話は別。
飛翔姿は、シギ類の魅力のひとつである。
水田で休んでいる姿は、とてものんびりとした印象だし、一心に採餌している姿は、時にユーモラスでもあるが、一旦飛んだとなると、そのスピードと敏捷さは、さすが長距離を渡る鳥ならではの魅力にあふれている。

中でも、ハマシギの一斉飛翔というのは特に見ごたえのあるもので、何度見ても鳥肌が立つほどの素晴らしいものであると思う。
羽音が聞こえるほどの距離を飛ぶハマシギの姿を鮮明に撮影するのは、限りなく不可能に近い。







最初、蓮田で採餌しているのを見た時は「100羽ぐらいか?」と思ったが、写真で確認したら189羽だった。
最後尾にやや大きめの鳥がいるが、タシギである。




タシギも20羽ほどいる。
警戒心が強い鳥だが、この日は近くで観察することが出来た。

成田空港16エンドから-1月27日撮影その2

撮影 2013.1.27

今日はボーイング社の機体




B737-800
スカイマーク・エアラインズ

B737は1967年からこれまでに累計7000機以上生産されていて、これは世界で最も売れた機体である。
ただし600型以降は、第3世代と呼ばれるハイテク機であって、初期のものとはまるで別物である。
第3世代の737はのエンジンは全てCFMインターナショナル製になっている。




これもB737-800
中国国際航空

スカイマークと違って、ウイングレットが付いていない。これはオプションなので。
だから見た目で判断するのは難しい。
主脚のタイヤが見えているのが面白い。737の特徴で、下から見るときの識別ポイント。




B747-400
KLMオランダ航空

成田でB747を見る機会はめっきり少なくなった。
以前の成田はこればかりだったので、3発機が来ると喜んでいたものである。
今はほとんど双発機で、4発機自体が珍しい存在になってしまった。
3発機を見る機会はさらに少なく、その意味では寂しい。
フラップを下げ、前縁」フラップを伸ばし、高揚力を得ている様子がよくわかる。
KLMは長年変わらない塗装。




B767-300ER
全日空

300型は200型の胴体を延長したもので、ERはその長距離型である。
現在は、双発機の洋上飛行制限が緩和されているので、3発機や4発機の出番が少なくなったのだが、この飛行機は11000kmも飛べるのである。




B777-200
アシアナ航空(韓国)

777は双発機としては巨大で、747の後継のような立場の機体と言える。
主翼の下面を見ると、747と比べて随分とのっぺりした印象である。
アシアナ航空の塗装は、しばらく見ない間に随分とカラフルになった。




これもB777-200
アリタリア航空(イタリア)
これもKLMと同様、昔ながらの塗装。

コチョウゲンボウ@神栖



コチョウゲンボウ
ハヤブサ目ハヤブサ科
体長 ♂28cm ♀32cm
撮影 2013.1.26 茨城県神栖市

銚子からの帰り、利根川沿いの道を走っていると、電線にキジバト大の鳥が止まっていた。
コチョウゲンボウではないか、と思い、少し先でUターンして戻る。
その道に停めるのは無謀なのだが、脇に農道があり、うまい具合に鳥の近くに停めることが出来た。
車中から見た時には、背の色がかなり青っぽくも見えたのだが、実際には褐色だった。
バフ色の羽縁が目立つので、♀成鳥ではなく幼鳥ではないかと思われる。

カナダカモメ@銚子

カナダカモメ
チドリ目カモメ科
体長58cm
撮影 2013.1.26 千葉県銚子市

銚子と言う地名は、利根川が太平洋に注ぐ場所が海側に大きく突き出ているので、酒器の「銚子」に見立てたと言う。
漁師が沖合から見た時の印象であると言われている。

その突き出ている犬吠岬周辺は、案外と標高があるためか、風を遮ってくれるので、犬吠岬の北側は強風で大荒れでも、南側は静かということがよくある。
この日は正反対で、北側の風は予想したほどではなかったが、南側は強風が吹き荒れ、海は大時化の状態だった。

そんな中にある外川漁港だが、ここは意外と穴場なので、いつも覗いてみることにしている。




この日見つけた2羽目のカナダカモメ。1羽目はちょっと遠すぎた。
嘴に黒斑があるので、第4回冬羽か?




