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ハジロクロハラアジサシ@飯岡


ハジロクロハラアジサシ(第1回夏羽)
チドリ目カモメ科
体長23cm
撮影 2009.7.25 飯岡

午前中、ちょっと用事を済ませてから、昼ごろ海岸に着いた。
よく知られたベテランバーダーが数人陣取っている。
恐らく、キョクでも探しに来たのではあるまいか。

30分ほどしたら、急用の電話が入ってしまった。
往復4時間、鳥見30分。
「あの人は随分慌しく帰ってしまった」と思われただろうか。


コアジサシの群れの中に、ハジロクロハラアジサシが1羽。
やや褐色の幼羽が見られるので、第1回夏羽と思われます。
この写真を見ると、いかにも風が強いということがよくわかりますね。

ライチョウ@立山


ライチョウ(♀成鳥)
キジ目ライチョウ科
体長37cm
撮影 2009.7.20 富山県立山町、ミクリガ池附近

立山では珍しく、バードウォッチングのツアー2組と遭遇、個人のバードウォッチャーもちらほら見られました。
ここで見られる高山鳥は、ライチョウ、ホシガラス、イワヒバリ、カヤクグリ、イワツバメ、ウソ、メボソムシクイなど
キセキレイ、ウグイスはこんな森林限界の上にもやって来ます。
多くの種類は見られませんが、お目当てはやっぱりライチョウでしょうか。

この日は絶好の天気で、ライチョウは出にくい条件でした。
みくりが池温泉のテラスから地獄谷に降りる石段の方を眺めていると、2人連れのバードウォッチャーがしきりに何かを見ています。
ライチョウがいるな、と思ったのでそちらの方に移動してみました。
案の定、♀が1羽見られたとのことでしたが、その時は現れず。

結果的には一番チャンスが多い、ミクリガ池の斜面に現れました。
登山道の真下を歩いているので、ほとんど真上から見下ろすような形になりました。

コジュケイ@土浦


コジュケイ
キジ目キジ科
体長27cm
撮影 2009.7.17 茨城県土浦市

コジュケイは移入種なので、野鳥の仲間からは省かれています。
中国原産で、1919年ごろに狩猟鳥として東京都や神奈川県に放鳥されたものが野生化したものとされています。
真木図鑑でも1ページを割いているし、実態はすでに野鳥と言ってもいいように思います。
「チョットコイ、チョットコイ」という大きな声は有名です。声の大きさでは横綱クラスかも。

普段は藪に隠れていることが多いのですが、子供連れの時は見やすい場所に出てくることが多くなります。
この親は3羽の子供を連れていました。(2羽は先に隠れてしまいました)

7/19 白川郷

7/19

1日で上高地、飛騨高山、白川郷を廻る。
まるで格安バスツアーのようだ。
しかも明日は立山なのである。

高山から西へ
東海北陸道の飛騨清見ICに向かうと、途中に「中部縦貫道・高山西IC」という看板があった。
飛騨清見ICまでつながる無料の自動車専用道路らしい。この道路の存在は知らなかった。
飛騨清見ICから東海北陸道に乗る。
トンネルだらけの高速道路だが、中でも長いのは飛騨トンネルである。




飛騨トンネル(10710m)
関越トンネル(11055m)に次ぐ、国内第2位の道路トンネルである。
籾糠山の直下を貫くトンネル工事は軟弱地盤によって困難を極め、予定から3年以上遅れ、2008年7月5日に開通した。

飛騨トンネルを抜けると白川郷である。
世界遺産登録の影響もあり、相当の混雑が予想されたので、本当は行く気はなかったのだが、やっぱり勿体無いので寄っていくことにした。

白川郷を訪れるのは2度目である。
前回は河合村から国道360号線の天生峠(あもうとうげ)を越えて行ったのである。
この峠は幅員狭小、急勾配の山岳道路で、1年の半分が通行止めである上、土砂崩れなどでしばしば通行止めになる。
これを解消する意味で、上記の飛騨トンネルが掘られたのだ。
「天生トンネル」と命名すべきだったが、「安房トンネル」と紛らわしいので採用されなかったらしい。



