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一年間、ありがとうございました


今年も一年間、ありがとうございました。

不況の1年、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
私の方は、実質1997年あたりからずっど景気が悪い印象なので、特別今年がどうということはありません。
ただ、不況を直接感じるのは、企業のカレンダーです。
今年は優れたデザインのカレンダーが全くありません。
うちのような末端まで廻って来ないのかも知れませんが。。。


仕方がないので、ここ20数年で初めて、カレンダーを買うことにしました。
鳥関連でもあるのですが、藤代範雄さんのイラストカレンダーを買って来ました。
藤代範雄さんは茨城県行方市在住の、世界的グラフィックデザイナーです。

私は藤代さんに会ったことがあります。
ある病院の設計に関係していたのですが、そのサイン計画に藤代さんが参画することになったのです。
アポなしでいきなりやって来た世界的デザイナーは、玄関先でダーッとまくし立て、嵐のように去って行きました。
作風そのままの豪快な人物でした。
結局その仕事は立ち消えになってしまい、藤代さんと仕事をする機会は実現しませんでした。

・・・・・・

今年の鳥見を振り返って

今年何回鳥見をしたのか。
ファン限定で書いているフィールドノートの記事本数で見ると、225回になります。
大体3日に2日の割合。
というと、仕事をしているのか、と思われそうですが、昼休みを利用しての鳥見が半分ぐらいを占めているので、仕事をサボっているわけではありません。(多少はサボっているかも知れませんが)

個人的な鳥見は別として、会として行っている探鳥会の記録は以下のとおりです。

1/11 赤塚公園~洞峰公園
1/18 牛久自然観察の森定例探鳥会
2/1 舞岡公園
2/8 渡良瀬遊水地
2/15 牛久自然観察の森定例探鳥会
3/8 銚子~波崎
3/15 牛久自然観察の森定例探鳥会
4/5 北茨城
4/17 牛久自然観察の森定例探鳥会
5/2~5 飛島
5/9~10 軽井沢
5/31 奥日光
6/7 印旛沼~九十九里
7/5 小見川~九十九里
8/2 茨城県南シギチ探鳥会
8/16 牛久自然観察の森定例探鳥会
9/6 三番瀬~谷津干潟
9/20 牛久自然観察の森定例探鳥会
9/21 三番瀬~谷津干潟臨時探鳥会
9/27~28 白樺峠、タカの渡り観察会
10/18 牛久自然観察の森定例探鳥会
10/31~11/1 伊豆沼
11/15 牛久自然観察の森定例探鳥会
12/6 涸沼~大洗探鳥会
12/13 霞ヶ浦年末探鳥会
12/20 牛久自然観察の森定例探鳥会

合計26回
大体2週に1回の割合でやってきました。
来年も同様にできるように願いたいと思います。

今年見た鳥の合計は241種+3亜種+その他8種
昨年より10種類ぐらい少ないようですが、今年は航路探鳥をしていないのが原因だと思います。
イヤーリストは目安なので、大体いい線だと思います。

珍鳥系としては、我孫子のウスハイイロチュウヒと三番瀬のヒメハマシギぐらいでしょうか。
もともと、珍鳥追っかけにはあまり興味がないので、こんなものかと思います。
年に何度かの探鳥会を別にすると、鳥見に遠くに行くことはほとんどないし、特定の鳥を見るために出かけることは原則としてありません。
自分のフィールドで普通に見られる鳥を普通に見るのが自分のスタイルなので、今後もこのスタイルで続けたいと思っています。

そもそも、自分のフィールドとはどこなのか。
狭義には牛久市内や土浦市内であったりするのですが、広義には一応「利根川流域」と考えています。
具体的には利根川の右岸及び左岸の25km程度の範囲で、茨城県と千葉県に属する地域。
これだと、三番瀬、谷津干潟、銚子、浮島、霞ヶ浦あたりが含まれます。
これ以外の地域では、ビジターとして見せていただく、というスタンスでやっていきたいと考えていますので、今後もよろしくお願いします。

とりとめのない記事になってしまいましたが、今年の締めくくりとして。
皆さん、よいお年を。

今年読んだ本の中から


今年読んだ本の中から、印象に残ったものを数点。

■ミレニアム1(上下)
■ミレニアム2(上下) 
■ミレニアム3(上下) 
スティーグ・ラーソン著 早川書房 各1700円+税(1は2008年12月、2は2009年4月、3は2009年7月)

今年最大の注目作品はこれで決まりだろう。
一応ミステリー小説というカテゴリーに含まれているが、単純な謎解き小説にとどまらず、犯罪小説、スパイ小説の側面も持ち、最後は迫真の法廷小説になる。
小説の面白さを全てパッケージしたような作品で、少々オーバーに言えば、過去に読んだ小説の中で一番面白いと言ってもいいかも知れない。
特に事実上の主人公であるリスベットのキャラクターとしての素晴らしさは特筆に値する。
なお、1は独立した話だが、2と3は繋がっているし、のエピソードが伏線になっている。
1の上巻を読み始めると、絶対に3まで読みたくなるので、10200円の出費を覚悟した方がいい。


■出星前夜 飯嶋和一著 小学館 2000円+税(2008年8月)
飯嶋和一は、3~4年に1作という寡作の作家であるため、88年の「汝ふたたび故郷へ帰らず」以来、全ての作品を読んでいる。
今回の作品は島原の乱を題材にしたもので、反権力の立場で書き続ける飯嶋和一らしい視点が光る。

■水神(上下) 箒木蓬生著 新潮社 各1500円+税(2009年8月)
水涸れに悩む村筑後川流域の村。庄屋5人が、私財を擲って堰を築くことを藩に願い出る。失敗したら全員が磔になるという過酷な条件で許可された。


■グラーグ57(上下) トム・ロブ・スミス著 新潮社 各667円+税(2009年9月)
昨年「チャイルド44」で衝撃的デビューを飾った著者が、その続編を出した。
フルシチョフ政権下でスターリン批判がなされ、その結果として復讐を受けることになった主人公が辿る過酷な試練。
強制収容所への潜入と暴動。後半は動乱のハンガリーに舞台を移す。


■川は静かに流れ ジョン・ハート著 早川書房 980円+税(2009年3月)

■9.11生死を分けた102分 ジム・ドワイヤー&ケヴィン・フリン著 文藝春秋 1800円+税(2005年9月)
世界を震撼させた、9.11同時多発テロにおいて、突入から崩壊までの102分間を当事者の証言で構成したもの。
この内容はアメリカでTV化され、日本でも放映されたので、記憶されている方もいらっしゃるだろう。
技術的な意味で興味深かった点。
サウスタワーの非常階段は3箇所あったが、非常に複雑なルートであったのがかえって幸いして、突入後も1本が生きていたらしい。
ただ、それは当事者たちにはわからなかったので、
この巨大なビルに非常階段が3箇所しかなかったことが欠陥であるかのような意見もあるが、日本の超高層ビルでも非常階段は2本が普通である。
そもそも、燃料を満載したジェット機が衝突するような自体は想定されていない。


■素粒子物理学をつくった人びと(上下) ロバート・P・クリース&チャールズ・C・マン共著 早川書房 各1200円+税(2009年4月)

■軌道エレベーター 石原藤夫・金子隆一共著 早川書房 640円+税(2009年7月)
悲観的な話題ばかりの昨今だが、たまには気宇壮大な話を。
軌道エレベーター(宇宙エレベーターとも言う)は、アーサー・C・クラークの「楽園の泉」その他に登場する、SFには必須のアイテム。
高度36000kmの静止軌道にある衛星から地上までケーブルをつないでエレベーターにするという奇想天外なアイデアである。
困難な課題は2つ。
 そのようなケーブルを作れる素材が有りうるのか。
 いかにして建設するのか。
最近の研究成果によって、やや実現性を帯びてきたこの壮大なアイデアをわかりやすく解説する。
人間のイマジネーションの凄さを垣間見るとともに、未来は意外と明るいかも、と思わせてくれる1冊。

■劔岳・点の記 新田次郎著 文藝春秋 980円(1972年当時)
これは番外編で、今年公開された映画に合わせてパラパラと読み返してみたもの。
映画が原作にかなり忠実であることが改めてわかった。
頂上での錫杖発見のエピソードも
劔岳に最初にアタックしたのは生田信、宇治長次郎、宮本金作、岩本鶴次郎の4人であり、柴崎芳太郎本人は含まれていない。

裏磐梯高原(12)

2009.10.25
福島県北塩原村

この連載も滞ってしまった。
年を越すのも変なので、今日と明日で完了したい。

・・・・・・

この日、朝4:30ごろ起きてみると、満天の星空だった。
今日は良さそうだと、曽原湖のポイントに向かった。
4:50ごろ、雲がかかり始め、5:10ごろには空一面に広がってしまった。
最後まで雲に悩まされた紅葉撮影ではあった。


磐梯吾妻レークラインに向かう。
絶景ポイントの多いルートだが、通る車は少ない。



三湖パラダイスから。
桧原湖、小野川湖、秋元湖の3つが見える。
これは小野川湖と、遠くに桧原湖



こちらは反対側にある秋元湖


次回は最終回、中津川渓谷

ユリカモメ@不忍池

ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影 2009.12.29 東京都台東区不忍池

不忍池は意外にも天然の池です。
縄文時代、現在よりもずっと温暖だった頃、このあたりは一面の入江でした。
それが海面の下降によって残ったもものと言われています。
ここが東京湾から6kmしか離れていないことを考えれば、不思議ではない気がします。
「海跡湖」と言うと、規模は違いますが霞ヶ浦と成因は同じ。

不忍池では4種類のカモメ類が普通に見られます。
最も多いのは、東京都の鳥である割りには東京都に嫌われているユリカモメ。



第1回冬羽



もう少し幼羽が残っている第1回冬羽
第1回冬羽は尾羽に黒帯があるので、判断は容易。



足と嘴の赤みが弱く、ややオレンジがかっているのは第2回冬羽と思われる。
ユリカモメは、第2回ですでに尾羽の黒帯はない。



成鳥冬羽



カモメ類4種
ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ

ミコアイサ@不忍池




ミコアイサ(♀)
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2009.12.29 東京都台東区

いきなり3mほどの至近距離に顔を出したミコアイサの♀。
これほど近くで見たのは初めてです。
惜しむらくは♂ではなかったこと、とは言うまい。♀も十分魅力的。

ミコアイサは淡水に棲むカモですが、よく潜ります。
その様子はほとんどカイツブリ類のようです。

ミヤコドリ@三番瀬


ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2009.12.26 千葉県船橋市三番瀬

この日は11時頃が満潮でした。
昼過ぎ、潮が引き始めると、防波堤で休んでいたハマシギたちが、三々五々、現れはじめた浅瀬に向かって集まってきます。
やや遠くの浅瀬や防波堤にいたミヤコドリもちらほら飛んで来ました。
この鳥たちは潮の干満を見極めて移動しているのでしょう。
こういう時がミヤコドリの飛翔を撮るチャンスです。
ハマシギは目の高さ、ミヤコドリはやや高い所を飛んで来ます。
赤・白・黒のコントラストが一際美しい鳥です。

カモ類のカウント(乙戸沼) 12/28

カモ類のカウント調査
茨城県土浦市乙戸沼

2009.12.28
12:00~13:00

■コハクチョウ 22
■カルガモ 20
■コガモ 3
■ヨシガモ 3
■オカヨシガモ 96
■ヒドリガモ 168
■オナガガモ 97
■ハシビロガモ 15
■ミコアイサ 1
合計 425


コハクチョウは、多少変動はあるものの、20羽強で推移している。
毎年オオハクチョウが少数入るが、今シーズンはまだ。
カルガモは、1羽を除いて隣の調整池にいたもの。
今年の傾向としてオカヨシガモが多い。100羽近くのオカヨシというのは記憶にない。
一方、ここに来てヨシガモが激減。ハシビロガモも少ない。
ヒドリガモは最盛期より減少した感じだが、11月中はスイレンが多すぎてカウントできない。300羽ぐらいいたのではないかという推定。

ビロードキンクロ@三番瀬



ビロードキンクロ
カモ目カモ科
体長55cm
撮影 2009.12.26 千葉県船橋市三番瀬

クロガモの仲間を総称して”Scoter”と言います。
ビロードキンクロは”Velvet Scoter”なので、ビロードクロガモと呼んだ方が良さそうですが、何故かキンクロ。
この鳥の虹彩は金色ではないのですが。。。
”Goldeneye”と言うと、ホオジロガモを指します。
ビロードキンクロの別名は”White-winged Scoter”であり、その名の通り次列風切の白が目立ちます。

三番瀬では、大体数羽が越冬します。
この個体はあちこちのブログに登場していますが、遠いので皆さん撮影には苦労されているようです。
推定で400mほど。ほとんど豆粒のようですが、デジスコで最大ズームにして13000ミリ相当。更にトリミングしているので、一応特徴だけわかれば、という写真です。

2日遅れで。。。


クリスマスのイルミネーションをされる家も多いですが、これぐらい徹底している家も珍しいです。
実は毎年見物に行っている家です。
庭への出入り及び撮影は自由ということなので、載せてみました。
来年は、もう少しタイムリーに載せてみようかと思います。

