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コキアシシギ@茨城

コキアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2008.8.31 茨城県

本当に変な1週間でした。
日中、日が差す時間帯もありましたが、ほとんど毎日雨ばかりで、夜は激しい雷雨。
うちの方では大したことはありませんでしたが、周辺では1時間に100mmにも及ぶ雨を連日記録しました。どう考えても異常。
「前線が停滞し、上空に寒気が入り、南から湿った空気が流れ込んだ」というメカニズムはわかりますが、それにしても異常な天気です。
この週末、本来はちょっと遠出をしたかったのですが、結局地元でシギチ三昧になりました。
それはそれで面白かったことは間違いありませんが。

この週末は他県ナンバーの車で大賑わいでした。
習志野 千葉 練馬 足立 品川 多摩 八王子 所沢 春日部 横浜 相模 湘南 沼津 宮城 大阪
いつも思うのですが、南関東ナンバーが多いです。
変な天気の中、お疲れ様でした。


コキアシシギはともかく、コアオアシシギの群れというのも見ごたえがあります。
飛んだ時の背中の色が対照的です。







尾羽から背中にかけて白いのがコアオアシシギ
コキアシシギの背中は一様に褐色。




この写真では、中央部下から2羽目がコキアシシギと思われます。

コキアシシギ@茨城

コキアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2008.8.30 茨城県

ここで目撃されてから初めての土曜日とあって、各地から人が集まりました。
関東一円、中部から関西方面の車まで見られました。

お目当ての鳥は相変わらず、コアオアシシギの群れと一緒に行動しています。
附近の2~3箇所の休耕田を移動している模様。








この日確認できたシギチは、以下の12種類
■コチドリ 20+
■トウネン 1
■エリマキシギ ♂2 ♀1
■キリアイ 1
■コアオアシシギ 23
■アオアシシギ 5+
■コキアシシギ 1
■クサシギ 5+
■タカブシギ 5+
■イソシギ 2
■オグロシギ 1
■セイタカシギ 1

個人的にはキリアイの撮影をしたいのですが、とても遠くて今日のところはダメでした。
トウネンも1羽だけポツンと見られたのですが、大群が見られた去年とは大きな違いです。




夕方6時ごろ寄ってみたら、1箇所に集まっていました。
薄暗い中で飛び立った写真です。
ブレブレですが、コアオの群れ、エリマキ2羽と一緒に写った様子が面白かったので、載せてみました。

シギ7種のプロポーション比較

コキアシシギに関連して、似たような種類のシギについて、ちょっとだけまとめて見ようかと思いました。

シギの基本種は
■キアシシギ
■アオアシシギ
■タカブシギ
の3種類であると言われています。
その3種類にイソシギ、クサシギ、コアオアシシギ、それと今回幸運にも見ることができたコキアシシギの7種類。
普段そういうことはしないのですが、今回はアオアシとキアシの写真を反転して、左向きに合わせています。




キアシシギ 25cm
全体に模様が目立たず地味。
足が短く、前傾姿勢でいることが多い。
白い眉斑が目立つ。




アオアシシギ 35cm
明らかに大きい。
嘴が長く、反っている。
独特の顔つきに、アオアシらしさを感じる。




タカブシギ 20cm
やっぱり、可愛らしい感じがする。
上面の色は濃く、白い斑点が一様にある。
白い眉斑が目立つ。
初列風切と尾羽が同じ程度の長さ。




クサシギ 22cm
タカブシギに比べると、模様が一様で暗色に見える。
眉斑は目の位置までで、アイリングとつながる。(割と重要な識別点)




イソシギ 20cm
模様は一様で、下面の白色が肩まで食い込む。
尾羽が突出する。




コアオアシシギ 24cm
細く尖った長い嘴。
足が長く、スマートな体型。
足の色はかなり黄色い。




コキアシシギ 24cm
タカブシギにもコアオアシシギにも似ている。
初列風切が尾羽より突出する。(タカブとの違い)
足は長くてとてもスマートに見える。
足は鮮やかな黄色。

コアオアシシギ@茨城

コアオアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2008.8 茨城県



セイタカシギを思わせるスマートな体型で人気があるシギです。
これはそんなに多くはないシギで、単独か小群しか見たことはありません。
今年はこの鳥が比較的大きな群れになっているのが目立ちます。




