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モンゴルセグロカモメ@銚子


モンゴルセグロカモメ(第1回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 2011.2.19 千葉県銚子市

日本にいると、カモメ=海の鳥というイメージが強いが、実際はそうでもない。
内陸も内陸、モンゴルあたりで繁殖するカモメ。

カモ類のカウント(乙戸沼) 2/25

茨城県土浦市乙戸沼
2011.2.25

■コガモ 18
■ヨシガモ 5
■オカヨシガモ 5
■ヒドリガモ 177
■オナガガモ 71
■ハシビロガモ 12
合計 288

今年の乙戸沼は、カモ類の退去が早いようだ。

クロワカモメ@銚子

クロワカモメ
チドリ目カモメ科
体長45cm程度
撮影 2011.2.24 千葉県銚子市



今日はこの方面に仕事があったので、合間を見て少しだけカモメの観察。
鳥見というのは面白いもので、見つからない時は一日中探しても見つかりませんが、こんな風にちょっとだけ覗いた場所で「あ、いた!」ということがあります。


カナダを中心に繁殖するカモメで、アメリカでは普通種。
日本では、1981年11月に宮城県伊豆沼での報告が最初らしいが、写真もなく誤認の可能性が高いとされている。
1985年1月、相模川河口において第2回冬羽とされる個体が観察撮影されているが、これにも誤認説がある。
結局2002年1月に銚子で観察撮影されたものが、確実なものとしては最初の記録と思われる。
この個体(写真のもの)は以後毎シーズン飛来し、今年が10年目になる。
初確認のときが成鳥だったのだから、少なくとも11~12歳にはなっている計算である。
今のところ、日本に確実に飛来しているクロワカモメはこの個体のみであり、この個体が飛来しなくなったら、国内でこの鳥を見ることは当面出来なくなる。


真木図鑑は2000年の発行ということもあり、「未記録」扱いで「今後記録される可能性のある鳥」に記載されています。
630図鑑には載っています。1985年の記録が文中で紹介されています。
「カモメ識別ハンドブック」旧版には、北アメリカのカモメとして参考に載っています。改訂版にはもちろん、1ページを割いています。



左からウミネコ成鳥、カモメ(カムチャッカ)第1回冬羽、クロワカモメ
寝ているのはカモメ第1回冬羽



左からウミネコ成鳥、クロワカモメ、カモメ(カムチャッカ)第3回冬羽、同成鳥
カモメに比べて、背の色が薄いことがよくわかる。
この寝ているカモメのおかげで足が見えなかった。


この個体は、壁際で寝ていることが多いと言われています。
識別ポイントである嘴を隠していることが多いので、なかなか手ごわいですが、エキスパートは嘴を見なくても識別するそうです。
この日の観察も、3分ほどで他の鳥に飛ばされてしまいました。

シロカモメ@銚子


シロカモメ
チドリ目カモメ科
体長71cm
撮影 2011.2.19 千葉県銚子市

今年の銚子では、シロカモメが比較的少ない印象です。
この鳥は目立つので、そんなに見落とす恐れはないと思うのですが。。。

虹彩が黄色で、嘴の黒斑が薄いので、第2回冬羽(第3回の可能性もあり?)。

ワシカモメ@銚子

ワシカモメ
チドリ目カモメ科
体長65cm
撮影 2011.2.19 千葉県銚子市

ワシカモメは嘴がごつくて、背の色と初列風切の色がほぼ同じ。
ただし、シロカモメとの雑種などもあるので、なかなか油断ができません。

この日は5個体ほどが観察できました。
成鳥も1羽見られましたが、これは撮影できず。



第1回冬羽




第2回冬羽

ミヤマガラス@神栖




ミヤマガラス
スズメ目カラス科
体長47cm
撮影 2011.2.19 茨城県神栖市

中国大陸から越冬のために飛来する渡り鳥。
以前は九州地方を中心に飛来する鳥でしたが、1980年ごろから、四国、中国、北陸、北海道と、日本海側を中心に分布を広げて来ました。
関東では、1998年に茨城県で観察されたのが最初とされています。
現在、関東地方では、群馬県内で大きな群れが見られます。

この日、200羽ほどの群れが見られましたが、ハシボソガラスもかなり混じっていたので、ミヤマの群れとしては100羽+と思われます。
私個人の経験としては、茨城県内でかなりまとまった群れを観察したのは初めてです。
今まであまり注目していなかったので、見落としていた可能性はありますが、今後は茨城県内でも大きな群れが普通に見られるのかも知れません。
このあたりは、ミヤマガラス向きの環境ではあるとかねて思っていましたので、意外ではありませんでしたが、これはいいことなのか、悪いことなのか。

カモメ類の雑種

撮影 2011.2.19 千葉県銚子市

大型カモメ類では、しばしば種間雑種が見られる。
雑種に関してはあまり詳しくないので、断定は避けたいところだが。。。

シロカモメとセグロカモメの雑種は比較的多いと言われている。通称「シロセグロ」と言う。
カモの雑種でもそうだが、両方の特徴が端的に現れるようである。
もっとも、そうでなければ判断することは難しい。



