FC2ブログ

クルマユリ&コオニユリ@湯の丸高原

撮影 2012.8.15 長野県湯ノ丸高原

浅間山の西に位置する湯ノ丸高原は、標高こそ2000mを少し超えたぐらいの山域ですが、その標高の割には高山性の植物が生育しています。
その地形的特徴により、昼夜の気温差、年間の気温差が大きいためか、本来なら3000m級の高山にしか生息しない植物が見られます。
その代表がコマクサで、この山域の一部にはコマクサの群落があることが知られています。
ただ、ここのコマクサは盗掘を防ぐために、かなり頑丈なフェンスで守られているので、撮影には向かないかと思います。(10年ぐらい前の記憶なので、現在の様子は不明)




高山植物の女王と言われるコマクサですが、もうひとつ、女王の風格を備えた花がクルマユリです。
コマクサの魅力のひとつは、その小ささにあると思いますが、クルマユリの魅力のひとつもその孤高の存在とともに、その小ささにあると思います。

実は私も、まさかここでクルマユリに出会えるとは思っていませんでした。
登山道からやや離れた場所に1株だけ。かなり撮影しにくく、この写真からはその美しさは伝わりません。
残念なことに、この周囲にはカメラマンが立ち入ったらしく、足元の植物が無残に踏みつけられていました。
確かにクルマユリを綺麗に撮りたいという気持ちはわかります。
でも、足元のハクサンフウロやツリガネニンジンなどの花は踏み潰しても平気なのだろうか。自分だけいい写真が撮れれば満足なのだろうか。

・・・・・・



こちらは、ほぼ同じ場所に咲いていたコオニユリ
高山植物のクルマユリと、高原の花コオニユリが同じ場所に咲いているというのも、ちょっと不思議な光景。

7月に行った霧ヶ峰では、以前はコオニユリは普通に見られたのですが、最近はシカの食害のせいか、多くの花が見られなくなってしまいました。
湯ノ丸高原ではまだそのようなことがないのか、多くの花が咲き誇っていました。







これはレンゲツツジで有名な湯ノ丸山登山道周辺に咲いていたコオニユリ
園芸植物のオニユリと似ていますが、ムカゴがつかないのがコオニユリとされています。

コジュリン@茨城県



コジュリン
スズメ目ホオジロ科
体長15cm
撮影 2012.8.29 茨城県

8月も終わりですが、コジュリンはまだ囀っています。
この時期でも囀っているのは、ホオジロやセッカなど、さすがに少なくなりました。
山に行けば、ウグイスやメボソムシクイはまだ囀っています。

ショウドウツバメ@稲敷


ショウドウツバメ
スズメ目ツバメ科
体長13cm
撮影 2012.8.26 茨城県旧東町

ショウドウツバメは北海道で繁殖する鳥で、海岸の砂岩や泥炭に横穴を掘って営巣する習性があり、それで「小洞燕」の名があります。
関東近辺では8~9月の渡り時期によく見られます。
ショウドウツバメだけで大きな群れになることもありますが、ツバメの群れに混じっていることもあります。
ツバメよりも小さく、背面が褐色で、胸のT字型の模様が特徴的です。

よくある失敗@三番瀬

撮影 2012.8.25 千葉県船橋市三番瀬

この日の撮影では、カメラの設定にミスがあって、完全に露出オーバーの写真を量産する結果になってしまいました。
途中でチェックすればわかることだし、シャッタースピードが遅すぎることに気が付けばよさそうなものですが、あまり考えずに惰性で撮影している報いでしょうか。

ポジフィルムで撮っていた頃は、基本的に露出オーバーはアウトでした。
ネガフィルムはある程度救えます。と言っても、ネガの場合はラボが自動で補正してくれていただけのことなので、自分が上手だったわけでは必ずしもありません。

今はデジタルになったので、ある程度の補正は自分で出来ます。
一方、今のコンパクトデジカメは非常によく出来ていて、フルオートで大抵綺麗に写ります。
この場合はカメラが勝手に補正してくれるので、ネガフィルムで撮影したのをラボが最適に補正してくれるのと同じような感覚かも知れません。
かくして、下手な人が一眼で撮った写真より、何も考えずにコンデジで撮った写真の方が(露出に関しては)いいということが多くなります。
コンデジで撮った写真をフォトショップに取り込んで見ても、ほとんどの場合補正の必要はありません。それはそれで素晴らしいことですが、写真の撮り方は段々安直になって行きます。

冒頭に挙げたようなミスはお笑いですが、補正によってある程度救えるものもあります。
ただ、大幅な補正は画面がざらついて、不自然なコントラストになるので、あまり補正に期待するのも考え物です。



オバシギ
とてもフレッシュな幼鳥が10羽ほど見られた。
摩耗した夏羽個体は少なかった。




ミヤコドリ
前回(8/5)は、遠くの防波堤に1羽だけ確認出来た。
今回は10数羽の群れが比較的近距離で見られた。
飛翔もいい感じで撮影出来たのだが。。。
色合いは幼鳥に見えるが、この場合は当てにならない。




キアシシギ
何やら妙な獲物をくわえた。




ミユビシギ
摩耗した夏羽と、ほぼ冬羽に換羽した個体が多かった。
幼鳥はあまり見なかった。
写真の個体は、かなり換羽が進んだ夏羽。
クラゲの死体に興味を示していた。

8/26 河内~龍ヶ崎~稲敷

2012.8.26
河内~龍ヶ崎~稲敷
8:30~13:00

カイツブリ
カワウ
アマサギ
ダイサギ
チュウサギ
アオサギ
カルガモ
ミサゴ 2
トビ
チュウヒ 1
ハヤブサ 1
キジ S
バン J1

コチドリ 3箇所に10+
ムナグロ 2箇所に20+
トウネン 2箇所に数羽
ヒバリシギ■ 2箇所に各々1
エリマキシギ■ J1
タカブシギ 1箇所に数羽
イソシギ
ソリハシシギ 1
タシギ 1
オオジシギ 1(その他、3羽の小群の飛翔を見たが、識別できず)
ツバメチドリ■ 1
(シギチ類11種)

キジバト
ヒバリ
ショウドウツバメ■
ツバメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
セッカ
ホオジロ
コジュリン S
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシグトガラス
以上39種
■は今年初確認

毎年8月の探鳥会は、茨城県南のシギチ観察。
7人参加。
今年はシギチがいる休耕田が少なく、何もいないのではないかと心配したが、結果としては11種類確認できたので、まずまずの成果かと思う。
かなり広範囲に廻ったが、シギチが入っている場所はほぼ3箇所に限られ、観察の条件も極めて悪い。
一番入っている場所も、そろそろ干上がりかけているので、今後は期待できないかと思う。

ここまで214種+3亜種+その他6種

サトキマダラヒカゲ@牛久


サトキマダラヒカゲ
撮影 2012.8.26 茨城県牛久市

サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲは非常によく似ています。
このあたりで見られるのはサトと考えてよさそうですが、やや標高が高い場所だと、両者が混在する可能性があります。

後翅の基部に近いところにある3つの小斑が、大きくずれるのがヤマで、さほどずれないのがサトと言われますが、なかなか微妙な判断が必要かと思います。

オオメダイチドリ@三番瀬

オオメダイチドリ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 2012.8.5及び8.25 千葉県船橋市三番瀬

この日は早朝が干潮だったので、朝のうち2時間ほど観察。
結構面白い鳥見だったのですが、つまらないミスのため、写真がほとんどありません。



目の前に突然飛んで来たオオメダイチドリ。
これは前回(8/5)観察した幼鳥と同一個体かどうかはわかりませんが、この夏よく観察されているものだと思います。




8/5撮影



8/5撮影
周りはメダイチドリ、トウネン、遠景でボケているのはミユビシギ

8/25 三番瀬~谷津干潟

2012.8.25
千葉県船橋市三番瀬
6:00~8:00

カワウ
ダイサギ
ミヤコドリ
シロチドリ
メダイチドリ
オオメダイチドリ
ダイゼン
キョウジョシギ
トウネン
オバシギ
ミユビシギ
キリアイ■
キアシシギ
ソリハシシギ
オオソリハシシギ
ウミネコ
オオセグロカモメ
コアジサシ
ハクセキレイ
スズメ
ムクドリ
オナガ
以上22種
■は今年初確認


千葉県習志野市谷津干潟
8:30~10:00

カイツブリ
カワウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
ダイゼン
キョウジョシギ
トウネン
オバシギ
ミユビシギ
アオアシシギ
キアシシギ
ソリハシシギ
セイタカシギ
ウミネコ
キジバト
ハクセキレイ
シジュウカラ
スズメ
ムクドリ
オナガ
以上21種

今日は早朝が干潮ということなので、6時に三番瀬。
前回も観察されたオオメダイの幼鳥は今日も姿を見せてくれた。
オバシギは幼鳥が多くなった。
キリアイは2羽。今季初。

谷津干潟は、キアシシギとダイゼンが多く、オオソリその他は見えなかった。
今日は短時間で引き揚げ。

本日29種

ここまで210種+3亜種+その他6種

ヒメキマダラヒカゲ@池の平湿原



ヒメキマダラヒカゲ
撮影 2012.8.15 長野県旧東部町(現東御市) 池の平湿原

関東~中部地方では、大体標高1000m以上の山地で見られるチョウです。
他のキマダラヒカゲ類と、表はよく似ているようですが、このチョウの表は今回初めて見ました。

キリアイ@三番瀬



キリアイ
チドリ目シギ科
体長17cm
撮影 2012.8.25 千葉県船橋市三番瀬

キリアイは地元の水田にも少数入りますが、去年は見ていないので2年ぶりになります。
最初はこの右側の個体だけが目に入ったのですが、2羽並びました。
キリアイは比較的数が少なく、単独で見ることが多いので、2羽並んだだけでもかなり貴重。

背に褐色味が強く、白いラインが目立つので、幼羽と思われます。

コヒョウモン@池の平湿原

コヒョウモン
撮影 2012.8.15 長野県旧東部町(現東御市) 池の平湿原

国内では、本州産と北海道産の2亜種があるとされています。
本州では、中部地方の山地でよく見られ、西限は岐阜県だそうです。
夏の終り、かなり傷んだ個体が多く見られました。




ハクサンフウロに




マツムシソウに




ノアザミに

ルリタテハ@牛久



ルリタテハ
撮影 2012.8.19 茨城県牛久市

タテハチョウの仲間には、裏はまるで枯葉のようなものがいます。
夏型は、中央に淡色の帯があって、いくらか明るい感じがします。

アオアシシギ&コアオアシシギ@茨城県

アオアシシギ
体長35cm

コアオアシシギ
体長24cm

撮影 2012.8.18 茨城県







アオアシシギ
幼羽から第1回冬羽に換羽中の個体
後ろにいるのは、コアオアシシギ




コアオアシシギ
幼羽




2羽が並ぶと、大きさの違いがよくわかる。
ツバメは偶然写り込んだもの

クロヒカゲ@湯ノ丸高原


クロヒカゲ
撮影 2012.8.15 長野県旧東部町(現東御市) 湯ノ丸高原

クロヒカゲは、私のフィールド(茨城県南)ではあまり見られないチョウです。
全体的に黒っぽいので、♂と思われます。
この個体は新鮮なのか、後翅の眼状紋の周囲が青く輝いています。

オオチャバネセセリ@池の平湿原





オオチャバネセセリ
撮影 2012.8.15 長野県旧東部町(現東御市) 池の平湿原

セセリチョウの仲間は色々いたように思ったのですが、撮影した写真を確認すると、全てオオチャバネセセリでした。

標高は約2000m。
結構高いところにもいるものです。

2枚目と3枚目は同じ個体。
前翅と後翅の模様の見え方がよくわかるかと思います。
前翅の模様は、白点が大きく半円形に見えます。
後翅の模様は、4つの白点がジグザグに並んでいます。

ベニヒカゲ@池の平湿原

ベニヒカゲ
撮影 2012.8.15 長野県旧東部町(現東御市) 池の平湿原

ベニヒカゲは高山蝶の仲間で、長野県の天然記念物に指定されています。
ちなみに、長野県の天然記念物に指定されている蝶は以下の10種類で、全て高山蝶です。
 ミヤマモンキチョウ
 ミヤマシロチョウ
 クモマツマキチョウ
 タカネヒカゲ
 ベニヒカゲ
 クモマベニヒカゲ
 コヒオドシ
 オオイチモンジ
 タカネキマダラセセリ
 ヤツガタケシジミ

