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ウトウ@飛島



ウトウ
チドリ目ウミスズメ科
体長38cm
撮影 2008.5.4 山形県酒田市飛島

こんな写真しかないのですが、海鳥の写真というのは得てしてこんなものが多いのが実情です。
写真としてはどうしようもないので、ウトウという不思議な名前の考察をやってみます。

ウトウ
漢字で書くと「善知鳥」
意味ありげな字ですね。


第十九代允恭天皇のとき、「烏頭中納言藤原安方朝臣」(うとうちゅうなごんふじわらのやすかたあそん)という人が、今の青森市にある「外ヶ浜」なる地を平定し、その地で亡くなったとされる。(都から流されて来て、恨みを呑んで死んだと言う説もある)
死後、その亡霊が見た事もない鳥となって海に群がっていたのを、彼の名をとって「うとう」と呼び、その霊を「うとう大明神」として祭ったと言われている。
それが今に続く善知鳥神社である。
善知鳥神社によれば、
「古代人は、ウトウ鳥が天空の神々より与えられた神意を地上の世界に使わし、人々を善へ導く聖なるものと考え、神使の象徴として善知鳥の字を充てた。」と言う。
もともとの由来はよくわからないが、「善知鳥」というような有難い文字を宛てられたために、ものすごく神聖な鳥とされるようになっているのが面白い。
因みに、この地は善知鳥神社に由来して、善知鳥村と呼ばれるようになったが、これが現在の青森市になっている。(ただし、善知鳥村という名前が存在したのは17世紀の話)

余談になるが、このあたりで実際にウトウが撮影され「やっぱり善知鳥の名前は鳥のウトウに由来していたのだ」ということになったのが1997年のことらしい。

藤原定家は、その故事に因んで
「陸奥の外の浜なる呼子鳥鳴くなる声はうたふやすかた」
という歌を詠んだ。(結構有名な歌らしい)
善知鳥漁を行う際、雛を捕まえるために猟師が「うとう」と呼ぶと、それに対し雛が「やすかた」と答えるという言い伝えからきている。
この言い伝えのルーツも「善知鳥安方」から来ていること以外はよくわからないが、ウトウという鳥は親子の情愛が特に深い鳥とされていたらしい。
それもこれも「善知鳥」というような字が宛てられたために出来上がった偶像のようなものだろうとは思う。

允恭天皇の御世というと、5世紀に当たる。
約1000年後の室町時代に、能を大成した世阿弥が「善知鳥」という謡曲を書いた。
そのあらすじは以下のようなものである。

ある僧が陸奥の外の浜に行く途中、越中の立山に立ち寄り、立山地獄説話の恐ろしさにおののきつつ下山すると、麓で一人の老人に出会う。
老人は「私は去年の秋に死んだのだが、陸奥へ行くのであれば私の家を訪ね、蓑笠を手向けるよう伝えてほしい」と頼み、その証拠として麻衣の片袖を渡す。
僧は外の浜の猟師の家を訪ね、妻子に老人の伝言を語る。
妻は驚いて亡夫の形見の衣を取り出し、僧が預かった片袖を合わせてみるとぴたりと合う。
やがて僧が蓑笠を手向けて回向していると、猟師の亡霊が現れる。
亡霊は、殺生に明け暮れた暮らしを語り、鳥の中でも特に親子の情愛が深いと言われるウトウを殺した罪を懺悔する。
冥土で鷹となった善知鳥に、雉となった自分が追いかけられ地獄の責め苦を受ける様を見せ、どうか自分を助けてほしいと僧に弔いを頼みつつ亡霊は消える。

・・・・・・

以下は味も素っ気もない話になります。

ウトウという名の由来を考えて見ます。
恐らくは「ウォー」という鳴き声を「ウトウ」と聞いたのではないか。
また、ウトウとはアイヌ語で「突起」を意味する言葉で、この鳥の独特な嘴の突起に由来するものという説もあります。
まあ、何でもアイヌ語に起源を求める風潮もありますが。。。

問題はなぜ「善知鳥」という字が宛てられたのか。
葦原にいる(?)千鳥なので
葦千鳥→善知鳥
と変化したという説が一応有力視されています。

あるいは
陸上で農作物を荒らす「悪い千鳥」に対し、海上にいて悪さをしない「良い千鳥」だから
良千鳥→善知鳥
という説

いずれにしても、ウトウという名がついたのが先で、後から善知鳥という漢字が宛てられたのは間違いないだろうと思われます。
そんな有難い文字が宛てられた結果、とても神聖な鳥とされ、果ては地獄で祟りを為す鳥にまで出世(?)したとは、伝説と言うのは面白いものです。
亡霊が鳥になった、という話はニュウナイスズメにも見られますが、それはいずれ書きたいと思います。