天生峠を越えて白川郷に入る場合、こんな風景が出迎えてくれる。
こんな山奥にどうして集落があるのかと思うほど、まさに陸の孤島だった。
それだけに、秘境のイメージは鮮烈だった。


その昔、高山から白川郷へ赴任する役人は、峠を3つ越えていかなければならなかった。
小鳥峠、松之木峠、軽岡峠という。
1つ目の小鳥峠は、あまりの山深さにびっくりするので「ビックリ峠」
2つ目の松之木峠は、こんな所に行って本当に大丈夫かと考え込んでしまうので「思案峠」
最後の軽岡峠は、説明不要の「辞職峠」と言ったという話が、今では面白おかしく語り伝えられている。


現在の白川郷は、高山にも岐阜にも富山にも高速道路が通じる。
交通至便の地になってしまった、と言ってもよい。
荻町の合掌集落を見下ろす展望台には、立派な土産物屋が出来て、すっかり観光地に変貌していた。
恐るべし”世界遺産”



正面は合掌造りのお寺「明善寺」
右に見えるのは同寺の庫裏で、最大の合掌造りとされる。



荻町のはずれにある3件の住宅。
手前の家は屋根の葺き替え工事中。



荻町の合掌集落を見下ろす、城山展望台。
中央に見えるのは、和田家住宅(重文)
ポスターなどで有名な定番スポットだが、ここは完全に観光化されてしまった。
1枚だけ撮影して早々に撤収した。

ホシガラス@立山



ホシガラス
スズメ目カラス科
体長35cm
撮影 2009.7.20 富山県立山町、みくりが池附近

日本では、森林限界より上は普通ハイマツ帯になります。
森林限界は、北アルプスでは2500mあたりですが、立山ではもっと低いので、2400mほどの室堂はすでに森林限界のはるか上。
地質にも関係し、白馬の八方尾根は標高2000m以下にもかかわらず、森林限界の上です。
東北地方では1600m程度になるので、吾妻山や蔵王でもハイマツ帯が見られます。
北海道ではさらに低くなり、大雪山系では1000~1500mで、すでに森林限界。
北海道の2000m級の山は本州中部の3000m級に匹敵すると言われる所以です。

ホシガラスはハイマツ帯で見られる代表的な鳥で、ハイマツの実を好んで食べます。
ハイマツが分布を拡大するには、ホシガラスが重要な役割を果たすと言われています。

カケスに似て、フワフワと飛ぶ鳥で、下尾筒と尾羽の先端の白さが目立ちます。

乗鞍高原の花

撮影 2009.7,18
乗鞍高原



■キバナノヤマオダマキ
キンポウゲ科オダマキ属
牛留池

普通のヤマオダマキは紫色味が強く、黄色のものを特にキバナノヤマオダマキという。
高山にあるミヤマオダマキは綺麗な青紫色で、園芸種のオダマキはこれを改良したもの。
キバナノヤマオダマキは一番地味だが、一番清楚な雰囲気を持っている。




■ギンリョウソウ
イチヤクソウ科ギンリョウソウ属
牛留池

葉緑素を持たない腐生植物。
ここには、かつて見たことがないほどの数があった。
薄暗い林床で見ると、別名の「ユウレイタケ」の名が相応しいような。




■クガイソウ
ゴマノハグサ科クガイソウ属
牛留池

高原の夏にはよく見られる花。
輪生する葉が何段にも重なる様子から、九階草という。







■ウツボグサ
シソ科ウツボグサ属
一之瀬

「靫草」とは、弓矢を入れる道具の靫(うつぼ)に見立てたもの。
高山型をタテヤマウツボグサと言う。

タカブシギ@利根


タカブシギ
チドリ目シギ科
体長20cm
撮影 2009.7.26 茨城県利根町

実質的にまだ梅雨の最中ですが、秋の渡りは始まっています。
今日、セイタカシギ4羽とともに、タカブシギ5羽が見られました。
今年は休耕田が少ない感じで、シギチの渡りがどうなるか、ちょっと心配です。(もちろん、休耕田が少ないのはいいことなんですけど)

7/19 飛騨高山

7/19

悪天候で乗鞍に行けなかったので、この日は飛騨高山に向かうことにした。
天気もまずまずになって来たので、しばし観光客となって古い街並を散策する。



飛騨高山の古い町並は「国選定重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。
上町、下町の三筋の町並みを合わせて「古い町並」と呼ばれている。

中心部である、上三之町を散策する。










































季節の花をさりげなく飾る店先。
格子や軒先の多種多様なディテール。
単なるレトロ趣味ではなく、こういうデザインは現代の商店街にも参考になるのではないか。
現代的な看板も、デザイン次第でしっくり溶け込む。




少し離れた通りに建つ日下部家住宅
明治12年建築で、国の重要文化財。



隣の吉島家住宅
明治40年建築。これも重文



日下部家の格子のディテール



同じく吉島家
吉島家は別の記事で紹介する。

日食とカモの関係

マガモ
カモ目カモ科
体長59cm
撮影 2009.7.19 長野県上高地

一昨日の日食は残念な結果に終わりました。
結局、小笠原附近での洋上観察が一番よかったようです。
あの航路で鳥を見ないのは勿体無いな、なんて思いながらNHKの番組を見ていました。

日食のことを英語では”Eclipse(エクリプス)”と言います。
「光を失う」という意味だそうです。


カモ類♂の非繁殖羽をエクリプスと言います。
カモ類は秋口に繁殖羽になって冬を越します。(通常の意味では夏羽と言う)
繁殖が終わると風切が一斉に換羽するために、一時的に飛べない(あるいは飛びにくい)状態になるので、♀によく似た地味な非繁殖羽に換わります。
これをエクリプスと呼びます。(通常の意味では冬羽)
通常、日本で越冬するカモ類は、エクリプスから繁殖羽への換羽途中の状態で飛来するので、厳密にはエクリプスではないのかも知れません。

ちなみに、冬の派手な羽衣を「冬羽」という人がいますが、それは間違いです。
強いて言うなら「夏羽」ですが、それは紛らわしいので「繁殖羽」という言い方が一般的です。


基本的に国内では繁殖しないマガモですが、寒冷地である奥日光や上高地では繁殖しています。
この日は梓川の水量も多く、泳ぐというより流されていました。







本当はここまで書いて、♂の非繁殖羽の写真を載せたかったのですが、確認してみるとそれらしい写真がありません。
嘴の感じを見る限り、♀成鳥でも♂エクリプスでもないので、今年生まれの幼鳥かと思われます。
カルガモ以外の幼鳥を見るチャンスは少ないので、これも一見の価値はあるかと。

霧ヶ峰~女神湖の花

撮影 2009.7.18
長野県



■イブキトラノオ
タデ科タデ属

トラノオの名を持つ花は、オカトラノオ、ヌマトラノオ、ヤナギトラノオなど数多い。
園芸種のハナトラノオというのもある。
いずれも虎の尾に見立てたものである。
白いのはガク片で、花弁はない。




