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チョウゲンボウ@河内




チョウゲンボウ
タカ目ハヤブサ科
体長 ♂33cm ♀39cm
撮影 茨城県河内町

この鳥は、開けた農耕地によく飛来するので、このあたりではよく見られます。
この日、同じ場所に5羽のチョウゲンボウがいました。これだけまとまって見られるのは珍しいと思います。
飛翔の写真は、止まっているものと同一個体かどうかは不明。

クガイソウ@乗鞍高原


クガイソウ
ゴマノハグサ科クガイソウ属
撮影 2010.8.1 長野県乗鞍高原

クガイソウ(九階草)の名は、輪生する葉が多層に重なる様子から付けられたものなので、このように花だけ見ているとそのことがわからない。
こういうひょろ長い花は、どうやって撮ろうかと切り取りばかり考えるので、葉まで考えが及ばないことが多い。

トウネン@茨城県



トウネン(幼羽)
チドリ目シギ科
体長15cm
撮影 2010.8 茨城県

毎日暑い日が続きます。よくこれだけ続くものだと感心します。
そのこともさることながら、全く雨が降りません。
局地的には激しい雨もあるようですが、少なくとも私の家の屋根に関しては、8月の降水量は
”ゼロ”
ではないかと思います。

3年前の夏も猛暑でしたが、それなりに雨はあったと思います。
2年前は連日豪雨の変な天気でした。
去年は確か冷夏だったような。

結局のところ、毎年おかしな天気のようです。毎年通過するトウネンですが、彼らも戸惑っているのでは?

クサシギ@茨城県

クサシギ
チドリ目シギ科
体長22cm
撮影 2010.8.27 茨城県

いつもクサシギがいる蓮田で

イソシギは近くに来るのですが、クサシギはいつも遠い反対側にいます。
イソシギよりも警戒心が強い鳥なのだと思います。




珍しくクサシギが近くにいました。
だんだん遠ざかりますが、それでも十分な距離です。
今までで一番、クサシギに近寄れた朝。

このクサシギは、上面の模様がベッタリしていて、イソシギによく似ています。
イソシギとの区別は、一般的には肩羽への白い切れ込みがあるかどうかで判断しますが、クサシギのわかりやすい特徴として、白い眉斑が目の後方まで及ばないというところがあります。



眉斑の特徴がわかる写真

タマシギ@茨城県

タマシギ(♂)
チドリ目タマシギ科
体長23.5cm
撮影 2010.8.26 茨城県

この秋の渡り時期、茨城県南の淡水域で観察したシギチ(チドリ目全体)は25種類になりました。(尤も、タマシギ・イソシギ・セイタカシギの3種は留鳥なので、渡りとは関係ありませんが)
未確認のものとしては、ハマシギ・オバシギ・ツルシギ・アカアシシギ・オグロシギがあります。



♀が求愛し、一妻多夫で子育ては♂が担当するという、変わった鳥。
この鳥はあまり目立つところには出て来ないので、探すのは苦手です。
セイタカシギがいた休耕田でシギチを観察していると、反対側の草むらの中にタマシギが顔だけ出していました。




しばらく待つと水面上に出て来たので、そっと車を反対側に廻し、車中から撮影しました。
タマシギをこんな風に観察できたのは初めてかも知れません。










この鳥は♀の方が派手と言われています。
確かに前面、胸から上の模様はその通りですが、上面の模様は♂の方が綺麗だと思います。

セイタカシギ@茨城県





セイタカシギ
チドリ目セイタカシギ科
体長37cm
撮影 2010.8.26 茨城県

この鳥は東京湾岸で繁殖しているせいか、茨城県南でも通年、不定期的に観察されます。
今年、このあたりでは見る機会がありませんでしたが、先日の日曜日に2羽を確認しました。
数日間、2羽で一緒に行動しています。

(恐らく)♂の成鳥と、羽縁が目立つフレッシュな幼鳥

コアオアシシギ成鳥冬羽@茨城県




コアオアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2010.8.24 茨城県

日曜日にヨーロッパトウネンと思われる個体1羽を観察しましたが、よくわからず、再度確認しようと思って、早朝に探して見ました。
本日のところは確認できず、代わりに今期初認のキリアイを発見しました。
ただ車の窓ガラス越しで、撮影する前に飛ばれてしまいました。

キリアイは秋の渡りに少数が見られます。
この周辺の休耕田では大体毎年見られますが、ほとんど単独の飛来で、あまり長居しない傾向があるので、今期また見られるかどうか。
三番瀬で見ればいいという考え方もありますが、地元の淡水域で見るのはまた格別のものがありますから。


そんなわけで今日は別の休耕田にいたコアオアシシギの冬羽。
数日前に別の場所にいた独特の白い姿は見ていましたが、その時は撮影できませんでした。
コアオアシシギは本来そんなに多くありませんが、ここ数年20羽前後は見られています。
今年は多少分散していますが、10羽以上は飛来しているものと思われます。
多くは幼鳥か、第1回冬羽に換羽中のもので、こういう完全な成鳥冬羽は少ないと思います。
2枚目の背後はタカブシギの幼羽です。

ヒバリシギ@茨城県

ヒバリシギ
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2010.8.22 茨城県

これまでに茨城県南の淡水域で観察できたシギチ(チドリ目全体)の種類は23種類になりました。
去年のこの時点では14種類。23種類に達したのは9/9でした。
種類数だけでの比較は乱暴ですが、大体半月ほど早いと思います。。
去年は8月中旬から9月半ばがピークでしたが、シギチの渡りは10月中旬まで続いたので、去年の渡りが全体的に遅かったとも考えられます。
2008年の記録を見ると、8月下旬の時期で13種類でした。この年は9月上旬に合計20種類で終わっています。
今年は比較的ペースが早く、種類数も多いという印象なので、今後の観察が楽しみなところです。

・・・・・・

ヒバリシギの観察は大体単独で、それほど多くない印象ですが、今年は1枚の田んぼに5~6羽見られるケースもあります。

このところ、大きさが似ているトウネンや、大きさは違うけれども場合によっては雰囲気が似ているウズラシギが増えて来たので、嬉しい悲鳴が挙がっています。




褐色味が強い幼羽
今まで見たヒバリシギは幼羽が多いですが、今年は成鳥らしきものもいます。
うまく撮影できたら紹介したいと思います。




足は黄色いのですが、泥がつくと判別不能になります。
でも、これは付き過ぎ。

ヒバリシギのわかりやすい特徴として、頭に被った褐色の帽子が嘴の基部につながるというところがあります。

ウズラシギ@茨城県

ウズラシギ
チドリ目シギ科
体長21.5cm
撮影 2010.8.22 茨城県

今日はうちの会の探鳥会でした。
これほど暑い探鳥会はあまり記憶にありません。そろそろ一雨欲しいところですが、うちの方は全く雨が降りません。
休耕田もさすがに乾いて来ました。水がある休耕田はごく一部になってしまいましたが、そういうところに多くのシギチが集まりました。

昨日からトウネンが増えました。
ヒバリシギとウズラシギも、例年になく多く見られます。
ウズラシギは意外に個体差があり、場合によっては混乱する場面もあります。



摩耗した夏羽




幼羽

乗鞍岳の花

乗鞍岳の花
2010.8.1

私のような横着な観察者にとって、立山の室堂、木曽駒の千畳敷、乗鞍岳の畳平は手軽に高山植物を見られる得がたい場所である。
畳平では、以前はわずかしか見られなかったコマクサが驚くほど増えていた。
人工的に栽培したわけではなく(そういう場所がかなりある)自然に増えたものらしい。



■コマクサ
ケシ科コマクサ属

高山植物の女王と言われるコマクサだが、そう言われる理由には2つあるように思われる。
他の花とは一緒に咲かないという孤高の印象と、その小ささである。
花期が終わると萎れてしまうので、大きな群落でも綺麗な株を見つけるのは至難の業。




■チングルマ
バラ科チングルマ属

大雪渓附近のお花畑で。
マイカー規制がなかった頃、このあたりには、好き勝手に駐車してハイマツ帯の中に入り込んで撮影する人が多かった。
人が少なくなったのでそういう光景が見られなくなったのは喜ばしい。
バスでも途中下車は出来るが、多少面倒くさいので、このあたりを歩く人はほとんどいない。




