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奥日光探鳥記(5/22)

奥日光探鳥記
2011.5.22

奥日光で5月に探鳥会を計画するのは、今回で6回目である。
1回目と2回目は、赤沼から出発して戦場ヶ原を横断、泉門池(いずみやどいけ)から小田代橋を経由して湯滝に出て、湯ノ湖北岸を半周して湯元までというルートだった。
3回目は、赤沼から泉門池までは前回と同じ。そこから逆方向に小田代を廻って赤沼に戻るルート。
4回目は途中から雨になってしまったので、泉門池から小田代に向かい、バスで赤沼に戻った。結果的には3回目と同じ。
5回目(去年)も早々に雨になってしまったので、小田代橋から光徳入口までショートカットして、赤沼まで戻った。

今回は最初のルートの逆で、湯元から出発して湯ノ湖北岸を廻り、湯滝から湯川添いに小田代橋、泉門池を経由して赤沼までというコース。
7時出発、赤沼には13時ごろ到着予定。約6時間のバードウォッチングという予定だった。
この日は午後から雨の予報だったが、朝のうちは思いの外いい天気だった。
この分なら午前中は大丈夫だろうという感じだったが。。。




湯ノ湖
芽吹きはまだまだの感じ。残雪も多い。
湖面には、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カワウ。
周辺の森にはコルリが多かった。
エゾムシクイも比較的至近距離で観察。
この場所では珍しいルリビタキの囀り。これからもう少し高い場所に移動するのだろうと思う。




湯ノ湖畔のアズマシャクナゲ

湯滝から湯川沿いに歩く。
奥日光の中でも、奥入瀬を思わせる場所で、歩く人も少なく、静かなハイキングが楽しめる場所なのだが。。。

時間は10時過ぎ。
ここで早くも雨になってしまった。
ちょうど小田代橋を渡ったところ。これから戦場ヶ原というところで無念のリタイア。
前回と同様、光徳入口までショートカットして、一旦三本松に戻る。

奥日光に来て、ノビタキもホオアカも見ないで終わるか、という状況だったが、三本松で休憩後、雨が一旦上がったので展望台から観察。ノビタキとホオアカはとりあえず観察出来た。
赤沼に13時ごろ到着。一応時間的には予定通りという感じだった。




竜頭の滝




華厳の滝




華厳の滝をバックにトウゴクミツバツツジ

どうにも奥日光の探鳥会は天気に恵まれない。
来月、もう1回行こうかと思う。

ハマシギ&トウネン@桜川


ハマシギ
チドリ目シギ科
体長21cm

トウネン
チドリ目シギ科
体長15cm

撮影 2011.5.16 茨城県旧桜川村


渡り時期、水田に来るハマシギは少数です。
時には数100羽が越冬することもありますが、綺麗な夏羽が見られるのはこの時期なのでとても貴重です。

トウネンも春の渡り時期には少数派ですが、今年は10羽程度の小群が観察できました。
こちらは秋の渡りに100羽以上見られることもありますが、幼鳥が多いので、夏羽はやっぱり貴重です。

何しろ、今年は「三番瀬」に行けないので。

ムナグロ@茨城県





ムナグロ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 茨城県

今年、春の渡りは、数年ぶりに盛況だった感じがします。
ムナグロは各地で数10羽程度の群れが見られました。ムナグロの数としてはこんなものかなと思います。
色々な換羽の過程が見られるのが面白いところ。

今年のカモ類カウントのまとめ


乙戸沼(茨城県土浦市)でのカウント

今シーズンは秋にスイレンを除去したので、10月からカウントができた。
見られたのは
■コハクチョウ
■マガモ
■カルガモ
■コガモ
■ヨシガモ
■オカヨシガモ
■ヒドリガモ
■オナガガモ
■ハシビロガモ
■ホシハジロ
■キンクロハジロ
■ミコアイサ
の12種


下のグラフは、総数と、ヒドリガモ、オナガガモ、コハクチョウの推移。
総数では500羽以上が3回あったが、ほぼ500ちょうどで、これは去年の最高と変わらない。
このあたりが沼の「定員」なのかと思う。

コハクチョウは例年に比べても多かったが、2月のある日、全て姿を消した。
オナガガモは例年通り100羽前後で安定していた。3月になるとさっさと退去する傾向も相変わらず。
マガモはここでは珍しいが、アイガモとの区別が怪しいところもある。
ホシハジロは2~3羽が比較的長く滞在したが、全て♀だった。
ミコアイサは♂1羽だけがシーズンを通じて滞在した。


上のグラフは、去年と今年の記録の総数を重ねてみたもの。
ピークも減り方もほとんど同じで、当然と言えば当然なのだが、それにしてもよく合っているものだと感心してしまう。
1月上旬と下旬、2月下旬の3回の落ち込みまで一緒なのは偶然ではあろうけれど。

軽井沢探鳥記(5/7~8)

軽井沢探鳥記
2011.5.7~8

このところ、あまり探鳥記を書いていないので、時期はずれになる前に。
関東は既に梅雨入りしてしまった。記録的な早さだそうだ。
台風も来ているし、週末の予定は大幅な変更を余儀なくされた。(と言っても、地元での野鳥調査その他だったのだが)


■5/7
3年連続、この時期に軽井沢探鳥会を行っている。
今回は少し遅めで、5:30につくばを5人で出発。
常磐道~北関東道~東北道~北関東道~関越道~上信越道と乗り継ぎ、碓氷軽井沢ICを8時ちょうどに出る。
軽井沢野鳥の森には予定通り8:30に着いた。
ここで1人と合流し、探鳥開始。
天気は曇り。

日本3大野鳥生息地のひとつと言われている軽井沢だが、別荘地が多いため、探鳥の中心は野鳥の森である。

この日目立ったのはサンショウクイとコガラだろうか。
探鳥ルートは沢沿いなので、ミソサザイが多い。



ミソサザイ

湯川では、巣立ったばかりのカワガラスが楽しませてくれた。
夏鳥の飛来は遅いようで、オオルリの姿も見られなかった。わずかに遠くで囀る声だけ。



午後は農耕地での観察。
雲が多く、かなり肌寒くなった。
ホオアカは多かったが、ノビタキはわずか。
オオジシギは2~3個体見ることができた。


■5/8
4時ごろ起きると外は雨だったが、しばらくすると上がったので、予定通り早探に出かける。
場所は昨日と同じ野鳥の森。
少しルートを変えて一周。
昨日見られなかったノジコがやっと確認出来た。
湯川ではオシドリのペア。




コガラ

朝食後はまた野鳥の森。これで3廻り目。
さすがに疲れた。
昼食はそば。その後は買い物と、喫茶店で鳥を見ながら休憩。このあたりはいつもと同じ。
餌台やバードバスに来た鳥はまた次回。

オシドリ@軽井沢



オシドリ
カモ目カモ科
体長45cm
撮影 2011.5.8 長野県軽井沢町

オシドリは国内で繁殖する数少ないカモですが、カルガモのように頻繁には見られません。
オシドリの巣は、フクロウのように樹洞を利用します。
そのため大木がないと営巣できません。
北海道では、クマゲラの巣を拝借する者もいるとか。
軽井沢で繁殖するのかどうかはわかりません。

春の花その3

撮影 2011年5月
茨城県牛久市、牛久自然観察の森


しまいこんでいると、時期はずれになってしまう。
すでに時期はずれかも知れないけれど。



■シャガ
アヤメ科アヤメ属

園芸種のような雰囲気を持っているが、古く中国から持ち込まれた帰化植物であるとされる。
3倍体のため種子を作ることが出来ない、とはどの資料にも書いてある。
日本全国に広がったのは、人為的に植えられたものが多いせいだろうとは考えられる。




■ウラシマソウ
サトイモ科テンナンショウ属

浦島太郎の釣り糸の見立ても面白いが、傘をさしたような葉も見所かと思う。




■ムラサキケマン
ケシ科キケマン属

前ボケは以前出したヒメオドリコソウ。
時期はずれであることはここからもわかる。




■ムラサキサギゴケ
ゴマノハグサ科サギゴケ属

白いものはシロバナサギゴケとは言わず、単にサギゴケと言う。
サギに似ているかと言われれば微妙。




■キランソウ
シソ科キランソウ属

別名「ジゴクノカマノフタ」が気になる。
「地獄の釜の蓋」
植物の名前としては、ちょっとありえない命名に思える。

「地獄の釜」とは、鬼が罪人を投げ入れる釜のことで、「地獄の釜の蓋があく」とは、鬼がその仕事を休む日のこと。諸説あるが旧暦の7月1日のことである。

サンショウクイ@軽井沢


サンショウクイ
スズメ目サンショウクイ科
体長20cm
撮影 2011.5.8 長野県軽井沢町

上空から「ヒリリン、ヒリリン」という声が聞こえてきます。
その鳴き声から「きっとサンショウでも食べたのだろう」という命名。
この鳥は鳴きながら飛ぶので、見つけるのは簡単ですが、高いところに止まることが多いので、なかなか撮影しにくい鳥です。
尾が長いのでとてもスマートに見えますが、実際は案外小さな鳥です。