ツバメと




エリマキシギと




これが今年の休耕田を象徴する写真でしょうか。
24羽のコアオアシシギ
左に2羽のアオアシシギ
矢印がコキアシシギ

コキアシシギ@茨城

コキアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 2008.8.27 茨城県

コキアシシギと言っても、「小さいキアシシギ」とは考えない方がいいと思います。
真木図鑑によると
 キアシシギ 25cm
 コキアシシギ 24cm
 オオキアシシギ 31cm
で、オオキアシシギとの対比で考えるといいかと思います。

英語名では
 キアシシギ Grey-taled Tattler
 コキアシシギ Lesser Yellowlegs
 オオキアシシギ Greater Yellowlegs
なので、よりわかりやすいですね。

分布で言っても、キアシシギが旧北区であるのに対し、他の2種は新北区、つまりアメリカ大陸の鳥です。
数少ない旅鳥。




タカブシギによく似ていると言われます。
タカブシギは初列風切が尾羽とほぼ同じ長さなのに対し、本種は初列が突出する傾向にあります。
この個体も、はっきりとその傾向が見られます。
ただ、これは換羽の程度にもよるので、一概には言えないかも知れません。
実際に見た感じでは、大きさが同程度ということもあり、コアオアシシギによく似ているという印象でした。







コアオアシシギと


一番目立つのは、やっぱり鮮やかな黄色い足です。
キアシよりもソリハシよりも、はっきりと黄色く長い足で、とてもスマートな鳥だと感じました。


・・・・・・

仕事である場所からある場所に移動する途中、いつもの田んぼを覗いてみたらたくさんの人。
何が出たかと思ったらこれでした。
先週から色々な鳥がボチボチ入り始めた田んぼでした。
コキアシシギの噂はネット上でチラホラ出ていましたが、まさかここに出現するとは。。。

北横岳の花

2008.8.10



ゴゼンタチバナ
ミズキ科ゴゼンタチバナ属

ハイマツやナナカマドの下に、控えめに咲いていることが多い花。
これは珍しく日当たりがいい場所に咲いていた。
葉は4枚か6枚輪生し、6枚のところに花がつく。




マルバノイチヤクソウ
イチヤクソウ科イチヤクソウ属

実はベニバナイチヤクソウを見たことがない。
時期が合わないのかも知れない。
以前、白樺峠でたくさんあるのを見たが、葉だけ。
意外にたくさんあるのかも知れないと思った。

これを見たとき、赤味を帯びていたのでベニバナイチヤクソウだと思ったが、やっぱりちょっと違ったようだ。




ヤマハハコ
キク科ヤマハハコ属

山地から高山帯の、日当たりのいい場所でよく見る花。
高山のものほど背が低い。
「真珠のような」という意味の学名を持つ。




ヤナギラン
アカバナ科アカバナ属

ヤナギランの群落では美ヶ原、八島ヶ原などが有名である。
この花は日当たりがいい草原でしか生きられないので、山火事のあとなどに真っ先に群落を作る花として知られている。
英語名もFireweedと言う。
花期が終わると、白い綿毛となって飛ぶ。




ハクサンフウロ
フウロソウ科フウロソウ属

高山の草地では常連の花である。
やや低いところに生えるゲンノショウコは同じ仲間だが、葉の形が違う。
ハクサンフウロは秋の紅葉も見もの。




コマクサ(栽培)
ケシ科コマクサ属

高山植物の女王と呼ばれるコマクサだが、その理由は2つある。
他の植物と一緒に咲くことが少なく、孤高の印象が強いことと、その小ささにある。
実際には綺麗な個体を見つけることが難しい。
時期をはずすとピンク色の花弁が茶色く萎れてしまうから。

これは自然のものではなく、坪庭で栽培されているもの。
この花は草津白根山の群落が有名である。
燕岳の群落は間違いなく日本一だと思うが、あれも栽培だそうだ。




キバナノヤマオダマキ
キンポウゲ科オダマキ属

ヤマオダマキは紫色味が強い花で、高山に咲くミヤマオダマキは鮮やかな青が印象的。
キバナノヤマオダマキは地味だが、とても清楚な印象を与える花である。
これは種名ではなく、図鑑にも「ヤマオダマキ(キバナノヤマオダマキ型)」というような表現で書いてある。
鳥で言う、亜種のようなものか。

