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コジュリン@浮島




コジュリン
スズメ目ホオジロ科
体長15cm
撮影 2009.5.30 茨城県旧桜川村(現稲敷市)浮島

夏鳥として局地的に繁殖する鳥で、ここ浮島湿原は日本でも代表的な繁殖地になっています。
のんびりしたホオジロのような独特の囀りは、このあたりの初夏の風物詩のようなものになっていますが、今日は場違いのような肌寒い天候でした。
コジュリンが囀る葦原は、むせ返るような草いきれに包まれていないと何か雰囲気が違うような。。。

ウミネコ@銚子

ウミネコ
チドリ目カモメ科
体長46cm
撮影 2009.5.29 千葉県銚子市銚子漁港

ウミネコは、世界で日本近海でのみ繁殖します。
若鳥は繁殖地に行かず、各地で越夏する個体が観察できます。






第1回夏羽は全体に褐色味が強く、嘴や足もピンク色が目立ちます。






夏羽は部分換羽のため、ぼろぼろの個体が目立ちます。



嘴にやや黄色味があるように見えるので、第2回と判断しました。



これはほぼ成鳥と同じように見えますが、やや褐色味が見えるので第3回と思われます。
これぐらい綺麗な個体は、夏の銚子でも少ないと思います。

ダイゼン@三番瀬



ダイゼン
チドリ目チドリ科
体長29cm
撮影 千葉県船橋市三番瀬

宮中での食事を司る役所を「大膳職」(だいぜんしき)と言います。
この鳥は宮中で食卓に上ったことから、こんな名前がついたと言われています。
”ご馳走”みたいな名前ですね。

ムナグロに比べてやや大きめですが、体重はムナグロ130gに対してダイゼン240gと、かなり大きめです。
ややずんぐりした体型なので、それも頷ける気がします。
「美味しそう」な感じも?

コゲラ@軽井沢

コゲラ
キツツキ目キツツキ科
体長15cm
撮影 2009.5.10 長野県軽井沢町

コゲラは日本から朝鮮半島、中国大陸の一部に生息する小型のキツツキ。
英語名では”Japanese Pygmy Woodpecker”
学名は Dendrocopos kizuki で、キツツキを意味するらしい言葉が入っています。



それにしても、小さな体でよくこんな穴を開けるものです。
今のところ工事中で、深さは10cm程度。
そこから下向きに、さらに10cm以上掘り進むものと思われます。



「あ~、くたびれた」
 

オオルリ@軽井沢



オオルリ
スズメ目ヒタキ科
体長16cm
撮影 2009.5.9 長野県軽井沢町軽井沢野鳥の森

これはたぶん冗談だと思うのですが、
飛島で聞いた話。
宿の主人が「全身真っ青なセキレイっているかね」
そんな鳥は知らないけれど、全身真っ青な鳥と言うと、コンヒタキかアオハライソヒヨドリだと言って、しばし笑いました。


日本で青い鳥と言えばオオルリ、コルリ、ルリビタキが御三家か?
オオルの英語名は”Blue-and-white Flycatcher”です。
その名の通り、青と白のコントラストが美しい鳥だと思います。

囀りは日本3鳴鳥のひとつと言われるだけに絶品。
クロツグミほどではありませんが、とてもふくよかな感じのする声です。
囀りの中に”ジジッ”という濁りが入るのがわかりやすい識別法。

カケス@阿見町



カケス
スズメ目カラス科
採集 2009.5.21 茨城県阿見町

左の次列風切。
外弁の白の出方と長さから考えて、S2かS3だと思われる。

コルリ@飛島




コルリ
スズメ目ツグミ科
体長14cm
採集日 2009.5.3 山形県酒田市飛島(標本には5/2と書いてあるが、5/3が正)

学校で見つけた落鳥です。
特に外傷はありませんでしたので、窓ガラスに衝突したものと思われます。
恐らく東南アジアからはるばる渡ってきたものと思われますが、ここで命を失ってしまったとは痛ましいことです。
何の因果か、茨城県の民家の庭に埋葬されることになりました。