全体的にはシロカモメのようだが、顔がセグロ(あるいはオオセグロ)のような第1回冬羽




こちらは逆に、顔はシロカモメだが初列風切に褐色味がある第1回冬羽

ミツユビカモメ@銚子

ミツユビカモメ
チドリ目カモメ科
体長41cm
撮影 2011.2.19 千葉県銚子市

この日観察できたミツユビは計5羽。
内訳は成鳥4羽と第1回冬羽1羽。



この個体には、2mぐらいまで近づくことが出来た。
数年ぶりかも知れないけれど、ミツユビカモメとは時々こういうことがある。




ちょっと遠かったが、今シーズン初めて出会った第1回冬羽。

カモ類のカウント(乙戸沼) 2/16

茨城県土浦市乙戸沼
2011.2.16

■カルガモ 6
■コガモ 40
■ヨシガモ 2
■オカヨシガモ 12
■ヒドリガモ 299
■オナガガモ 52
■ハシビロガモ 13
合計 424

いつもの場所にほとんど姿がなく、どうしたことかと思ったら隣の調整池にいた。
ただし、コハクチョウは突然ゼロになった。昨日はそれなりの数がいたのだが、退去にはちょっと早いようにも思う。
オナガガモも半減した。これもそろそろ退去か。

ハシビロガモ@乙戸沼

ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 2011,2,13 茨城県土浦市乙戸沼



2月というのに、まだサブエクリプスから夏羽に換羽途中の個体(♂)



下はオナガガモ(♀)



ちなみに♂夏羽はこんな感じ
非常に鮮やかなコントラスト



ピントが甘いけれど、これは♀

カイツブリ類3種

ミミカイツブリ
体長33cm

カンムリカイツブリ
体長56cm

ハジロカイツブリ
体長31cm

撮影 2011.2.13 千葉県銚子市(ハジロのみ茨城県旧波崎町)


最近、ミミが多くなったように感じます。
この鳥は単独で見られることが多いのですが、この日のように3羽ぐらいの小群で見られることもあります。
黒生(くろはえ)の海岸はミミのお気に入りのようで、最近はここでよく観察できます。



ミミが2羽。ここでは3羽が観察できました。



ミミとカンムリ
こうして見るとそんなに大きさが変わらないようですが、カンムリは首が長いのです。



港内にいたカンムリ



こちらは利根川河口のハジロ



カイツブリ類は潜水が上手。
足が体の後方についているので、こんな風に潜ります。

シノリガモ@波崎




シノリガモ
カモ目カモ科
体長43cm
撮影 2011,2,13 茨城県旧波崎町

朝、5:30に起きて外に出ると、車が凍りついていた。
道路も凍結。そろそろと慎重に走らせる。とりあえず有り難いのは、このあたりは平坦で坂がないこと。
いつもは1時間半で着く銚子だが、この日は2時間以上かかった。
そこまでして行ったこの日の銚子だが、カモメは歓迎してくれなかった。
見やすいところのカモメはまばら。
「一昨日、昨日はかなり入っていたんですけどね」とは、現地でお会いしたA氏の弁。
よくあること。。。


カモ類も少なかった。
海ガモ類よりも目立っていたのは、マガモ、カルガモ、オカヨシガモなど。
詳細に関しては、ファン登録頂いている方はフィールドノートを参照してください。


シノリガモは、銚子でも珍しいというほどの鳥ではないけれど、比較的近い距離で見られたのはよかった。

キレンジャク@北本



キレンジャク
スズメ目レンジャク科
体長20cm
撮影 2011.2.6 埼玉県北本市北本自然観察公園

キレンジャクは、Bohemian Waxwing
ヒレンジャクは、Japanese Waxwing
で、世界的にはヒレンジャクの方が狭い分布を示しています。
関東より北ではキレンジャク、南ではヒレンジャクが多いと言われていますが、2種とも年によって飛来数がかなり異なるので、関東での出現頻度については何ともいえません。
実感としてはヒレンジャクの方が多いように思います。

Waxwingの由来は、キレンジャクの次列風切先端にある、赤い蝋状の突起物にあります。(2枚目に、わずかに見える)
これはヒレンジャクにはありません。

初列風切の外弁が黄色く、内弁の先端が白いのですが、この白斑の太さで♂♀が識別できます。
この個体は内弁の先端に白斑が見えないので、第1回冬羽だろうと思います。

大橋鴫


オオハシシギ
チドリ目シギ科
体長29cm
撮影 2011.2.12 茨城県旧東町

オオハシシギはもちろん「大嘴鴫」です。誤解のないように。

・・・・・・

大橋巨泉という人は、日本では千葉県に住んでいます。
ただし、日本にいるのは5月と、9月から10月の3ヶ月だけ。日本が一番過ごしやすい時期です。
夏の間は快適なカナダにいます。冬はオーストラリアかニュージーランドで暮らしています。
羨ましい生活です。人間、リタイアしたらそんな暮らしをしたいものですが、まずは先立つものが必要かと。。。。