エリマキシギを中心に@利根

エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長 ♂28cm ♀22cm
撮影 2008.8.23 茨城県利根町

多くのシギは、♂♀で大きさの違いはないようですが、エリマキシギの場合、♂の方がはっきりと大きいのが特徴です。
ここで見られたのはいずれも幼羽だと思います。

旧東町では越冬していたエリマキシギですが、やっぱり夏羽は見られませんでした。
秋の渡り時期には少数の群れで見られます。




向うが♂で手前が♀だと思います。




コアオアシシギと




これもコアオアシシギと




左から
オグロシギ、オグロシギ、エリマキシギ3羽
向うにアオアシシギとコアオアシシギ




手前、背中を見せているオグロとコアオ
左向き、エリマキの♀
右向き、エリマキの♂
背中を見せているタカブシギ
後方にアオアシ2羽

1箇所で色々な種類を見られるのが、シギチウォッチングの醍醐味ですね。

八方尾根-2008年夏

2008.8.11

白馬大雪渓の方から流れてくる松川の流れ。
これは姫川に合流して日本海に注ぐ。
姫川は普段は清流だが、姫とは名ばかりの暴れ川である。

松川にかかる白馬大橋は、日本の道100選にも選ばれている。
国道148号線とは離れているし、栂池に行く人も猿倉に行く人も通らないので、意外に交通量が少ない。
この橋から眺める白馬三山は絶景である。




川の流れを入れるために河川敷に下りる。
本当なら川の中から撮影したいところ。
これでも三脚の1本は川の中である。

午前5時前、いくらかモルゲンロートに染まった。
少し霞がかかったような空気である。
早いうちに標高の高いところから撮影したいと思った。


この日は黒菱平からリフトに乗るつもりだった。
黒菱展望道路の途中には絶景のポイントがある。
6時ごろにはそちらに向かうつもりで松川を後にした。

黒菱展望道路は和田野を抜けて行く。
ところが、和田野の入口に、
「黒菱第3ペアリフト 運休中」
の看板を見て愕然とした。

実は八方尾根には、ゴンドラリフト「アダム」と2本のリフトをつないでいく「八方アルペンライン」というのがある。
■1本目-ゴンドラリフト「アダム」
八方-兎平 高低差625m
■2本目-アルペンクワッドリフト
兎平-黒菱平 高低差285m
■3本目-グラートクワッドリフト
黒菱平-第1ケルン 高低差161m

これで標高1830mの八方池山荘まで行き、登山者はここから唐松岳や五竜岳に向かう。もちろん、白馬岳まで縦走する人も多い。
八方池までならハイキング気分で行ける。
私も今回のルートは八方池までの往復である。

黒菱第3ペアリフトはこの3本目のグラートクワッドリフトにつながるので、リフト2本で八方池山荘まで行けるのである。
リフト2本で往復1000円という値段も魅力。
こちらはハイシーズンにも混雑するようなことはないので、いつも利用している。

もちろん、黒菱の駐車場からリフト1本分を歩けばいいだけの話なのだが、ちょっと腰痛が不安なので楽をしたかったのである。


ゴンドラは、繁忙期のため7時の始発。
この時間に行く人は登山者ばかりだが、9時を過ぎると観光客が押し寄せる。

八方池山荘から八方山ケルンまで、ルートが2本ある。
一応白馬三山が見える方の右側のルートを行く。(左側の方が歩きやすい)




時折り雲が切れ、白馬三山が姿を現すが、すぐ隠れてしまう。




息(やすむ)のケルンから八方ケルンを見る。
ここに見えるピークの右下に八方池がある。




いくつかのケルンを経て、1時間ほどで着いた八方池は濃いガスの中だった。
この時点で8:48







山の天気は変わりやすい。
10分ほどで、雲が切れ始めた。
9:09の写真である。
白馬鑓ヶ岳の尖鋒と家型の杓子岳
この風景も束の間で、あとはまた濃いガスの中になった。


あとはゆっくり、花を撮影しながら下ると、月曜日とは思えないような大量の観光客が登って来た。

シベリアオオハシシギ@東京

シベリアオオハシシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長35cm
撮影 2008.8.24 東京都

稀な旅鳥。
17日に入ったと言われるシベリアオオハシシギを見て来ました。
距離的に厳しい条件ですが、とりあえず証拠写真ということで。




オオハシシギに比べると明らかに足が長いのでスマートに見えます。
姿勢によっては、首も長い感じに見えました。
体型を見るとオオハシシギよりもオグロシギの方に近い感じ。




