FC2ブログ

アジサシ



アジサシ
チドリ目カモメ科
体長35cm
撮影 2007.8.26 千葉県船橋市三番瀬

コアジサシの群れの中に混じっています。
コアジサシと比べるとかなり大きさが違います。(コアジサシはムクドリ大、アジサシはキジバト大)
黒い帽子を被った姿がとてもスマートな鳥です。

旅鳥として全国で見られます。
アジサシと言うと海鳥のイメージですが、繁殖地は北半球全域に渡っています。
内陸で繁殖するというのは、島国に住む日本人には想像しにくいですね。

コアジサシ(幼鳥)






コアジサシ(幼鳥)
チドリ目カモメ科
体長26cm
撮影 2007.8.26 千葉県船橋市三番瀬

このところの三番瀬には、ハシグロクロハラアジサシやハシブトアジサシと言った珍鳥系のアジサシが出現して話題になりました。
ハシグロは15日、ハシブトは16日だと思います。
21日ごろには抜けたようで、18(土)は仕事があったし、19(日)は定例の探鳥会だったので、ちょっと自分には縁がなかったのかな、という感じです。
この日は300羽ぐらいの群れになったいました。アジサシ混じりの群れです。
幼鳥が多く、よく見るととてもバラエティに富んだ鳥です。

シギ4種

タカブシギ
アオアシシギ
コアオアシシギ
エリマキシギ

撮影はいずれも茨城県河内町




タカブシギ
秋によく見られるシギ
シギの基本種で、淡水域に多い




アオアシシギ
嘴が少し反った、やや大型のシギ
これもシギの基本種
水田でも干潟でも見られる




アオアシシギ(左)とコアオアシシギ(右)
コアオは水田で見られるが、やや少ない
アオアシと比べると小さい



コアオアシシギ(右)とエリマキシギ
このエリマキは小さいのでメスと思われる

セイタカシギ(幼鳥)


セイタカシギ(幼鳥)
チドリ目セイタカシギ科
体長37cm
撮影 2007.8.15 千葉県習志野市谷津干潟

以前の記事で、ここで繁殖したセイタカシギの親子を載せました。
その子供かどうかはわかりませんが、もう立派に干潟を闊歩しています。

オグロシギ



オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2007.8.25 茨城県河内町

ここで、今期初めて確認したオグロシギ
このフィールドではちょっと珍し目かも。

ちょっと見たところでは、オグロシギとオオソリハシシギはよく似ています。
オオソリの嘴の反り方は結構微妙だし、オグロの嘴もこれまた微妙に、まっすぐとも言えないですね。
この個体は飛んで見せてくれたので、尾羽の黒い帯がよく見えました。
それより、撮影時の角度によるのでしょうが、体と首のバランスがとても変に見える写真です。

キリアイ



キリアイ
チドリ目シギ科
体長17cm
撮影 2007.8.25 茨城県河内町及び2007.8.26 千葉県船橋市三番瀬

トウネンとハマシギの中間ぐらいの小型のシギ
秋の渡りに、谷津干潟や三番瀬で毎年少数を見ます。
比較的珍しい種類のシギだと思います。

1枚目はここで初めて確認したキリアイ
2枚目は翌日三番瀬で見たキリアイ


特徴は2つ
■嘴が先端附近で下に曲がっていること
■眉斑の上に白い線、頭側線の上にもう1本白い線があるので、正面から見ると特徴的な模様が見えること
この2つの特徴がよく目立つので、数が少ない割には探しやすいかも知れません。

・・・・・・

この秋のシギチの渡り、休耕田での観察はそろそろ一段落。
茨城県南は早場米の産地なので、早くも稲刈りが盛んです。
今年のシギチは、河内町古河林の1箇所に集中した印象です。

この8月に、古河林で見られたシギチ
コチドリ(非常に多い)
ムナグロ(例年に比べて多い)
キョウジョシギ(幼鳥が数羽)
ヨーロッパトウネン(確かなのは1羽、怪しいのが少数)
トウネン(非常に多い、幼鳥が多い)
ヒバリシギ
オジロトウネン(見たのは2羽)
アメリカウズラシギ
ウズラシギ
エリマキシギ(幼鳥が目立った)
キリアイ(見たのは2羽)
オオハシシギ(見たのは1羽)
コアオアシシギ
アオアシシギ
クサシギ(ちょっと怪しい)
タカブシギ
キアシシギ
イソシギ(成鳥も幼鳥も見られた)
オグロシギ(見たのは2羽)
チュウジシギ(だと思う)
タシギ
以上21種