■ミヤマキンバイ
バラ科キジムシロ属

黄色い高山植物の代表的なもの。左上に見られるのはアオノツガザクラの群落。




■ミヤマダイコンソウ
バラ科ダイコンソウ属

これも代表的な黄色い高山植物。
低地で見られるダイコンソウは、根生葉がダイコンに似ているからだと言う。

オジロトウネン@茨城県



オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2010.8.21 茨城県

前回見た場所とは別の場所に1羽いました。
摩耗した夏羽だと思います。
この休耕田も水が少なくなり、草が伸びて来たので今後はちょっと探しにくくなるかも知れません。

今日はケリが1羽見られました。
これで、この秋のシギチの渡りは21種の確認となりました。
去年見られたもので、今年未確認のものがまだ9種類ありますから、楽しみは残っています。
考えて見ればまだ8月ですから、今年のペースはとても早いと思います。

土日は特に他県ナンバーの車が多いですが、すれ違いできない細い道に長時間駐車したまま撮影する人が目立ちます。


この鳥は英語で”Temminck's Stint"と言います。
コンラート・ヤコブ・テミンクという人は、オランダのライデン国立自然史博物館の館長だった人で、シーボルトが日本から持ち帰った動植物の標本をハーマン・シュレーゲルなどと一緒に研究した人です。
彼はコマドリとアカヒゲの標本を間違えた人で、両種の学名が混乱しているのはそのせいです。
彼はトキ、ヤマドリ、アオゲラ、キビタキ、ムギマキなどの学名もつけた人で、日本と縁の深い学者ですね。

立山山麓の花

立山山麓の花
2010.7.31
称名の滝に行く道すがらに撮影した花



■ソバナ
キキョウ科ツリガネニンジン属

ツリガネニンジンは花が輪生するが、ソバナは小さな釣り鐘型の花が一つずつ独立している。柱頭は花冠より突き出ない。




■ヤブカンゾウ
ユリ科ワスレグサ属

ワスレグサ属には、ニッコウキスゲなどが含まれる。
1日しか咲かないということからの命名らしい。
ニッコウキスゲも含め、1日花と言われているが、場合によってはそうでもないらしい。




■ヤマホタルブクロ
キキョウ科ホタルブクロ属

信州あたりの山にあるものは、大体ヤマホタルブクロらしい。
ヤマホタルブクロは、萼片の間が盛り上がっているが、ホタルブクロにはそれがなく、反り返っているものが多いらしい。

ヒバリとウズラ

ヒバリシギ
体長14.5cm

ウズラシギ
体長21.5cm


数字で見ると、大きさはかなり違う。
ヒバリシギはスマートで、姿勢が立ち気味。ウズラシギはややずんぐりした印象があるが、その時々の姿勢によってかなり違う。



ヒバリシギ幼鳥




ウズラシギ
冬羽に換羽中の個体




上と同一個体

コチドリ@茨城県

コチドリ
チドリ目チドリ科
体長16cm
撮影 2010.7~8 茨城県

この時期、最も普通に見られるチドリで、多い田んぼでは1箇所に50羽ぐらい集まっています。
黄色いアイリングが特徴ですが、冬羽では目立ちません。
この鳥は真冬に夏羽になり、今の時期には冬羽になっています。
ですから、真夏だから夏羽というのは当りません。



7月末撮影の夏羽




8月撮影の冬羽







幼鳥も増えて来ました。
バフ色の羽縁が目立つのが幼鳥の特徴です。

立山の花(その3)

立山の花(その3)
2010.7.31



■シナノキンバイ
キンポウゲ科キンバイソウ属

黄色い花としては、代表的な高山植物のひとつ。
ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマダイコンソウなどとは葉の形が違う。本種は特に花が大きいので、野外の観察では間違えることはないと思う。




■ツガザクラ
ツツジ科ツガザクラ属

常緑の小低木である。
葉がツガの葉に似ていることから、この名がある。




■コイワカガミ
イワウメ科イワカガミ属

これは草であるとも、小低木であるとも、両方の見解がある。
やや光沢がある丸い葉を鏡に見立てた命名。

ムナグロ@茨城県


ムナグロ(冬羽に換羽中)
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 2010.8 茨城県

日本の民俗学の父と呼ばれる柳田國男は、1875年、兵庫県福崎町に生まれた。
13歳の時、医院を開業していた兄の鼎に引き取られ、茨城県利根町布川に移り住み、以後約3年間暮らす。
その間、病気勝ちだった國男は学校には行かず、野山を駆け巡り、隣家であった小川家の蔵書を乱読して過ごしたという。
この間に慣れ親しんだ利根川流域の風物に大きな影響を受けたと言う。そのことは著書「妖怪談義」の中にも書かれている。

