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カモメ@銚子

カモメ
チドリ目カモメ科
体長45cm
撮影 2010.1.11 千葉県銚子市~茨城県旧波崎町

カモメはウミネコやセグロカモメと比べると少ないこともあり、意外に観察されていない鳥だと思います。
銚子~波崎を廻っても、あまり見かけないこともありますが、この日は至るところで見られました。
カモメはあまり目立った特徴はないのですが、個体差が多く、とても面白い鳥です。



第1回冬羽
カモメは第1回でグレーの肩羽が出てくる。



これも第1回冬羽
摩耗が進んだ個体



かなり小型で、可愛らしい感じがする個体



左が成鳥冬羽
これは背の色が濃い個体



これは非常小さな個体で、これまで見た中で恐らく最小。



後ろのセグロカモメと比べても、その小ささはまるで小鳥のようだった。
近くにいたユリカモメとの対比でも同大。
大きさからすると、これはコカモメの可能性があると思われる。

アビ@銚子

アビ
アビ目アビ科
体長63cm
撮影 2010.1.11 千葉県銚子市

鳥類の分類はアビ目アビ科から始まっているので、図鑑を開くと第1ページ目に出ているのがこの鳥です。
日本産のアビ類では最小。
なお、日本で見られるアビ類のほとんどはシロエリオオハムであるとされていて、アビはあまり多くありません。

今シーズン一番の冷え込みとなった銚子。
偶然、旧知のSさんに会い、昨日アビが2羽見られたと聞いた。
そのあたりの海上は波も静かで、鳥の姿は少なかったが、波打ち際にアビ1羽とクロガモ1羽が死んでいた。
場所を変えると、岸近くに別のアビ1羽が海上で羽繕いをしていた。
こんなに近距離でアビを見られるとは予想外の出来事だった。









下面は一様に白い。
上面はハの字形の白斑が点在するので、地味だがとても綺麗な模様。



落鳥のアビ
油汚染などがあったのかどうかはわからない。
体下面は真っ白で綺麗だった。



こちらはクロガモ。同じ場所で。

・・・・・・

ところで、
一般に常識と思われていることでも、実際には違うということがよくある。
大したことではないので誰も検証しない、ということが原因なのだが、アビの声が重要な役割を演じていると言われる映画「黄昏」のことである。
主演のヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーンがともにアカデミーを受賞した、1981年のアメリカ映画。
2人がボートに乗ってアビを観察するシーンはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=kWCZ2mqGfIE

これに登場する2羽の鳥は明らかにハシグロアビの冬羽であって、アビではない。
舞台となっているニューイングランド(アメリカ北東部)の湖沼ではよく見られる鳥であるらしい。
日本では極めて稀で、数回の観察例があるらしい。
まあ、ハシグロアビもアビではないか、と言われればそれまでだが。

1/10 赤塚公園~洞峰公園~乙戸沼探鳥会

2010.1.10(日)
9:15~12:30
赤塚公園~洞峰公園(茨城県つくば市)
参加者 12人
現地集合

毎年、最初の探鳥会はこの場所が恒例になっている。
2つの公園と、それを結ぶ遊歩道を歩く。
つくば市の中心を貫いているペデストリアンの北端に当たるルート。

赤塚公園は、夏場はオナガ、冬場はビンズイが多い。
今年のビンズイはさほどの数ではなかった。冬鳥の数は総体に少ない。

遊歩道は、ルリビタキやアオジなどが間近に見られる絶好の場所である。
今日はクロジが見られた。

洞峰公園ではビンズイやカワセミが楽しませてくれたが、カモ類の数は少なかった。


■鳥合わせ
カワウ
コガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
ノスリ
キジバト
カワセミ
アカゲラ C
コゲラ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ビンズイ
ヒヨドリ
モズ
ルリビタキ
ジョウビタキ ♂♀
アカハラ
シロハラ
ツグミ
ウグイス
エナガ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
アオジ
クロジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
以上32種


午後、6人で乙戸沼に向かう。
13:15~14:40

コハクチョウは増えたが、他のカモ類はかなり減ってしまった。
こんなに鳥がいない乙戸沼は珍しい。


■鳥合わせ

カイツブリ
カワウ
アオサギ
コハクチョウ 31
カルガモ
コガモ
ヨシガモ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
ハシビロガモ
バン
オオバン
キジバト
カワセミ
コゲラ
ヒバリ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
モズ
ツグミ
ウグイス
エナガ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ C
アオジ
スズメ
ムクドリ
ハシブトガラス
(ドバト)
以上32+1種

2箇所合計42+1種

ヒドリガモ@三番瀬



ヒドリガモ
カモ目カモ科
体長48.5cm
撮影 2009.12.26 千葉県船橋市三番瀬

日本野鳥の会編「フィールドガイド日本の野鳥」(高野図鑑)には、カモ類の飛翔図が描かれているのはいいのですが、残念ながら上面のみ。
これに対し、英語版の「A FIELD GUIDE TO THE WATERBIRDS OF ASIA」には上面と下面がわかるイラストがあるのでとても参考になります。
例えば、アメリカヒドリの重要な識別ポイントは翼下面の白い部分にあるので、そういう所を書いてくれると非常にありがたいわけです。

この図鑑にある、カモ類やシギ類の飛翔図をまとめたページは、見ているだけでも楽しい。
これはやっぱり日本語版を出して欲しいと思います。

カモ類は体型的に太って見えるので、メタボ体型などと言う人がいますが、飛翔姿を見ると全くの誤解であることがわかると思います。

オオセグロカモメ@銚子

オオセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長64cm
撮影 千葉県銚子市銚子漁港

ウミネコとオオセグロカモメは日本近海のみで繁殖する鳥なので、世界的に見ると珍しい種類と言えると思います。
ですからこの2種に関しては、日本に住むバーダーとしては十分に観察したいものです。



成鳥(セグロカモメ成鳥と)
こうして見ると背の濃さは全く違います。



オオセグロとは言うものの、セグロに比べて特別大きいわけではありません。
♂♀の違い(一般に♂の方が大きい)や、個体差を考えると、一概にオオセグロの方が大きいとは言えません。



第1回冬羽



第1回冬羽



これも第1回冬羽で、摩耗が目立つ個体



これも第1回冬羽と思われる。
ウミネコに囲まれているが、左の個体はカモメ。

セグロカモメ@銚子

セグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 千葉県銚子市

セグロカモメは普通種なので、好んで撮影する人は少ない。

今回の写真は全て左向きの図鑑スタイルだが、偶然ではない。
銚子側(利根川右岸)の冬期は北西の風が卓越しているので、自然とカモメは左向きになる。
氏原図鑑(イラスト)は全て左向き。
真木図鑑(写真)も全て左向きだが、意識して撮った写真だそうである。
鳥くんの「カモメ観察ノート」も基本的に左向きだが、これも意識してのことなのだろうか。
昼間順光で撮ると、自然と西向きの写真になりやすいというのは、風向きを考えれば当然のことである。



幼羽~第1回冬羽
肩羽に鱗型の幼羽がある。







第1回冬羽
肩羽に錨形の模様。





第2回冬羽
背に灰色が出てきた。





第4回冬羽
嘴に黒斑、雨覆に褐色味が残る。











成鳥冬羽
これにも、結構バリエーションが多い。

ヤマガラ@明治神宮


ヤマガラ
スズメ目シジュウカラ科
体長14cm
撮影 2009.12.29 東京都渋谷区明治神宮

ヤマガラは人馴れしやすい鳥で、比較的近距離で撮影することができます。
明治神宮では人の手に乗ったりします。
同じ仲間でも、シジュウカラはそのようなことはしません。

カモ類のカウント(乙戸沼) 1/7

カモ類のカウント調査
茨城県土浦市乙戸沼

2010.1.7
12:00~13:00

■コハクチョウ 27
■カルガモ 4
■コガモ 6
■ヨシガモ 5
■オカヨシガモ 36
■ヒドリガモ 127
■オナガガモ 87
■ハシビロガモ 9
■ミコアイサ 1
合計 302


種類としては9種類で変わらず。
全体的に、前回よりも減ってしまった。
ヒドリガモとオカヨシガモが減ったのが原因。
今年の傾向としてヨシガモとハシビロガモが少ない。
その2種はここの名物だったのだが、今年はオカヨシガモに勢力を奪われた格好か。

カンムリカイツブリ@霞ヶ浦


カンムリカイツブリ(冬羽)
カイツブリ目カイツブリ科
体長56cm
撮影 2010.1.3 茨城県土浦市

日本産カイツブリ類では最大。
昔、霞ヶ浦で初めて見たとき、この大きさと「カイツブリ」という名前がなかなか合致しませんでした。
現在ではかなり飛来数が増えて、珍しい存在ではなくなりました。

繁殖期には水面に立ち上がり、勢いよく走るような独特の求愛ディスプレイをします。
一度見てみたい光景なのですが、琵琶湖では一部繁殖しているようなので、そちらでは見られるのでしょうか。

ヒメウ@銚子



ヒメウ
ペリカン目ウ科
体長73cm
撮影 2009.12.30 千葉県銚子市

ヒメウは日本産のウでは最小で、嘴と体がスマートな鳥です。
成鳥冬羽は、全身が黒く青や紫の光沢があります。
幼鳥は全身黒褐色で、眼の周囲の裸出部が黒いと言われています。
天候の関係もあり、写真の鳥は2個体とも真っ黒につぶれているのではっきりとはわかりませんが、幼鳥の可能性が高そうに思います。

ミコアイサ@井頭公園

ミコアイサ
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2010.1.2 栃木県真岡市井頭公園

この日はさすがに冷え込んだと見えて、池の1/3程度が凍っていました。
カモ類の種類は少なく、マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモがほとんど。
ミコアイサは♂1羽、♀2羽だけでしたが、通常はそんなところです。




今回はやや正面向き



♀は目が出て、なかなか可愛らしい顔つきです。

エナガ@乙戸沼


エナガ
スズメ目エナガ科
体長14cm
撮影 2009.12.28 茨城県土浦市乙戸沼

エナガは、非繁殖期には他の鳥たち(シジュウカラ、メジロ、コゲラなど)と混群を作ります。
エナガの群れが先頭に立つことが多いので、エナガの地鳴きが聞こえて来たら、待ち受けていると数分間は楽しめます。

エナガはとにかく可愛い。
数センチしかない体。体重はほぼ8gほど。
あるかなしかのような嘴にくりっとした目。
瞼が黄色いのが見えますでしょうか。これは成鳥の特徴で、幼鳥は赤いのです。
尾羽がくさび型に見えますが、これはT1(一番内側)がT2よりも短いことが原因。
外側尾羽の外弁が白いのが、この写真からもわかります。
♂♀の識別は困難。

トラツグミ


トラ年の最初の記事はトラツグミを、とバードウォッチャーならば考えますが、そう都合よく現れません。
そんなわけで、羽だけ。
中央の、羽縁が褐色の羽が脇腹です。
これが重なって、白と褐色の鱗模様になります。
ツグミの鱗模様は黒い羽に白い羽縁があるので、これとは逆のパターンですね。
なお、トラツグミの変わった特徴として、尾羽が14枚あるということがあります。(スズメ目の多くは12枚)

2003年ごろ、茨城県で採集

明けましておめでとうございます

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いします。







霞ヶ浦からの初日の出です。

コクガン@銚子


コクガン
カモ目カモ科
体長61cm
撮影 2009.12.30 千葉県銚子市

ガンの仲間で、唯一コクガンだけが海に生息する。
雨覆に白い羽縁があるのは幼鳥と思われる。

プロフィール

papageno620

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