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ヒバリ@浮島




ヒバリ
スズメ目ヒバリ科
体長17cm
撮影 2008.6.7 茨城県旧桜川村(現稲敷市)浮島

繁殖期には、高く舞い上がり、ホバリングしながら長い囀りを聞かせます。
囀りが短い鳥の代表はマミジロですが、長い鳥の代表がヒバリです。
この長い囀りも、飛び立つとき、ホバリングするとき、下降のときなどさまざまなパターンがあるようです。

あまり丈の高くない草地や農耕地でよく見られる鳥。
そのような場所が多いせいか、茨城県の鳥にも選ばれています。

アマサギ@阿見




アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 2008.6.7 茨城県阿見町

今年はなかなかアマサギが見られませんでした。
全般にサギ類が少ないようで、ちょっと心配しています。

今日は阿見から浮島方面を廻り、サギ6種(ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ)を確認しました。
これは普通のことではありますが、やっぱり有難いフィールドだと思います。

アマサギは夏鳥で、5月ごろ南から渡ってきます。
鳥見を始めたころは、真夏にはアマサギを見かけないと思っていました。
実はアマサギは、あと1ヶ月ぐらいすると、亜麻色が抜けて真っ白になってしまいます。
その頃はあちこちアマサギだらけ、といった様相を呈するのですが。

カルガモ@萱場


カルガモ
カモ目カモ科
体長61cm
撮影 茨城県旧藤代町(現取手市)萱場

普通に国内で繁殖するカモはカルガモだけです。
稲がこんな感じになる時期は、田んぼにカルガモがよく見られます。


マスコミが妙なことを言い出すと、それが一種の伝言ゲームのようになって、とんでもない間違った情報が広まってしまうことがあります。
昨年来話題になったメタボガモ騒動はその典型的なものです。
「不忍池のカモが、エサやりのせいで太りすぎて飛べなくなってるんだって」
という噂を、鳥に全く興味がない人ではなく、日常バードウォッチングを楽しんでいる人たちの口から聞いたときには正直驚きました。

そのキャンペーンの影響で、今年もうひとつの迷信が生まれてしまいました。
「渡りが遅れたカモとカルガモの交雑が進んだ結果、純粋なカルガモが少なくなってしまった」
という噂です。
これもかなり浸透してしまった噂のようですが、このような事実は確認されていません。
前にも書いたことですが、
 カルガモとオナガガモ
 カルガモとハシビロガモ
 カルガモとヒドリガモ
などの雑種は見たことがなく、ウェブ上にも見られません。
唯一珍しくないのは
 カルガモとマガモの雑種(いわゆるマルガモ)
ですが、これもマガモではなく、アイガモと考えたほうが合点がいくものです。
マルガモに関しては私も何度か記事にしているので、ちょっと責任を感じるのですが、少なくとも国内で繁殖するカルガモと、主に外国で繁殖するカモ類との交雑の可能性は、非常に少ないと考えたほうが自然だと思います。

何か声高に言われる事柄は、ちょっと疑ってかかったほうがいいのではないかと。
何にでも言えることですが。

ハシボソガラス@赤塚公園


ハシボソガラス
スズメ目カラス科
体長50cm
撮影 茨城県つくば市赤塚公園

たまにはカラスでも。。。


旧北区に満遍なく分布する。
ハシブトが東アジア中心なのに比べると、分布が広い。
英語名は”Carrion Crow”であり、「屍肉を食うカラス」を意味する。
都市部に多いのはハシブトだが、西日本では都市部にもハシボソが多いらしい。


探鳥会で、全く初めての人がいる場合は、ハシブトガラスとハシボソガラスの区別の話は必ずやります。
 一般に「カラス」と言っている鳥にも2種類あること。
 大きさ、嘴の形、鳴き声で区別できること。
言わば「初めての識別」を体験してもらうことで、鳥の世界の面白さをわかっていただければ、といつも思います。

最初の段階で覚えるべき、基本7種。
スズメ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キジバト、それに関連してドバト

留鳥で一年中どこでも見られ、特に難しいポイントもなく、♂♀、夏冬、成幼の区別も煩雑でないので、無理なく覚えられるからです。
またこれらの鳥は、ものさし鳥として大きさの基準になります。

次の段階として、
シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイ
を覚えます。
これらがわかるようになると、エナガやコゲラも目につくようになります。

冬ならばアオジ、ツグミを覚えます。
ツグミを覚えたら、それに関連してシロハラ、アカハラを見るチャンスもあるでしょう。
アオジを自力で探し出せれば、バードウォッチャーの仲間入りです。


