FC2ブログ

満月


月の出、ではありません。月の入りです。
昨日の6:20の撮影
月齢は14.6

雄化オナガガモ@霞ヶ浦

オナガガモ
カモ目カモ科
体長53cm(♀)
撮影 2010.1.30 茨城県土浦市



右から見たところは普通の雌に見える。(けど、ちょっと変)



左から見ると、肩羽に雄のような模様と、頸に雄特有の白いライン。

ホルモン異常による、雌の雄化個体と思われる。
オナガガモにおいてこのような個体が稀にいることは、真木図鑑でも特に触れている。
左右対称でない、嘴の色は微妙、など、かなり特異な雰囲気を持った個体だと思う。

ヨシガモ@乙戸沼

ヨシガモ
カモ目カモ科
体長48cm
撮影 2010.1.29 茨城県土浦市乙戸沼

今日は曇っていたので、ヨシガモの緑色の光沢がよく出ません。
この鳥も目が出にくい鳥ですが、比較的よく出たかなと思います。









有名なナポレオンハットに額の白斑。
喉に白と黒の首輪。
胸の鱗模様は後方に行くほど細かくなる。
クリーム色の羽縁がある3列風切がカールしながら後方に伸びる。

自然はなぜかくも美しいデザインを可能にしたのか。




こちらは♀






♂と♀が綺麗に並んだ写真を撮りたいと思いましたが、餌を採るのに余念がなく、いいポーズは見せてくれませんでした。

ミヤコドリ@三番瀬

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2009.12 千葉県船橋市三番瀬

少し前の写真ですが。










「伊勢物語」に登場する都鳥は、今日ではユリカモメのことと考えられています。
その関係で、ユリカモメは東京都の鳥に指定されています。
「都鳥=ユリカモメ」説については↓
以前の記事

では、なぜこの”Eurasian Oystercatcher”にミヤコドリという名前が付けられたのか。
その前に原典である伊勢物語の東下りの一節を読んでみましょう。
なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中にいと大きなる川あり。
それをすみだ川と言ふ。その川のほとりに群れ居て、思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかな、とわびあへるに、渡し守、
「はや舟に乗れ、日も暮れぬ。」と言ふに、乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡し守に問ひければ、
「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、
名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
と詠めりければ、舟こぞりて泣きにけり。

「都鳥=ミヤコドリ」説を唱えた人の代表は、北野鞠塢(きたの きくう)という人で、江戸時代後期の文人・本草家。
1762年に仙台で生まれ、日本橋で骨董屋を開いて財をなし、後に向島の百花園を開いた人。
彼は「都鳥考」という著書で、業平は「黒き鳥」と書くべきところを「白き鳥」と間違えたのだと言う説を唱えました。
いささか強引と思える説ですが、結局これが”Eurasian Oystercatcher”にミヤコドリという名前が付けられた原因のようです。

現在ではユリカモメ説が有力ですが、ミヤコドリ説を唱える人もいます。
万葉集には大伴家持が詠んだ都鳥の歌がありますが、これにも各種の説があって、実はかなり長い間の論争になっていることが伺えます。

大型カモメの飛翔

撮影 2010.1.23 千葉県銚子市

この日のカモメ類は本当に少なかった。
多ければ多いで、カモメ達が前後に重なって、ただでさえ怪しい識別が一層怪しくなる傾向はあるのだけれど。。。

そんな時でも、飛翔姿が間近で見られるこの場所は本当に有り難い。
もちろん、干潮で浅瀬が現れる時間帯でないと、カモメ達も集まらない。




セグロカモメ(第1回冬羽)



オオセグロカモメ(第1回冬羽)



これは前回紹介した、ワシカモメとシロカモメの雑種と思われる個体(第1回冬羽)

カモ類のカウント(乙戸沼) 1/26

カモ類のカウント調査
茨城県土浦市乙戸沼

2010.1.26
12:30~13:00

■コハクチョウ 40
■カルガモ 1
■コガモ 6
■ヨシガモ 14
■オカヨシガモ 21
■ヒドリガモ 143
■オナガガモ 95
■ハシビロガモ 26
合計 346


ミコアイサがいなくなったので、1種類減った。
オナガガモの数は安定している。
一番多いヒドリガモの増減が、全体の数に影響している。
コハクチョウは順調に増えているが、今年はオオハクチョウが来ない。

純白のカモメ

純白のカモメ
撮影 2010.1.23 千葉県銚子市

5人で計画した銚子の探鳥会。
10時ごろ礁前に着きましたが、何もいません。
拍子抜けの感じでしたが、とりあえず先の方を一回りすることにしました。
第3漁港先で今シーズン初のアカエリカイツブリや、すっかりのんびりムードのコクガンを観察。
銚子マリーナ周辺で、ミミカイツブリやクロガモなどを観察しましたが、如何せん遠い。
そのあと黒生(ビールの名前ではありません。「くろはえ」という地名)で魚料理の昼食。こういう贅沢は普段はしません。
店の前で、ウミアイサの♂1羽が比較的近距離で観察できました。

再び第3漁港へ。
干潮で若干浅瀬が出てきた場所にカモメ類が集まって来ました。
その中に純白のカモメを発見。ゾウゲカモメを思わせるほどの白さに目が点になりました。
パニックになり、あわててカメラを取り出しましたが、その間に飛んでしまい、見失いました。
ただ、飛んだ時の尾羽に、第1回冬羽に特有の黒帯が見えたので、何かの白化個体だろうということはは推測できました。



しばらくすると浅瀬に戻って来ました。
セグロカモメより小型で、虹彩は黒。
嘴や足もちょっと不思議な色合いです。白化はこういうところにも及ぶのでしょうか。



尾羽と上尾筒、下尾筒は普通の第1回冬羽の特徴を示しているようです。
居合わせた人たちの意見を総合すると、カモメ(ただカモメ)の白化個体だろうというところに落ち着きました。
過去、色々な白化個体を見ましたが、カモメ類では初めて。珍鳥の類ではありませんでしたが、これはこれで珍しいものを見ることが出来ました。

この個体がカモメの第1回冬羽だとすれば、あと数年経つと全身純白のカモメになるはずです。
カモメ類は毎年同じ場所に飛来する傾向があるので、今後も記録される可能性があると思います。
全身真っ白なカモメをゾウゲカモメと勘違いする人が出るかも知れません。
ゾウゲカモメは足が黒く、嘴がやや黒味がかった黄色なのですが、足が見えないような状況だと間違えて大騒ぎになる可能性もあります。
こんな個体がいたということは、一応記憶しておいた方がいいかも知れません。


参考までに、ゾウゲカモメは過去数回の記録があります。
最近では1999年2月に青森県の鰺ヶ沢漁港で第1回冬羽が観察され、これは真木図鑑に写真が載っています。
その個体は何とそこで落鳥してしまったとか。

シロカモメ系の雑種?


シロカモメ系の雑種?
チドリ目カモメ科
撮影 2010.1.23 千葉県銚子市

どうにも判断がつかない個体。
セグロ、オオセグロ、シロ、ワシ、カナダ、アイスランド、いずれも合わない。
居合わせた人に伺うと、最近よく見る個体でワシカモメとシロカモメの雑種ではないか、という意見だった。
言われてみると、双方の特徴を備えているような気がする。
このあと「礁前」で、同様の個体をもう1羽見た。
今日はカモメの数は極端に少なかったが、変なカモメが多かった。

珍鳥というわけではないのだが、飛切り変な個体を明日紹介したいと思う。

カモメ@波崎

カモメ(第1回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長45cm
撮影 茨城県旧波崎町

この日はいつもに比べて(ただ)カモメの姿が多いように思いました。
割と近距離で撮影できたのは第1回冬羽だけです。
カモメは個体差が大きく、ヴァリエーションに富んでいるので、見ていて飽きません。
カモメを見つけると、必ず目と手が止まってしまいます。




肩羽のグレーがまだ少ない個体。



これもやや褐色味が強い個体。



やや大型の印象がある個体。
大雨覆の摩耗が激しい。



小型で可愛らしい個体。



こちらはウミネコ
幼羽がかなり摩耗している。

シメ@牛久


シメ
スズメ目アトリ科
体長19cm
撮影 2010.1.17 茨城県牛久市牛久自然観察の森

私はプロミナーを2台並べて、観察用と撮影用を使い分けていますが、探鳥会では別のメリットがあります。
デジカメの液晶画面を直接見てもらえることです。
プロミナーを直接見られるのは1回に1人だけですし、人によってはピントが合いませんから、多くの人に見てもらうことは実際には難しいものです。
それに対して、最近のデジカメの液晶画面は大きくて綺麗なので、これはかなり好評です。
もちろん、動きの少ない鳥でなければ効果が発揮できないのはいうまでもありません。
そんな意味で、探鳥会にシメが現れるのはとても好都合です。

この鳥は地鳴きを覚えるのにも格好の鳥なのです。
アオジ、ウグイス、ホオジロとは違う、シメの地鳴きを覚えると、冬の鳥見が一層楽しくなるでしょう。

1/17 牛久自然観察の森

2010.1.17

茨城県牛久市牛久自然観察の森

■センサス調査
7:15~8:30

森の中では、鳥の姿は少なかった。
田んぼに出ると、ムクドリの群れが40羽ほど。
小野川沿いでは、ホオジロ類やアカハラ、ベニマシコが見られた。
タシギもここでは珍しい。
猛禽類の姿はなかった。

(鳥合わせ)
タシギ 1
キジバト
コゲラ C
ヒバリ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ビンズイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ジョウビタキ
アカハラ
シロハラ
ツグミ
ウグイス C
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
カシラダカ
アオジ
カワラヒワ
ベニマシコ ♂
シメ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
(ドバト)
以上27+1種



9:00~11:00
定例探鳥会

定例の探鳥会はまずまずの結果。
ルリビタキやシメがじっくりと見られたのがよかった。

(鳥合わせ)
コガモ
オオタカ
キジ ♀
キジバト
コゲラ C
ハクセキレイ
ビンズイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ミソサザイ
ルリビタキ ♀
ジョウビタキ ♀
シロハラ
ツグミ
ウグイス C
エナガ C
ヤマガラ
シジュウカラ
メジロ
アオジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
ムクドリ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
以上28種
本日35+1種


午後からシジュウカラの巣箱調査を行った。
18箇所のうち、使われていたのは2箇所だけだった。
例年に比べて大幅に利用率が下がった。
去年、虫の発生が少なかったという話もあったが、そのあたりに理由があるのだろうか。

コガモとアメリカコガモの雑種


コガモとアメリカコガモの雑種
カモ目カモ科
体長38.5cm
撮影 2010.1.19 茨城県旧美野里町

昨日の記事で気がついた方もいらっしゃるかも知れません。
この♂は、胸のところに縦の白線(これは実際には横線)が見えるので、北米の亜種アメリカコガモの可能性があります。
ただし、この個体は白線が細く、コガモの特徴である水平の白線がはっきりしているので、コガモとの雑種と思われます。

この水平に見える線は、緑色の翼鏡(次列風切)の後ろの白が見えているわけですが、亜種アメリカコガモにはそれがありません。
コガモも換羽途中ではこの白線が見えない場合があるので、時期によっては注意が必要という記事が他のブログにありました。

ちなみに、ヒドリガモとアメリカヒドリは別種ですが、コガモとアメリカコガモは亜種の関係です。
北米でのコガモの分布は、東海岸及び西海岸において稀に見られるとされています。

F4-EJ


普段、軍用機はあまり撮らないのですが、これは一応鳥ネタです。

場所は航空自衛隊の百里基地。
手前に見えるのは、3月に開港する茨城空港の滑走路です。
前途多難の空港ですが、開港したら記事にして見たいと思います。

着陸したのはマクダネル・ダグラス社製F4-EJファントム。
尾翼のマークに注目。
これはここ百里基地に展開する第302飛行隊の部隊マークで、どうやらオジロワシを図案化したもののようです。
なぜオジロワシかと言うと、この部隊は本来千歳基地に所属していた部隊だから。
航空自衛隊の部隊マークとしては最も大きいマークだそうです。

以前、この基地に近い涸沼でオジロワシが見られるという噂を聞き、何度か通いましたが見られませんでした。
ひょっとするとこの飛行機のことだったのかも。(まさか)

コガモの珍しい行動

コガモ
カモ目カモ科
体長38.5cm
撮影 2010.1.19 茨城県旧美野里町(現小美玉市)池花池

以前何度か「コガモは警戒心が強く、餌付けされることはほとんどない」と書いたが、何事にも例外というものはあるようで、この池のコガモは人が投げる餌を食べていた。コガモとしてはかなり珍しい行動だと思う。

この池では組織的に餌を与えているわけではない。
オオハクチョウが数十羽程度越冬するので、ときどき餌を撒く人がいるだけである。
通常、餌付けが行われている場所にはオナガガモが集まってきて、コガモはいなくなってしまうということがよくある。
ここはオナガガモが来ない(目をつけていない?)ため、コガモたちも安心して、人が撒く餌を受け入れることにしたのだろうか。














パンをくわえた♂

カナダカモメ@銚子




カナダカモメ
チドリ目カモメ科
体長58cm
撮影 千葉県銚子市銚子漁港

カナダカモメの背の色はセグロカモメより薄いと言われています。
この個体は結構濃い色に見えたのですが、初列風切の色が若干薄いのでカナダカモメだと思いました。
初列風切の裏が薄いところを確認したので、一応間違いないと思います。(2枚目の写真)
初列風切のパターンを図鑑と見比べて見ると、P9のパターンがカナダの特徴を示しているようにも見えます。(3枚目の写真)
目についた個体はとにかく沢山撮っておく方がいいと思いました。

コクガン@銚子



コクガン
カモ目カモ科
体長61cm
撮影 千葉県銚子市

コクガンもすっかり居ついてしまい、全く緊張感がない。
現金なもので、こうなるとあまり見に来る人もない。

コクガンにも、おなかが黒いタイプと灰色のタイプがいるが、これは後者の方らしい。
雨覆に白い羽縁が目立つのは幼鳥の特徴とされている。
白い首輪に関しては、幼鳥にはないとされているようなので(海外の図鑑による)、これは第1回冬羽の特徴か、または個体差によるものかも知れない。

なおこの鳥の英語表記には、”Brent Goose”と”Brant Goose”の2種類がある。
どちらが正解かわからないが、コクガン属(コクガンとシジュウカラガン)の種名がBrantaであることを考えると、後者が正しいような気がしないでもない。

シロカモメ@銚子

シロカモメ
チドリ目カモメ科
体長71cm
撮影 千葉県銚子市

今シーズンの銚子では、ワシカモメやシロカモメが少ない感じでしたが、シロカモメはかなり増えて来ました。




第1回冬羽
シロカモメ第1回は、嘴の黒とピンク色の境界が明瞭で、虹彩が暗色。



第2回冬羽
虹彩は黄色



これも第2回冬羽と思われるが、頭に丸みがあり、若干小さめの個体。
アラスカ北東部で繁殖する亜種L.h.barrovianusの可能性があると思われる。
シロカモメは大型のカモメと言われるが、銚子にはこういう小型の個体も多い。



成鳥冬羽


さて、そろそろアイスランドカモメも観察したいところですが、今シーズンはどうなのでしょうか。

ワシカモメ@銚子


ワシカモメ(第1回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長65cm
撮影 千葉県銚子市

今シーズンの銚子では、シロカモメやワシカモメが少ない気がしていました。
シロカモメはだんだん増えて来ました。そろそろアイスランドを確認したいところです。

ワシカモメは相変わらず少ない感じです。
たくさんのカモメに混じってというのではなく、漁船の上に1羽だけ。たまにはこういうこともあります。

体色、足の色、初列風切の色、嘴の大きさ、顔つきなど、典型的な第1回冬羽。

タイミレンシス@波崎



ホイグリン系カモメ(亜種タイミレンシス)
チドリ目カモメ科
体長55cm
撮影 2010.1.11 茨城県旧波崎町

ホイグリンカモメの背の色は、ウミネコ程度と言われている。
亜種タイミレンシスはそれほどでもなく、セグロカモメ程度からウミネコ程度までと幅広い。
実情は足の色だけで判断しているようなところがないでもない。
黒斑が後頸に集中している傾向もポイントである。

カモ類のカウント(乙戸沼) 1/14

カモ類のカウント調査
茨城県土浦市乙戸沼

2010.1.14
12:30~13:00

■コハクチョウ 34
■カルガモ 6
■コガモ 14
■ヨシガモ 11
■オカヨシガモ 11
■ヒドリガモ 252
■オナガガモ 85
■ハシビロガモ 45
■ミコアイサ 1
合計 459


種類としては9種類で変わらず。
ヒドリガモとハシビロガモが増え、全体の数を押し上げた。
コハクチョウは順調に増えているが、今年はオオハクチョウが来ない。
ヨシガモ、オカヨシガモは結局例年並になった感じ。

プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア