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チュウサギ@土浦





チュウサギ
コウノトリ目サギ科
体長62cm
撮影 2011.6.28 茨城県土浦市 

サギ類は、複数の種類が一緒にコロニーを作ることがある。これをサギ山と言う。
ここでは6種類のサギが観察出来る。
数えたわけではないが
 アマサギ>ゴイサギ>チュウサギ>コサギ>ダイサギ>アオサギ
という印象で、アオサギはごく少なく、この日も1羽だけしか観察できなかった。

6種類のうち、アマサギとチュウサギが夏鳥。
チュウサギは準絶滅危惧種(NT)に指定されているが、夏の茨城県南ではさほど珍しい鳥ではない。

チュウサギの夏羽は嘴が黒く、冬羽では黄色くなるが、先端は黒いのが普通である。
写真は全て別個体で、夏羽から冬羽まで色々な段階が見られる。
盛夏にはすでに冬羽に換羽している個体が多いので、アマサギの冬羽と間違える人が多い。(アマサギの冬羽は亜麻色がなくなる)
現在、”Wikipedia”のチュウサギの項目に載っている写真もアマサギ冬羽の可能性が高いと思う。

驚くべき発言

海江田万里という人は不思議な人だ。
玄海原発の再稼働を佐賀県知事に要請する中で、「原発の安全は国が保証する」と言ったそうである。

日本では、30年を経過した原発は、安全に関わる全ての設備(原子炉本体だけではなく、ECCS、非常電源、防潮堤も含むはず)の再評価を行い、概ね10年間の延長を許可する、ということになっている。

福島第一の6基は全て30年を超えた「老朽原子炉」であって、これまで6回の「再評価」を経ているはずである。
それどころか、1号機に関しては震災の15日後の3月26日に運転開始40年を迎えていて、去年のうちに10年間の再延長が認められている。許可したのは海江田万里という人だったはずだ。
福島第一については、すでに7回も国が安全を「保証」しているのである。
このことに関しては誰か責任を取るべきだと思うのだが、海江田万里という人はこの期に及んで反省もなく、まだ原発の安全を保障しようと言うのである。
ちなみに、安全を「保証」された玄海原発2号機も運転開始後30年を経た老朽原発。

驚くべき人であると思う。
ついでのことに、今後日本に大地震も津波もない、ということを保証してもらえないだろうか。

テレビの買い替え


32型は今では大型とは言えない。部屋が狭いのでこれぐらいで十分である。
それにしても32型が40000円前後で買えるのだから、家電メーカーは儲からないはずだ。

量販店は、安いのは有り難いのだけれど、設置したのは運送業者だった。
誰でも知っている超有名宅配業者だったのだが、家の場所がわからずに電話をかけて来た。
しかも100mほど先に止めてかついで来るというわけのわからない行動。

今のテレビはHDMIケーブルでつなぐのが普通らしい。
今まではアナログでつないでいたので、それをそのままつないで行ったらしいのだが
DVDデッキは古いのでそのままではつなげない。(テレビにはHDMIは3系統あるが、アナログ入力は1系統しかない)
とりあえず既存のケーブル(映像はD端子、音声はRCA)でつないでおくが、テレビ用にはHDMIケーブルを買って、DVDはアナログでつないでください、ということで帰ったらしいのだが、そんなものなのだろうか。
テレビを売るのならばケーブルぐらいつけてほしいと思うのだが。
不要のケーブルがつないであったり、素人仕事としか思えない。もちろん、販売店の店員ではなく運送業者なのだから仕方がないのだが、こんなことなら自分でやってもよかった。

翌日、HDMIケーブル(結構高い)を1本買って、CATVのチューナーとTVをつなぎ、DVDデッキはアナログでつなぐことにした。

さて画面は綺麗だけれど、テレビにはさほど興味がないので、見るものはないのが難点だ。
折角の大画面(自分にとっては)なので、オペラのDVDを見ることにした。
映像はアナログだが、音声はデジタル(トスリンク)信号をDACにつないで、ヘッドフォン(HD-800)で聴く。
これは意外に楽しめそうだ。