カラスの識別は、バードウォッチャーへの第1歩ですから、おろそかには出来ませんね。
ここから
 初心者がまず目指すべき100種
 鳥見に取りつかれるポイントの150種
 中級者の関門200種
 上級者の壁300種
 遥かかなたの400種
 神の領域500種
への旅が始まるようなものですから。
もちろんライフリストの数は目安であり、これが多ければいいというものではありません。
ある数字以上になると、カネとヒマの問題になってきますから。
スズメとカラスでは面白くないけれど、自分のまわりの身近なフィールドは大事にしたいものだと思います。

ラ・プティット・バンド演奏会

2008.6.1(日)
ラ・プティット・バンド演奏会
ノバホール(茨城県つくば市)

順序が後先になってしまいますが、日曜日に聴いたコンサートです。
シギスヴァルト・クイケン率いる古楽アンサンブル、ラ・プティット・バンド。
この日は午前中が牛久沼での探鳥会、午後からコンサートと、忙しいながら中身の濃い休日でした。

この日のプログラム
■バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007(シギスヴァルト・クイケンのヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ独奏)
■ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ニ長調RV428「ごしきひわ」
■バッハ:音楽の捧げ物BWV1079より三声のリチェルカーレ(ベンジャミン・アラードのチェンバロ独奏)
■ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲ハ長調RV444
■バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
-休憩-
■ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声法とインヴェンションの試み」OP8から「四季」

ヴィヴァルディの有名な協奏曲3作品の間に、それぞれ違った編成のバッハ作品を挟むという意欲的な構成です。
相当盛り沢山なプログラムではありました。(常識的に考えて2曲多い)

今日の注目は、何と言ってもリーダーのシギスヴァルト・クイケンが用いる楽器「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」です。
これは平たく言うと、ギターのように肩から下げる形のチェロで、大きさはヴィオラとチェロの中間です。
田端義夫のギターのようだ、と言えばある年代の人はわかるでしょうか。
ちなみに「スパッラ」とはイタリア語で肩のことだそうです。
チェロの前身である古楽器「ヴィオラ・ダ・ガンバ」のガンバは足のことで、足で挟む楽器であることを表しています。
「ガンバ大阪」のガンバは「足」のことですよ。

なお、この楽器を演奏できるのは、世界で5人ぐらいだそうです。


さて、
バッハの無伴奏
ちょっと音がはずれる傾向もあり、全体的にはもうひとつという印象でしたが、楽器の珍しさも手伝ってなかなか楽しめました。

G線上のアリアに編曲されて有名になった「エア」を含む管弦楽組曲。
弦楽合奏版は、また一味違った魅力。
「エア」はさらりとした演奏でした。

四季
イ・ムジチの演奏によって、特に日本では人気のある曲。
この日のソロはサラ・クイケンでしたが、演奏にはちょっと癖があり、ひっかかる感じがありました。
「冬」の第2楽章、意表をついた表現に驚かされました。
クイケンさん、やっぱり一味違いますね。


たっぷり2時間半を越えるコンサートで、さすがに疲れました。
入りは相変わらず悪いです。半分以下でしょうか。
ここのコンサート、入りが悪いのは今に始まったことではありませんが、TX開通後もだめなのでしょうか。
安くてレベルの高い音楽が聴けるこのコンサート、東京から来ても安いと思うのですが。。。

国宝薬師寺展(東京国立博物館)

国宝薬師寺展

東京国立博物館で6/8まで行われています。
平日に休みを取ったので、いくつかの展覧会をハシゴしてみようと思いました。
この日(6/3)は火曜日で、しかも朝から雨。
空いてるかな、と思ったのですが9:30の開館時間ですでに20分待ちの列。
お昼前には雨の中、80分待ちになっていました。
土日にはどうなるのでしょう。

何しろ、日光・月光の両菩薩立像(もちろん国宝)が並んで見られるという贅沢な展覧会。
他にも聖観世音菩薩立像(国宝)、吉祥天像(これも国宝)など、名品が目白押しですから、人気があるのも当然ですが、最近は人気の展覧会はゆっくり観覧することが困難になっています。

日光・月光は、想像していたよりも大きな立像でした。
この上もなく美しい菩薩像。
いいものを見せていただきました。



これは本館(1938)です。
渡辺 仁設計
銀座の和光(服部時計店)、GHQが置かれたことで有名な第一生命館で知られる建築家。
いわゆる帝冠様式の代表的建築とされる。
重要文化財



