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ウミネコ@九十九里&銚子

ウミネコ
チドリ目カモメ科
体長46cm
撮影 千葉県九十九里海岸、銚子漁港

ウミネコは基本的に日本周辺のみで繁殖するので、夏の間に見られるカモメのほとんどはウミネコです。
越夏している個体は繁殖に参加しない若い個体が中心です。
そのあたりの事情はオオセグロカモメと一緒。



今年初確認の幼羽(今年生まれの個体)
九十九里海岸で




去年生まれの個体
銚子漁港で

奥日光から

2010.7.19

奥日光というのは、狭義には竜頭の滝から金精峠までの日光連山に囲まれた地域を言います。
広義には中禅寺湖から群馬県側の丸沼高原あたりまでを指す場合もありますが、通常は戦場ヶ原を中心とした地域を言うと思います。


この地域に通じる道路は一般的には2本だけです。
日光の市街地から通じるいろは坂と、群馬県の沼田方面から通じる金精峠越え。
いろは坂は観光シーズンには大渋滞になります。
そういう時は旧栗山村から山王林道を使います。
男体山麓には志津林道と野州原林道という道がありますが、一般車は通れません。

実は足尾と中禅寺湖を結ぶルートが計画されていました。(想像ですが)
中禅寺湖から半月山附近まで作られましたが、足尾側にはつながっていません。
この道路が足尾までつながっていたら、いろは坂の迂回ルートとして便利だっただろうと思います。
現在ある2箇所の展望台は大人気になったことでしょう。

この道路は以前は中禅寺湖スカイラインという有料道路でした。
行き止まりなので行く人はあまりいませんが、ここからの眺望を知っている人には人気があります。



中禅寺湖展望台から男体山の眺望



中禅寺湖と、正面に日光白根山
右奥に戦場ヶ原。湯滝が見えるのがわかるでしょうか。



八丁出島が見える場所として有名です。
長さが八丁ほどあると言う意味。
長さの単位で「丁」は本来は「町」で、1町=60間なので、約109mになります。
ちなみに1里=36町なので、3927m
八丁出島の長さは、地図上で見ると500mほどです。
長唄「吉原雀」に、”通い慣れたる土手八丁”という名文句がありますが、あれも実際は四丁半ぐらいだと、先代の三遊亭金馬が言ってました。

小さく見えるのは上野島(こうづけじま)
日光開山の祖、勝道上人の墓があると伝えられています。



半月山展望台から
道路はここで行き止まりです。
正面に鉱毒問題で揺れた足尾の山と、奥にそびえる皇海山
ここからは富士さんも見えます。
この日も霞んではいましたが、何とか見えていました。

コアジサシ幼鳥@千葉県

コアジサシ
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2010.7.25 千葉県



コアジサシの営巣地では、幼鳥がたくさん見られるようになって来ました。
幼鳥が見られるということは繁殖が成功したということですから、まずはひと安心です。
この場所はロープで保護されてはいますが、ロープの外は人間だけではなく車も乗り入れているし、上空にはモーターパラグライダーも飛んでいます。
保護されている、と言ってもほとんど名ばかりのような状態。
コアジサシの営巣地であることは一般の人にはほとんど知られていません。
ロープ内には植物の侵入も見られます。コアジサシはそういう場所は嫌う傾向があるので、この場所の存続も危ういかも知れません。




フレッシュな幼鳥
コアジサシの幼鳥は、上面の羽根の模様が尖り気味であるらしい。




やや摩耗が進んだ個体

再びツバメチドリ@茨城県




ツバメチドリ
チドリ目ツバメチドリ科
体長25cm
撮影 2010.7.25 茨城県

昨日は夏羽1羽、冬羽1羽でしたが、今日は夏羽が1羽増えました。
夕方の撮影なので、順光。昨日よりもいい条件で撮影できました。
夏羽の特徴がよくわかると思います。

ツバメチドリ@茨城県

ツバメチドリ
チドリ目ツバメチドリ科
体長25cm
撮影 2010.7.24 茨城県

旅鳥として、少数の通過個体が毎年観察されています。
草原性の鳥なので、農耕地や荒地を好みます。
尾羽が燕尾で長く、飛翔姿がツバメに似ているのでこのような名がついたと言われています。

シギチの渡りもまだそれほどでもありませんが、このあたりには畑も多いので、ツバメチドリがいるのではないかと内心期待していましたが、運良く田んぼの畦に2羽休んでいるのを発見しました。




夏羽
嘴の基部が赤く、喉の部分が黒い線で囲まれています。
早朝の逆光で色がよく出ていませんが、体全体にやや褐色味があります。







冬羽
喉に、黒いラインの痕跡が若干残っているように見えます。




キアシシギと
大きさはほぼ同じ

鳥も暑い!