■オタカラコウ
キク科メタカラコウ属

深山の沢沿いや湿地に生える。
メタカラコウに比べて大きくて立派であることによる。




■チダケサシ
ユキノシタ科チダケサシ属

チダケというきのこは、乳のような白い液を出す。
それで、この花の茎に刺して持ち帰ったとされる。




■ワレモコウ
バラ科ワレモコウ属

日当たりのいい山野に生える。
地味だが、高原の夏を彩る花と言える。




■ツリフネソウ
ツリフネソウ科ツリフネソウ属

距が後ろに長く突き出て渦巻状にあり、微妙なバランスをとっている。
黄色いものはキツリフネと言う。




■キンバイソウ
キンポウゲ科キンバイソウ属

大型の花で、直径は4cmほどある。
日本固有種

7/19 上高地

7/19
上高地

乗鞍高原から標高2700mの畳平へは、バスかタクシーでなければ行けない。
始発は6時だが、その前にご来光バスが運行されている。

この日、ご来光は無理だろうと思ったので、とりあえず6時のバスを待つことにしたが、結局6時のバスも運休、再開の見通しも立たないので、今回の畳平はあきらめた。


今日の宿は立山山麓である。
北アルプス最南の乗鞍と、北部に位置する立山とは意外に近い。
平湯から神岡を経由すると、富山まではさほどの距離ではない。
それだけでは面白くないので、飛騨高山経由で行こうと初めから考えてはいた。
まだ時間も早い。
沢渡にさしかかり、上高地に行こうか、と咄嗟に考えた。
タクシーに乗り、7時ごろにはターミナルに到着。
雨は降っていないが、時折強い風が吹き付け、あまり快適な状況ではない。
梓川も普段とは全く違う水量だが、それでも濁流にならないところはさすがである。



河童橋



河童橋から


今回は2時間ほどでさっさと撤収し、飛騨高山に向かう。

カヤクグリ@立山



カヤクグリ
スズメ目イワヒバリ科
体長14cm
撮影 2009.7.20 富山県立山町、ミクリガ池附近

登山用語で「カヤ」とは、ススキやスゲなどイネ科の植物を総称する言葉で、カヤが広範囲に茂る場所を「カヤト」と呼びます。
カヤにくぐる鳥という命名は、いかにも見えにくい鳥を連想させます。
確かに見た目も地味で、繁殖期以外はヤブの中にいて目立たない鳥という印象があるかも知れません。

実はカヤクグリは典型的な高山鳥です。
繁殖期にはライチョウ、ホシガラス、イワヒバリと並んで、ハイマツ帯で見られる代表的な鳥。
日本固有種で、日本でしか見られない鳥としてとても貴重な鳥です。

7/18 乗鞍高原

7/18

ニッコウキスゲの最盛期。
霧ヶ峰高原から車山に行ってはみたものの、生憎の天気で文字通りの”霧ヶ峰”
花付きはよさそうだったのでちょっと残念だった。
白樺湖あたりまで下ると雨は降っていないので、一応女神湖周辺を散策してみた。
濃いガスの中、扉峠から松本に下ると、下界はそれなりの天気だった。
浅間温泉の蕎麦屋「あるぷす」で昼食のあと、乗鞍高原に向かう。
乗鞍高原は曇りだが、時々薄日が差す天候だった。



牛留池
正面に聳える乗鞍岳は見えないが、雨に濡れた緑はことのほか美しい



乗鞍高原名物。おなじみの通称「ねじねじの木」



たっぷりと水を含んだ薄暗い林床には、ギンリョウソウがいっぱい



一ノ瀬
カメラマンの穴場「まいめの池」



池周辺を散策する。
晴れていれば正面に乗鞍岳が見える

・・・・・・

この日は畳平行きのバスは運休だったようだ。
何でも岐阜県側が通行止めなので、長野県側も通れないのだと言う。
どういうことかと言うと、
畳平は岐阜県に属しているので、岐阜県側が通行止めになると、県境のゲートが閉じられたままになり、長野県側からも入れないというわけ。
大体ゲートが閉まっているとバスはUターンできないのである。
結局岐阜県側の規制に従わざるを得ないということで、何となく両県の力関係がわかるような気がした。
以前から長野県側の規制が厳しいのはなぜだろうと思っていたが、畳平のゲートを開ける権限が岐阜県にあるのだ、と考えれば納得できる。


一般車が通行できた2002年までの規制
■岐阜県側は3:30から通行できる。
■長野県側からは、ゲートが7:00までは開かない。(それまで、ゲートの前で路上駐車することはできた)