標本にすると、ほとんど青いところは見えません。
わずかに背の羽に青みがありました。

センダイムシクイ@飛島




センダイムシクイ
スズメ目ウグイス科
体長13cm
撮影 2009.5.3 山形県酒田市飛島

ムシクイ類の基本3種のうち、この鳥は比較的標高が低い山地で繁殖します。
「焼酎一杯グイー」という聞きなしが有名。

センダイムシクイの特徴をまとめてみましょう。
■頭部の色
背に比べて暗色で頭央線がある。

■頭央線
これがセンダイの特徴だが、額には達していないので、前方からは見えない。

■眉斑
目より前で急に細くなり、目より後で急に太くなる傾向がある。

■嘴
はバランス上、メボソやエゾより細長く見える。下嘴に暗色斑がない。

■脚
肉褐色。エゾに比べると濃い。

■上面の色彩
緑色味が強い。

■下面の色彩
下尾筒に黄色味が強い。(エゾとメボソにはない特徴)

■初列風切の突出
メボソよりやや小さい。

■翼帯
図鑑によっては1本出るとも、2本あるとも言われる。
とても微妙だが、中雨覆の先端の白線は目立たない。


”センダイムシクイは頭央線”というのが一般的な常識になっていますが、実際には頭は見えない場合が多いので、下尾筒の黄色の方が決定的なポイントになるような気がします。

”真木図鑑”には、「体下面は黄色味を帯びる」とあります。
”高野図鑑”には、残念ながらその記述がありません。
イギリスの野鳥研究家、Mark Brazil氏の”Birds OF East Asia”には、下尾筒の黄色がしっかりと描かれています。
見上げたところの下嘴の様子も描かれていて、さすがだと思いました。
尤も、この図鑑は突っ込みどころも多いので、そのうち突っ込みたいと思ってます。

八幡のシダレザクラ(福島県猪苗代町八幡)

八幡のシダレザクラ
福島県猪苗代町八幡
撮影 2009.4.29

数年前、ブログでお世話になっている「山嵐さん」の記事にこの桜があった。
是非とも見たいと思っていた桜である。

山嵐さんの記事はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/abukuma2005/47042727.html


実際に行ってみると、かなり広い墓地に数本の古木が点在していた。



背景に磐梯山が見える絶好のロケーションである。



見上げてみる。
古木ならではの風格。



形のいい1本を、別の桜越しに見る。

・・・・・・

この桜を教えていただいた山嵐さんに感謝を申し上げて、今年の桜紀行を終わりにしたいと思います。
今年も長々と見ていただき、ありがとうございました。
来年もまた、数々の桜に出会えることを願っています。

エゾムシクイ@飛島


エゾムシクイ
スズメ目ウグイス科
体長12cm
撮影 2009.5.3 山形県酒田市飛島 

ムシクイ類は、どれもよく似ていて識別が難しい種類です。
囀りはそれぞれ特徴があって、美しいものが多く、夏の探鳥の楽しみのひとつです。
エゾムシクイは「ツーキーヒー ツーキーヒー ツー」という、金属的で非常に高い声です。
個人的には一番好きな囀りです。
比較的標高の高い針葉樹林で聞くことができます。

なかなか姿を見せてくれない種類ですが、こんな風に至近距離で見られるのは離島探鳥ならでは。
ただし、島ではなかなか鳴いてくれません。

ムシクイ類は難しいと言っても、基本は「エゾ」「センダイ」「メボソ」の3種。
エゾムシクイの識別ポイントをまとめてみましょう。


■頭部の色
背の色よりも暗色。
メボソは背と頭の色にあまり違いがない。
センダイは頭央線がある

■頭央線
センダイにのみある。

■眉斑
嘴基部には達しない。前半が細い。全体的に白く、前半部はわずかにバフ色。
メボソは嘴手前でプツリと切れる傾向がある。
センダイは前方で細く、後方で太い。

■脚
他の2種より淡色。

■上面の色彩
メボソやセンダイより褐色味が強い。

■下面の色彩
メボソやセンダイより白っぽい。

■下尾筒
白い。
センダイにのみ黄色味がある。

■初列風切の突出
メボソよりやや小さいとされる。

■翼帯
2本あるが細い。
センダイは1本であるとも言われるが、このあたりは微妙。

■下嘴先端
暗色。センダイには暗色斑はない。


以上をまとめると、エゾムシクイということで間違いはなさそうです。
問題は、メボソムシクイをまともに撮ったことがないということ。
毎年声だけ聞いて満足してしまいます。