タカブシギ
チドリ目シギ科
体長20cm
撮影 2010.7.23 茨城県

連日の猛暑です。
この時期、これほどの猛暑が続くのは記憶にありません。
ここでは手元の温度計で36.3度でした。
多治見や館林に比べるとまだまだかも知れませんが。。。

鳥は人間のように汗をかくことができないので、口を開け、喉を震わせて熱を逃します。
カワウやサギ類ではよく見る光景ですが、シギが喘いでいるのは初めて見ました。
もう少し長く、北にいればよかったという後悔の表情か?

オオセグロカモメ@銚子

オオセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長64cm
撮影 2010.7.22 千葉県銚子市

夏の時期、銚子で見られるオオセグロは、繁殖に参加しない若い個体が中心です。
ボロボロの個体が多いのが特徴ですが、この鳥の羽根はどうしてこんなにボロボロに摩耗してしまうのでしょうか。



第1回夏羽
後頭部の乱れ方にも注目



漁港内には、水揚げされた魚がたくさん転がっています。
大きな獲物を咥えました。



あっ、盗られてしまった。



20cmほどの魚を飲み込むと、こんな風になります。



これは第2回夏羽と思われる個体。
やっぱり後頭部が乱れています。

エリマキシギ@茨城県



エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長22cm(♀)
撮影 2010.7.22 茨城県

秋の通過個体としては、やや早めの確認だと思います。
と言うより、8~9月は幼羽が多いので、これは早めに渡って行く成鳥。
近くにいたコチドリやタカブシギとの比較から♀だと思われます。
エリマキシギは♀(22cm)の方が♂(28cm)に比べて明らかに小さいのです。
シギの仲間は♀の方が若干大きい種類が多いので、この鳥はちょっと変わっています。

夏羽から換羽中と思われます。
ということは、♂の換羽中のものも見られる可能性はあるということですね。

アマツバメ@日光白根山


アマツバメ
アマツバメ目アマツバメ科
体長20cm
撮影 2010.7.19 群馬県片品村

鳥の足趾(ゆび)は基本的に4本で、前向き3本、後向き1本が普通です。これを三前趾足(さんぜんしそく)と言います。
後向きの1本が第1趾、人間で言うと親指に当たります。
「ミユビ」あるいは「ミツユビ」という名前を持つ種類は、この第1趾が退化したものと考えられます。

キツツキ類のように、幹に垂直に止まるものは、前向き2本、後向き2本になっています。
これを対趾足(たいしそく)と言って、第4趾が後ろに回ったものと考えられます。
フクロウ類の対趾足は、大きな獲物を掴むため、ミサゴの場合は大きな魚を掴むのに適した形状であると考えられます。

アマツバメの趾は4本とも前向き。これを皆前趾足(かいぜんしそく)と言います。
この種類はほとんど空中で過ごし、地上を歩くことはありません。
地上に降りる場合も、岩などにぶら下がる格好で止まります。そのためこのような足に進化したのでしょう。
高速で飛ぶために、この方が空気抵抗が少ないという説もあります。

奥日光の花

奥日光、戦場ヶ原の夏の花をほんの少し
撮影 2010.7.19




ホザキシモツケ
バラ科シモツケ属

シモツケの仲間で、花が穂状に咲くのでこの名がある。
夏の戦場ヶ原周辺は、この花でピンク色の絨毯のようになる。
本州ではここ奥日光と長野県の霧ヶ峰だけに自生する。
北海道では珍しくない花だそうだ。