シノリガモ@三番瀬

シノリガモ(♀)
カモ目カモ科
体長43cm
撮影 2009.12.26 千葉県船橋市三番瀬

漢字名は「晟鴨」
太陽が明るく輝く様を表していますが、♂の特徴的な模様からの命名でしょう。
カモ類の中でも、シノリガモの♂はかなり派手な方ですが、♀は最も地味な部類に属していると思います。



ひたすら眠そうなシノリガモ。



やっと目を開けても、眠そう。



泳ぎだしても眠そう。

ミコアイサ@乙戸沼

ミコアイサ(♂)
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2009.12.25 茨城県土浦市乙戸沼

パンダガモの異名を取るミコアイサの♂。
今シーズンは、この♂1羽だけが入っています。♀は今のところ見られません。
今日は少しだけ近くに来ました。



とにかくよく潜るので、わずかの時間にレリーズしなければなりません。



後頭部の黒い2本線が、後ろから見るとV字型に見えます。
オカヨシガモの♀と。

コガモ@池花池

コガモ
カモ目カモ科
体長38.5cm
撮影 2009.12.21 茨城県旧美野里町池花池

カモの普通種と言うと、マガモ・カルガモ・コガモの3種類になると思います。
中でもコガモは最も警戒心が強い鳥なので、普通種である割には至近距離で観察することが難しいところがあります。
この池は、毎年ハクチョウ類が飛来する場所ですが、ここのコガモは警戒心が緩いのか、レンズを向けても逃げません。

餌付けされているわけではありません。
ご存知の通り、コガモはほとんど餌付けされない鳥で、餌付けが行われている場所でも、コガモはまず近寄っては来ません。








土浦全国花火競技大会(11)-スターマインの部

今年の記事も、これで最終回にしたいと思います。

今年のスターマインの素晴らしさには、心底感心しました。
これまでのスターマインとは明らかにレベルが違う、それは去年の野村花火さんの作品あたりから感じられてきたような気がします。
このレベルになると最早優劣など付けられません。
個人的には野村さんと菊屋さんの作品に魅せられました。

ある人は「衝撃的」と評し、またある人は「花火の歴史が変わった」と言いました。
「大げさな」と思った人は、是非来年の大会を観覧いただきたいと思います。







空と大地の間に
山煙火製造所(茨城県)







色彩のロマン
菊屋小幡煙火店(群馬県) 特等(3位に当たる)




桜~時の流れに儚き願いを重ねて~
マルゴー(山梨県)




悲しみと怒りのレクイエム
伊那火工堀内煙火店(長野県)







神秘なる世界~光の彼方へ~
野村花火工業(茨城県) 優勝




ピュアハート
斎木煙火本店(山梨県)

カナダガンなど@牛久沼

飼育されている鳥数種



これは飼育されているカナダガンの亜種で、所謂シジュウカラガンとは違う。
河口湖などで野生化している亜種と同様のものだと思う。
カナダガンは10数亜種存在するとされているが、詳細は不明。
とりあえず一般的とされているのは以下の6種類(和名は定着していないものが多い)
■COMMON
■DUSKY
■LESSER
■ALEUTIAN(シジュウカラガン)
■RICHARDSON’S
■CACKLING(ヒメシジュウカラガン)

写真の個体は喉が白いので、亜種COMMONと思われる。




ガンの仲間であるサカツラガンを家禽化したものが中国系のガチョウで、一般的にシナガチョウと呼ばれている。
全身真っ白なものをシロガチョウと呼ぶが、特徴はどちらも額に大きなコブがあること。




これはコブが目立たない個体。
ヨーロッパ系のガチョウはハイイロガンを家禽化したものでコブはないが、写真の個体は恐らくシナガチョウの幼鳥と思われる。

ガチョウは中国から輸入されているらしいが、バドミントン使われるシャトルコックには、その次列風切が使われる。
一般的にはS1からS7までの7枚(両翼で14枚)、高級品にはS3のみ16枚が使われるらしい。
つまり、高級な1つのシャトルに8羽のガチョウが必要ということになる。
やっぱりプラスチックは自然のものには適わないのだそうだ。




これは以前から気になっている鳥で、頭の雰囲気はインドガンに似ている。
カナダガンあるいはガチョウと、インドガンの雑種の可能性があるかも知れないと考えているが、そのような雑種が存在するのかは不明。
インドガンも公園などで飼育されているようなので、国内で雑種を作る可能性は否定できないと思う。
また、この頭の雰囲気は、北米でよく見られる暗色型のハクガンにも似ている。
この個体は外側初列風切が白いが、カナダガン、ハクガンを含め、一般的にガン類には見られない特徴だと思う。
このあたりも、ちょっと複雑な雑種である可能性があるように思う。

土浦全国花火競技大会(10)-スターマインの部

土浦全国花火競技大会

10/3の開催から2ヶ月半も経ってしまいました。
連載記事は一度滞ると、なかなか再開しにくいものです。
今回と、もう1回で終わりにしたいと思います。

滞った理由は、実際の花火と写真の出来栄えにどうしてもギャップがあったためで、UPしにくかった、というのが本音です。
ここ数年のスターマインのレベルは非常に高く、構成とかテンポとかの要素がこちらが考えるよりも遥かに先を行っていて、花火の一番いいところとシャッターを開けるタイミングが微妙にずれてしまう印象がありました。
それでなくてもスターマインは3分ほどの間に350発もの花火が打ち揚がるわけですが、シャッターを開ける時間は2秒ほど。
閉じた途端にいい瞬間が現れてももう遅い。それは書き込みに時間がかかるので、すぐには開けられないわけです。
プロの写真家は、その花火の構成をよく読んでシャッターを開けるタイミングを図っているわけで、そこにはやっぱり花火に対する深い理解が必要でしょう。

また最近の傾向として、星自体がかなり明るくなっているような気がします。
ちょっと油断すると途端に露出オーバーになってしまいます。
それを避けるためにSSを上げると、きれいな瞬間は切り取れますがスターマインの華やかさは表現できません。難しいものです。



夢の中へ
ファイアート神奈川(神奈川県)



THRILLER in Tsuchiuraer
丸玉屋小勝煙火店(東京都)



舞踏会の夜
芳賀火工(宮城県)



花~すべての人の心に花を
和火屋(秋田県) 1等(4位に当たる)



Revolution
紅屋青木煙火店(長野県) 準優勝



フェアリーズガーデン
須永花火(栃木県)

ノスリ@涸沼


ノスリ
タカ目タカ科
体長 ♂52cm ♀56cm
撮影 2009.12.21 茨城県茨城町

ノスリは電柱やアンテナに長時間止まっていることが多い鳥なので、他のタカに比べるとこういう写真が多くなります。
虹彩が暗色なので成鳥ですが、ノスリの場合♂♀の識別が難しい。
脛毛に横斑が見られないのは♀と追われていますが、あまりはっきりしません。


ノスリの英語名は”Common Buzzard”と言います。
Buzzardには、スラングで「飲んだくれ」とか「最低のやつ」と言う意味があります。
しばしば頭に”old”を付けると「薄汚い性悪爺い」という意味になるそうです。
余りにもデリカシーを欠いた言葉で、悪意を感じます。
大体この鳥は、猛禽類にしては精悍でない顔付きなので、老人顔に見られたのかも知れませんが、虹彩が暗色であるところが顔付きを特徴づけているのだとも思います。

日本のある地方ではこの鳥のことをかつては「馬糞鷹」と呼んでいました。
馬糞のようにありふれたタカという意味ですが、今では通用しない比喩ですね。

「鵟」という漢字名も、考えてみれば不思議な字です。

チョウゲンボウ@涸沼



チョウゲンボウ
タカ目ハヤブサ科
体長 ♂33cm ♀39cm
撮影 2009.12.21 茨城県茨城町

涸沼の周辺部は開けた農耕地で、さながら猛禽天国のような場所です。
あの辺の電柱にはノスリが、この辺の電柱にはチョウゲンボウがいるはず、と思って探すと大体見つかります。

チョウゲンボウの♂成鳥は、頭と腰から尾にかけて青灰色なので、背面から見ると明瞭です。
♀成鳥と幼鳥の識別は難しいのですが、この個体は上尾筒に青灰色があったので、♂の第1回冬羽ではないかと思います。

ホオジロガモ@牛久沼


ホオジロガモ
カモ目カモ科
体長45cm
撮影 2009.12.20 茨城県龍ヶ崎市牛久沼

牛久での定例探鳥会と、そのあとのイベント準備を終えると14:30だった。
冬場は日が短いし、その時間では遠くには行けない。
近いところということで、KさんとSさんと一緒に牛久沼を眺めてみることにした。

思いがけず、ホオジロガモの♀。
ここで見たのは初めてだが、どの程度珍しいのかはよくわからない。

初めは遠かったので、嘴の色がよくわからなかった。
♀は嘴の先端が黄色いという風に覚えていたが、ちょっと違う感じ。
最後は割りと近くまで来てくれた。
写真で確認すると、先の方は黄色いけれど、先端は黒い。
図鑑で確認すると、ホオジロガモ♀の嘴は、先の方が黄色く先端は黒いということがわかった。
写真の個体はと見ると、嘴全体が一様に淡く、中ほどが黄色味を帯びて先端部分が黒い。
典型的な♀成鳥ではないようなので、幼鳥かも知れない。

12/20 牛久自然観察の森定例探鳥会

2009.12.20
茨城県牛久市、牛久自然観察の森

7:05~8:25
センサス調査
参加者6人

キジバト
カワセミ
コゲラ C
ヒバリ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ルリビタキ ♂A
アカハラ
シロハラ
ツグミ
ウグイス C
エナガ
ヤマガラ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
カシラダカ
アオジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
カケス C
ハシブトガラス
(ドバト)
以上26+1種

とても寒い朝になった。
森の中にはメジロが多い。シジュウカラやアオジの声は少なかった。
田んぼに出ると、タヒバリやツグミが多かったが、予期せぬ事態に遭遇した。
ハヤブサを使った猟のグループに遭遇したのである。
犬を使い、鳥を飛び出させてハヤブサに捕らえさせるやり方だ。
ハヤブサは輸入したものだと思う。(この近くにはそういう業者がいるので、その関係者だと思われる)
ここは禁猟区ではないし、猟期なのでそのこと自体は別に問題ではない。
だから、異を唱えるものではないが、狩猟をしている隣で鳥の生態調査をしていることに、違和感を覚えたのは言うまでもない。

案懲戒ただし、ひとつ気になったことがある。
狩猟鳥は30種に制限されているが、ここでハヤブサが狩猟鳥以外の鳥を捕まえた場合はどうなるのだろ
か。
その時には考えつかなかったのだが、スズメ目の鳥で狩猟鳥に指定されているのは、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラスの7種だけである。
この時間帯に実際観察された鳥は、ヒバリ、タヒバリ、ハクセキレイ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワなどであり、これらの鳥を捕らえた場合は違法行為になるはずである。

・・・・・・

9:00~11:00
定例探鳥会

アオサギ
コガモ C
オオタカ 1
チョウゲンボウ 1
コジュケイ S
キジバト
コゲラ C
ヒバリ
キセキレイ
ハクセキレイ
セグロセキレイ C
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ルリビタキ C
ジョウビタキ ♂
シロハラ
ツグミ
ウグイス C
ヤマガラ
シジュウカラ
メジロ
アオジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
以上29種

今月からリーダーが体調不良のため、私がリーダーを勤めることになった。
リーダーをやる時に、鳥が出ないとプレッシャーになるので、オオタカやチョウゲンボウが出たのはよかった。
特に真上で優雅に舞ってくれたチョウゲンボウは美しかった。(ずいぶん白っぽい個体だったので、最初はハヤブサと間違えた)
朝出たルリビタキの♂が出てくれたら最高だったのに。。。
キセキレイが出たのもよかったが、止まってくれなかった。
セキレイ3種の声の違いを説明できたのはよかったけれど、あの美しい黄色を見てほしかったところ。




樹間に見え隠れするカケスを見る参加者たち。
この日は珍しく、フワフワと飛ぶカケスの姿を見ることができた。
普通はこんな感じ、というのが写真の光景である。

アメリカヒドリ@乙戸沼




アメリカヒドリ
カモ目カモ科
体長48cm
撮影 2009.12.17 茨城県土浦市乙戸沼

ヒドリガモはユーラシア大陸、アメリカヒドリはアメリカ大陸、という風に住み分けています。
アメリカヒドリの飛来数はそんなに多くはありませんが、ヒドリガモの群れの中に少数混じっている可能性があります。

この2種は繁殖地が近接しているので交雑個体が多いのですが、顔の緑色光沢と言い、頬のゴマ塩模様yと言い、比較的いい感じの個体だと思いました。
まだ繁殖羽に換羽途中なので、もう少し様子を見たいところです。
肩羽に葡萄色が出てくれば完璧でしょう。

3枚目
ヒドリガモの♂♀と並んだところ。
この沼には現在、アメリカヒドリの♀だと確信が持てる個体はいません。
5分5分の感じがする個体が1羽います。
そちらも幼羽の可能性があるので、今後引き続き観察したいと思います。

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