キョウジョシギ(幼鳥)


キョウジョシギ(幼鳥)
チドリ目シギ科
体長22cm
撮影 茨城県河内町

茨城県南に位置するこのあたりで、春の渡りには
ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ
が多く見られます。
そのうち、秋の渡りにもよく見られるのはキアシシギだけです。
種類によって、春と秋のコースが違うのでしょう。
成鳥と幼鳥で渡りの時期やコースが違うということもあります。
カモメやタカの仲間でもよく知られていることですが、理由についてはよくわからないことが多いようです。

ここでこの秋初めて確認したキョウジョシギ。
派手な模様の成鳥夏羽に比べると、成鳥冬羽と幼鳥は模様が不鮮明ですが、淡色の羽縁が目立つのは幼鳥の特徴です。

エリマキシギ



エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長 ♂28cm ♀22cm
撮影 2007.8.25 茨城県河内町

内陸性のシギチ、という言葉があるようです。
干潟や河口よりも、水田や蓮田などの淡水域でよく見られるシギチ。
コチドリ、ムナグロ、タカブシギ、ジシギ類などがそれに当たるでしょうか。
エリマキシギも淡水域を好むように思いますが、どうでしょうか。
ダイゼン、ダイシャクシギ、オオソリハシシギ、ミユビシギなどは干潟を好むようです。
キアシ、アオアシ、トウネンなどはどちらもでもよく見られる種類です。

茨城県南は、内陸性シギチのメッカと言ってもよさそうです。
この河内町の田んぼでは、このシーズン、約20種類のシギチが観察できました。
今日、初めて確認できたのは、キリアイとオグロシギ。
写真のエリマキシギは幼鳥です。
デジスコ画像


午後潮来方面に用があったので、早朝から河内~浮島で鳥見、午後潮来から牛久沼に廻りました。
今日見られた鳥(5:30~17:00)
カワウ
アマサギ
ダイサギ
チュウサギ
コサギ
アオサギ
カルガモ
トビ
キジ(♀)
コチドリ
ムナグロ
キョウジョシギ
トウネン
ヒバリシギ
オジロトウネン
ウズラシギ
エリマキシギ
キリアイ
コアオアシシギ
タカブシギ
キアシシギ
イソシギ
オグロシギ
タシギ
チュウジシギ(だと思う)
キジバト
ヒバリ
ツバメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
モズ
オオヨシキリ
セッカ
ホオジロ(S)
コジュリン
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
(ドバト)
(コジュケイ(S))
以上39+2種
アオアシシギが姿を消していました。コアオも浮島で1羽のみ。
ヒヨドリも入っていません。田んぼばかり歩いていると、意外に見かけませんね。

※訂正
キアシシギが入っていませんでした。
39+2種に訂正しました。

幼鳥たち

私は3月生まれなのですが、
野鳥の誕生月は4~6月あたりがほとんどのはずです。
今年生まれた鳥は、最初の冬を越すのが最大の壁なので、秋までに十分に成長しておく必要があるからです。
そんなわけで、今は幼鳥たちが多く見られるシーズンになっています。



キジの子供




ヒバリの子供




ハクセキレイの子供







ムクドリの子供

ウズラシギ



ウズラシギ
チドリ目シギ科
体長21.5cm
撮影 茨城県河内町

旅鳥として各地に飛来します。
繁殖地がシベリアのごく一部に限られていて、近年減少傾向にあるらしい鳥です。

成鳥夏羽は頭の茶色の帽子と、胸から腹にかけての鉤型の模様が目立ちます。
写真は冬羽に換羽中の個体で、鉤型の模様が少し残っています。

トウネン、コチドリと大きさの比較ができます。

ムナグロ


ムナグロ
チドリ目チドリ科
体長24cm
撮影 茨城県河内町

ムナグロの繁殖地はシベリアとアラスカの一部。
越冬地は東南アジアからオセアニア。

茨城県南には、春の渡りの時期、多くのムナグロが見られます。
あちこちムナグロだらけ、というような状況ですが、秋の渡りには多くありません。
春と秋、渡りのルートは微妙に違うということを感じさせてくれます。
今年の秋の渡りは、比較的多いようです。