筑波山で見た花

2008.5.24
筑波山

この時期はあまり花は目立ちませんが、目についた花の写真です。



ニガナ
キク科ニガナ属

全国いたるところに、普通に生える多年草。
頭花は1.5cm程度で、通常5枚の小花がある。
小花の数が多く、直径2cm程度になるハナニガナや、高山に生えるタカネニガナ、クモマニガナ、シロバナクモマニガナの母種とされる。



コウゾリナ
キク科コウゾリナ属

これも全国的に普通に生える多年草。
全体に剛毛が多いところから「顔剃菜」の名がある。
高山型に、カンチコウゾリナやミヤマコウゾリナがある。



オドリコソウ
シソ科オドリコソウ属

花の形を、笠をかぶった踊り子に見立てた巧みな命名だと思う。
春先どこにでもあるヒメオドリコソウに比べると少ない。
MFでは何箇所か群生地があったが、最近は見ない。



ユキザサ
ユリ科ユキザサ属

山地の林に咲く。
筑波山神社からの登山道ではよく見かける花だが、つつじヶ丘からのルートにはあまりなかった。



クリンソウ
サクラソウ科サクラソウ属

山地や、山麓の湿地に咲く。
奥日光の菖蒲ヶ花はこの花の群生地で有名。
筑波山にあるとは知らなかったが、弁慶茶屋跡にあった。
自生かどうかはわからない。



ギボウシの葉
春先、ギボウシとバイケイソウ(有毒)とを間違える中毒事故が毎年ある。
バイケイソウの葉は平行脈なので、葉脈を見れば間違えることはないはず。

チュウサギ@龍ヶ崎


チュウサギ
コウノトリ目サギ科
体長69cm
撮影 茨城県龍ヶ崎市

茨城県南の水田地帯は、とてもサギの多いところとして知られています。
が、今年はどういうわけか、サギの姿がとても少ない。
見渡すかぎり、田んぼが広がるこのあたりでは、サギがいればすぐにわかります。
あちらに1羽、こちらに1羽、と言う程度で非常に寂しい状態。
アマサギの姿をまだ確認していません。
まだ5月だし、サギの季節はまだまだ、とは思うのですが。

ダイサギ、チュウサギ、コサギのうち、チュウサギだけが夏鳥です。

春の渡りのシギチ

ちょっと時期を逸した写真。

茨城県南地方で、この春見られたシギチ類
■ムナグロ いつもの年より少ない印象
■キョウジョシギ 場所によってはかなり多くの群れ
■トウネン 少数
■ハマシギ 少数
■ウズラシギ 少数
■チュウシャクシギ そこそこの数
■キアシシギ 少なかったが場所によっては20羽程度の群れ
など

全体に少ない印象でした。
また8月に期待です。(去年もそんなことを言いましたが、8月はにぎやかでした)



換羽中のムナグロ



キョウジョシギ
ことしはとても多く見られました。



チュウシャクシギ
この鳥はなぜか畦道によくいます。

ウグイス@妙高高原



ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長14~16cm
撮影 2008.5.10 新潟県旧妙高高原町いもり池

鳥の声に初めて酔いしれた経験。
子供のころ、家族で裏磐梯に行ったとき、桧原湖(確か西岸だったと思う)で聞いたウグイスの声。

長じて鳥に興味を持ってから、蔵王や高ボッチで聞いたウグイスの声も忘れられません。
早朝の高原で、山中に響き渡る囀りを聞く楽しみは何物にも替えがたいものです。
ひとつの山を独り占めにしたような快感があるのですが、不思議なのはあんな小さな鳥の声がなぜ山全体に響き渡るのかということです。

ウグイスの囀りを目で見ると、メジロやホオジロなどとちょっと違います。
喉を大きく膨らませ、震わせて歌うその様子を見ると、やっぱり声量の違いは伊達じゃない気がします。

山居倉庫

山居倉庫
山形県酒田市



これは明治26年(1893)に建てられた酒田米穀取引所の倉庫で、築百年以上経った今も現役の農業倉庫です。
土蔵造りの12棟から成り、屋根は二重構造で、倉の内部は湿気を防止する構造になっています。