カイツブリ@谷津干潟



カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 千葉県習志野市谷津干潟

アメリカの図鑑”The SIBLEY Guide To Birds"は、その絵の美しさもさることながら、識別ポイントのわかりやすさでも、感動的な図鑑だと思います。
基本的に1ページに2種類。
必要に応じて、成鳥・幼鳥・夏羽・冬羽の絵を並べた上に、ほぼ全ての種において飛翔の絵を載せています。
たとえば成鳥と幼鳥について、翼の上面・下面が書き分けられているという徹底した内容で、これには心底感心してしまいます。
あまり飛翔姿を見る機会が無いカイツブリ類ですが、夏羽と冬羽の飛翔姿がしっかり描かれているのはさすがだと思いました。
ただし、カイツブリはアメリカにはいないので、載っていません。
改めて「フィールドガイド日本の野鳥」(高野図鑑)を見ると、カイツブリ類5種の飛翔が載っています。ただし上面だけ。
でも、これがしっかり描いてあるというのは、高野図鑑もさすがだと見直しました。

何が言いたかったかというと
カイツブリ類5種(カイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ)の中で、次列風切が白くないのはカイツブリだけだということです。

隣松院の桜(福島県猪苗代町)


隣松院の桜
福島県猪苗代町三郷
撮影 2009.4.29

これはたまたま前を通ったので目に付いた桜である。
境内に2本の桜があった。
小ぶりな桜だが、樹齢は100年ほどらしい。
根本をアスファルトで固められているのがちょっと痛々しい。


次回は今年の最終回、八幡のシダレザクラ

根尾谷断層

淡墨桜で有名な岐阜県の旧根尾村には、もうひとつ国指定天然記念物があります。
以前から見たかったものですが、今回、淡墨桜撮影のついでに見ることができました。
濃尾地震で地上に出現した、根尾谷断層です。

1891年10月28日に発生した濃尾地震はM8.0とされ、内陸で起きた直下型地震としては、日本最大の地震です。
この地震により、数10kmに渡って地表に断層が現れました。
これは左横ずれ断層で、最大8mのずれが観測されています。

左横ずれ断層とは、断層の手前に立ったとき、断層の向こう側が左にずれているものを言います。
因みに、阪神大震災をもたらした野島断層は右横ずれ断層です。

ここ水鳥(みどり)地区では、上下方向に最大6mのずれ(正断層)が観測されました。
地震直後に小藤文次郎によって撮影された写真が世界に紹介され、海外の地震研究者が数多く見学に訪れています。



断層の下から見たところ。
現在では6mもの段差はありませんが、それでもはっきりと正断層の様子がわかります。



断層が横切っている道路は、現在ではゆるやかな上り坂になっています。

キョウジョシギ@波崎

キョウジョシギ
チドリ目シギ科
体長22cm
撮影 茨城県旧波崎町(現神栖市)






この鳥もキアシシギと同様、海水域、淡水域の両方で見られます。
英語名では”Ruddy Turnstone”
その名の通り、よく石や貝殻ををひっくり返して、その下にいる餌を探します。
”Ruddy”は「血色のいい」と訳される言葉。
”Ruddy-breasted Crake”と言うとヒクイナ。
”Ruddy Kingfisher”と言うとアカショウビンのことです。
キョウジョシギの派手な色合いと模様を、「血色がいい」と見立てたのは面白い見方。

この鳥の飛んだ時の上面の美しさは、日本産鳥類の中でも一番ではないかと思います。


これこそ”京女”の見所ではないか、と思いますが、いいタイミングで撮影できませんでした。

越代の桜(福島県古殿町越代)

越代の桜
福島県古殿町越代
撮影 2009.4.29

今年は4月下旬に福島方面での撮影を考えていた。
郡山か二本松、という計画だったが、今年の開花が異常に早く、計画は頓挫してしまった。
ならば土湯でミズバショウを見て、ついでに遅咲きの桜を何本か撮影しようと考えた。

となると外せないのがこの桜である。
数年前に訪れた時はまだまだだった。
本来は5月上旬が見頃なので、これでも1週間ほど早い。
樹齢450年の堂々たるヤマザクラは、林野庁の「森の巨人たち100選」に、ヤマザクラでは唯一選ばれている。



前面の県道から見上げる姿



後ろ側に廻る道がつけられている。
背面も見事な姿だが、なぜかこちらから撮影する人はいない。


次回は猪苗代町、隣松院の桜

カワガラス@軽井沢



カワガラス
スズメ目カワガラス科
体長22cm
撮影 2009.5.9 長野県軽井沢町軽井沢野鳥の森

山間部の川でよく見られる鳥です。
この鳥が見やすい場所としては、上高地の梓川、日光の湯川(竜頭の滝あたり)が有名なポイント。
この軽井沢を流れる川も湯川と言います。
この川は千曲川の支流です。

カラスの仲間ではなく、カワガラス科の鳥ですが、見た目は大きなミソサザイという印象。旧来の分類でも隣り合っていますから、近い種類と見られているのだと思います。

全身が褐色で地味な印象。
目は暗色ですが、よく潜る鳥に特有の白い瞬膜が目立ちます。
足が銀色なのが、他の鳥に無い特徴。

大戸の桜(茨城県茨城町大戸)


大戸の桜
茨城県茨城町大戸
撮影 2009.4.10

信州方面への撮影に出かける前の日に撮影したものである。
茨城県では唯一の、国指定天然記念物のヤマザクラ。
往時は枝張り1000㎡と言われるほどの樹勢を誇っていたらしい。ということは、樹冠の直径は30mを越えていたことになる。
現在ではかなり弱ってしまったのが惜しい。

次回は福島に移り、越代の桜

飛島探鳥記(3)

5/5

連日の4:30起床。
ますます天気がよくなり、今日は朝から快晴である。
今日の早探は、また畑に。
やっぱりノゴマが囀っていた。
マミジロキビタキのポイントでは、数人が待っていたが、今朝はまだ出ていないようだった。
埼玉のAさんも、今日はこれ狙いで行くという。
頭上にはアマツバメが飛び交っている。



朝食後はあまり時間がないので、ヘリポートだけに集中する。
マミチャジナイの他は低調で、学校を覗いたあと宿に戻った。

・・・・・・

今回の旅ではひとつトラブルがあった。
デジスコ用に使っていたコンデジの故障である。
その影響で、今回は風景やスナップ的な写真が全くないので、記事作成に苦労している。
7ヶ月しか使っていないのだが、今のところ保証書が見つからない。
やっとデジスコにも慣れてきたのに、ちょっと頭が痛い。

・・・・・・

11時発の船で戻る。
波は極めて静かで、全く揺れない。こんな静かな航路は初めてである。
オオミズナギドリとウトウの他には、ハシボソミズナギドリ(らしきもの)1羽を見ただけで終わった。


並走するウミネコ


今回は鶴岡の「大松庵」で、いつものようにそばの昼食
このそば屋には、こんな動物がいた。
車が大好きで、ボンネットに乗ることがあるので注意なのだそうな。



このあとは日本海側をひたすら走り、中条ICから高速に乗り、磐越道経由で帰った。
帰りの渋滞は全くなし。これは見込み通りだった。
これは約60kmほど遠回りになるだけである。今後の参考までに。

・・・・・・

本当のところ、今年のGWの渋滞はどの程度だったのだろうか。
例の1000円効果で大渋滞が起きたと、一般には信じられているし、マスコミはいつもそういうステレオタイプの報道しかしないので、本当のところはよくわからない。
GWの渋滞、今年で言うと、2日の下りと5日の上りがピークになったが、これは毎年あることである。
特に今年のGWは
■曜日の並びがいい
■去年よりもガソリン価格が2割ほど安くなっている
■期間を通じて天気がよかった
という事情が重なったので、1000円効果がいかほどであったのかはわからない。
10km以上の渋滞回数が2倍になったらしいが、実際に走行する立場では全国での渋滞回数はピンとこないし、むしろ渋滞は通過時間の方が問題だ。

渋滞はむしろ以前の方が激しく、50~60kmの渋滞などよくあって、100kmを越えるような渋滞もあったのだ。
もちろん、高速道路自体の延長が伸びて、ネットワークが繋がったことと、中央道のように車線が増えたことの要因が大きいとは思う。

今回の旅では、行きに磐越道から東北道に合流するジャンクションでの渋滞が一番ひどかった。
これは想定していなかった渋滞で、10kmほどを通過するのに2時間近くを要した。
分岐と合流には、無理な割り込みなどがあるので、余計に渋滞するのだろうと思う。

イスカ@飛島

イスカ
スズメ目アトリ科
体長17cm
撮影 2009.5.4 山形県酒田市飛島

今年の飛島では、50羽程度の群れが頻繁に見られました。
これは荒崎海岸近くの松林に現れたもので、あまりいい条件で撮影できませんでした。
上下の嘴が左右に食い違っているのが最大の特徴です。
この鳥は松の実を主食とするので、松かさをこじ開けるのに適した嘴に進化したものと思われます。




食い違った嘴が辛うじてわかるでしょうか。




これは極めて地味


写真が余りにも粗末なので。。。
イスカの嘴に関連して、「いすか継ぎ」というものを紹介します。
建築で使われる、木材の継ぎ方の一種です。
適当な画像がないので、アイソメを書いて見ました。



一番上がいすか継ぎ
このように左右互い違いに切ることを「イスカに切る」と言いますが、昔の人は鳥をよく見ていたのだということがわかります。
この継ぎ方は見え掛かりが綺麗なので、主に竿縁などの造作材に使われます。
側面には斜めの線が出てきます。「殺ぎ」と言います。
下面は「相欠き」になります。
下面を「突き付け」にしたものが2番目の図で、宮島継ぎと言い、厳島神社で使われているといいます。
3番目の図はちょっとわかりにくいのですが、宮島継ぎの変形でさらに凝った意匠のものです。
切断面を斜めにカットし、下面も殺ぎになるので、「三方殺ぎ継ぎ」と言います。



継ぐとこういう形になります。
「いすか継ぎ」は上下が相欠き、両サイドが殺ぎ。
「宮島継ぎ」は上だけ相欠き、両サイドが殺ぎ、下が突き付け。
「三方殺ぎ継ぎ」は上だけ相欠き、両サイドと下が殺ぎ。
竿縁だと上面は見えませんから、見え掛かり3面が全て殺ぎに見えるという、不思議な継ぎ方になっているわけです。
こういうところに、昔の人は凝ったんですね。

いすか継ぎが構造材として使われることもまれにあります。
有名な例として、姫路城の「昭和の大修理」で使われました。
姫路城には、地階から最上階まで1本で通っている心柱という柱がありますが、根本が腐っていたため数mカットし、新しい材を継ぎました。
その際使われたのがいすか継ぎです。

新田の桜(岐阜県恵那市上矢作)


新田の桜
岐阜県恵那市上矢作
撮影 2009.4.12

ひよもの桜を過ぎると、道が急に狭くなった。
くねくねとした山道をしばらく進むと、国道に出る。
上矢作の中心地を過ぎ、さらに奥に進むと、小さな山里の集落の中に、新田の桜が見えてきた。

樹齢450年、樹高24mの堂々たる桜。
前回のひよもの桜と同様、個人所有の桜である。
伊勢湾台風の影響で大枝が2本折れてしまったらしいが、そんなことは感じさせない立派な姿だった。

この桜を最後に2日間の撮影を終え、帰路につく。
この日は根尾から始まり、大垣附近、恵那周辺を走り回り、最終的には中央道の恵那から長野道、上信越道を経由、関越道の渋滞を避けて北関東道経由で帰った。
この日は1日で794km、出発から3日間で1575kmという、とんでもない距離を走ってしまった。

次回は出発前に撮影した、茨城県の大戸の桜を紹介する

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