夏羽では文字通り真っ黒な胸が特徴ですが、冬羽ではそれがなくなります。
目の上から後頭部、胸に至る白い線が少し残っているのは換羽中の個体です。

湯の丸山の花

湯の丸山の花
8/12




■シモツケソウ
バラ科シモツケソウ属

霧が峰や八方尾根でも大きな群落が見られる花。
公園などによく植えられる低木「シモツケ」と似ているが、こちらは草なのでシモツケソウという。
赤みが強いものを特にアカバナシモツケと呼んでいる。







■ツリガネニンジン
キキョウ科ツリガネニンジン属

この花を初めて見たのは霧が峰だったので、高原にしかない花だと思っていたら、千葉県の成東で見たときは驚いた。
その後、地元にもあることがわかって、いかに見ていないか思い知らされた。
ツリガネ型の花と、ニンジンのような地下茎から来た名前である。




■コウリンカ
キク科キオン属

この花を初めて見たのは、霧が峰の八島ヶ原だった。
これはあまり多くない花で、たいていポツンと咲いている。




■クガイソウ
ゴマノハグサ科クガイソウ属

青紫色の、とても品のある色をしている花である。
ここではあまり数は多くはなかった。
八方尾根にあった、大きな群落の写真を載せたかったのだが、ピンボケだったので。




■コオニユリ
ユリ科ユリ属

オニユリの小さなものがコオニユリ。
大きさで言うよりも、葉の付け根にムカゴが付くのがオニユリ、付かないのがコオニユリというのがわかりやすい。




■ワレモコウ
バラ科ワレモコウ属

「吾亦紅」という、いわくありげな名前である。
この花の色を議論していたところ、「私は赤いのだ」と本人(?)が言ったとか。
とても花には見えないような地味な花なので、「私だって赤い花なんだよ」という意味だろうか。

止まっているのはアキアカネ




■トモエシオガマ
ゴマノハグサ科シオガマギク属

エゾシオガマも巴形に咲くので紛らわしいが、花の色は全く違う。
オトギリソウの仲間にも、トモエソウというのがあるが、大きくて黄色い花で奥日光にあるはず。




■イワインチン
キク科

インチン(茵陳)とは、中国でヨモギから作る漢方薬のことらしい。
高山に咲く貴重な花。
この山はさほどの高さではないが、山頂部分に少数見られる。

湯ノ丸山

湯ノ丸山
8/12

午前中、志賀高原でのんびりしたあと湯ノ丸高原に向かう。
湯ノ丸・高峰高原、池の平湿原、三方ヶ峰というと、花好きには知られた場所だと思う。
わかりやすく言うと、浅間山の西側に位置する標高2000mクラスの山塊で、小諸や旧東部町の背後に優しげに横たわる山々という感じだろうか。

車坂峠、地蔵峠という2つの峠があり、いずれも南北からアクセスできる。
2つの峠は湯ノ丸林道で結ばれていて、その中間地点に池の平湿原がある。
林道は、夏の休日に限り一般車通行禁止で、両側からシャトルバスが通じている。
周辺には、湯ノ丸山、篭ノ登山、三方ヶ峰などの山々、浅間山の外輪山である黒斑山などにつながる登山道が縦横に通じている。

当初の予定では、地蔵峠からシャトルバスに乗り、池の平湿原から三方ヶ峰をゆっくり歩いて高山植物巡りをしようと思っていた。
しかし、地蔵峠に着いたのは1時過ぎ。
これから行ってもゆっくり歩く時間もないし。。。
と考えていたら、反対側に湯ノ丸高原行きのリフトが目についた。
湯ノ丸高原と言えばレンゲツツジの大群落で有名な場所である。
まあ、何かあるだろうと思って往復800円也のチケットを買って乗り込んだ。




リフトを降りた先は、しばらく平坦な道が続き、正面には湯ノ丸山。

地蔵峠から湯ノ丸山までは、70分程度の道のりらしい。
リフトで15分ぐらい稼いだとすれば、1時間弱か?
登るつもりではなかったのだが、ここまで来るとやめられない。
午後になり、さすがに遠方の山は霞んで来たが、高原の風は心地よい。