イブキトラノオ
タデ科イブキトラノオ属

伊吹山にちなむ植物は数多い。
これもそのひとつで、高原に多く群生する。
風に揺れるイブキトラノオの群生は、高原の夏を代表する風景のひとつ。




ハクサンフウロ
フウロソウ科フウロソウ属

白山にちなむ植物はもっと多いかも。
これも高原の夏には欠かせない花のひとつ。

コアジサシ@千葉県




コアジサシ
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2010.7.17 千葉県

十数年前の文献によると、コアジサシの集団営巣地は、関東地方に20箇所程度あった。
その中でも1000羽を超えるような大規模なものは茨城県や千葉県にあったが、今では見られない。
コアジサシが営巣地に選ぶのは主に砂礫地で、小石や貝殻、木片などが混じった場所が好まれる。
それは卵やヒナが保護色になって発見されにくいことを重視しているからだと言える。
そのような土地というと、造成地など人工的な場所が中心となりやすいのだが、そういう場所は必然的に永続しない。
海岸の砂浜ならば永続的に使えて好都合だろうとこちらは考えるが、鳥にとってはそういうものではないらしい。
植物が侵入すると、そういう場所は営巣地としては放棄されてしまうようだ。
九十九里浜を眺めると広い砂浜が広がっているけれども、コアジサシが営巣できる範囲はごく狭い。
そういう目で見ると、集団営巣地もかなり窮屈そうに見える。
よく見る鳥のようだが、これでもVU(絶滅危惧Ⅱ類)なのである。

ビンズイ@半月山





ビンズイ
スズメ目セキレイ科
体長16cm
撮影 2010.7.19 栃木県日光市

冬鳥として地元で見ている鳥でも、夏には高山の鳥だったりします。
ルリビタキやビンズイはそういう鳥。
針葉樹の枝先で延々と囀る姿はホオジロ似。複雑な節回しはヒバリ似。
冬は思い切り地味に過ごしていますが、やっぱりこれが本来の姿と思わせます。

オバシギ@九十九里



オバシギ
チドリ目シギ科
体長28.5cm
撮影 2010.7.17 千葉県

この海岸では、6月初めに2羽見られました。
先週も2羽。
同じ個体が居ついているのかどうかはわかりませんが、今日は3羽に増えました。
先週見られたミユビシギとオオソリハシシギは見られず、キョウジョシギが若干増えた様子。

HD800

最近はじっくりと音楽を聴く機会が少なくなってしまいました。
それというのも、撮影した写真を整理したり、こうやってブログを書いたり読んだり、要するにパソコンに向かっている時間が長くなっているのが原因です。
そこでパソコンの隣にCDプレーヤーとアンプを持って来て、小型のスピーカーはあるのだけれどもちょっと物足りないのでソニーのちょっと古いヘッドホンで聴いていたのですが、音質的に不満なのと装着感がイマイチなので、いいヘッドホンを買おうと。。。




そんなわけでゼンハイザーのHD800
これは1年ほど前に発売されて、凄く気にはなってはいたのですが、スタックスの4040と随分悩んだんですけど、結局”架け心地”みたいなものも大きいんですね。いずれはスタックスみたいな気持ちもあったんですが。
ヨドバシではこんなものが試聴できるんです。凄いですね。ビックには置いてないんです。結局買ったのはビックなんですけど。(ヨドバシさん、すみません。ポイント貯めてるんで。セコい話ですけど)

ゼンハイザーは、1968年、世界で初めてオープンタイプのヘッドホンを開発したメーカーです。
ある年齢以上の人はその機種”HD414”のことを覚えているかも知れません。
私も愛用していました。
黒くて細いヘッドバンドに黄色いイヤーパッドという、悪く言えば安っぽいですが斬新なデザインは秀逸でした。

HD800はゼンハイザーとしてもちょっと意表をついたメカニカルなデザインで、多少好みが分れるところかも知れません。
ケーブル抜きで370g、見た目よりは軽くて装着感は良好です。
イヤーパッドは東レのアルカンターノ、金属的に見える部分はレオナという樹脂製です。

ドイツのハノーファーの工場で、熟練した職人が全て手作りしています。
ヘッドバンド部分にシリアルナンバーが刻まれています。
私のは”6785”




低音が物足りない、という評価が多いようですが、いわゆる「ドンシャリ」の音を期待するような製品ではなく、音質は極めてフラットで自然。低域に関してはもう少しエージングすると変わってくるかも知れません。
基本的にはクラシック向き。特に中音域の美しさは比類がない。
弦楽器の響き、ピアノは特に絶品だと思います。