プッチーニ最後の作品「トゥーランドット」
ジェームス・レヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場 1987年のライブ
プラシド・ドミンゴとエヴァ・マルトンの名演。
このオペラはストーリーもわかりやすく、舞台は豪華絢爛、音楽的にも優れ、音響効果も上がるので、入門者にもお薦めである。

アマサギ@土浦

アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 2011.6.28 茨城県土浦市



いわゆるシラサギの中で最小のアマサギは、羽ばたきも速く、スピード感あふれる飛翔を見せてくれる。
6種類のサギが営巣するこのコロニーの中で、アマサギが一番多いように思う。




チュウサギと

ツツジの国

撮影 2011.6.13
奥日光

日本の国花は桜と菊です。
これは別に法律で定めた類のものではなく、慣習上のものです。
桜と菊は言うまでもなく、日本人には馴染みが深い植物ですが、ツツジを忘れてはいけないと思います。
日本はツツジの国。特にこの奥日光という場所はまさにツツジの国と言って差し支えない場所だと思います。




湯ノ湖から湯滝となって流れ下った湯川が、戦場ヶ原を流れて竜頭の滝に向かおうとするところに、しゃくなげ橋があります。
そのたもとに咲くヤマツツジ




竜頭の滝は、知る人ぞ知るツツジの名所。
トウゴクミツバツツジと竜頭の滝




竜頭の滝左岸にあるレンゲツツジはまだ咲き始め




滝の下の方ではシロヤシオとヤマツツジの競演




竜頭の滝を流れ下った湯川は地獄川と名を変えて中禅寺湖に注ぎます。
中禅寺湖畔もヤマツツジの最盛期
中禅寺金谷ホテルの庭で




歌ヶ浜で


ちなみに栃木県の県花はヤシオツツジ(アカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオの総称)
6月中旬の奥日光はヤマツツジの最盛期。
このあとはレンゲツツジのシーズンになります。

コジュリン@桜川



コジュリン
スズメ目ホオジロ科
体長15cm
撮影 2011.6.25 茨城県旧桜川村

非常に局地的に繁殖する鳥ですが、利根川流域の葦原は、コジュリンの繁殖地としては全国有数の場所です。
ホオジロの仲間らしく、目立つところで天を向いて囀るので、比較的探しやすい鳥です。
同じ仲間の、ホオアカやアオジと同様、少しのんびりしたテンポで延々と囀っています。
ホオジロ科の鳥は、性格も穏やかなように感じられますが、実際はどうなのでしょうか。

奥日光のズミ

ズミ
バラ科リンゴ属
撮影 2011.6.13

尾瀬ヶ原と戦場ヶ原は、どちらも標高がちょうど1400mにありますが、気象条件は尾瀬の方が厳しいようで、尾瀬のズミは非常に矮小化したものが目立ちます。

また、ズミは湿原でもやや乾燥した土地を好むので、ズミの見事な群生が目立つ戦場ヶ原は、高層湿原が草原化しつつある過程とも言えます。
ズミの花は綺麗ですが、湿原の環境としては痛し痒しというところでしょうか。

ズミの見頃は短いので、いい状態に出会うのは意外に難しいものです。




小田代に点在するズミ




白い花が緑に映える




戦場ヶ原
つぼみのうちは赤く、満開になると純白になる




コナシ、あるいはコリンゴとも
上高地の小梨平はこの花に由来する




竜頭の滝にあるズミ
背景はヤマツツジとトウゴクミツバツツジ

尾瀬の花(その5)

撮影 2011.6.12

尾瀬に限ったことではありませんが、今年は春先が寒かったせいか、花が全般に遅いようでした。
そんなわけで観察できた花の種類はやや少なめでした。
約9時間のハイキングを終え、奥日光へ。




■ミネザクラ
バラ科サクラ属
山ノ鼻

山ノ鼻の休憩ポイントにあるこの木は絶好の被写体になっている。
何しろこの時期に桜が見られるということは、尾瀬はやっぱり寒冷地であるということを感じる。
柄に毛があるものをチシマザクラと言うが、それは確か尾瀬沼あたりにあった。