ファサードデザインは、簡素ながら均整のとれたプロポーション。



なかなか大胆なキャンティレバーですが、遊び心にも溢れています。






建物の背後は、最も有名なポイント。
「倉庫の裏」というイメージからは程遠い。
見事なケヤキ並木ですが、日よけと風よけの役目を果たし、自然を利用した低温管理が行われています。

現代の倉庫で、これほど贅沢な意匠を纏った建築はありません。
工場や倉庫といった生産施設は、どれほど優れたデザインであっても、デザインが生産性に直接寄与しないからです。
山居倉庫を見ていると、現代って本当に進歩したのだろうか、と考えさせられてしまいます。

オオミズナギドリ@飛島航路





オオミズナギドリ
ミズナギドリ目ミズナギドリ科
体長49cm
撮影 2008.5.5 山形県酒田市飛島航路

日本近海で繁殖する鳥で、もっとも普通に見られるミズナギドリの仲間です。
上面は黒褐色ですが、不明瞭なM字型の模様が出ます。
下面は白っぽく、風切の黒と明瞭なコントラストがあります。

ミズナギドリは波の力を利用して、水面すれすれに帆翔するので、上面と下面が交互に見えます。
白と黒のカードをヒラヒラとひっくり返すように見えるのが本種の見え方。

これはカメラの設定を間違えて、極端にアンダーになってしまった写真を補正したもので、画面がとても粗くなっています。

宮本の桜(長野県大町市)

宮本の桜(仮名)
長野県大町市宮本
2008.4.21

安曇野で桜巡りをするということは、墓地巡りをすることにほかならない。
今回の撮影も、ほぼ例外なく墓地の桜だった。
最後は、国宝仁科神明宮の近くで見つけた桜である。



高瀬川を渡る宮本橋は、なかなか美しい斜張橋である。
この景色を見たくて、ちょっと遠回りをした。
ここから小高い丘の上に、大きな桜が見えた。






左に3つのピークがある爺ヶ岳と、双耳峰の鹿島鑓ヶ岳を望む。

・・・・・・

今回も長々と見ていただき、ありがとうございました。
安曇野編は名のある桜が少ないので、タイトルに苦労しました。
無名の桜とは言うものの、人々の暮らしに根ざしたその佇まいに感動するとともに、そういう桜を守っていく人々の努力に共感を覚えました。

来年もまたどこかで撮影したい、そんな気持ちを抱きながら帰路につきました。

ツバメ@牛久沼

ツバメ
スズメ目ツバメ科
体長17cm
撮影 2008.5.25 茨城県龍ヶ崎市牛久沼

午前中に雨も上がったので、牛久沼周辺に行ってみました。
来週ここで探鳥会をやるので、ちょっと下見も兼ねています。
カッコウに期待したのですが声なし。
今年はまだアマサギの姿を見ていません。
アマサギはいずれいやというほど見るのでしょうが、5月の綺麗な夏羽を見ないと言うのは寂しいものです。
牛久沼周辺でサギを5~6羽しか見ないというのはちょっと不思議。






撮るものがないので、ツバメの飛翔。
バックが曇り空では映えませんね。



こちらは以前撮った写真で、巣材集めの様子。
ツバメの巣材は土なので、どこにでもあります。
「土食って虫食ってシブーイ」
はツバメの聞きなし。

穂高町のシダレザクラ(長野県旧穂高町)



穂高町のシダレザクラ(仮名)
長野県旧穂高町
2008.4.21

牧地区から旧穂高町中心部に向かう。
県道沿いの墓地に大きなシダレザクラがあった。
1本に見えたが、2本の木が寄り添うように立っていた。

次回は一応、今回の旅の最後、宮本の桜

筑波山

2008.5.24

今日は午後から雨の予報だったし、夕方から用事もあり、ちょっと中途半端だったので迷ったのですが、筑波山に登ってきました。
つつじが丘あたりで、ツツジが見頃だという新聞報道があったからでもあるのですが、行って見るとすでに見頃は過ぎていました。
この種の報道はとかくタイムラグがあるので、当てになりません。

起点のつつじが丘の標高は530m
頂上(女体山頂)は876mで、標高差は346m。
登山地図での標準タイムは90分ですが、これはやや過大で、70分あたりが適当でしょう。