シロチドリの擬傷行動




シロチドリ
チドリ目チドリ科
体長17cm
撮影 2010.7.10 千葉県

コアジサシの営巣地ではシロチドリも営巣しています。
コアジサシと同じように、砂浜を少し掘り下げただけの簡単な巣なので、巣立ったヒナはとても無防備なものです。

ヒナに外敵が近づくと、親鳥が突然、翼をだらりと下げ、あたかも怪我をしているような振舞いをすることがあります。
これを擬傷行動と言います。
チドリ類、イソシギ、キジ、ヒバリなど、地上に営巣する鳥の親鳥に見られる行動で、捕食者の注意を自分に集め、巣やヒナから遠ざける目的で行われます。

擬傷行動を行う親は、相手の方を見ながら徐々に巣やヒナと反対方向に歩いて行き、十分に離れたところで普通に飛び立ちます。
この行動を見た場合は、親鳥が動いて行く方向に遠巻きに離れるのが、親とヒナの両方にストレスを与えない対処方法かと思います。

ミユビシギ@千葉県




ミユビシギ
チドリ目シギ科
体長19cm
撮影 2010.7.10 千葉県

ミユビシギ Calidris alba 
alba(白いという意味)から、学名は冬羽の白さに注目したものと思われます。
夏羽はかなり赤褐色味が強いのですが、この鳥は夏羽への換羽が遅く、冬羽への換羽が早い傾向があるらしく、この個体は冬羽に換羽中のものと思われます。

ミユビシギは冬鳥または旅鳥として飛来するので、これはやや早めの渡りでしょうか。

オオソリハシシギ@千葉県

オオソリハシシギ
チドリ目シギ科
体長39cm
撮影 2010.7.10 千葉県

シロチドリやミユビシギと一緒にいると、オオソリハシシギはとても大きな鳥に見えますが、体長はアジサシ(35cm)と大差ありません。

シギの仲間には、メスの方が大きいという種類が多いのですが、その差は微妙なものです。
オオソリハシシギは比較的はっきりとメスの方が大きい種類で、嘴も立派です。
オスの夏羽に比べると、赤味が少ないことでも見分けることが出来ます。

この日見られた4羽は、1羽だけがメスであとの3羽はオスです。






この写真だとわかりにくいかも知れません。




これだとわかりやすいと思います。




手前がボケてしまいましたが、はっきりとわかります。

コアジサシ@千葉県

コアジサシ
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2010.7.10 千葉県









コアジサシの営巣地の多くは海岸の砂浜にあります。
そういう場所は海水浴客やサーファーなども出入りするので、人と鳥の距離が必要以上に近くなってしまう傾向があります。
コアジサシは結構気が強いので、知らずに巣に近づくと威嚇されます。
巣というのも砂を少し掘っただけの簡単なものなので、一般には気づかれにくく、下手をすると卵を踏み潰してしまうことになりかねません。




ヒナは約3週間程度で幼羽になり、飛べるようになります。
この時期はまだ親から餌をもらっています。

ハジロクロハラアジサシ@千葉県

ハジロクロハラアジサシ
チドリ目カモメ科
体長23cm
撮影 2010.7.10 千葉県

クロハラアジサシ類3種(クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシ、ハシグロクロハラアジサシ)は、沼沢地の水草の上で繁殖する種類で、旅鳥として飛来します。
このうち、クロハラは局地的に越冬します。数年前には茨城県で定期的に越冬個体が見られました。
ハジロもまれに越冬するようです。
ハシグロは飛来そのものが稀れ。






今日は、成鳥夏羽が2羽観察されました。(写真は同一個体)




こちらは時期的に考えて第1回夏羽




飛翔姿
左が第1回夏羽




ハジロの由来は翼の白さにあり、ハシグロは灰色味が強い。
腰の白さも際立っている。

アジサシ@千葉県





アジサシ
チドリ目カモメ科
体長35cm
撮影 2010.7.4 千葉県

コアジサシの群れの中に、少数のアジサシ。
コアジサシと比べると一回り大きい。
典型的な個体は、嘴も足も黒い。
嘴と足が赤い、亜種アカアシアジサシが見られることもある。
亜種アジサシにも足が赤い個体もいる。
足が赤いアジサシ類の観察はとても面白い。
出来れば今週末もアジサシ観察をしたいところ。

4枚目は第1回夏羽

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papageno620

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