登山道途中から振り返る。
背後は篭ノ登山




約50分で標高2101mの山頂に到着した。
標高1732mの地蔵峠とは369m
リフトの終点が約1840mだから、260mほど登ったことになる。

なだらかな山頂には爽やかな風が吹き渡っていた。
「百の山頂に百の憩いあり」とは深田久弥の名言である。




北側には前日登った四阿山
志賀高原は霞んで見えるが、双眼鏡で見ると横手山のアンテナがよく見える。




山頂に立つと、ようやく見える浅間山
手前に見えるのが篭ノ登山


これで2日間のささやかな山旅を終えた。
下界に降りると、うだるような空気に包まれた。
また山に行きたいな。。。

コアオアシシギ


コアオアシシギ(幼鳥)
チドリ目シギ科
体長24cm
撮影 茨城県河内町

アオアシシギに比べると一回り小さく、数もやや少ない。
アオアシシギの嘴がやや反っているのに対し、細くてまっすぐな嘴を持っています。
黒褐色の軸斑が目立つ幼鳥と思われます。

エリマキシギ



エリマキシギ
チドリ目シギ科
体長 ♂28cm ♀22cm
撮影 茨城県河内町

旅鳥として少数が水田などに飛来します。
西日本では越冬する個体もいるようです。

どこが「エリマキ」なのか?
♂成鳥夏羽の派手な襟巻きが特徴なのですが、日本ではほとんど見られません。
長距離を旅するシギでも、夏羽が見られる種類は少なくないのですが、エリマキシギの場合は夏羽のまま渡ることはないのでしょう。
一度、エリマキシギの完全な♂成鳥夏羽を見て見たい、というのは多くのバーダーの望みでしょう。

この鳥はシギチの仲間としては♂と♀の大きさがかなり違います。
ここに挙げた写真は、一緒に写っているコアオアシシギとの比較から♀と思われます。
褐色味が強いのが幼鳥。
この鳥の識別ポイントはちょっと曖昧なのですが、
■やや短く、下にカーブした嘴
■比較的長い足
■羽の1枚1枚が大きい感じ
というところでしょうか。
ちょっと地味ですが、意外に似た鳥は少ないので、その意味では識別しやすいかも。

・・・・・・

今日は牛久での定例探鳥会でした。
毎年8月の探鳥会は鳥も少なく厳しいのですが、それでも多くの参加者がありました。
この日見られた鳥(8:00~10:00)
ダイサギ
アオサギ
カルガモ
キジバト
コゲラ
ツバメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
ウグイス(S)
オオヨシキリ
セッカ(S)
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
以上21種
鳥の少ないこの時期としては上々でした。

午後から河内町にシギチの観察に行きました。
シギチだけで10種類観察できました。
コチドリ
ムナグロ
ヨーロッパトウネン
トウネン
ウズラシギ
エリマキシギ
コアオアシシギ
アオアシシギ
タカブシギ
キアシシギ

志賀高原、横手山からの展望

8/12
志賀高原、横手山(2305m)からの展望です。

まずは、北アルプスの全貌





御岳から穂高連峰




槍ヶ岳を経て薬師岳まで




五龍岳まで、剱・立山連峰をセットで




白馬三山




こちらは南側、雲取山から奥秩父まで、遠方に富士山。手前は草津白根山




浅間山から八ヶ岳方面。背景は南アルプスと中央アルプス。




東側、越後駒から会津駒。苗場山は入れそこねた。




谷川岳と尾瀬の山




日光の山

参考までに、ここから主な山までの直線距離は以下の通りです。
富士山   146km
御岳    127km
木曽駒ヶ岳 117km
北岳    113km
乗鞍岳   107km
雲取山    98km
薬師岳    91km
奥穂高岳   89km
金峰山    89km
槍ヶ岳    87km
日光男体山  87km
剱岳     81km
八ヶ岳(赤岳)79km
両神山    77km
燧ケ岳    75km
越後駒ヶ岳  70km
白馬岳    69km
霧が峰    69km
妙高山    44km
谷川岳    41km
浅間山    29km
四阿山    17km

ヒバリシギ



ヒバリシギ
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2007.8.18 茨城県旧東町

スズメ大の、小型のシギで、水田などに飛来する旅鳥ですが、あまり多くはありません。
黄色く長めの足。
下嘴の基部が褐色。
頭頂の褐色部分が嘴までつながるのが特徴的。
ほぼトウネンと同じ大きさですが、足が長いせいか、スマートでかわいらしく見えます。