頭の形がちょっと独特。
嘴の先端が微妙にカーブしているようです。
これもオオハシシギとは違う印象。
隣はオオソリハシシギです。




「シギ・チドリ類ハンドブック」(氏原著)にも、上面の羽が細長くて笹の葉状、とあります。
ここだけ見るとエリマキシギ風かな、と個人的に思いました。
以前見た(?)時にも、エリマキみたいで嘴が長いシギだと思いました。
もっとも、それが本種だったのかどうかは定かではありません。




羽を広げたところ。
翼の下面が白いのもオオハシシギとは異なるようです。




さて、ちょっと場所を変えてみましたが、やっぱりうまくいきませんでした。
さて、シベリアオオハシシギはどこにいるのでしょうか。
また、ここに写っている鳥は何種類?

まあ、この写りでは判別不能ですが。


シベリアオオハシシギは右下のカルガモの背中から顔を覗かせています。
カワウは簡単ですが、カルガモは7羽。
実は中央左で顔を隠しているのは、カルガモではなくマガモです。(♂エクリプス)
右の方にはオオソリハシシギとオグロシギ。(この写真ではよくわかりません)
小さいのは全部ソリハシシギだと思います。(多分)

このほか、コチドリ、アオアシシギ、キアシシギ、コサギが見られました。

オグロシギ@利根

オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2008.8.23 茨城県利根町







この日、ようやくオグロシギを確認しました。

ここで確認できたシギチ
■コチドリ 1
■アオアシシギ 7
■コアオアシシギ 19
■タカブシギ 3
■エリマキシギ 2
■オグロシギ 3

比較的少ないはずのコアオが一番多いという、珍しいことになっています。

オグロシギは湿地、水田、河口、干潟などに飛来します。
オオソリハシシギは、淡水域にはほとんど入らないので、田んぼではオグロの可能性が高い。
両種はよく似ています。
オオソリの嘴は反っていると言ってもかなり微妙で、姿勢によってはよくわからないことがあります。



飛んだ時、尾羽に黒い帯があり、白い翼帯も目立ちます。
小さいのはコアオアシシギ
左端はエリマキシギ
翼を広げているのはタカブシギ



左の2羽がオグロシギ
右の3羽がアオアシシギ

再びアオアシ&コアオ@河内

アオアシシギ
チドリ目シギ科
体長35cm

コアオアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm

撮影 茨城県河内町


前回、アオアシシギとコアオアシシギが並んだ写真は、案外珍しかったようで好評でした。
いくつかの種類が入っている田んぼでは、アオアシシギがいると大きさの比較が出来るので便利です。




こういう場面を見ると、これは親子だと見る人が結構多いようです。
鳥の場合、ヒナならばともかく、幼鳥と成鳥でこんなに大きさが違うと言うことはありません。





左端がコアオで、あとがアオアシ。




これはピンボケですが、アオアシとコアオの大きさがわかると思います。

北横岳-2008年夏

2008.8.10(日)

広義の八ヶ岳は、夏沢峠を境に、北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる。
一般に言われる八ヶ岳は赤岳を主峰とする南八ヶ岳だが、普通は南八ヶ岳とは言わない。八ヶ岳と言えば普通は説明不要。
北の方は親しみを込めて「北八ツ」と呼ばれる。
比較的なだらかな峰が多く、湖沼が点在し、北八ツと言えば湖沼巡りを楽しむ人も多い。
北八ツを代表するのは、蓼科山を別格として、北横岳や縞枯山が挙げられる。

蓼科高原を基点に縦横にルートが延びていて、麦草峠や大河原峠は標高2000mを越えている。
山容が優しげなので目立たないが、これは車で越える峠としては日本有数である。



霧ヶ峰で朝の撮影をしたあと、別荘地で有名な蓼科高原に向かう。
このあたり、別荘地より高い位置に、日本で最も高いペンション村がある。
ピラタス蓼科ロープウエイは、山麓駅の標高がすでに1771m、山頂駅の標高は2237mである。

始発は8:00




山頂駅を出ると、坪庭と名づけられた散策路があり、1周30分程度で気軽に高山植物の観察ができる。

坪庭の途中から北横岳への登山道がある。
縞枯山への道や、麦草峠に至る道など、色々なルートが楽しめる山域である。




1時間弱で北横岳ヒュッテ
ここから山頂までは10分程度。




北横岳山頂(北峰)2480m




山頂から蓼科山




蓼科山の右手に大河原峠、さらに右には双子山見える。
双子山の向うには双子池がある。そのうち行ってみたい場所のひとつ。




坪庭まで下り、縞枯山荘に寄り道

鳥の姿を求めて雨池峠方面を少し散策して戻る。
縞枯れ現象をここから見るのは難しいようだ。
ただ、この現象は蓼科山でも見ることはできる。

下りるころには周囲の山は霞んでしまった。
ヨツバヒヨドリに群れるアサギマダラが出迎えてくれた。




この日はもう一度霧ヶ峰に戻り、八島ヶ原へ。

ゴイサギ@萱場



ゴイサギ幼鳥
コウノトリ目サギ科
体長57cm

ゴイサギの幼鳥は特にホシゴイと呼ばれます。
星状の模様が見えるころからの命名なのですが、これは雨覆の先端が白いのですね。

アオアシ&コアオ@河内


アオアシシギ
チドリ目シギ科
体長35cm

コアオアシシギ
チドリ目シギ科
体長24cm

撮影 2008.8.16 茨城県河内町


デジスコも少しやっていたのですが、なかなか難しく、行き詰っていました。
もちろん、しっかりとしたアダプターを使って、照準器やフードを備えればいいのでしょう。
バードウォッチャーとしてはちょっと抵抗があるので、ユニバーサルアダプターを使ってみたのですが、やっぱり中途半端なのでしょうか。
しばらくデジスコから遠ざかっていたのですが、新しいアプローチを試みてみました。

実は全然新しいわけではなく「手持ちデジスコ」、つまり手動でプロミナーにデジカメを押し付けるという、いわば先祖帰りです。
一応証拠写真程度には使えそうな感じです。

ウミネコ@銚子

ウミネコ
チドリ目カモメ科
体長46cm
撮影 2008.8.13 千葉県銚子市銚子漁港

ウミネコは日本近海のみに生息するカモメの仲間です。
そのため、日本各地に繁殖地があり、天然記念物に指定されている場所もあります。
若い個体は繁殖地に行かず、各地で越夏します。
夏羽はスレてボロボロになったものが多いので、あまり綺麗に見えません。






幼鳥は全身褐色。
これを見るとウミネコだとは思えないかも知れない。
嘴は、先端の黒の境界線がはっきりしている。







これは幼鳥か、第1回夏羽か。







第1回夏羽では、肩羽に灰色味が混じる。







このあたりは第2回夏羽か。







第3回夏羽になると、ほぼ成鳥と変わらない。
これは初列風切に褐色味が見られるので、第3回夏羽かと考えた。
足と嘴の濃さは大分違いがあるが。。。

ウミネコの場合は、この次は成鳥になる。

霧ヶ峰の花

撮影 2008.8.10

霧ヶ峰は標高1700m前後の溶岩台地で、やや湿り気のある草原が広がっている。
高山ではないので、「高原の植物」と言った趣の花たちである。




ヨツバヒヨドリ
キク科ヒヨドリバナ属
蛙原(げえろっぱら)

ヨツバヒヨドリ、ヒヨドリバナ、フジバカマはよく似ている。
ヨツバヒヨドリは葉が4枚輪生することで区別できる。
高原では、夏から秋にかけてよく見られる花で、アサギマダラがよく蜜を吸いに来る。




コオニユリ
ユリ科ユリ属
蛙原

「小さな鬼百合」の意味。
オニユリは低地でよく見られるが、コオニユリは代表的な高原の花である。
見分け方は、ムカゴが付くのがオニユリで、付かないのがコオニユリ。




コウリンカ
キク科キオン属
蛙原

花の形から「光輪花」と呼ばれる。
そんなに多くない花で、霧ヶ峰名物と言ってもいいかも知れない。




マツムシソウ
マツムシソウ科マツムシソウ属
車山肩

ニッコウキスゲの大群落地も、1ヶ月後にはマツムシソウの大群落になる。
高山に咲くタカネマツムシソウとの区別は難しいが、マツムシソウの方が背が高く、花は小さいとされる。
この標高ではマツムシソウだと思われる。




シシウド
セリ科シシウド属
車山肩

こういう風景こそ、まさに霧ヶ峰だと思う。
この花にも、高山型のミヤマシシウドというのがある。
セリ科は難しく、これと似た大型のセリにオオカサモチがあるが、そちらは枝分かれしない。




エゾカワラナデシコ
ナデシコ科ナデシコ属
車山肩

カワラナデシコを見ると、まさに造化の妙としか思えない。
この花にも高山型のタカネナデシコ、低地に生えるカワラナデシコがある。
エゾタカネマデシコというのもあってややこしい。
本種エゾカワラナデシコは、タカネナデシコと同様、苞が2対しかないという特徴があるので、本来は苞を見なければいけないのである。
どうしても花ばかりに目が行ってしまうのだが。

車山高原-2008年夏

2008.8.10

霧ヶ峰は諏訪湖の北に位置する溶岩台地。
最高峰は標高1925mの車山である。
茅野市中心部(諏訪インター附近)から、蓼科高原、スズラン峠、白樺湖、霧ヶ峰を通り、美ヶ原高原美術館に至るビーナスラインがここのメインルートになる。
現在は全線無料開放されているので、地図上でも正式なルートがわかりにくくなっているかも知れない。



車山肩
通称ビーナスの丘からの風景
雲海の向うには、かすかに南アルプスが見える。

ここは、尾瀬、雄国沼と並ぶニッコウキスゲの最大の群生地である。
もちろん、8/10だからニッコウキスゲの姿はない。
だが、いまだに語り草になっている1995年には、8/6の時点で黄色の絨毯になっていた。
やっぱり最近の花の時期は確かに早いと思う。




富士見台から
ビーナスライン沿いには、富士山が見えるポイントがいくつかある。
条件がよければ、八ヶ岳と南アルプスの間に顔を覗かせる。
前衛には、ガボッチョとかカシガリ山と言った不思議な名前の山。




スズラン峠を過ぎ、蓼科に向かう。
標高1700mの女の神展望台。
南アルプスが見えるポイントである。
女の神山とは蓼科山の別称で、伊藤左千夫が命名した。



この時点で7時
今日は蓼科ロープウェイ利用で北横岳に向かう。
ロープウェイの始発は8時なので、極めてのんびりと進んでいる。

アマサギ@利根


アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 茨城県利根町

道路上に並んだアマサギの群れ。
何をしているのかと言うと、隣で始まる草刈作業を待っているのです。
草を刈ったり、土を耕したりすると、それにつれて虫がたくさん出てくるからです。

トラクターの後を追いかけるアマサギの群れはよく見るシーンですが、この鳥たちはトラクターに人が乗り込んだのを見て、集まって来たのです。

霧ヶ峰-2008年夏

8/10

ちょっと変則的な夏休みになり、10~11日に信州を旅して来た。
まずは霧ヶ峰。



午前4時
満天の星空の下、ビーナスラインの霧ヶ峰インター、グライダー滑空場の近くのポイントに三脚を立てて夜明けを待つ。
4:20ごろ、最初にノビタキの声。
夜明け35分前に鳥が鳴き始めるという経験則は今回も実証された。



4:30
東の空が明るみ始める。
左から霧ヶ峰の中心、車山(1912m)
右に蓼科山(2530m)と北横岳(2480m)




4:50
車山頂上のレーダードームがシルエットになっている。



この場所からは日本アルプスが全て見渡せるが、夏の時期はクリアに見えることは少ない。
この日もアルプスは霞んでいた。
大展望を楽しむには、秋がお勧めの場所である。

ムナグロ@浮島


ムナグロ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 2008.8.9 茨城県旧桜川村(現稲敷市)浮島

春の渡りにはムナグロだらけになる地方ですが、秋の渡りに見られるのは小数です。
春と秋の渡りのコースが違うのは、他の鳥でも見られる傾向ですが、興味深いことではあります。


この日見られたシギチはこのほかに
 コチドリ
 タカブシギ 少数
 クサシギ 少数
 オオハシシギ 1
で、ムナグロとオオハシシギ以外は相変わらずです。
他県ナンバーの車も何台か来ていましたが、これだけだと物足りないでしょう。

すでに干上がってしまった田んぼですが、スタイルのいい、気品を感じるムナグロでした。

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papageno620

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