翼を広げてくれたのはお隣さんのおかげ。
そのホイグリンカモメ(亜種タイミルセグロカモメ)もなかなかいい感じの個体である。

成田空港16エンドから-1月27日撮影その1

撮影 2013.1.27

今日は成田方面に行ったので、久しぶりに「さくらの山」で飛行機の撮影をした。
13:30ごろから約1時間ほど。

ここで撮影するようになったのは、かれこれ20年以上も前のことで、当時は機動隊の職務質問を何度も受けた。
今は完全に公園になって、野菜の直売所まで出来ている。
撮影もしやすいように、フェンスも低くなった。

機体の方はほとんどボーイングとエアバスなのは致し方ない。
双発機ばかりで、バラエティに乏しいのは見ていて面白くないが、塗装がカラフルになったのと、特にアジア系の新らしい航空会社が増えたのは面白い傾向かと思う。

とりあえず、今日はエアバスばかり集めて見た。



A320-200
ジェットスター
カンタス(オーストラリア)系のLCC




A321-100
エアプサン(韓国) 
釜山は”BUSAN”と表記することは知らなかった。
A321はA320の長胴型の機体




A321-200
中国南方航空




A319
これも中国南方航空
こちらは逆にA320の短胴型の機体。いかにも寸詰りに見えるが、主翼先端のウイングチップを見ると320であることがよくわかる。




A330-300
フィリピン航空
この塗装は昔から変わらない




これもA330-300
大韓航空
この塗装も昔ながらのもの




A330-200
エバー航空(台湾)
ハローキティの塗装。台湾でハローキティ? なぜ?
200型は300型の短胴型




これもA330-200
スリランカ航空




もうひとつA330-200
ベトナム航空
とても綺麗な塗装の機体

エリマキシギ&アカアシシギ

撮影 2013.1.27 茨城県







エリマキシギは、例年少数が越冬する。
昨日は3羽、今日は1羽だけ確認できた。
この個体は大きさから見て♂。
足は割と鮮やかな黄色で、成鳥のように思えるが、嘴には黄色味がない。





一緒にいるアカアシシギと比べるとかなり大きい。
エリマキシギの個体差としても大き目の個体と思える。





「一緒にいるアカアシシギ」と、サラッと書いたけれども、自分の知っている範囲内では、当地でのアカアシシギの越冬はかなり珍しいと思う。

カイツブリ類3種

撮影 2013.1.26 千葉県銚子市

この日の探鳥で見られたカイツブリ類。




カンムリカイツブリ
銚子 第3漁港
最近、この鳥は非常に多い。
海岸の他、内陸にもよく入る。




ミミカイツブリ
黒生
この鳥は少ないが、この場所ではよく見られる。
この鳥は内陸にはほとんど入らず、海岸か汽水域。




ハジロカイツブリの中に混じるミミカイツブリ(右から2羽目)
外川
ハジロはよく大きな群れになる。
ミミが混じっているのはちょっと珍しい。ミミカイツブリは大抵単独でいる。


波崎側ではアカエリカイツブリ1羽がいたが、遠すぎて撮影できなかった。

1/26 銚子~稲敷

2013.1.26
千葉県銚子市~茨城県旧波崎町
8:30~14:00

オカヨシガモ
マガモ
カルガモ
ハシビロガモ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
アカエリカイツブリ■
カンムリカイツブリ
ミミカイツブリ
ハジロカイツブリ
キジバト
ヒメウ
ウミウ
アオサギ
ダイサギ
コサギ
オオバン
ユリカモメ
ウミネコ
カモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カナダカモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
タイミルセグロカモメ
ウミスズメ■
トビ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒヨドリ
ムクドリ
ツグミ
イソヒヨドリ
スズメ
ハクセキレイ
(ドバト)
以上38+1種