駐車場から、ツツジの群落まで15分ほど。


こんな細かい階段を登ります。
筑波山神社からのルートにもこんな階段があって、とても歩きにくいと不評です。

余談ですが、
階段は足を載せる面の幅を「踏面(ふみづら)」と言い、1段の高さを「蹴上(けあげ)」と言います。
階段の設計では
踏面+蹴上の2倍=600mm見当で設計するのが常道で、不特定多数が利用する階段では
踏面300mm
蹴上150mm
という寸法がよく使われます。
木造住宅の場合は、3尺(910mm)を4段で割るので、
踏面227.5mmが普通
従って蹴上は190mmあたりが歩きやすい寸法になります。
だから、階高を安易に変えると階段の寸法に影響があるのですが、このあたりのことがよく理解されていないのは残念なこと。

ツツジが丘から林間の道になります。
カラ類やキビタキの声を聞きながら、新緑の気持ちが良い道を進みます。



ややアップダウンを繰り返しながら進むと、ヤマツツジが新緑に映える光景が美しい。



筑波山神社方面への分岐点が中間点。
弁慶茶屋があった跡で、数年前取り壊されました。



女体山頂が見えます。
このあたり、大声を発する団体客が不快だったのでやり過ごし、ちょっと時間を取られました。

弁慶茶屋跡を過ぎると、奇岩怪石が次々と現れるのがこのルートの面白さ。


有名な「弁慶七戻り岩」



「出船入船」



「北斗岩」



ツツジの向うに「大仏岩」

この山は火山ではなく、侵食によって固いハンレイ岩が残ったものです。
ここの岩は筑波石という名で、庭石として珍重されますが、素人目にはそれほど綺麗な石ではありません。

ごくゆっくり登ったので、さほど疲れることもなく、76分で山頂に到着。


女体山頂から男体山頂を見る。
男体山は871mで、5mほど低い。
普通、男体山の方が高そうなものですが、昔から開けていた現在の下妻方向からは、男体山の方が高く見えたのだろうと思います。



最近新しくなったスイス製のロープウェイが登ってきます。

今日はこれだけでさっさと下山。
コルリの声が聞けたのが収穫でした。
下りは59分
結局雨の振り出しが遅れ、帰りに別の公園に寄ると知り合いがカメラを構えていました。
お目当ての鳥は現れず、オナガにお付き合い願って帰りました。

コサメビタキ@妙高高原



コサメビタキ
スズメ目ヒタキ科
体長13cm
撮影 2008.5.10 新潟県旧妙高高原町いもり池

ヒタキの仲間には、オオルリやキビタキのように、♂が美しく囀りが綺麗な種類と、雌雄同色で囀りも地味な種類がいます。
後者の代表、エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキの3種類は、互いによく似ています。

普通は、胸の縦斑で見分けます。
 エゾ-胸から腹にかけて縦斑がある
 サメ-胸だけに縦斑がある
 コサメ-縦斑は目立たない

大きさは
 エゾ-15cm
 サメ-14cm
 コサメ-13cm

翼の長さは
 エゾ-長い
 サメ-中間
 コサメ-短い

大体の傾向がわかるでしょうか。

その他、コサメは白いアイリングと目先の白さが目立ちます。

戸隠~妙高、春の花

2008.5.10~11
戸隠から妙高高原で見た花たち。



エンレイソウ
ユリ科エンレイソウ属
旧戸隠村鏡池

茎の先に大きな葉が3枚輪生し、その中心から1個の花をつける。
花が白いものをミヤマエンレイソウと言う。




ミツガシワ
リンドウ科ミツガシワ属
旧妙高高原村いもり池

高原の湿地に群落をつくる。
3枚の小葉がカシワに似ているところからの命名だと言う。




チゴユリ
ユリ科チゴユリ属
旧妙高高原村いもり池

山地の林内に生える多年草。
小さくて可愛らしいことから、稚児百合の名がある。




ショウジョウバカマ
ユリ科ショウジョウバカマ属
旧妙高高原村いもり池

山地の湿ったところに生える多年草。
花の色を猩猩に見立てたものだが、色には変異が多い。

牧のシダレザクラ(長野県旧穂高町)




牧のシダレザクラ(無名)
長野県旧穂高町牧
2008.4.21

旧穂高町の牧地区。
ここにも、見ごたえのある桜が数多く存在する。
墓地に咲く、大きなシダレザクラの数々。
少し移動すると、公民館前にも大きなシダレザクラがあった。

次回は旧穂高町のシダレザクラ

柏原のシダレザクラ(長野県旧穂高町)