柳田は、宮崎県に伝わる「ひょうずんぼ」という妖怪について考察した。
それは晩秋から初冬にかけて、雨が降る暗い晩に「ヒョンヒョンヒョンヒョン」と鳴きながら海から山の方向へ、群を為して飛んで行く。春先には反対に山から海へ向かって飛んで行く。
地元の言い伝えでは、空飛ぶ河童の一種だと言う。

柳田はこの正体をムナグロであると考えた。
利根町で少年期を過ごした柳田は、ムナグロを見慣れていただろう、ということは容易に想像できる。
その「ヒョンヒョンヒョンヒョン」という声も聞きなれていたのではないか。
私が思うに、それは鳴き声ではなく羽音である。

水木しげるの書くひょうずんぼは、その説を踏襲しているのかどうかわからないが、頭は河童で、体は鳥。どことなく剽軽な妖怪である。

エリマキシギ@茨城県


エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長28cm(♂)
撮影 2010.8 茨城県

休耕田でのシギチ観察は、基本的に車の中からです。
車中に三脚を立てて、助手席側から観察します。
観察中はエンジンを切ります。振動が三脚に伝わるのと、エンジンの熱気で陽炎が立つからです。
もちろん窓は全開にしますが、さすがに昨日今日のような暑さは応えます。

窓を開けているので、ハエが車内に入ってしまいます。このハエはなかなか外に出ません。
昨日入ったハエは、今日一日中、炎天下に駐車した車の中で元気でした。ハエには敵わないと実感しました。

・・・・・・

エリマキシギの英語名は”Ruff”
これは16~17世紀にかけてのヨーロッパで流行した襞襟のことです。
エリザベス1世の肖像画などに見られるものが有名です。

♂の夏羽は、首の周囲にRuffのような襟巻きを纏うようになります。
この幼鳥を見ていると想像できませんが。

タカブシギ@茨城県




タカブシギ
チドリ目シギ科
体長20cm
撮影 2010.8 茨城県

タカブシギはシギの中では普通種です。
この秋の渡りでは、例年以上に数多く観察されているように思います。
類似種はクサシギやコアオアシシギですが、眉斑や嘴の形状で見分けることが出来ます。

1枚目の写真が一般的。
首を伸ばすと結構スタイルがいい鳥です。

オオジシギ@茨城県




オオジシギ
チドリ目シギ科
体長30cm
撮影 2010.8.14 茨城県

奥日光、尾瀬、裏磐梯など(それと北海道)の鳥と思っていたオオジシギが、渡りの途中に地元で見られるということがわかった時は正直驚きました。
鳥見というのはそういうものか、という一種の感動。
ただ、ジシギを探すのは相変わらず苦手で、今年はもう少し上達したいものだと思います。

小さなシギたち(今日の観察から)

撮影 2010.8.12 茨城県


トウネンに代表される小さなシギたち。
ここで紹介する鳥たちはいずれもスズメ大、約14cm程度の鳥ですが、例えばシベリアで繁殖し、南半球で越冬するという、ダイナミックな渡りをする鳥たちです。




ヒバリシギ
体長14.5cm

秋の渡りに少数見られますが、ほとんど単独です。今年は比較的多いように思います。と言っても2羽ずつ2箇所で観察した程度ですが、これでも異例なほど多いと思います。
これは幼羽。




トウネン
体長15cm

干潟では比較的大きな群れが見られますが、内陸の水田では春秋とも少数が観察されます。年によってはかなりの数が見られる年もありますが、ここ2~3年は低調です。
摩耗した夏羽です。




オジロトウネン
体長14.5cm

主に秋の渡りで単独で見られることが多い鳥。
これも摩耗した夏羽。
とにかく地味が身上の鳥です。好きな鳥は? と聞かれたら「オジロトウネン」と答えてみましょう。通と見られるか、ひねくれ者と見られるかは相手次第ですが。
プロフィール

papageno620

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