強風の中、カモメ類の姿は少なかった。
種類としてはまずまずだが、カモ類が相変わらず少ない。


途中及び、稲敷市内
カワウ
タゲリ
タシギ
オオハシシギ■
アカアシシギ■
ハマシギ
エリマキシギ
ミサゴ
チュウヒ
ノスリ
カワセミ
コチョウゲンボウ■
モズ
ミヤマガラス
ホオジロ
■は今年初確認

オオハシシギ、ハマシギとも20羽以上の群れ。
アカアシシギはやっぱり越冬していた。
ミヤマガラスは550羽を数えた。ここでこれだけの大群に出会ったのは初めて。

本日53+1種
ここまで103種+その他3種

国立国会図書館、国際子ども図書館(2002年竣工)

国立国会図書館、国際子ども図書館
東京都台東区

設計:安藤忠雄+日建設計


これは旧帝国図書館として1906年に第1期工事が完成したもので、戦後国立図書館と改称されたが、その後国立国会図書館に統合され、国立国会図書館の支部(通称上野図書館)として運営を続けて来た。
1980年代以降、蔵書の増大に対して東京本館が限界になり、関西館の建設が決定されると、上野図書館の見直しが検討された結果、児童書専門の図書館とするという構想が浮上し、2002年に安藤忠雄+日建設計によって、保存再生が行われた。
既存の建物を耐震改修した上で、増築を施したものである。

この建物の面白いところは、本来中庭を囲むロの字型の建築になる予定だったものが、1/4のみ完成した状態で今日に至っているということである。つまり、現在見ているものは、正面の左半分だけということになる。




歴史的建築に、2つの現代的なガラスの箱を貫入させるという考え方で設計されている。
1つは1階部分、既存と15°の角度を振ったガラスボックスが貫入されている。
この箱は、正面ではエントランスホール、背面ではカフェテリアになっている。

第2のボックスは、既存建物の背面に、1階から3階まで達するガラスボックスが取りついている。
3階部分の両端には、小さなボックスが飛び出している。

ガラスボックスが斜めに貫入しているというのは、平面図を見るとわかりやすいのだが、実際の来館者にはあまり理解されにくい。(Google Mapで航空写真を見ていただくとよくわかる)




1階
カフェテリアに面する中庭は、現在のところはあまり面白くない。
実はこの図書館は増築工事中で、2年後の完成を目指して、現在地下工事が進行中なのである。
これが完成した暁には、中庭を囲むロの字型平面が100年後に実現することになり、中庭の空間もより魅力的になるのではないか、と期待している。




2階
既存建物との取り合いが面白い。




3階




今のところ、中庭に出るにはカフェテリア内のドアから出るしか方法がなく、(この日は積雪が残っている影響か、出ることが出来なかった)折角の中庭空間が生きていないのである。
中庭から、透明なガラスの箱を通して歴史的建造物が透けて見える情景がこの建築の最大の見どころなのだが、今回はこんな感じにしか見ることができなかった。これは増築工事完成後の楽しみに取っておこうかと思う。


ひとつ苦情を言いたいのは、非常に入りにくい建物だと言うことである。
国立の図書館、しかも子ども図書館なのだから、もちろん誰でも自由に入れるのである。
エントランスは透明なガラスボックスなのだが、カウンターに複数の職員、入口には警備員が立っていて、入っていいのかどうか迷うほどで、このあたりはもう少し改善して欲しいところである。

コガモ@土浦



コガモ
カモ目カモ科
体長38cm
撮影 2013.1.24 茨城県土浦市

背景があまり良くないが、久しぶりにコガモの飛翔姿を撮影したので。

大雨覆の白い羽縁の幅が、♂と♀では違うことがよくわかる。
エクリプスの識別にはこれが役立つと思う。

カモ類のカウント(乙戸沼) 1/25


茨城県土浦市

ヨシガモが一応戻って来たが、今度はオカヨシガモがいなくなってしまった。
コハクチョウは順調に増えている。

不忍池のカモメ5種

撮影 2013.1.20
東京都台東区

不忍池で最も多いのは勿論ユリカモメだが、運がよければ5種類を見ることが出来る。



ユリカモメ第1回冬羽
成鳥も多かったが、第2回と思われる個体は見つからなかった。あれはなかなか微妙なのである。




ウミネコは換羽が早いので、すでに綺麗な夏羽になっている。




セグロカモメとオオセグロカモメ

その他の大型カモメについては、ここで見ることは難しい。皇居では観察報告があるので、もしかすると可能性はあるかも知れない。自分としてはシーズン中、2回ぐらいしか来ないので、自分にはチャンスはなさそう。




