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今日のツルシギ







ツルシギ
チドリ目シギ科
体長32cm
撮影 2011.10.30 茨城県

シギの声も綺麗だが、似通っているものが多い。
ツルシギは「ピュイ」とひと声で、よく通る美しい声である。
見ての通り、非常にスタイルがいい。
今日は、ツルシギが特にカッコよく見える瞬間を切り取って見た。

ツルシギ@茨城

ツルシギ
チドリ目シギ科
体長32cm
撮影 茨城県

この地域での秋の渡りは、8月上旬から9月下旬あたりと思っていましたが、今年は数は少ないながらダラダラと続き、10月も最終盤まで来ました。

オグロシギは、数は減りましたが、数羽は残っているようです。
ハマシギが1羽飛来しました。
しばらく見なかったツルシギですが、また1羽現れました。





ツルシギ幼鳥




オグロシギ幼鳥と




オグロシギ2羽、ハマシギ1羽と

カモ類のカウント(乙戸沼) 10月分

10/6
■ヒドリガモ 12
■オナガガモ 11
2種 23

10/14
■コガモ 3
■ヒドリガモ 18
■オナガガモ 20
■ハシビロガモ 3
4種 44

10/19
■ヒドリガモ 19
■オナガガモ 22
■ハシビロガモ 6
3種 47

10/28
■ヒドリガモ 79
■オナガガモ 23
■ハシビロガモ 4
3種 106

ここに来てようやく増えて来たが、去年のこの時期には300羽を超えていたので、今年は飛来が遅い。
 

ユリカモメ@霞ヶ浦

ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影 茨城県土浦市

このところ、何度か銚子に行く機会がありましたが、カモメの数はまださほどではありません。
そこで別段珍しくもありませんが、先日撮った土浦でのユリカモメ。

ここのユリカモメは5月中旬頃退去し、8月頭には飛来します。
越冬地と言うより、繁殖期の短期間だけ留守にする、と言った感じの鳥です。
















以上は全て成鳥




これも成鳥だが、夏羽の残り方が変わっている個体



幼羽から第1回冬羽

コアオアシシギ@茨城

コアオアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2011.10.26 茨城県稲敷市

いつもの年だと、8月~9月にかけて20羽前後が観察されるが、今年はあまり見られなかった。
昨シーズンは3羽ほどの越冬個体が観察されたが、今年はどうなるのだろうか。



幼鳥




幼羽から第1回冬羽に換羽中(2羽とも)




幼鳥2羽と、成鳥冬羽(手前の個体)

ムナグロ@茨城

ムナグロ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 2011.10.26 茨城県稲敷市

土手沿いの道を走っていると、タゲリの群れが飛んでいた。今期初認。
しばらく目で追うと、近くの蓮田に降りた。
観察しにくい場所だったが、15羽程度が確認できた。
そのうち、近くにいたトビがやって来て、タゲリの群れを追い払うような行動に出た。
タゲリの群れは飛び立ったが、近くにいたもう少し小さな鳥の群れも一緒に飛び出した。
ムナグロだと思い、双眼鏡で追う。




何度か旋回し、同じところに降り立った。
トビは相変わらず、ちょっかいを出す。
そのたびにムナグロの群れも飛び立つ。




ムナグロの群れは12羽。
全て幼鳥である。




トビはそれほど危険な存在ではないので、鳥たちもあまり恐れない。
ただし、生まれて数ヶ月の鳥たちは、そこまで学習していないのかも知れない。
小さな鳥たちは、ハヤブサは怖い、トビは怖くない、ということをどうやって知るのだろうか。
本能か? 親に教わるのか? 自分で学習するのか?
疑問の種は尽きないものである。

奥日光の紅葉(6)

2011.10.10
栃木県奥日光


菖蒲ヶ浜から再び船に乗る。
ここからは、中禅寺湖の南岸を大きく迂回し、25分ほどかけて歌ヶ浜に戻る。




船から見る菖蒲ヶ浜

ところで戦場ヶ原という名前は、その昔、日光の男体山の神様と、赤城山の神様が戦ったという伝説による。
ここで勝負がついた、ということで「菖蒲ヶ浜」と言う。
湯ノ湖の水が湯滝となり、湯川という名で戦場ヶ原を流れ下って竜頭の滝となり、ここ菖蒲ヶ浜で中禅寺湖に注ぐときには地獄川という恐ろしい名前になっている。




上野島と男体山




この船は、特に紅葉が素晴らしい八丁出島の近くを通るので、最盛期には素晴らしい遊覧になるだろう。




歌ヶ浜に戻ると、目の前には中禅寺。
立木観音で知られるが、私はまだ行ったことがない。
カツラの巨木が美しく黄葉する。

次回は戦場ヶ原

再びバリケンのヒナと、バリケンの名前について

前回、バリケンのヒナを紹介しました
前回の記事



あれはすでに体長20cm程度に成長したものでしたが、今日の個体はまだスズメほどの大きさで、生後数日と思われます。
何が言いたいかというと
 バリケンは10月下旬でもまだ繁殖している
ということ。
非常に繁殖力の強い鳥です。

バリケンというう鳥の名前について、何度か記事にしたことですが、新しい知見も含めて、少しまとめて見たいと思います。

・・・・・・

(1)バリケンは南米に生息するノバリケンを家禽化したもので、食用として持ち込まれたが、食用としては定着せず、篭脱けとして各地で増加している。
(2)バリケンの英語名は”Muscovy Duck”と言う。学名はCairina moschataである。(学名はイタリックで書くのが慣例だが、ここでは読みにくいのでこのままとする)
(3)「フランスガモ」とか「台湾アヒル」などと呼ばれるが、いずれも生息地ではない。フランスと台湾は美食の国であるから、食肉として流通したことからの命名であるのかも知れない。


”Muscovy”を調べると、「モスクワ大公国」とある。
中世のロシアに存在した都市国家で、現在のモスクワの前身のような位置づけではあるが、南米原産のバリケンとはどんな関係があるのだろうか。

英語版のWikiに当たって見る。
■モスクワ大公国の会社が、食肉としてアメリカと交易した、という可能性に言及してはいるが、疑わしいとしている。
■単に、遠くてエキゾチックな地名として「モスクワ」という命名を採用したのではないか。そのような例として「ペルシャ猫」を挙げている。(ペルシャ猫はペルシャとは関係がない)
■現在のコロンビアにある”Muisca”という地名、あるいはニカラグアとホンジュラス附近にある”Miskito”という地名に由来するという説を示している。どちらも生息地としては問題ない。


リンネがCairina moschataと名付けた理由を考えて見よう。
このカモは麝香の匂いを発するので、「ジャコウアヒル」と呼ばれることもあるらしい。
麝香、すなわち”Musk”が語源であるとすれば納得出来る。
「モスクワのカモ」ではなく、「ジャコウの匂いがするカモ」という見方。
ちなみに、Muskとは「マスクメロン」のマスクのこと。


そこで新たな疑問
(4)バリケンは本当に麝香の匂いがするのか。
(5)ならば「ジャコウガモ」でよかったはずだが、どうして「バリケン」なのか。

従来からある疑問
(6)バリケン」とはどういう意味か。
(7)家禽が「バリケン」で、野生種が「ノバリケン」というのは不自然ではないか。マガモをノアヒルと言うようなものではないか。

(5)(6)については、オランダ語であるとする説があるが、詳細は不明。
(7)と一緒に考えてみると、オランダ人が日本に持込み、オランダ語でバリケンと読んだが、後に南米に野生種がいることがわかって、それをノバリケンと名付けた、と考えると一応説明がつくようだが、これはあくまでも私見なので、また新しい知見が得られれば紹介したい。それほど興味を惹く話とは思えないけれど。

ハシビロガモ♂@乙戸沼


ハシビロガモ♂エクリプス
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 2011.10.19

この日のハシビロは6羽。
♀は近くまで来るのだが、♂はちょっと遠かった。

キチョウ(キタキチョウ)@牛久


唐突だが水泳の話を

バタフライというのは平泳ぎから派生した。
その昔、平泳ぎのルールは、”うつぶせで左右対称に泳ぐ”という程度の緩い規定だった。
そこで頭のいい選手が「左右対称でクロールを泳ぐ」ということを考えた。言うまでもなく、クロールは手足を交互に動かす。
やってみると普通の平泳ぎより速いので、必然的に皆が真似するようになり、競技種目としてバタフライが独立した。

蝶が飛ぶように泳ぐ、というのがネーミングの由来。
蝶は鳥と異なり、前翅と後翅を交互に(?)羽ばたいて飛ぶ。
手と足とを別々に動かすバタフライの泳ぎ方をそのように見立てたものかと思う。


では、「バタフライ」の語源は?
イギリスでは「キチョウ」の仲間が一般的に多く見られ、バターのような色をしているので「バタフライ」と言われるようになったものである。
あちらの命名法は大体が即物的である。
日本で普通に見られるキチョウ(キタキチョウ)も、言われてみればバターの色に似ている。

従来キチョウと呼ばれていたチョウは、南西諸島産の「キチョウ」と、本州産の「キタキチョウ」に分類されることになった。

ヒドリガモ@乙戸沼

ヒドリガモ
カモ目カモ科
体長48.5cm
撮影 2011.10 茨城県土浦市乙戸沼

毎年300羽ほどのヒドリガモが越冬する沼ですが、今のところは20羽強。



♂エクリプス




やや換羽が進んだ♂










アオスジアゲハ@浦和


2011.10.2
埼玉県

ヤブガラシに来たアオスジアゲハ。
都市部にも多く見られる蝶。

奥日光の紅葉(5)

2011.10.10
栃木県奥日光


菖蒲ヶ浜の船着き場から600mほど歩くと竜頭の滝下に行ける。
確かにこの日、竜頭の滝附近は紅葉の最盛期になっていて、多くの観光客で大混雑していた。




初夏のツツジ、秋の紅葉、どちらも日光を代表するスポット。
三脚を立てる場所もないほどの混雑ぶりだった。




滝の近くにあるイタヤカエデは、このあたりで一番の紅葉。


竜頭の滝は上から見るのももちろんいいのだが、のんびりしすぎて上まで行けなかった。
船の時間に間に合わなくなってしまうので、今回は途中でパス。

次回は再び船上の人に

マガモ@奥日光

マガモ
カモ目カモ科
体長59cm
撮影 2011.10.10 栃木県日光市 湯ノ湖

ここのマガモは北から渡って来たわけではありません。
奥日光では少数が繁殖しています。
本州でマガモの繁殖地としては、他に上高地が知られています。









♂エクリプス
やや換羽が進んでいる




これも♂エクリプス
ややまだら模様になっている




これはすでに繁殖羽になりつつある




参考までに、5月に同じ場所で撮影したペア

雑種か?

2011.10.15
千葉県銚子市

カモメ類の識別というのは、一般的に難しいと思われていて、実際確かにそう簡単ではないのだけれど、見慣れてくると、何となくその種らしさというものが見えてくるもので、そういう感覚が出来て来る過程が鳥見の本当の面白さではないかと思っている。
「その種らしさ」が見えてくると、その鳥とお近づきになった気がして大変嬉しいのだが、去年お近づきになった気がしたのに、今年見るとやっぱりまだ遠いと思ってしまうこともしばしばある。
そんなことを繰り返しながら8~9シーズンほどカモメを見てきた。
日本一のカモメのメッカ、銚子漁港に通える距離に住んでいる自分は、カモメウォッチャーとしては恵まれていると思う。

そうは言っても、銚子~波崎をひと通り廻ると、やっぱりわからない個体があちこちにいて、毎度溜息をつくことになる。
今時分はウミネコばかりなのだが、少数の大型カモメ類の中にも、難しい個体はいるものである。
カモメの難しさというのは、個体差というものと、換羽の度合いによってはかなり見える印象が違ってくるということがあるように思う。

もちろん、大ベテランでも全てわかるわけではない。
要はハードルが高いか、低いかの問題なのだが、わからないものは、ただわからないで済ませるのではなく、「ここがこうだからこうではないか」というところまでは考えるようにしたいと思う。


ところで、カモメ類にも雑種という厄介な問題がある。
わからないものは何でも雑種にしてしまうのは危険だけれど、一応雑種という可能性も考慮しておいた方がいい場合もある。
カモ類でもそうだが、世の中雑種だらけというようなことはないけれど、さほど珍しいというものでもない。
銚子でよく観察されるのは、シロカモメとセグロカモメの雑種や、ワシカモメとシロカモメの雑種などである。
ワシカモメとオオセグロカモメの雑種も存在するとされているし、驚いたことにはカモメとウミネコの雑種も報告されている。




顔つきの印象はワシカモメ。
嘴も太いし、足の色もワシカモメ風だが、初列風切の黒さを見るとワシカモメ的ではない。
ワシカモメとオオセグロカモメの雑種の可能性があるように思う
セグロやオオセグロの個体差の範囲内というにはちょっと外れているように見えた。

奥日光の紅葉(4)

2011.10.10
栃木県奥日光

中禅寺湖道路を下りると、歌ヶ浜の駐車場がある。
今回はここに車を停めて、船に乗る。
中禅寺湖の遊覧船は3か所に寄港するので、1周してもいいし、途中で下船して散策してもいい。(その場合は、チケットを別々に買う)
大混雑している竜頭の滝方面に行くには、これに限ると思った。

歌ヶ浜(立木観音)を出ると、1kmほど先にある船着き場に着く。
さらに菖蒲ヶ浜まで、都合25分ほどである。



日光白根山を遠望する




船から見る男体山




菖蒲ヶ浜から男体山を見る

次回は竜頭の滝

奥日光の紅葉(3)

2011.10.10
栃木県奥日光


中禅寺湖道路には、展望スポットが2か所ある。
これは眼下に中禅寺湖を望む絶景ポイントである。
ここは何度も紹介しているが、かなりの広角でないと全体が入らないのが悩み。



関東で一番高い山、日光白根山が見える。




こちらは日光を代表する男体山。




八丁出島を俯瞰する。
この写真で見る通り、中禅寺湖の紅葉はまだまだだが、八丁出島の紅葉は日光で随一のものだと思う。


次回は歌ヶ浜から船に乗る。

ウミネコ@銚子

ウミネコ
チドリ目カモメ科
体長46cm 撮影 2011.10.15 千葉県銚子市

積極的にウミネコに目を向ける人はあまりいない。
私も他のカモメ類が増えてくるとそちらに向いてしまうので、今のうちという感じか。



幼羽のチョコレート色は、いつ見ても独特の美しさがあると思う。



肩羽に、少し換羽が始まっている。



もう少し換羽した状態。



1年経った。
虹彩が黄色くなり、ウミネコらしくなって来た第2回冬羽。





これは一見して異様な個体だが、顔つきや嘴を見るとやっぱりウミネコだと思う。
一面にベッタリと黒く汚れている感じだが、よく見る油汚染の状態とはちょっと違うようにも見える。

タイミルセグロカモメ@銚子

タイミルセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長55cm
撮影 2011.10.15 千葉県銚子市



足の色が微妙に黄色味を帯びているので、タイミルセグロカモメ(ホイグリンカモメの亜種)と見た。




肩羽の鱗模様から、タイミルセグロカモメの幼羽~第1回冬羽と見た。

今日は南風が強く、時折雨がパラつく天気だったので、車中に三脚を立てて観察した。
まだほとんどウミネコだが、大型カモメ類も増えて来た印象。

・・・・・・

帰り、またいつもの場所に寄って見る。
前回と同じ場所で、観察条件は最悪。

シギはオグロだけになっていた。15羽程度。
カモは、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ヨシガモの6種類。
もう少し近ければ面白い観察が出来るのだが。




アオサギの手前に、ハシビロガモの♂エクリプスが2羽。
翼鏡がグリーンに見えるコガモ
その手前に4羽ほどのヨシガモ
左の方にヒドリガモとオグロシギ

ハシビロガモ@乙戸沼



ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 2011.10.14 茨城県土浦市乙戸沼

乙戸沼にもハシビロガモがやって来た。
この沼にはハシビロガモが多いと思われているが、カウントして見ると多くても20数羽で、それほどでもない。

今日見られたのはまだ3羽で、虹彩が暗色なので全て♀と思われる。

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papageno620

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