撮影地は、標高約2000mに広がる湿原で、高山植物の宝庫として知られています。
この蝶はかなり稀だと思うのですが、8月中旬から下旬が出現のピークだそうで、時期が合えばかなりの数が見られるということがわかりました。
花の他、獣糞や人の汗にも寄って来ます。
歩いている足元でもヒラヒラ舞うので、うかうかすると踏み潰しそうです。








ハクサンフウロに来た♂




ノアザミに来た♀
♀は、眼状紋の中に小さな白点が目立つ

ユリカモメ@霞ヶ浦




ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影 2012.8.16 茨城県土浦市

今シーズンの初認。
霞ヶ浦では、例年8月の初旬には飛来するので、今年は少し遅い感じでした。
とは言っても、この場所はここ5日ほどは見ていないので、もう少し早めに飛来していたと思われます。

ユリカモメは冬鳥ですが、ここでは1年のうち9か月間は見られるので、留鳥に近い印象があります。

金星食-2012年8月14日未明

2012.8.14
茨城県神栖市で撮影

前日の天気予報では全国的に期待薄でしたが、茨城~千葉方面はちょっと望みがありそうでした。

0:30
衛星画像を見ると茨城県内は望み薄。千葉県内の方が良さそうと判断し、とりあえず佐原の道の駅に行って見ました。

1:30
上空には星も見えますが、東の方は薄雲が出ています。
まだ時間があるので、少し様子を見に移動。小見川あたりで、昇ってくる赤い三日月が見えたので、利根川の堤防上で観察することにしました。




2:00
月齢25.9
金星は半月状に見えている




2:08
薄雲が出てきた
少し心配な状態




2:44
潜入直前
雲はだんだん厚くなり、肉眼ではぼんやりとしか見えない状態




2:45
潜入開始
半月状の金星が隠れていく様子
スポッティングスコープで見ていた娘は、はっきりと見ることができた




2:45
潜入途中
写真としては厳しいが、実際にはそれなりに見えている




2:46
潜入完了
肉眼ではほとんど見えない状態




3:27
潜入完了後はますます雲が厚くなり、全く見えない状態が続いたが、出現10分前には再び見え始めた。
ただし、これでも肉眼ではぼんやりとしか見えない状態




3:30
出願開始
右側から徐々に姿を現す




3:30
出現完了
この時間帯は、奇跡的に雲が切れて、肉眼でもはっきりと見ることが出来た。


このあと、月と金星は雲に隠れ、見事な朝焼けに虹が出現しました。
5時過ぎには厚い雲に覆われて雨が降り始めました。
まさに、奇跡のような天体ショーでした。

コチドリ@茨城県





コチドリ
チドリ目チドリ科
体長16cm
撮影 2012.8.13 茨城県

黄色いアイリングが目立つ成鳥夏羽と、冬羽に換羽中の個体。

オオソリハシシギ@三番瀬

オオソリハシシギ
チドリ目シギ科
体長39cm
撮影 2012.8.5 千葉県船橋市三番瀬

震災の影響で、実に1年11ヶ月ぶりの三番瀬。
いまだ立ち入り禁止の区域もあり、堤防は大きく陥没していました。
砂浜が狭くなったような気もしますが、気のせいでしょうか。

ミヤコドリが遠くの堤防上に1羽だけ見られたほか、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、キョウジョシギ、トウネン、ミユビシギ、キアシシギなど、それなりのメンバーは揃っていました。
オオソリハシシギは10数羽の群れ。


亜種オオソリハシシギ Limosa lapponica baueri が主に干潟に飛来するほか、亜種コシジロオオソリハシシギ Limosa lapponica lapponica が少数飛来するとされています。
同亜種は、亜種名を見るとわかる通り、基亜種であって、ヨーロッパの大西洋岸では普通に見られるようです。
海外の図鑑によれば、同亜種は腰が白いほか、翼の下面の白さが目立ちます。







写真は亜種オオソリハシシギの♂成鳥夏羽
同亜種は、翼の下面の模様が濃い、ということが海外の図鑑にも書かれています。




♂成鳥2羽と、♀成鳥1羽(手前)
プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア