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ウミウ&カワウ@波崎

ウミウ
ペリカン目ウ科
体長84cm

カワウ
ペリカン目ウ科
体長82cm

撮影 茨城県旧波崎町


海だからウミウだろうと安易に考えてしまいますが、よく見ればカワウがいます。
逆のこともあり、内陸だからカワウとは限りません。
あまり真剣に見ないので、普段は見過ごしている可能性があります。



ウミウ
ウの仲間の羽は水をはじかないので、こうやって乾かしている。




上の個体の隣の隣にいたカワウ
ウの仲間は冬でも繁殖する。
頭と足の付け根が白くなるのは繁殖期の特徴。

ノスリ@涸沼


ノスリ
タカ目タカ科
体長 ♂52cm ♀56cm
撮影 2009.11.28 茨城県茨城町

このあたりは開けた農耕地で、冬場にはノスリが常連。
県道沿いの電線に止まったノスリを車中から見つけたが、交通量が多くて停めることができず、少し離れた農道から観察した。

虹彩が暗色なので成鳥。
恐らく♀。

大洗港から見えたもの

海岸から沖合いの鳥を探す。
そんな時、水平線の向こうに思いがけないものを見ることがあります。
大洗のフェリーターミナルから水平線上に見える構造物。
これは一体何でしょうか。
答えは一番下。







































その正体は
鹿島アントラーズの本拠地「カシマサッカースタジアム」でした。
地球の丸さを実感できる風景ですね。

ダイサギ@涸沼



ダイサギ
コウノトリ目サギ科
体長90cm
撮影 2009.11.28 茨城県茨城町広浦

昨日載せたハクセキレイの学名はMotacilla albaでした。
今日のダイサギはEgretta albaです。
albaは、「白い」という意味のラテン語です。
「白化個体」を意味するアルビノも、これから派生した言葉ですね。

確かにシラサギ類ほど全身純白の鳥はなかなか見当たりません。
冬羽は嘴が黄色くなりますが、眼先が黄緑色味を帯びています。

タイミレンシス@銚子


亜種タイミレンシス(左はセグロカモメ)
チドリ目カモメ科
体長55cm
撮影 千葉県銚子市銚子漁港

ホイグリンカモメ Larus heuglini はシベリアの北西部(コラ半島からタイミール半島附近まで)で繁殖するセグロカモメの仲間。
コラ半島というのは、フィンランドにほど近い地域なので、ヨーロッパロシアに属するカモメと言える。
越冬地は、中東からインドあたりが中心と思われる。
背の色がウミネコと同程度に濃く、足の色もウミネコのように黄色い。
銚子でもそれらしき個体が見られることもあるが、数は少ないと思う。

ホイグリンカモメの亜種 Larus heuglini taimyrensis は基亜種ホイグリンカモメよりも東側で繁殖する亜種とされる。
越冬地は日本附近が中心で、銚子ではそれなりの数が見られる。
セグロカモメとホイグリンカモメの中間的な個体群であって、背の色も足の色も中間的である。

この亜種の表記をどうすべきか、いつも迷うところである。
「ホイグリン系」という言い方もよく行われるが、当記事のように「亜種タイミレンシス」という場合も多い。
しっくりしないので、「タイミールカモメ」というのはどうだろうか。

ハクセキレイ@東

ハクセキレイ
スズメ目セキレイ科
体長21cm
撮影 茨城県旧東町

この附近は餌が豊富なのか、ハクセキレイが非常に多い。
この鳥は警戒心が薄いので、至近距離で見られる場合が多い。











一見して頬が白く、過眼線がない個体。
亜種ホオジロハクセキレイに見える。
ただし、ホオジロにしては背の色が薄い。
第1回冬羽か、とも考えるが、それにしては胸の黒帯が太い。
どちらかというと亜種シベリアハクセキレイに似ている気がする。
シベリアはホオジロよりもかなりレアであるはずで、このあたりで見られるというのは考えにくい。
結局のところ、過眼線が目立たないハクセキレイのようにも見える。
よく見れば、過眼線がないわけでもない。

師匠に見てもらうと、この手の個体はハクセキレイの部分白化などの個体変異と考えるのが一般的だとのこと。
そのような目で見ると、何の変哲もないハクセキレイに見えてくるから不思議。


参考までに
ハクセキレイには多くの亜種が知られている。
■ハクセキレイ Motacilla alba lugens
カムチャッカから日本周辺が分布の中心。

■タイワンハクセキレイ Motacilla alba ocularis
シベリアからアラスカにかけて分布する。名称がおかしいと思うが、台湾は越冬地なのだろうか。

■ホオジロハクセキレイ Motacilla alba leucopsis
中国大陸から朝鮮半島、台湾に分布する。西日本では比較的観察の機会が多い。

■シベリアハクセキレイ Motacilla alba baicalensis
ロシア中部、バイカル湖附近。

■ネパールハクセキレイ Motacilla alba alboides
ヒマラヤ山脈周辺部。

■メンガタハクセキレイ Motacilla alba personata
中央アジア附近。

他にヨーロッパを中心に分布する亜種を含めて10亜種とされる。

ミヤマガラス@館林



ミヤマガラス
スズメ目カラス科
体長47cm
撮影 2009.11.23 群馬県館林市

ミヤマガラスは、主に中国大陸から渡って来る冬鳥で、1980年代から西日本を中心に飛来が増えた。
その後、日本海側や北海道で見られるようになり、関東地方で確認されるようになったのはここ10年ほどと言われている。
個人的には千葉県や神奈川県でも観察しているが、大規模な群れが見られるのは群馬県内である。
開けた農耕地を好むので、そのうち茨城県南でも当たり前のように見られるかも知れない。

ハシボソガラスよりもやや小さい。
嘴基部の皮膚が裸出しているので、白っぽく見える。
幼鳥はこの部分に黒い羽毛が生えているので、ハシボソガラスとの区別が難しくなる。

タヒバリ@東



タヒバリ
スズメ目セキレイ科
体長16cm
撮影 2009.11.25 茨城県旧東町

この仲間は、英語名で”Pipit”と言い、ピピッという鳴き声を表しています。
農耕地や草地など、開けた環境に生息する鳥です。

ミズタヒバリ”Water Pipit”という種類もありますが、詳細は不明。

裏磐梯高原(10)

中瀬沼~レンゲ沼
福島県北塩原村
2009.10.24

の撮影からすでに1ヶ月が経ってしまった。
紅葉は里に下りて来ている。



檜原湖の東側にある中瀬沼は、背景に磐梯山を頂く景勝地だが、光線の関係もあり、いい写真にするのは難しい。
何度も夜明けを狙った場所だが、いまだに成果なし。



レンゲ沼も磐梯山と一緒に狙えるが、曇天が冴えないので。。。


次回はゴールドライン

ただカモメ@銚子

カモメ
チドリ目カモメ科
体長45cm
撮影 2009.11.21 千葉県銚子市

ただカモメも少しずつ増えて来ました。



カモメの第1回冬羽は、すでに灰色の羽が出てきます。
嘴や足はまだピンク色です。
左はウミネコの第2回冬羽。



これはかなり気になる個体でした。
雨覆と3列風切に褐色味が強く、初列風切に白い羽縁が目立ちます。
嘴が小さく、顔つきも通常のカモメとは違う感じで、コカモメ第1回冬羽の可能性もあるように思います。
この写真だけでは大きさがわからないのが難点です。


参考までに”Olsen”では、カモメ(Common Gull)には次の3亜種があります。
Larus canus (主にヨーロッパで繁殖するカモメ)
Larus canus heinei(主にロシアで繁殖するカモメ)
Larus canus kamtschatschensis(カムチャッカ周辺で繁殖するカモメ)
この3番目が、日本で言う「ただカモメ」です。

コカモメは北米で繁殖する種で、英語名はMew Gull、学名はLarus brachyrhynchus

図鑑によっては、コカモメはカモメの亜種になっているものもあります。
その場合、英語名は”Common Gull”または”Mew Gull”で、学名はLarus canus brachyrhynchus
となります。
学名の読みにくさと合わせて、誠にややこしい。

アマツバメ@東




アマツバメ
アマツバメ目アマツバメ科
体長20cm
撮影 2009.11.22 茨城県旧東町

今にも降り出しそうな曇天。
タゲリやムクドリの大群が飛び交う中に、1羽のアマツバメが飛んでいました。
比較的低空を飛んでいます。とにかく速いです。

日本で見られるアマツバメの中では、翼が最も細長くてスマートな鳥です。
腰は白く、尾はくさび型。
体の下面は黒褐色で細かい横斑があると言われますが、この条件ではよくわかりません。

一般に夏鳥で、高山帯の上空で見ることが多く、渡り時期には低地でも見られます。
11月下旬のこの時期、渡り途中にしてはちょっと遅いようですが。。。

ワシカモメ&オオセグロカモメ@銚子

ワシカモメ
チドリ目カモメ科
体長64cm

オオセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長65cm

撮影 2009.11.21 千葉県銚子市


絶好の天気に恵まれた土曜日でした。
カモメの数はだいぶ増えては来ましたが、全体的にはまだまだと言った感じでした。
特に波崎側にはほとんどいませんでした。



カモメの観察では、大量の写真を撮るので、チェックと整理が大変です。
とりあえず、今シーズン初認のワシカモメ(第1回冬羽)




よく似たオオセグロカモメ(第1回冬羽)
比較的初列風切の色が薄い個体

タゲリ@東




タゲリ
チドリ目チドリ科
体長32cm
撮影 2009.11.21 茨城県旧東町

タゲリは群れになることが多く、ここでも200羽程度の群れになっています。
水面に佇む姿、草の上、飛翔、いずれも独特の美しさがあります。

”The Shorebied Guide”には、「レア」として載っているので、アメリカでは珍鳥ということになります。
もっともケリは載っていませんから、記録がないのかも。

エリマキシギ@東



エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長 ♂28cm ♀22cm
撮影 2009.11.21 茨城県旧東町

エリマキシギは関東以西で少数が越冬する。
ここでも以前、6羽が越冬した記録があるので、引き続き観察したい。
冬羽だが、”The Shorebird Guide(Michael O’brien他)”によれば、オレンジ色の嘴になるのは♂であることが多いらしい。
大きさから言っても♂である可能性が高いと思われる。

なお、この鳥は肩羽を立てていることが多いがなぜだろうか。

裏磐梯高原(9)



白布峠
福島県北塩原村~山形県米沢市
2009.10.24

白布峠から福島県側を見る。
檜原湖と、湖畔に広がる檜原の集落が見える。
天気がよければその向こうに磐梯山。
いかにも東北らしい、優しげな風景が広がっている。


次回は中瀬沼とレンゲ沼

エクリプス

ヨシガモ
カモ目カモ科
体長48cm

オカヨシガモ
カモ目カモ科
体長50cm

撮影 茨城県土浦市乙戸沼


こういう個体が見られるのは今の時期の面白さであるし、カモ観察の醍醐味でもある。
しかし、こういうのを見に来る人はほとんどいない。
最近になって気がついたのだが(遅い!)、この公園にはほとんどバードウォッチャーが来ないのだった。



ヨシガモの♂エクリプス



オカヨシガモの♂エクリプス



これは♀だと思うが、ひょっとすると違うかも知れない。いずれにしても美形である。

オオハシ&タカブ@東

オオハシシギ
チドリ目シギ科
体長29cm

タカブシギ
チドリ目シギ科
体長20cm

撮影 茨城県旧東町







オオハシシギ(Long-billed Dowitcher)の繁殖地は、シベリアの東部からアラスカ周辺で、越冬地はアメリカからメキシコが中心です。
越冬地はアメリカオオハシシギ(Short-billed Dowitcher)と重なっていますが、繁殖地は重なりません。
要するに、アメリカオオハシシギは新北区(アメリカ大陸)の鳥ですが、オオハシシギは新北区と旧北区にまたがる、比較的珍しい渡りをする鳥と言えるかも知れません。

アメリカオオハシシギは日本では迷鳥で、数回の記録しかありません。
オオハシシギも日本では数少ない旅鳥です。
アメリカの図鑑には、数十羽の群れの写真がありますが、日本ではそんな光景はなかなか見られません。
ただし、この場所では例年越冬する傾向があり、10羽程度の群れが見られる年もあります。
この日の観察では5羽。




タカブシギはごく普通に見られる旅鳥です。
現在、20羽以上が滞在しています。
関東以西で少数が越冬していると言われますが、ここで越冬を確認したことはありません。
今後、引き続き観察が必要だと思います。

夕映えの霞ヶ浦


波崎から帰る途中、夕焼けが綺麗なので、霞ヶ浦の湖畔道路を走って来た。

ハジロ&カンムリ@波崎

ハジロカイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長31cm

カンムリカイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長56cm

撮影 茨城県旧波崎町、利根川河口




ハジロカイツブリの英語名は”Black-necked Grebe”ですが、
”Eared Grebe”とも言います。
夏羽の黄金色の耳羽を、植物の穂に見立てたものだと思いますが、やっぱりミミカイツブリと紛らわしい。
波崎では、ハジロはかなり大きな群れになります。ミミを見ることは少ないです。




カンムリカイツブリは、日本最大のカイツブリで、特に首の長さが際立っています。
ここでは、この他にアカエリカイツブリが毎年見られます。

オオバン@北浦



オオバン
ツル目クイナ科
体長39cm
撮影 茨城県潮来市水原(北浦)

泳ぐ鳥の多くは、指と指の間に、水掻きが発達しています。
カイツブリの仲間(アビの仲間も同じ?)は、弁足と言って、指自体が平らに変形していて、カヌーのパドルのようになっています。
オオバンは特異な形状の弁足を持っています。
このため、水掻きがないバンよりも泳ぎが得意です。
こういう形状を見ると、進化の面白さを感じます。

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