■オオカメノキ
スイカズラ科ガマズミ属
鳩待峠下

葉を亀の甲羅に見立てて「オオカメノキ」と言う。よく虫に食われるので「ムシカリ」とも。
中央に小さな両性花(まだ咲いていない)が集まり、周囲に装飾花がつく。




■ヤチヤナギ
ハナモモ科ハナモモ属
中田代

あまり目立たないけれど、尾瀬ヶ原にある小低木としては、ナナカマドやレンゲツツジなどとともに代表的な植物である。
ホオアカはヤチヤナギによく止まっている。
ヨーロッパでは、主にイギリス、ドイツ、北欧の湿地に生育し、この植物の実をホップの代わりに使ったビールが知られている。




■チングルマ
バラ科チングルマ属
竜宮

高山植物として特に人気の高い花だが、このような湿地にも生える。
これは草ではなく、小低木なので、小さいけれどの”老木”かも知れない。いつもこの場所で見るのも当然なのである。
竜宮現象が見られる深い池塘の近く。

尾瀬の花(その4)

撮影 2011.6.12

今回の尾瀬は、鳩待峠から見晴までのピストンで、距離は約20km。
実は歩き始めから左足の太腿あたりが痛くて、ちょっと心配でした。
三脚に望遠鏡とデジスコのセット、カメラ用の雲台、一眼レフにレンズ2本、双眼鏡を首から下げ、いつもより荷物が多かったせいもあり、足の痛みは増すばかりで、最後の登りはかなり大変でした。
ゆっくりと登っていくと、後からどんどん抜かれます。午後から下る人も多いので、結構気を使います。

山ノ鼻からの登りは通常1時間10分程度です。
2回ほど長い休憩を取り、痛む足を押えながら、結局1時間40分程度かかりました。
休憩時間を考えると、極端に遅いペースではありませんでした。要は他の人が急ぎすぎです。
そんなに急いで歩くと、足元にこんな綺麗な花が咲いているのも気が付かないですよ。




■サンカヨウ
メギ科サンカヨウ属
テンマ沢附近

このルートの楽しみは何と言ってもシラネアオイなのだが、もうひとつの楽しみはサンカヨウである。
純白の気品に溢れた花は、シラネアオイ同様、万人を魅了する花である。




■ニリンソウ
キンポウゲ科
下田代(県境附近)

尾瀬のニリンソウは、山ノ鼻近くの川上川に架かる橋のところにある群落が知られているが、これは沼尻川(ぬしりがわ)の拠水林にある群落。要するに竜宮のトイレの前である。
尾瀬にはサンリンソウもあるらしい。識別ポイントを覚えたので、次回はそれを探して見たい。




■オオバキスミレ
スミレ科スミレ属
鳩待峠~山ノ鼻間

キバナノコマノツメ、タカネスミレなど、黄色のスミレは山地に多い。
「大きな葉の黄色いスミレ」
わかりやすい命名である。
山ノ鼻が近づくと、木道の間に咲いているのが目立つが、早朝にはほとんど開いていなかった。帰りにはたくさん見られた。
花を見るには、あまり早いのも考え物か。




■ミツバオウレン
キンポウゲ科オウレン属
鳩待峠~山ノ鼻間

オウレン(黄連)という花は知らないが、生薬として使われるものらしい。
尾瀬では湿原や林床など、どこにでもあると言われるが、小さいので見逃している可能性はある。

クロガモ@九十九里


クロガモ
カモ目カモ科
体長48cm
撮影 2011.6.5 千葉県 九十九里海岸

なぜ今頃クロガモが?