カモメ成鳥



第1回冬羽
ここではカモメは少ないが、過去に2度ほど見ているので、少数だが定期的に飛来しているものと思う。

インバル/都響 マーラーの5番を聴く

エリアフ・インバル指揮東京都交響楽団
新マーラー・ツィクルス-交響曲第5番
2013.1.20


東京芸術劇場は1990年に竣工した。
設計は芦原義信である。
完成当時から、東京芸術劇場と東京文化会館の役割分担についてはよくわからなかった。

「東京文化会館及び東京芸術劇場条例」によれば、
 東京文化会館の事業は「音楽、歌劇、舞踊等の芸術文化の振興に関すること」
 東京芸術劇場の事業は「音楽、演劇、歌劇、舞踊等の芸術文化の振興に関すること」
とある。
条例の上では、「演劇」が入っているかいないかだけの問題のようだが、実際はどうなのだろうか。


東京文化会館の大ホールはオペラの上演も可能で、コンサートもできる、いわゆる多目的ホールだが、東京芸術劇場の第ホールは音楽専用で、大規模なパイプオルガンを備えている。
東京芸術劇場の中ホールは、演劇やミュージカルなどに向いていると思われるので、いくらかの棲み分けは考えられているのだろうか。

こんなことを考えるのも、日本のモダニズム建築を代表する東京文化会館の使われ方というのが多少気になっているからか。
簡単に言うと、東京文化会館でもたまには聴きたいなと思うのである。今でも第1級のホールだと思うから。


最近、東京近郊の2000席クラスの公演がよく行われるのは、サントリーホール、東京オペラシティ、横浜みなとみらいホールあたりが多いように思うが、これにリニューアルオープンした東京芸術劇場も今後加わって来るだろう。ちなみの今回の公演もリニューアルオープン記念のコンサートとされている。
(あ、ミューザ川崎も忘れちゃいけない。あれは東日本大震災で天井が落下して悲惨なことになった。公演中だったらえらいことになっただろう。これもリニューアルが完成して、4月にオープンする予定。)

大ホールに設置されたパイプオルガンについては、その性能に関して賛否両論があったし、ホールの音響効果に関しても芳しくない意見があった。
何よりもその建築デザインについては、当初から違和感があったことは否めない。




池袋西口に聳える巨大な姿。



背面から見る。
先に見える茶色の建物は、東京都豊島合同庁舎(大江匡設計)



立体トラスで作られた巨大なガラスのアトリウム内に設置されたエスカレーターで5階に向かう。
ホール自体は7階~9階レベルにある。
なかなか実感しにくい巨大さである。



5階部分からアトリウムを見下ろす。


本日のプログラム
■モーツァルト/フルート協奏曲第2番K314(フルート独奏:上野由恵)
-休憩-
■マーラー/交響曲第5番

・・・・・・

モーツァルト/フルート協奏曲第2番K314

マーラーの前半に演奏する曲としては少々唐突だが、こういうのも楽しみでないこともない。
上野由恵という人はまだ若い奏者で、初めて聴く。
第1楽章、第3楽章とも面白いカデンツァを聴かせてくれた。
自由闊達という印象で、好感は持てた。
オケはやっぱりマーラーの準備運動なのか? ちょっとぬるい感じに聞こえてしまったが、これは聴いた席(最前列から2列目)というのもよくなかったのかも知れない。
音響的にはバランスが悪い場所である。

第2楽章では迂闊にも居眠りしてしまった。
退屈したわけではない。この日は歩き疲れたし、気持ちがよかったのである。
何よりこの曲は、30数年前にNHK-FMで聴いて、初めてモーツァルトに興味を持った思い出の曲でもある。(カールハインツ・ツェラーの演奏だった記憶)