現在の規制
■岐阜県側は、タクシーなら3:30から通行できる。
■長野県側は、タクシーも6:00にならないと、三本滝から上が通行できない。それより前に行けるのは、ご来光バスだけ。


この日は乗鞍高原で1泊。
翌日は乗鞍岳の予定だったが。。。

皆既日食は残念でした。次回の予告です。

国内で46年ぶりの皆既日食。
大方、残念な結果に終わりました。
私は硫黄島からのインターネット中継を見ましたが、ダイヤモンドリングになる瞬間は結局つながりませんでした。
でも、6分近くに及ぶ皆既日食は見ごたえがありました。
私も含め、今回楽しめなかった方に、次回の予告です。

次回の皆既日食は、来年の7月12日。
見られるのはイースター島と、ニュージーランド領クック諸島のマンガイア島です。
タヒチはほんの少しはずれています。
今日、見逃した人はすでに来年の計画を立てているのでしょうか。


次回、国内で見られるのは2035年9月2日ですが、そんな遠くない未来に金環日食が見られます。



2012年5月21日。
これは関東地方が食の中心に当たります。
数字は欠ける面積の割合を計算したもので、食分(太陽が欠ける割合を直径で表したもの)とは異なります。
金環になる地域でも数字が異なるのは、月の見かけの大きさが場所によって異なるからです。

太陽が完全に隠れるわけではないので、ダイヤモンドリングやコロナは見られません。
でも、こういう見え方もいいと思いませんか?
今回買った日食グラスを捨てないようにしましょうね。

トキ@富山県



トキ(♀夏羽)
コウノトリ目トキ科
体長75cm
撮影 2009.7.20 富山県

2008年9月25日、佐渡の野生復帰ステーションからトキ10羽が試験放鳥されました。
今年の9月、2回目の放鳥が予定されています。

ほぼ10ヶ月経過した現在の状況は以下の通りです。
個体番号01 ♂ 佐渡島内
個体番号06 ♂ 佐渡島内
個体番号09 ♂ 佐渡島内
個体番号10 ♂ 情報なし
個体番号11 ♂ 佐渡島内
個体番号03 ♀ 新潟県内
個体番号04 ♀ 富山県内(写真の個体)
個体番号07 ♀ 本州にいるとされるが情報なし
個体番号13 ♀ 新潟県内
個体番号15 ♀ 死亡

写真の個体は富山県内に2ヶ月以上滞在しており、かなり報道されているので、ご存知の方も多いと思います。
個体番号04は現在4歳の♀です。

・・・・・・

これをわざわざ見に行ったわけではありません。
(別に断わる必要もないのですが)立山の帰りに寄ってみたのです。
朝から5時間ほど立山室堂周辺を散策、午後1時過ぎに降り、遅い昼食のあと現地周辺には3時すぎに到着しました。
おおよその場所は見当がついていたので、田んぼが広がっているところを探してみようと思いました。
ほどなく数分ほどで、農道に10台程度の車と数人のカメラマンを発見しました。
あまりにも簡単に探し当てたことに驚きました。
2日間、天気に祟られた今回の旅では、最終日に素晴らしい天気になりました。
この日の午前中、立山上空に現れた見事な彩雲を見たとき、何かいいことがありそうな気がしたのです。神がかり的ですね。(笑)


昼間は塒にいることが多く、3時半ごろ採餌のために飛来することが多いとのこと。
時計を見ると3時20分。
15分ほどで、予想通り飛んできました。
場所といい、時間といい、タイミングがいい時はこういうものかと改めて思いました。
1時間ほど観察。
飛び立つところも見たかったですが、あまり長居すると帰りが夜中になってしまいます。(ここから6時間かかるので)

ギャラリーは20人程度でした。
飛来から2ヶ月経過し、地元の人は見慣れたのかも知れません。
本来、飼育された個体なので、警戒心は薄いのでしょうが、人と鳥が適度な距離感を保っている雰囲気には好感が持てました。
関東ではこうはいかないかも。
もっとも、リングや発信機を付けた個体は、カメラマンには不人気かも知れません。