尾瀬の花(その3)

撮影 2011.6.12

鳩待峠の標高は1591m、山ノ鼻は1400m。
この間の距離は3.3kmで、下り1時間ほどの行程です。
このルートは終始森の中を歩くので、鳥の声も多く、林床に咲く花が楽しみなルートです。
先を急ぐ人たちが数珠繋ぎになるので、ゆっくり観察できないのが悩みの種です。
いつも思うのですが、尾瀬を歩く人たちはなぜあんなに急ぐのでしょうか。

今日は林床に咲く花から




■シラネアオイ
シラネアオイ科シラネアオイ属
テンマ沢附近

図鑑によってはキンポウゲ科とも。
1属1種の日本特産種で、誰をも魅了する花である。
もう少し下にある大きな株はまだつぼみだった。
今回見つけたのはこれ1輪だけで、残念ながら横向き。
正面から撮ろうとした輩がいたようで、下のほうに踏み跡があった。そういうことをしていると、そのうちロープを張られてしまうぞ!




■エンレイソウ
ユリ科エンレイソウ属
鳩待峠附近

鳩待峠から下り始めるあたりにはかなりの数が見られたが、下の方にはほとんどない。




■ミヤマエンレイソウ
ユリ科エンレイソウ属
山ノ鼻附近

別名シロバナエンレイソウ。
エンレイソウに比べると数は少ない。
竜宮附近の拠水林にも少し咲いていた。




■コミヤマカタバミ
カタバミ科カタバミ属
テンマ沢附近

葉は低地に咲くカタバミと同様だが、写真のものは葉が閉じていた。
陽が当たらないと、葉も開かないのだろうか。
色は白からピンクまで変異が多い。




■ユキザサ
ユリ科ユキザサ属
山ノ鼻附近

このルート、低い方にはユキザサ、高い方にはヒロハユキザサが多いと言われている。
花が咲いていないのでよくわからないが、ユキザサだろうと思う。
ただこの地域には、ヤマトユキザサと言うもうひとつの種類があるらしい。

アマサギ@阿見



アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 2011.6.3 茨城県阿見町

「田んぼの貴婦人」と呼ばれるのは、冬のタゲリと夏のアマサギ。
緑の中のアマサギは美しい。

尾瀬の花(その2)

撮影 2011.6.12

6月上旬の尾瀬はミズバショウを見るにはいいのですが、花の種類はまだまだです。
花を見るなら6月下旬から7月上旬がお薦めです。
7月も中旬以降になるとニッコウキスゲの見頃になるので、また混雑します。
今日は湿原に咲く花から。




■タテヤマリンドウ
リンドウ科リンドウ属
中田代

山ノ鼻から下田代附近には花がほとんどなかった。
中田代あたりに来ると、タテヤマリンドウが散見されるようになった。
湿原の花は、竜宮附近の方が早く咲くようである。

タテヤマリンドウはハルリンドウの高山型で、立山に因む。




■ミツガシワ
リンドウ科ミツガシワ属
竜宮附近

この花も結構大きな群落を作るのだが、この日はまだ少なかった。
雌蘂が短い短柱花と、雌蘂が長い長柱花がある。これは長柱花。




■ショウジョウバカマ
ユリ科ショウジョウバカマ属
竜宮附近

猩々とは中国の伝説上の動物で、酒好きで赤い顔をしているとされる。
オランウータンを指すこともある。
赤いところを見立てたものだが、白い花もある。




■ヒメシャクナゲ
ツツジ科ヒメシャクナゲ属
中田代

これは尾瀬ヶ原を代表する花だが、まだほとんど咲いていない。
この花もまだつぼみで、これから釣鐘型に開いて来る。




■オオバタチツボスミレ
スミレ科スミレ属
竜宮附近

オオタチツボスミレは森林内で普通に見られる。
一字違いのオオバタチツボスミレは、湿原内に咲く大型のスミレ。
紫色で、花弁の全てに線条が入るのが特徴。

手前にはワタスゲの花
ワタスゲの白い穂が見頃になるのは6月の下旬になると思う。
その頃はヤマドリゼンマイの葉が伸び、レンゲツツジの赤が色を添える。

思いがけず。。。


メーカー欠品のため2~3ヶ月待ちと聞いていたので、とりあえず注文を、と思って行って見たら
「1台、在庫があります」と言われて、逆に焦ってしまった。

ノビタキ@尾瀬

ノビタキ
スズメ目ツグミ科
体長13cm
撮影 2011.6.12 尾瀬 下田代~見晴間(福島県檜枝岐村)

ホオアカとノビタキは尾瀬ヶ原を代表する鳥です。
特に中田代附近のノビタキはいつもフレンドリーで楽しませてくれるのですが、今回はなかなか近くに来てくれませんでした。

下ノ大堀川のビューポイント付近には、私が「ノビタキの木」と名づけたズミの木があります。(私のブログタイトルにある写真もそこで撮影したもの)
今回の尾瀬はノビタキの姿が少なくてやや寂しい印象でした。
デジスコでの撮影は今回が初めてですが、小鳥のデジスコ撮影はやっぱり難しいです。


ホオアカは低い位置で囀ることが多く、尾瀬ヶ原での定位置はレンゲツツジやヤチヤナギです。
一度止まると長時間動かないので、撮影はしやすい鳥です。



ノビタキはもう少し高い位置で囀るので、こちらの方が目立ちます。
ある場所から飛び立っても、また同じ場所に戻る傾向があるので、これも撮影しやすい鳥と言えます。




連写で撮影したノビタキ



約1.2秒後に元の枝に戻りました。
これはかなり早いですが、大抵2~3秒で戻ります。

・・・・・・

ノビタキは意外に気が強い鳥で、しばしばカッコウを攻撃します。
それはノビタキがカッコウに托卵されるからです。
小さなノビタキの方が強そうで、そういうのを見ているととても面白いものです。
前々回載せたカッコウはこの至近距離にいたもので、鳥たちの激しい生存競争が行われている場所ということができると思います。
子育てを他の鳥にまかせてしまうカッコウは悪い鳥だという言い方がよくありますが、野生生物の繁殖行動にいいも悪いもないということは、しつこいようですが指摘しておきたいと思います。

尾瀬の花(その1)

撮影 2011.6.12

6月上旬はミズバショウの最盛期で、例年6月の第1土日は尾瀬が一番賑わう時期です。
最近は暖冬傾向で花期が早めなのと、人気の中心が7月のニッコウキスゲに移りつつあるので、6月2週目はそんなに混雑しません。
ただ、この日はかなり混雑しました。
この日だけ天気予報がよかったのと、震災後の自粛ムードの反動があると思いました。
団体客が非常に増えました。
もっと増えたのは「山ガール」です。何となく景色が華やかになりました。



■ミズバショウ
サトイモ科ミズバショウ属
上田代

咲いてから霜が下りると仏炎苞の先端が黒く変色してしまう。
今年のミズバショウはとても綺麗だった。




上田代のミズバショウ群落




■リュウキンカ
キンポウゲ科リュウキンカ属
中田代

花びらに見えるのは萼片である。
綺麗な花だが、大抵はミズバショウの引き立て役になっている。

リュウキンカは拠水林に多く、木道の間に咲いていることも多い。
木道を設置すると水が滞留し、わずかながら栄養分が溜まるのでそこに生育しやすいのである。
木道も良し悪しで、悩ましい問題である。




竜宮附近のリュウキンカ群落

カッコウ@奥日光

カッコウ
カッコウ目カッコウ科
体長35cm
撮影 2011.6.13 栃木県日光市



前回の、尾瀬のカッコウは♂でした。
今回の、奥日光のカッコウは♀です。
判断材料は声だけです。



近くから♂の「カッコウ、カッコウ」という声が聞こえてきます。
この個体はそれに応えるように、「ピピピピピピ」と鳴きます。
近くにいる♂は2羽で、この♀を巡って争っているようです。


前日の尾瀬、この日の奥日光とも、カッコウの姿は多かったのですが、ホトトギスは声ばかりでついに確認できませんでした。
半月山方面ではツツドリとジュウイチの声が聞けました。
トケン類4種類の声が楽しめたということで、この日の奥日光は満足すべきでしょう。




囀るカッコウ
これは♂
曇ってしまったので冴えない写真になった。
戦場ヶ原の木道から

カッコウ@尾瀬



カッコウ
カッコウ目カッコウ科
体長35cm
撮影 2011.6.12 尾瀬上田代(福島県桧枝岐村)

”尾瀬でカッコウの声を聴く”
1年で一番の、至福のとき。

カッコウは寂しい山奥の鳥、というイメージがあるかも知れませんが実際はそうでもなく、人里の近くでも見られることがあります。
私の地元でも、オオヨシキリがいる葦原や、オナガが営巣する公園などに飛来します。
いずれもカッコウの托卵相手として知られています。
ただ、以前はよく見たのですが、最近はなかなか見られません。

尾瀬や奥日光では代表的な鳥です。
鳴いていないとホトトギスとの識別に迷うことがあります。
■ホトトギスは胸の横斑が少なく、間隔がまばらで、8本程度。瞳孔が大きいので目が黒っぽく見える。
■カッコウの横斑は、細くて間隔が狭く、12本程度。虹彩の黄色が目立つ。
写真の個体は、胸の縦斑が13本(?)確認できるように思います。

・・・・・

今回、尾瀬にプロミナー(望遠鏡)を持ち込んだのは、カッコウ(と、ホトトギス)の写真をデジスコで撮影したいという目的がありました。
現実にはカッコウ類の姿は遠く、デジスコでも難しい距離でした。
いい感じで撮影できたのは、見晴の弥四郎小屋前に現れたこの個体で、結局は一眼での撮影でした。
見通しのいい梢で鳴くことが多いカッコウですが、珍しく目の高さで観察できました。

・・・・・

ところでカッコウの声のモチーフは、多くの音楽作品に使われています。
有名なのは、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の第1楽章とマーラーの交響曲第1番の第1楽章にあるフレーズだと思います。
その他、モーツァルトの父、レオポルド・モーツァルト作と伝えられる「おもちゃの交響曲」にもカッコウの声と思われるモチーフが使われています。
ただし、それらの作品において、作曲者自身が「カッコウの鳴き声を模したものである」とは言っていません。

カッコウの声を表現していることが明らかな曲は?
ひとつはスウェーデンの作曲家ヨハン・エマヌエル・ヨナーソンの「かっこうワルツ」
これはピアノ初心者用の曲として知られていますが、作曲家ヨナーソンについては、これ1曲しか知られていません。

もう1曲、フランスの作曲家ルイ=クロード・ダカンの「カッコウ」
これも初心者用のピアノ曲のように思われていますが、元はチェンバロ曲です。
手元にはトレヴァー・ピノックのCDがありますが、ウェブ上には何とラフマニノフが演奏している音源がありました。

以上5曲の音程ですが、これが微妙に違います。
■ダカン 短3度
■レオポルド・モーツァルト 短3度
■ヨナーソン 長3度
■ベートーヴェン 長3度
■マーラー 完全4度

マーラーのモチーフは他と違う、と多くの人が感じていると思うのですが、実際のカッコウの声を聴くと確かに完全4度で、マーラーのこだわりを感じます。
(上の音程が正しいかどうかは、できれば音楽の専門家に検証してもらえると有難いのですが)

ホオアカ@尾瀬




ホオアカ
スズメ目ホオジロ科
体長16cm
撮影 2011.6.12 尾瀬ヶ原中田代(群馬県片品村)

ノビタキと並んで、尾瀬ヶ原を代表する鳥です。
今回初めて尾瀬にプロミナーを持ち込みましたが、色々問題点もありました。
尾瀬での野鳥撮影は独特の難しさがあります。
そのあたりはまたいずれ。

クロハラアジサシ@千葉県



クロハラアジサシ
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2011.6.5 千葉県

この週末も雨です。
予定していた野鳥調査等はまたまた中止になってしまいました。


クロハラアジサシはさほど珍しいものではありませんが、なかなか撮影するチャンスがなかった鳥です。
もう少し珍しいハジロクロハラアジサシは以前何度か紹介しました。
ハシグロクロハラアジサシはぜひ見たい鳥ですが、これは難物です。

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