カナダ→日本→オセアニア→日本、というパターンの渡りをするシギは珍しいか知れませんが、多くのシギはそのような長距離の渡りをします。
「大嘴鴫」は「大橋鴫」とは異なり、夏はシベリアで繁殖し、メキシコあたりで越冬するという、ちょっと変わったパターンです。
少数が日本国内でも越冬します。
当地では毎年越冬個体が観察され、多い年には10羽前後が見られます。
今年は今日の4羽が初確認でした。

一緒にいるのはハマシギです。

カモ類のカウント(乙戸沼) 2/9

茨城県土浦市乙戸沼
2011.2.9

■コハクチョウ 74
■カルガモ 2
■コガモ 31
■ヨシガモ 17
■オカヨシガモ 42
■ヒドリガモ 190
■オナガガモ 93
■ハシビロガモ 20
■ホシハジロ 2
合計 471

今日はミコアイサが見られなかった。
ヨシガモやオカヨシガモが岸近くにいるので、撮影はしやすいかと思う。

カモ類のカウント(乙戸沼) 2/8

茨城県土浦市乙戸沼
2011.2.8

■コハクチョウ 74
■コガモ 14
■ヨシガモ 12
■オカヨシガモ 19
■ヒドリガモ 220
■オナガガモ 104
■ハシビロガモ 20
■ホシハジロ 3
■ミコアイサ 1
合計 467

今年、コハクチョウはかなり多くなった。
全体的には安定。

ヤマシギ@北本

ヤマシギ
チドリ目シギ科
体長34cm
撮影 2011.2.6 埼玉県北本市北本自然観察公園

毎年2月の探鳥会は渡良瀬が定番でしたが、毎年強風に見舞われて評判が悪いので、今年は趣向を変えて北本にしました。
そうなると皮肉なもので、雲は多いものの、寒さも和らぎ、穏やかな天候になりました。

私の方から北本は若干行きにくい位置にあります。
圏央道が全線開通すると、ほぼ一直線で結ばれ、1時間ほどで行けるようになりますが、今はつくば中央ICと桶川北本IC間、62kmが未開通です。開通にはあと3年ほどかかるようです。

ヤマシギは湿地のようなところにいて、昼間はあまり活動的ではありません。
意外と生息環境は幅広いので、うちの方でも以前、住宅地の空き地にいるという話がありました。
案外いそうでいない、なかなか見つからない、神出鬼没の鳥です。
ここは湿地が多く、餌が豊富なのだと思います。




かなり複雑な模様をしています。
目はやや後方にあり、360度以上の視界があるとされています。



過眼線と、頬に1本の線があります。
これが平行でないというのがひとつの特徴か。



頭に並ぶ4つの黒い模様が特徴的。

アリスイ@北本



アリスイ
キツツキ目キツツキ科
体長18cm
撮影 2011.2.6 埼玉県北本市北本自然観察公園

アリスイの学名はJynx torquillaと言います。
種小名のtorquillaは、ラテン語で「ねじれる」を表し、この鳥の異様に回転する首に由来します。
この言葉は、回転軸の廻りに働く力のモーメントを表す「トルク」という言葉の語源です。

種名のJynx
現在では「ジンクス」という言葉は「縁起かつぎ」の意味で、いい意味でも悪い意味でも使われますが、本来は悪い方だけ、つまり「不吉な前兆」の意味でした。
この言葉とアリスイに何の関係があるかと言うと、「アリスイのように不気味な鳥を見るのは、不吉なことが起こる前兆」という意味です。
「ジンクス」という言葉は普通に使われていますが、これがこの奇妙な鳥に由来する言葉であることは一般にはほとんど知られていません。

今日、この鳥を見た人全員に、悪い意味ではなくいい意味でのジンクスがありますように。

ヨシガモ@乙戸沼




ヨシガモ(♂)
カモ目カモ科
体長48cm
撮影 2011.2.3 茨城県土浦市乙戸沼

この綺麗なグリーンが見えるためには、晴れているのは絶対条件ですが、光線の角度が合わないとダメです。
鳥がゆっくり回転していると、最も綺麗に見える瞬間というのがあります。
何にしても絶妙な色ですね。

オオセグロカモメとワシカモメ

オオセグロカモメ
体長64cm

ワシカモメ
体長65cm

撮影 千葉県銚子市

「カモメ類は人相(?)が悪い」という記述をよく見ます。
特に大型カモメ類はそのように見られる傾向が強く、一番目つきがきついのがオオセグロカモメだと言われています。



成鳥冬羽の場合、虹彩が黄色で、目の周囲に黒斑が集中するのでそのように見えるのです。
夏羽になると黒斑がなくなるので目つきの鋭さは消えます。




第1回冬羽



こちらはワシカモメの第1回冬羽
ワシカモメは相対的に目が小さく見えるので、むしろオトボケ顔です。
プロフィール

papageno620

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