東洋館(1968)
本館に向かって右手に建つ。
谷口吉郎設計
谷口らしい、和風を強く打ち出したデザイン。



表慶館(1900)
本館に向かって左側。
迎賓館で知られる建築家、片山東熊の設計。
重要文化財
この行列は、薬師寺展に行く人の長蛇の列です。



今回のような企画展が行われる平成館(1999)
本館の奥にあり、本館とは繋がっている。
建築的には見るべきものが全くない建築。



平成館と同時期に竣工した、法隆寺宝物館(1999)
旧宝物館が週1回のみの開館だったのを解消するために建てられたもの。
谷口吉生設計。
建築のクオリティは平成館とは比べるべくもない。



この館は奥まっているので見逃す人が多いが、建物も展示物も素晴らしいので見ないと損。

パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団演奏会


2008.6.3(火)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団演奏会
ピアノ:エレーヌ・グリモー

3日、フランクフルト放送交響楽団のコンサートを聴きに、サントリーホールに行って来ました。
この日は一日ゆっくり休みを取って、色々見て回ったのですが、結局、一日中雨でした。

サントリーホールにもしばらく来ていない。3年ぶりぐらいかなと思います。
開場時に正面で鳴っていたからくり人形の演奏がなくなっていました。
壊れたのか?
大したことではないのですが、ちょっと楽しみだったりするので。

18:30開場
いつも思うことだけれど、ここのモギリの位置って変ですよね。
ホワイエと通路の間の、狭苦しい場所でやらずに、もっとゆったりホワイエを使えばいいのに。
それもどうでもいい話ですが。


さて今夜の曲目は
■ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
■ブルックナー/交響曲第7番

「皇帝」
ブルックナーの前半にやる曲としては大曲です。
ソリストがグリモーなのだから、これは贅沢ですね。
それでも満員にはなりませんでした。
やっぱり不景気か、ブルックナーが地味だったのかな。今夜(4日)はマーラーの9番だそうだから、そっちの方が人気かも。

定刻よりやや遅れて開始。
グリモーの「皇帝」は去年CDが出ているが聴いていません。
こういうクラシックの王道を行くような曲を、グリモーはどんな風に演奏するのか、とても楽しみでしたが、ちょっとよくわからない演奏でした。
指揮者の方向性と合ってないのではないか、とも思えます。
第3楽章あたりになると、彼女なりの個性が出ているようにも思えましたが、どうでしょうか。


数回のカーテンコールに応えて、ベートーヴェンのピアノソナタ第30番の冒頭を弾き始めたのには驚きました。
第1楽章の前半を4分ほど。
「皇帝」よりよかったのでは?
何か不思議に魅了させられました。
後期ソナタ3曲の演奏を是非聴いてみたいと思いました。

・・・・・・

休憩のあと、メインのブルックナー7
これはもちろん名曲ですが、8番、9番に比べると聴く機会が少ない。(自分としては)
第4楽章がちょっと弱い気がする。
第2楽章は絶品ですね。
第3楽章も結構好きです。9番なんか特にそうですが、ブルックナーのスケルツォは不思議に面白い。

今日の演奏は、大体満足。「大体」というところが微妙ですね。
うまくまとまってはいるのですが、今ひとつ単調だったような印象は否めません。
それと金管にちょっと難あり。
音をはずすと言うより、出だしが汚いし、響きが荒い。気になって集中できない。

・・・・・・

アンコールはステンハンマルという作曲家の作品でカンタータ「歌」から 間奏曲、という珍しいもの。
調べて見ると、1871年生まれのスウェーデンの作曲家。
北欧の作曲家と言うと、フィンランドにシベリウス、ノルウェーのグリーグ、デンマークにニールセン、スウェーデンにはアルヴェーンと言われるが、それに並ぶ存在だとか。
アンコールにはもう1曲用意されていたようだったが、時間が押していたのかこれにて幕。

会場を出たのは21:40過ぎになりました。
ともあれ、生のオーケストラはいいものです。
この次はいつになるでしょうか。

ツバメ@牛久沼



ツバメ
スズメ目ツバメ科
体長17cm
撮影 2008.6.1 茨城県龍ヶ崎市牛久沼

6月第1週の探鳥会は牛久沼。
オオヨシキリやセッカに混じってコヨシキリの声を一応確認。
カッコウの声も何とか聞くことができました。
ここはオオヨシキリが多いので、それに托卵するカッコウも飛来します。

ツバメは巣立ち雛も目立ち、餌を追いかける親鳥たちが盛んに飛び交っています。

プロフィール

papageno620

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