マーラー/交響曲第5番

マーラーの作品の中でも特に人気が高く、演奏される機会も多い曲である。
確かに声楽パートがないだけでも公演にはかけやすいだろうし、曲そのものも演奏効果が上がる、要するに聴きごたえがするので、人気が高いのも頷ける。
何と言っても第4楽章「アダージェット」である。我々の世代は、ブルーノ・ワルターが指揮する第4楽章だけを聴いて、マーラーの門を敲いたのである。今では5番そのものが、初心者向けという人までいる。恐ろしい時代である。
ところで第4楽章に関しては、ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」で使われたということがよく紹介されている。
最近では、JR東日本の東京駅リニューアルのCMで印象的に使われたので、多くの人の耳に残っているに違いない。



余談になるが
「アダージェット」というのは「アダージョ」より速い、のである。
ラルゲットはラルゴより速く、アレグレットはアレグロよりも遅い、のである。(ちょっとわかりにくいが、間違っていたら指摘してください。)

・・・・・・

全体的に速めのテンポで、インバルとしては手慣れた印象を受けた。
細かいことはともかく、久しぶりにインバルの5番を実演で聴けたのが嬉しかった。

この曲では、何と言ってもトランペットとホルンが主役である。
CDにトランペットとホルンの首席奏者の名前がクレジットされることすらある。(シカゴ響のアドルフ・ハーセスとデイル・クレヴェンジャーなど)
本日は残念ながら、やや不安定なところもあった。特に第3楽章。あれはやっぱり難しいんだろうなと思う。

先に書いたように、今回は前から2列目という、目の前がチェロの3列目の人、というような場所で、管楽器は全く見えない席だった。
金管が上から聞こえてくる感じで、全体のバランスがよくないのである。
だから、このホールの音響がいいのか悪いのか、そのあたりは判断しにくい。


次回はぜひ「第6番」を聴いてみたいと思う。

東京国立博物館・法隆寺宝物館(1999年竣工)

東京国立博物館 法隆寺宝物館
東京都台東区
設計 谷口吉生

東京国立博物館には明確な軸線がある。
敷地に入ると前庭の中央には池があり、池を囲む形で、正面に本館、右に東洋館、左に表慶館が整然と配置されている。
その軸線の先には上野公園の大噴水池があり、その線を更に延長すると皇居に至る。
もともと上野の山という場所は、皇居(江戸城)の鬼門に当たるので、そこに寛永寺を建立して守りとしたと言われている。(谷口吉生のインタビュー記事-新建築2001年5月号)
東京国立博物館の配置は、その歴史的な軸線を重んじていることがよくわかる。
法隆寺宝物館の設計に当って、設計者はその軸線を崩すことがないようにしたいと考え、表慶館の奥を提案したらしい。(当初発注者から示された場所がどこであったかは定かではない)そして実際にその場所に建てられた。
正面を入っても、奥にチラリと見えるだけの控えめな配置である。
そのせいか、訪れる人が少ないのは残念だが、この建物の前に立つと、どこか厳かな気持ちがこみ上げてくる。




建物の構成は、いつものように明快かつダイナミックなものである。
展示室を構成する単純な石張りの箱に、透明なガラスボックスのエントランスホールが、少し中心をずらして配置されている。




ガラスのボックスは、軽快な門型の架構でふわりと覆われている。
門型の架構は、丸亀の猪熊弦一郎現代美術館や、つくばカピオでも採用された手法だが、法隆寺宝物館のものはアルミハニカムパネルを用いて極端に薄く、またそれを支える柱は鉛直力のみを支える、これまた極細の柱である。

実は今回特にここを訪れたのには理由がある。
今までのレンズの広角側が足りなかったのだが、最近、広角側15mmのレンズが使えるようになったので、この写真が撮れるようになったからである。




ガラスのカーテンウォールは、葛西臨海公園展望広場と同様、鉄骨の無垢材(100mm×225mm)で支持されている。
細かい縦格子(巾30mm、@180mm)が、さりげなく“和”を表現しているところがさすがと思う。


実は法隆寺宝物館という建物は、これが2代目である。
1878年(明治11年)に法隆寺から皇室に献納された「法隆寺献納宝物」300件あまりは、奈良の正倉院宝物と双璧をなすとされる。
これを保存展示するため、1964年に開館された初代の宝物館は、毎週木曜日のみの開館で、雨天は観覧中止という、極めて不便なものであったが、1999年に現在の建物となってからは、基本的に常時展示されている。(織物等、劣化の懸念があるものは不定期公開)




1階の展示室2
6世紀から8世紀の金銅仏を展示する。
64点あり、ほぼ全てが重要文化財という凄いものである。




2階の展示室5
金工作品を展示する。
57点のうち、7点が国宝。その他の大部分が重要文化財。圧倒的である。

右の3つのガラスケースに国宝が収められている。




中央にあるのが、法隆寺宝物館の代表的な宝、「竜首水瓶」

・・・・・・

東京国立博物館は、常設展示については600円で全ての館が見学できる。
法隆寺宝物館を見ないのははっきり言って勿体ないと思う。



その他の館について



■本館(重要文化財)
1938年開館
設計は渡辺仁。銀座の和光(服部時計店)の設計でも知られる。
いわゆる帝冠様式(鉄筋コンクリートの近代建築に、和風の瓦屋根を載せた、和洋折衷様式)の代表作とされる。



■東洋館
向かって右手にある。
1968年開館。
設計は谷口吉生の父、谷口吉郎。
今年リニューアルオープンした。



■表慶館(重要文化財)
本館に向かって左手にある。現在は休館中。
1909年、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)の成婚を祝して建設された。
設計は、赤坂の迎賓館でも知られる片山東熊。


さて次は安藤忠雄による、東京都内で数少ない公共建築、国立国会図書館・国際子ども図書館

カモメ@銚子

カモメ
チドリ目カモメ科
体長45cm
撮影 2013.1.13 千葉県銚子市

カモメは一応中型カモメに分類されているが、その大きさには個体差が大きい。
嘴の色にも、黒斑が目立つもの、ほとんどないものなど、変異が多い。




一応典型的な成鳥




虹彩の色が薄い個体で、これも個体差が多い。




嘴がかなり黒く見える個体。




典型的な第1回冬羽




比較のため、ウミネコの成鳥。
ウミネコには、幼鳥から成鳥に至るまで、独特の「ウミネコ顔」がある。そこはカモメと全く違うので、カモメがわかりにくいという人には、まずウミネコをよく見ることをお勧めしている。

ワシカモメ@銚子


ワシカモメ(第2回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長65cm
撮影 2013.1.13 千葉県銚子市

この日確認出来たワシカモメは2羽。
いずれも第1回と思ったが、背にグレーの羽が出ているので、第2回かと思う。

カナダカモメ@銚子

カナダカモメ(第2回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長58cm
撮影 2013.1.13 千葉県銚子市

銚子で一番多いカモメ類は言うまでもなくウミネコである。
カモメは比較的多かったが、この場所としてはユリカモメの多さが目についた。
大型カモメは比較的少なく、ワシカモメが2羽、シロカモメは1羽しか確認できなかった。

防波堤の上に、カナダカモメ成鳥らしき個体1羽がいたが、はっきりとは確認できず。
そのあと、第3漁港先で、第2回冬羽が確認できた。




ちょうど日陰に入ってしまったので、色がよく出ていない。




飛翔姿




これも同一個体

クロサギ@銚子


クロサギ
ペリカン目サギ科
体長62cm
撮影 2013.1.13 千葉県銚子市

このあたり、カモメ類やカモ類の姿は少なかったが、波打ち際で採餌するクロサギを見ることが出来た。
クロサギには、黒色型、白色型、中間型があり、関東地方で見られるのはまず黒色型だが、嘴や足の色には変異が多いとされる。
この個体は嘴にほとんど黄色味がなく、幼鳥の可能性がある。

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