シラサギ@土浦

撮影 2009.7.15 茨城県土浦市

一般的にシラサギと言うと、ダイサギ、チュウサギ、コサギの3種類を指します。
アマサギも冬羽は純白なので、シラサギの一種と考えられます。
カラシラサギというのもいますが、滅多に見られるものではありません。
クロサギの白色型という、訳のわからないものもいます。

とりあえず、普通に見られる3種。



ダイサギ
体長90cm
国内で繁殖するのは、亜種チュウダイサギと言われている。



チュウサギ
体長69cm
夏鳥として飛来する。
準絶滅危惧種(NT)



コサギ
体長61cm

ゴイサギ@土浦



ゴイサギ
コウノトリ目サギ科
体長57.5cm
撮影 2009.7.15 茨城県土浦市

ゴイサギは別名「夜ガラス」と呼ばれ、夜間「グアッ」と鳴きながらよく飛んでいます。
昼間は比較的じっとしていることが多いですが、ここでは他のサギたちに混じってコロニーを作っています。

皆既日食の記事、訂正します


7/22の皆既日食が6日後に迫りました。
皆既帯に出かける方は楽しみなことでしょう。

前回、各地の欠け方についての記事を書きましたが、間違いがありましたので訂正します。
申し訳ありません。

前回の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620/59207323.html

食分と面積を勘違いしていたもので、実際の欠け方はやや小さいことがわかりました。
鹿児島はむしろ大きいことがわかりました。月の見かけの直径が大きいことによります。
なお今日の図は、月の見かけの大きさを忠実に書いてあります。(太陽の107.9%)

アマサギ@土浦




アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 2009.7.15 茨城県土浦市

今年、茨城県南ではちょっとした異変が起こっています。
サギがとても少ないのです。
特にアマサギがほとんど見られません。
4~5年前までは、5月に入れば普通に見られました。
最近は6月になってやっと少数見られる程度です。
今年は7月になってもほとんどいません。

国内での移動コースが変わってきているのでしょうか。
毎年8月には、どこにでもいるというような状態になるので、今年もそうなることを願っています。


もっとも、サギがいないわけではなく、コロニーにはたくさんのサギが集まっています。
1箇所のコロニーに、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギ、ゴイサギの5種類がひしめいているのですが、これが田んぼにいないのはなぜ?と思ってしまいます。

コアジサシ@九十九里

コアジサシ
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2009.7.11 千葉県



コアジサシはVU(絶滅危惧Ⅱ類)に指定されています。
繁殖の仕方がとても微妙なバランスのもとにあるのです。




コアジサシの巣は、砂浜に窪みを作っただけの簡単なものです。
この一帯は一応保護されているところですが、人が普通に行き来している場所にこんな巣があります。
(この場所には、人が立ち入らないように棒を立ててマーキングしました。後日、確認したところではヒナが孵っていました。)

例えばシジュウカラは、ヒナのうちには外の世界には出て来ません。
一応飛べる幼羽になってから、初めて巣から出て来ます。
ところが、そもそも巣が単なるくぼみであるコアジサシは、ヒナの段階ですでに砂浜をよちよち歩いています。
そんなところを、人が犬を散歩させながら歩いているのを見るのは余りにも怖い。

車の轍もあちこちにあります。
一般車の乗り入れは禁止されているので、砂浜に乗り入れているのは関係者、許可者の車両です。
いくら一般車両を規制しても、関係車両が野放図に走り回っていたのでは規制の意味がないと思います。
ここはアカウミガメの産卵地であるという看板も設置されているのに。。。
轍はウミガメにとっては致命的なバリアになるはずです。

保護するとは言っていながら、実態が伴っていないのでは?
コアジサシの営巣地を何箇所か、数年間観察していますが、このままでは10年後には見られなくなるのでは??
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