コルリ@軽井沢


コルリ
スズメ目ツグミ科
体長14cm
撮影 2011.5.7 長野県軽井沢町

チッ



チッ


チッ

チッ

チッ

チッ
チッ
チッチッチッ
ヒーチョリヒーチョリヒー



チッ



チッ


チッ

チッ

チッ

チッ
チッ
チッチッチッ
ヒチョヒチョヒチョヒチョヒチョ




チッ



チッ


チッ

チッ

チッ

チッ
チッ
チッチッチッ
ヒチョチョチョチョチョチョチョチョ

こんな感じですかね。


なかなか見にくい鳥ですが、今回は沢筋を歩いていました。

ツルシギ@茨城県

ツルシギ
チドリ目シギ科
体長32cm
撮影 2011.5.10 茨城県









4/3に5羽、4/23に6羽確認出来たツルシギですが、この日は7羽見られました。
ほぼ夏羽に換羽したツルシギ。

参考までに過去のツルシギを再掲します。




4/3のツルシギ再掲



4/23のツルシギ再掲

路上を移動するカルガモ親子



カルガモは、国内で普通に繁殖するカモです。
そのため、巣立ちしたばかりのヒナが観察できる数少ない鳥と言えます。

皇居前の道路を横断するカルガモ親子の姿はよくニュースになります。
あれは三井物産ビルの池で繁殖した親子が、皇居のお濠に移動するときに、道路を横断しなければならないのです。

こちらの親子はどういうわけで道路上を移動しなければならなかったのかはよくわかりません。
ほどなく脇道にそれて姿を消しました。
その向こうに安住の地があれば良いのですが。

ノジコ@軽井沢



ノジコ
スズメ目ホオジロ科
体長14cm
撮影 2011.5.8 長野県軽井沢町

1年間の鳥見の中での楽しみのひとつは、新緑の中で囀るノジコの声を聴くことです。
ノジコの声は絶品。
「日本3鳴鳥」がウグイス、オオルリ、コマドリであるのには異論はありませんが、山で聴きたい鳥の声の代表はノジコ、クロツグミ、クロジであると考えています。
日本だけで繁殖するノジコの声を聴けるのは、日本のバードウォッチャーの特権であるとも言えます。


ノジコの色は、新緑の中では保護色になって、意外に目立ちません。
新緑色の鳥。
ただ、今年の軽井沢は芽吹きが遅く、初夏らしい光景にはなりませんでした。

トウネン@龍ヶ崎


トウネン
チドリ目シギ科
体長15cm
撮影 2011.5.15 茨城県龍ヶ崎市

干潟では大きな群れになるトウネン。
春の水田では少数派、秋の渡りには水田でも100羽以上の群れになることもあります。
この時期は胸から頭が赤い、典型的な夏羽が見られます。

コムクドリ@軽井沢


コムクドリ
スズメ目ムクドリ科
体長19cm
撮影 2011.5.7 長野県軽井沢町

裏磐梯のレンゲ沼には、私が勝手に「コムクドリの木」と名付けた木があって、よくこの鳥を観察しました。
奥日光の戦場ヶ原にも「自称コムクドリの木」があります。
その割には今までほとんど撮影していません。
今回もバックはビニールハウスで、写真としては冴えませんが、なかなか可愛いコムクドリでした。
白っぽい顔に栗色の頬が特徴的ですが、体全体に微妙な色合いが散りばめられた鳥です。これは♂の特徴で、♀はごく地味です。

これは”ほぼ”日本だけで繁殖する鳥。

謙信の逆さ桜(群馬県みなかみ町)



謙信の逆さ桜
群馬県みなかみ町
撮影 2011.4.29

昔から不思議に思っていることなのだが、ダムの名前とダム湖の名前が一致しない場合が多い。

八木沢ダムと奥利根湖
須田貝ダムと洞元湖
下久保ダムと神流湖
三保ダムと丹沢湖
小河内ダムと奥多摩湖
城山ダムと津久井湖
奈川渡ダムと梓湖
二瀬ダムと秩父湖
など

もちろん、一致しているものも多いので、たまたまそうなっただけだろうとは思う。

ここは赤谷湖の湖畔にある公園で、ダムの名前は相俣ダムと言う。
よくこういう場所にこの桜があったものだと思う。
もう少し下にあったら、ダム湖に沈んでしまったはず。
そんな風に命を終えた桜もたくさんあったに違いない。

上杉謙信が逆さに突き刺した枝が根付いたと言われる桜。
古木には有りがちの伝説ではある。
わずかに残った枝に懸命に花を咲かせる様子は、凄みすら感じさせる姿だった。

・・・・・・

これで今年の桜紀行を終えたいと思います。
今年は諸事情あって、思うように撮影行ができませんでした。
ただ、憧れていた発地のヒガンザクラと上発地のシダレザクラを、最良の条件で見られたのが今年の収穫でした。
来年はまた信州と、出来れば福島に行きたいと思います。

アオゲラ@軽井沢


アオゲラ
キツツキ目キツツキ科
体長29cm
撮影 2011.5.7 長野県軽井沢町

見ていないわけではありませんが、なかなか撮影する機会に恵まれない鳥というのもあるものです。
自分にとってはアオゲラがそれです。
今回もかなり遠く、どうしても手前の枝が邪魔でした。
アオゲラは日本にしかいない鳥で、その意味で貴重です。
♂♀の差は小さいですが、頬の赤い部分が大きいので♂。

一宮地蔵尊の桜(群馬県みなかみ町)



一宮地蔵尊の桜
群馬県みなかみ町
撮影 2011.4.29

今でも上越国境という言葉が普通に使われている。
群馬と新潟を結ぶ大動脈は、現在では上越新幹線も関越トンネルも谷川岳直下を貫いているが、昔は三国峠を通る三国街道が大動脈だった。
須川宿は三国街道の宿場町だったのだが、明治以降、街道が500mほど離れた湯宿経由となり(現在の国道17号線)、須川はすっかり寂れてしまった。

1980年代ごろから、須川宿は「村興し」の一環で再出発する。
中山道の奈良井宿や妻籠宿は、宿場町の復元に力を注いで成功したが、須川にはすでに宿場らしい家並は残っていなかった。
そこで農家を改造し、伝統的な物造り体験などが出来る施設を充実させて「匠の里」と名づけ、道の駅も整備された。
メインルートから外れているので、観光バスが列をつくるような賑やかさはないが、結果的にそれが成功したようで、落ち着いた雰囲気の街並になっている。

道の駅にほど近い、墓地に立つ桜。
残雪の山は三国岳あたりだろうか。その向うにはスキーで有名な苗場山が控えているはずだ。

次回は今年の最終回、謙信の逆さ桜

軽井沢の花

撮影 2011.5.7~8
長野県軽井沢町

今年の軽井沢は春の訪れが遅く、花は少なかった。
その中から。



■エイザンスミレ
スミレ科スミレ属




■ヤマエンゴサク
ケシ科キケマン属




■ハシリドコロ
ナス科ハシリドコロ属

これは有毒植物で、食べると幻覚を起こして走りまわると言われる。
一見食べられそうなので、くれぐれも注意。




■ネコノメソウ
ユキノシタ科ネコノメソウ属

野鳥の森では、今一番多い花。


この他、タチツボスミレ、アズマイチゲ、タチカメバソウなどが一部咲いていたが、毎年見られるミヤマエンレイソウなどはまだつぼみ状態だった。

オオジシギ@軽井沢


オオジシギ
チドリ目シギ科
体長30cm
撮影 2011.5.7 長野県軽井沢町

軽井沢は、明治初期にヨーロッパから来た宣教師達が避暑地として見出した土地です。
戦後西武グループを築いた堤康次郎が、軽井沢一帯を開発し、別荘地として発展しました。
この開発における特徴は、平地にゴルフ場を作り、傾斜地に別荘地を作ったというところです。
平地の少ない軽井沢で、その多くの部分がゴルフ場になっているので、農地、特に田んぼとして使われている土地はわずかです。
その農耕地も標高が900m以上なので、うちの方とは大分違います。
ホオアカ、ノビタキ、オオジシギが見られるのは、関東では高地の草原が多いですが、農耕地で見られるというのはどちらかと言うと北海道に近い雰囲気です。

農道を歩いていると、「ゲッ」と鳴いてオオジシギが飛び出しました。
そこでは探せず、別の場所で囀りを確認。姿を見ることが出来ました。
地上で時々囀っています。
ズビーズビーズビー、ズビヤクズビヤクズビヤク、、、、

午後ということで、ディスプレイは見せてくれませんでした。

上津の姥桜(群馬県みなかみ)町


上津の姥桜
群馬県みなかみ町
撮影 2011.4.29

村主八幡神社

フィギュアスケートの選手に「村主章枝」という人がいる。
あちらは「すぐり」だが「こちらの神社は「すぐろ」と読む。
本来は渡来人系の名前らしいが、村で一番優れた人=すぐり、みたいなニュアンスかと思う。

村主の大欅という巨木が有名で、そちおらは改めて紹介したいと思う。


次回は一宮地蔵尊の桜

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