柏原のシダレザクラ(仮名)
長野県旧穂高町柏原
2008.4.21

常念岳は安曇野を象徴する山である。
前回の「豊科の大シダレ」もよかったのだが、送電線がちょっと邪魔だったので、常念岳をバックに咲くシダレザクラを探して見た。
柏原地区で見つけたこの桜は、小ぶりだがいかにも安曇野らしい風景を演出してくれた。

次回は牧地区に移る。

オナガ@つくば




オナガ
スズメ目カラス科
体長37cm
撮影 2008.5.21~22 茨城県つくば市赤塚公園

昼休みにちょっと覗いて見ています。
お目当ての鳥は、ちょっと遠くで「ケーケケケ」と鳴いていますが、姿は見えません。
その鳥はいずれそのうちとして。。。

この公園にはオナガがたくさんいて、繁殖もしています。
この鳥は見慣れてはいますが、カメラを向けずにはいられません。
悪声と言われる鳴き声も、私は結構好きです。

ヒガラ@戸隠


ヒガラ
スズメ目シジュウカラ科
体長11cm
撮影 2008.5.10 長野県旧戸隠村戸隠森林植物園

巣材集めに余念がないヒガラ。
ヒガラは私のフィールドには滅多に現れませんが、ちょっと標高の高い森ならば必ずいる鳥です。
この鳥の囀りは、シジュウカラと似ていますが、ずっと早口です。
初夏の山で、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラの囀りを聞き分けるのはとても楽しいものです。
それにはまず、ごく普通に聞けるシジュウカラの囀りをよく聞いて覚えておくことが大切です。

シジュウカラ、ホオジロ、メジロは普通に囀りが聞ける鳥なので、これら普通種の声をよく聞いておけば、類似の鳥の声はわかるようになるでしょう。
鳥は、囀りを聞き分けるようになると、楽しみは倍加するものです。

豊科の大シダレ(長野県旧豊科町)



豊科の大シダレ(仮名)
長野県旧豊科町本村
2008.4.21

旧堀金村から旧豊科町に向かう。
目指す桜は豊科駅のほど近くにある。

ここでちょっとしたトラブルがあった。
パンクである。
よく見ると内側が異常に片減りしていた。
高速道路なんぞでパンクしなくてよかった。
とりあえず道端に車を寄せて応急用タイヤに交換し、事無きを得た。

畑の中の墓地に咲くシダレザクラで、県道からよく見える。
旧豊科町の天然記念物で、名称は「大しだれざくら」
これも勝手に命名した。
残雪の常念岳をバックに、安曇野らしい光景だが、高圧線が惜しい。

次回は旧穂高町、柏原のシダレザクラ(仮名)

リュウキンカ

リュウキンカ
キンポウゲ科リュウキンカ属
撮影 2008.5.10~11
大谷地湿原(飯縄高原)、御鹿池(黒姫高原)

戸隠に行く途中、「リュウキンカを見て行きませんか」と提案し、大谷地湿原に寄って見ました。



この花はミズバショウと一緒に咲いていることが多いので、人気のミズバショウの添え物的に扱われ、ちょっと気の毒な花です。
戸隠バードラインの途中、大座法師池の近くにある大谷地湿原。
ここではミズバショウも見られますが、主役はリュウキンカです。



花弁に見えるのはガク片で、花弁はありません。
雪解け後の湿地に咲きます。


ところで黒姫高原で見たこの群落には驚きました。



これほどの大群落を見たのは初めてです。
ここは余程鉄分が多い土壌なのか、流れる水が真っ赤になっています。
こういう土壌を好む花なのかも知れません。

アオジ@戸隠


アオジ
スズメ目ホオジロ科
体長16cm
撮影 2008.5.11 長野県旧戸隠村戸隠森林植物園

昔はアオジなんていう鳥がいることも知りませんでした。
地元の探鳥会で、冬場にはどこにでもいる鳥だということを教わりました。
言われてみると、至るところで「チッ」と鳴いている小さな鳥がいて、見ることはそれほど難しくないことがわかりました。
そんな鳥が、夏になると亜高山帯にいることにも興味を覚えました。
冬の間、ヤブの中に潜んでいる地味なアオジが、堂々と木の天辺で囀っているのを初めて見たのは上高地でした。

鳥見を始めて間もなくのころ、アオジを間近で見て感激した覚えがあります。
ここ、戸隠森林植物園でのことです。
場所も同じみどりが池のほとりでした。
私にとってアオジと縁がある池のようです。

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