今日は猛暑も一段落。
シギチ巡りも快適な一日でした。

今日見られた鳥
12:30~15:00
茨城県稲敷市(旧東町~旧桜川村)~河内町

カワウ
アマサギ
ダイサギ
チュウサギ
コサギ
アオサギ
カルガモ
オオタカ
コチドリ(30~)
ムナグロ(30~)
トウネン(1)
ヒバリシギ(1)
オジロトウネン(2)
ウズラシギ(3~4?)
エリマキシギ(3~4?)
オオハシシギ(2)
コアオアシシギ(10~)
アオアシシギ(10~)
クサシギ(2~3)
タカブシギ(1?)
キアシシギ(10~)
キジバト
カワセミ
ヒバリ
ツバメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
セッカ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
以上31種

アマサギ



アマサギ
コウノトリ目サギ科
体長51cm
撮影 茨城県河内町

すっかり冬羽に換わったアマサギ
5~6月、今年はアマサギが少ないと思っていたのですが、全然違いました。
この辺はアマサギだらけです。
嘴の色はかなり個体差があります。

志賀草津の花

志賀草津の花
8/12



■カラマツソウ
キンポウゲ科カラマツソウ属

山地の草地に生える多年草。
花びらはなく、白い糸状のものは雄蕊らしい。




■バイケイソウ
ユリ科シュロソウ属

高山や湿原に大きな群落を作るコバイケイソウは人気があるが、この花は少なく、大きいけれども地味な印象である。
春先、この花の新芽をオオバギボウシと間違って食べて中毒を起こす事例が毎年報道される。
この花は、新芽も葉も茎も根もすべて毒性の強いアルカロイドを含み、火を通しても消えない。

バイケイソウとオオバギボウシは、葉を広げて見れば一目瞭然。
バイケイソウは平行脈、オオバギボウシは葉脈が主脈から出ているので、そこを確認すれば間違えることはないと思う。
また、バイケイソウには葉柄はなく、オオバギボウシには長い葉柄がある。
いずれにしても、自信がなければやめておいた方がいい。




■ヤナギラン
アカバナ科ヤナギラン属

名前は、葉がヤナギに似て、花はランに似ているから。
山火事のあとに最初に群落をつくる花として知られている。
高原の夏を象徴する花。
花が終わって白い穂が風に揺れる9月も風情がある。




■オニアザミ
キク科アザミ属

山地から亜高山帯の草原に生える。
大きく鋭いとげがあり、花は下向きに咲く。




■ムシカリ(オオカメノキ)
スイカズラ科ガマズミ属

草津から志賀高原に向かうと、殺生河原を過ぎたあたりに群生している。
葉がよく虫に食われるので「虫食われ」が変化したものと言われる。
形はガクアジサイによく似た花。

草津白根山

8/12
草津白根山

深田久弥の日本百名山には、白根山という山が2つある。
区別するために、日光の方は奥白根山、こちらは草津白根山と言っている。
昔、学校で「白根山」という名前で教わった北岳を入れれば3つ。
草津白根山は最高点の標高は2171mだが、突出したピークがなく、広大な山域に多くの峰が点在している。
通常、白根山、本白根山、逢ノ峰の3つを総称して草津白根山というらしい。
火山活動の影響で白根山には登れない。
一般的に登山のターゲットとしては、本白根山の方になる。
ただしこちらにも登山規制があり、最高地点には登山道はない。

この山は、全国に25ある気象庁の常時観測火山のひとつである。
関東周辺では那須、浅間と並び、比較的活発な火山と言える。
近年、大きな災害はないが、附近には火山ガスの噴出箇所が多くあり、火口近くには爆発に備えたシェルターもある。




草津白根山観光の中心には大きな駐車場を備えたターミナルがある。
ここから見える荒涼としたピークが狭義の白根山。
10時を過ぎ、たくさんの観光客でごった返している。




観光客がぞろぞろと登って行く。
10~15分ほどの登りで、火口壁に立つことができる。
標高差は50m程度。




湯釜
蔵王の御釜と並んで、奇観と言っていい。
御釜よりもさらに荒涼とした景観で、立ち入りが許されているのはこの一角だけである。
ph1.0前後という、世界一強酸性の湖である。
水釜、涸釜という別の火口湖もあるようだが、立ち入り禁止のため見ることはできない。




火口壁から本白根山、逢ノ峰の方向を見る。
去年は本白根山に登ったが、コマクサで有名な山である。
右手に弓池が見える。
これは昔の火口湖のひとつ。




ターミナルを出て、草津方面に下る。
殺生河原上部から見た風景。

群馬県側と長野県側を、丸1日行ったり来たりした志賀高原散策を終え、湯ノ丸高原に向かう。
プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア