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マヒワ



マヒワ
スズメ目アトリ科
体長13cm
撮影 2007.1.28 千葉県柏市柏の葉公園

冬鳥として全国に飛来しますが、年によって飛来数が異なり、去年は全く見られませんでした。
この冬はまずまずの数が飛来している模様。
よく群れをつくります。

頭が黒く、黄色味が強いのが♂
♀はやや色が薄く、黒っぽい縦斑が目立つ

日本橋




これが有名な日本橋です。
日本橋川にかかる2連のアーチ橋で、花崗岩で造られています。
現在の橋は1911年に架けられたもので、国の重要文化財に指定されています。

日本橋川は小石川(東京ドームの近く)で神田川と分かれ、永代橋のところで隅田川に合流します。
首都高速の都心環状線がすぐ上を通っています。
ここのすぐ下流に江戸橋JCがあり、アクロバット的な道路の重なり具合が見てとれます。

この景観は確かに評判が悪いです。
これを地下化する構想を前首相が打ち出しましたが、5000億円ほどかかるとか。
そんな大金を投じてまでやる価値があるのか、ということは別にして、
この景観こそ東京なのだ、という考え方が建築関係者には多いですね。
私もこの景観が美しいとは思いませんが、単純に首都高速を地下化すれば景観問題が解決するとは思えません。
日本橋を見ることは、都市景観を考えるいい機会であると思いませんか。

ルリビタキ


ルリビタキ(♂成鳥)
スズメ目ツグミ科
体長14cm
撮影 茨城県つくば市高崎自然の森

ある年の冬。
たまたま行った市役所のロビーで
”探鳥会の案内”
というパンフレットを見ました。
当時小学校1年生だった娘に、「行くか?」と聞いてみると「行く」と言います。
その日の探鳥会でルリビタキに出会い、野鳥の虜になりました。
人生を変えた鳥です。

今はその森でバードウォッチングの案内をする立場になりました。
冬はルリビタキの姿を参加者に見せるのが楽しみです。

銚子漁港での鳥見

銚子漁港では、堤防上にずらりと並ぶカモメたちを1羽ずつ同定していく作業になります。
図鑑に載っている写真のように、わかりやすい状態でいてくれる個体はほとんどありません。
頭を体に埋めて休んでいる個体、羽づくろいをしている個体、座り込んでいる個体など。
カモメはとにかくよく羽づくろいをする鳥で、顔が見えない場合がとても多いのです。
とりあえず、堤防の上段で比較的見やすいものの写真です。




左から
セグロカモメ第1回冬羽
オオセグロカモメ第1回冬羽
セグロカモメ第3回冬羽か?
オオセグロカモメ
オオセグロカモメ




左から
ウミウ
カナダカモメ
オオセグロカモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ




左から
ウミウ
オオセグロカモメ第1回冬羽
セグロカモメ第1回冬羽
カモメ




左から
ウミウ
ヒメウ
ウミウ
セグロカモメ




左から
オオセグロカモメ第1回冬羽
セグロカモメ第1回冬羽
カモメ
飛んでいるのはセグロカモメ第1回冬羽




左から
ウミウ
セグロカモメ第1回冬羽
オオセグロカモメ第4回冬羽
セグロカモメ第1回冬羽?
ワシカモメ第1回冬羽




左から
セグロカモメ第1回冬羽
シロカモメ第1回冬羽
カモメ

セグロカモメ



セグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 2007.1.27 茨城県神栖市(旧波崎町)

今日も暖かい一日。
銚子から波崎は、たくさんのカモメたちで賑わっていました。
相変わらず一番多いのはセグロカモメです。
第1回から第4回、成鳥までひととおり観察できます。
とりあえず、典型的な成鳥と第4回冬羽の飛翔。
私がカモメに惹かれる理由のひとつは、この凛々しい風貌によるところが大きいと思います。

今日見られた鳥(10:00~14:30)
銚子漁港及び波崎漁港とその周辺

シロエリオオハム(波崎漁港内に1羽)
ハジロカイツブリ(波崎漁港内に大きな群れ)
カンムリカイツブリ
カワウ(利根川上流)
ウミウ
ヒメウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
クロツラヘラサギ(銚子から見て対岸。遠すぎて撮れず)
カルガモ
オカヨシガモ(かなりの数)
ヒドリガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ(波崎漁港内にやや大きな群れ)
シノリガモ(今日は♂5羽ぐらい。遠すぎ)
トビ
ノスリ(帰る途中)
オオバン
イソシギ
ユリカモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ(若鳥)
シロカモメ(若鳥)
カモメ
ウミネコ
カナダカモメ
ホイグリンカモメ
アメリカセグロカモメ(通称スミス)
ハクセキレイ
ヒヨドリ
ジョウビタキ(♀ 帰る途中)
ツグミ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
以上39種

クロツラは波崎側にいるのですが、近寄れない場所なので撮影できないのが残念。

丸の内周辺のビル巡り

東京駅周辺は、2001年ごろからものすごいビルラッシュになっている。
建築中の超高層が、ざっと見ただけでも5~6本ありそうだ。
オフィスビルというのは、見てもあまり楽しいものではないが、代表的なものをいくつか。






■パシフィック・センチュリープレイス・丸ノ内
設計:日建設計+竹中工務店
東京の超高層ビルでも傑出した美しさを誇るビルだと思う。
低層階にフォーシーズンズホテルが入る。
手前の巨大な円筒は、首都高速の換気塔。
余談になるが、A建築士の事件で有名になったH社はここに入っていた。
地上32階
149.80m







■明治安田生命ビル(丸の内MY PLAZA)
設計:三菱地所設計
重要文化財に指定されている明治生命館の保存再生。
皇居側から見ると、明治生命館の後ろに高層棟が建つ。
明治生命館は無料で見学できる。
地上30階
146.80m




■丸の内ビルディング
設計:三菱地所設計
社会現象にもなった、旧丸ビルの建替え
もちろん、このビルが人気を呼んだわけではなく、ここに入っているブランドショップが人気を呼んだのだろう。
全体のデザイン的はかなり保守的。
地上37階
179.02m




■日本工業倶楽部会館・三菱信託銀行本店ビル
設計:三菱地所設計
これも日本工業倶楽部会館の保存再生
高層部のデザインはレヴァーハウスを連想させる。
地上30階
148.36m




■旧日本興業銀行本店ビル
設計:村野藤吾
これは1974年のもので、ちょっと古いもの。
大手町にあって、一際異彩を放つビル
赤褐色のミカゲ石で覆われた階段室先端は、さながら戦艦の舳先を思わせる。







■東京サンケイビル
設計:竹中工務店
産経新聞社の本社ビル
既存のビルを使用しながら、2期に分けて行った工事が、アクロバット的な造形を生み出した。
東京で一番見所の多いビルかも知れない。
造形力、ディテール、構造表現、どれをとっても第1級
これでもか、とばかり竹中スタイルが前面に出た建築。
ゼネコンの設計部でここまでやるところは他にはない。
地上31階




■日本橋三井タワー
デザイン:シーザー・ペリアンドアソシエーツ ジャパン
設計:日本設計
重要文化財の三井本館の保存再生を考えたプロジェクト。
低層階を三井本館と合わせたデザインとし、後ろに高層棟を立ち上げた、よくある手法。
上部にマンダリン・オリエンタル東京が入る。
右に見えるのが三井本館
手前は日銀本店
いかにも日本の中心にあるという感じがする。
地上39階
194.69m







■コレド日本橋(日本橋一丁目ビルディング)
デザイン:KPF(コーン・ペダーセン&フォックス アソシエイツ)
設計:日本設計
日本橋東急の跡地に建てられたビル
低層部のガラスのマリオンとゆるやかな曲面を描くアルミの水平ルーバーが印象的
地上20階
120.82m




■東京駅の隣で建築中のビル
これは200mぐらいありそうだ。

オオセグロカモメ

オオセグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長64cm
撮影 2007.1.25 東京都台東区不忍池

不忍池は、上野恩賜公園に広がる周囲1.7kmの池です。
古代の海の名残りと言われています。
一部は上野動物園の園内になっているので、タンチョウやオオワシの姿が見えます。
都会の真ん中でオオワシを見るなんて、不思議な感じがします。

ここで見られるカモメのほとんどはユリカモメですが、セグロカモメもそこそこの数が見られます。
ウミネコも少数見られますが、ここでは繁殖しているそうです。
この日はオオセグロカモメが見られました。
ウミネコもオオセグロカモメも、あまり内陸には来ません。
ただし、ここは海から5kmほどの距離なので、多くのカモメ類が見られるのは意外ではないのかも知れません。







オオセグロはセグロに比べると背の黒さが違います。
日本のカモメで一番濃いのが本種
目の周りに黒い斑点が集中しているので、目つきが怖い。




第1回冬羽
嘴はほとんど黒い。
初列風切の色が薄い。(セグロはもっと濃い)




比較のために、これがセグロカモメです。

TXつくば駅

TX(つくばエクスプレス) つくば駅

つくば⇔秋葉原を最短45分で結ぶつくばエクスプレス。
開業から1年半たちました。
この開通が与えたインパクトは思いのほか強かったようで、沿線の開発は目を見張るようです。
大規模マンションが次々と建ち、デベロッパーですら「供給過剰ではないか」と言っています。
柏の葉キャンパス駅前ではららぽーとが開店。その隣では三井不動産が最高35階建ての超高層マンションを建築中です。
天下の三菱地所がつくばに土地を購入したそうな。

つくばは日本では珍しく、鉄道に依存しない町として開発されました。
つくばセンタービルが出来たのが1983年
科学万博が開かれたのが1985年
それからほぼ20年を経過して鉄道が開通しました。
もともと鉄道のターミナルとして計画された町ではないので、駅前という雰囲気がありません。
つくば駅は地下駅なので、地上には出入り口があるだけです。




右に見えるのはもともとあったバスターミナル
交差点の4隅にガラス張りのエントランスがあります。
円筒形の建物は、エレベーターシャフト
遠くに筑波山が見えます。




バスターミナルの隣にあるつくばセンタービル
磯崎 新による、1980年代を代表する建築




駅入り口とエレベーターシャフト
DPGのガラスによる現代的なデザイン

TXの電車はとても快適です。
JRに比べると、椅子が固め。
私は好きなのですが、好みは分かれるかも。
暖房が適度なのがgood(JRは暑すぎ)
車内でインターネットが使えるので、パソコンを使う人が多いのも特徴です。

コスズガモ




コスズガモ
カモ目カモ科
体長42cm
撮影 2007.1.25 東京都台東区不忍池

今日は仕事で東京に行ったので、合間を見て不忍池に行ってきました。
1羽だけ飛来しているコスズガモで、ネット上にある写真の多くはこの個体だろうと思われます。
本来、北アメリカに生息する鳥で、日本では迷鳥です。

スズガモとの違い
■やや小さい(スズガモ45cmに対して42cm)
■後頭部が出っ張っている(スズガモは丸い)
■頭部が尖っていて、段がついているように見える
■紫色の光沢(スズガモは緑色の光沢だが、この辺は微妙)
■背の模様はスズガモよりも濃い(ように見える)
■嘴先端の黒い部分が小さい
■初列風切の白色部分が2段階になっている←これが決め手
前回載せた手賀沼のスズガモと比べてください。

不忍池ではキンクロハジロが優勢で、スズガモは見当たりませんでした。



頭の形がよくわかります。
これなら間違いなくコスズガモです。

コガモ



コガモ
カモ目カモ科
体長37.5cm
撮影 2007.1.24 茨城県土浦市

MFの小さな川。
霞ヶ浦に注ぐ川です。
ここで普通に見られるカモはコガモだけです。
すぐ近くの霞ヶ浦には数え切れないほどのマガモがいますが、ここでマガモを見たのは6年間で1回だけ。
カモの仲間は微妙に住み分けています。

1枚目 ♀
2枚目 ♂

カモメ




カモメ(第1回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長45cm
撮影 2007.1.23 茨城県土浦市霞ヶ浦

いつもややこしい記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今日はとりわけややこしい記事です。

カモメの仲間は世界で約45種、国内で見られるのはその約半数です。
ほとんど「~カモメ」という名前がついているのですが、単に「カモメ」という鳥がいます。
バードウォッチャーは「ただカモメ」と言います。
カモメを見に行く、といっても「ただカモメ」のことではありません。
この場合は総称して「カモメ」です。

カモメと言っても、2種4亜種に分けられると考えられています。
1.Larus canus canus ヨーロッパにいる「カモメ」
2.Larus canus kamtschatschecsis 日本で普通に言うところの、いわゆる「カモメ」
3.Larus canus heinei ロシアカモメ
4.Larus brachyrhynchus コカモメ(主にアメリカに生息)

このうち、4のコカモメがひとつの種、ほかの3つが同じ種の亜種という考え方が主流であると思われます。
2が普通に見られるカモメですが、3との違いはほとんどわからないとされています。
1は日本に飛来する可能性は低いと考えられていますが、4はある程度飛来している可能性があるとされています。

1をヨーロッパカモメ
2をカムチャッカカモメ、あるいはアジアカモメとでも言えばわかりやすいのに、と思います。

霞ヶ浦も内陸の土浦では、ユリカモメのほかにはセグロカモメとカモメが少数見られる程度です。
カモメの第1回冬羽は、ここでは少ないと思います。

スマートで、初列風切が長い。
第1回冬羽でも、背に灰色が混じる。
背のうろこ模様が目立つ。

スズガモ(♂)


スズガモ(♂)
カモ目カモ科
体長45cm
撮影 2007.1.20 千葉県我孫子市手賀沼

港や内湾に、大群でいることが多い鳥です。
1羽だけポツンと泳いでいた個体。
嘴先端の黒い部分が小さいし、脇の赤い羽も気になるので、コスズガモにも見えるような気がしました。
コスズガモの場合、頭の後ろの方が出っ張っていることや、背中の模様が粗いことなどが挙げられます。
初列風切の白さが2段階になっていることが決め手となりますが、これは羽を広げてくれないと無理です。
頭の格好からすると、スズガモなのでしょう。
ここではスズガモも珍しいかも知れません。

ホソミオツネントンボ


ホソミオツネントンボ
アオイトトンボ科
撮影 茨城県牛久市牛久自然観察の森

「細身越年蜻蛉」
名前の通り、成虫で越冬する珍しいトンボです。
日本のトンボの中で、成虫で越冬するのは、同じアオイトトンボ科のオツネントンボとイトトンボ科のホソミイトトンボの3種だけ。
越冬中のホソミオツネントンボは言われなければわからないほど地味な姿をしています。
これが春になると綺麗な水色に変わります。

巣箱の架け替え

今日はボランティアをしている森で巣箱の架け替えをしました。
2004年の10月に架けた17の巣箱の利用状況の調査と清掃、再度取り付けです。
去年につづき、2度目の架け替えです。



巣箱は麻縄で取り付けてあります。
この巣箱は上の縄が切れてしまい、下だけで持っていました。
上に見える釘は麻縄を引っ掛けるためのもので、木に打ち付けてあるわけではありません。




取り出した巣。
シジュウカラの巣は、コケが主体です。
獣毛や鳥の羽毛などがよく使われます。
この巣の場合、ウスタビガの繭が使われていました。
緑色に見えるのがそうです。
「シルクのベッドだね」と誰かが言いました。

結局17の巣箱のうち、13個で巣が確認されました。
7割以上が使われたことになります。
2~3割がいいところ、と言われているので、驚異的な数字です。
シジュウカラの住宅難?
それともデベロッパーが優秀なのか?

セグロカモメ(4W)


セグロカモメ(第4回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 2007.1.20 千葉県我孫子市手賀沼

体長61cmというと、昨日UPしたコサギと同じです。
ユリカモメ(40cm)と比べるとその大きさがわかります。

嘴の黒斑が残っている、典型的な第4回冬羽です。
3歳ということになります。
人間でいうとどれぐらいでしょうか。
4年目で成鳥、長生きするものは20年以上生きるようです。
3歳というと高校生ぐらいに当たるのでしょうか。
前途洋洋という顔つきです。

コサギが鳴いた




コサギ
コウノトリ目サギ科
体長61cm
撮影 2007.1.20 千葉県我孫子市手賀沼

カメラが思ったよりも早く、今日退院しました。
結局シャッターユニットの交換になりました。
ちょっと天気が悪かったのですが、帰りに手賀沼に寄ってみました。

以前の記事にも書いたのですが、コウノトリの仲間は発声器官が退化しているものが多く、鳴くことができません。
サギもコウノトリの仲間なので、あまり鳴かないのではないか、と思っていました。
アオサギはよく鳴きます。すごい声です。
ゴイサギは「クワッ」とよく鳴きます。
ダイサギもときどき鳴くようです。
コサギが鳴くのは聞いたことがなかったので、コサギは鳴かないのではないか、という趣旨でした。
今日、コサギの鳴き声を初めて聞きました。
「グエッ」という、アオサギよりもやや鋭い感じの声でした。
3枚目の写真がその瞬間です。

ユリカモメ



ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影 茨城県土浦市霞ヶ浦

今日の写真は成鳥と第1回冬羽の比較です。
カモメの仲間の、この種の識別は難しいのですが、ユリカモメに関しては簡単です。

第1回冬羽は、褐色味が強く、尾羽に黒帯がある。(カモメ類の場合、尾羽は初列風切よりも短いので見えにくい)
成鳥は褐色味がなく、尾羽は純白です。
第2回冬羽はその中間で、尾羽に黒帯は残っていないがわずかに褐色味がある。

場所によって成鳥が多かったり、第1回冬羽が多かったりするのが面白いです。
第2回冬羽の写真を撮りたいのですが、なかなかそのチャンスがありません。

カイツブリ



カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2006.12 茨城県土浦市乙戸沼

鳥インフルエンザが発生、問題になっています。
これは渡り鳥が運んだウィルスが感染したのだろうと言われていて、それはそうなのだろうと思います。
ただ、これは鳥の病気であって、人間に感染する確率は極めて少ないと思われます。
今一番懸念されているのは、鳥インフルエンザが突然変異を起こして、人間に感染する新型のインフルエンザが発生することです。
そうなった場合、それはあくまでもヒトからヒトに感染するウィルスであって、鳥インフルエンザが直接ヒトに感染するわけではありません。
マスコミの報道を見ているとそのあたりがとても不明確で、あたかも渡り鳥がヒトに感染する新型インフルエンザウィルスを撒き散らすかのような誤解を与えかねない、と懸念しています。

なぜ、こんなことを書いたかというと、
先日、NHKで鳥インフルエンザのニュースを見ていたら、
その”渡り鳥”というキャプションのバックに、オオバンとカイツブリの映像が流れていたからです。
要するにニュースの内容と”資料映像”が全く無関係で、いかにも”テキトー”に作られているのですね。
NHKのニュース映像がこんな調子では、いざ新型インフルエンザが発生した場合に、正確な情報を伝えられるのだろうか、はなはだ疑問に思います。


日本産カイツブリ5種中最小
私の地元では昔から「ムグッチョ」と呼びます。
その名のとおり、よくもぐります。

ハシビロガモ



ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 2006.12.25 茨城県土浦市乙戸沼

乙戸沼公園はちょっと変わったところです。
北側につくばの幹線道路である学園東大通り、西側には卸売り市場を挟んで、常磐自動車道が通ります。
公園の中心は、周囲1.8キロの南北に細長い沼。
特に自然度が高いというわけではない場所です。
およそ野鳥の楽園というには程遠そうな場所ですが、意外に鳥相は豊かです。

多くのカモ類が見られますが、マガモはほとんど見られません。
カルガモが少々、コガモは更に少く、オナガガモとヒドリガモはかなり多く見られます。
ハシビロガモ、ヨシガモ、オカヨシガモが多いのが、ここの特徴です。
毎年ミコアイサが飛来するのも嬉しい。
ハクチョウもこの周辺ではここ以外に飛来するところがありません。
オオハクチョウ、コハクチョウが両方見られます。
ただ、今年は数えるほどしかいないのが寂しいですね。

カワセミが見られる確率がとても高いのも特筆すべきでしょうか。
ここではカワセミを見ないことの方が珍しいです。

乙戸沼を代表する鳥、ハシビロガモ
上が♂
下が♀

コゲラ



コゲラ
キツツキ目キツツキ科
体長15cm
撮影 茨城県土浦市

カメラ修理の見積もりが来ました。
約23000円です。
予想よりもちょっと高いですが「じゃあ、いいです」というわけにはいきませんから、それでお願いしました。

カメラがないわけではありません。
先日、およそ2年ぶりにフィルムカメラを持ち出しました。
レンズが共用できるのは一眼レフのいいところではあります。
昨日撮った写真の現像が上がってきたらスキャナで取り込んで、いいのがあったらUPします。

今日は天気もよし。
双眼鏡だけ首から下げてバードウォッチングに出かけました。
もともとはこういうスタイルでした。
言わば原点に帰った感じです。

最近、バードウォッチャーは増えているのか、ということをときどき考えます。
鳥を見る人は確実に増えました。
ネット上では、野鳥の写真は豊富です。
オオマシコ、アカウソ、ミヤマホオジロなど、ありふれているとは言えない鳥達の写真が当たり前のように掲載されています。
鳥を撮る人、つまり野鳥カメラマンは増えたけれど、鳥を見る人、狭い意味でのバードウォッチャーはむしろ減っているのではないかと感じることが多くなっています。

昔はバードウォッチャーと野鳥カメラマンとは確実に一線を画していました。
今でもないわけではありません。
私の会はバードウォッチャーの集まりですが、カメラマン達とはあまり交流がありません。
もちろん、野鳥カメラマンに敵意を持っているわけではないのです。
野鳥に対する考え方、接し方が微妙に違うんですね。

従来からの野鳥カメラマンのスタイルは、しっかりした三脚に大砲レンズ、同じ場所で長時間粘るというものです。
バードウォッチャーは基本的に歩き回るスタイルで、こちらの武器は双眼鏡とプロミナーです。
プロミナーは当然三脚付きなので、それと別に大砲レンズを持ち歩くわけにはいきません。
私の会でもカメラを持ち歩くバードウォッチャーは、10人のうち2人ぐらいだったでしょうか。

ところが、ここ数年状況が変わりました。
理由は言うまでもなく、デジタルカメラの急速な普及です。
私はデジタル一眼レフで200mm~300mm程度の手持ちというスタイルを見出しましたが、多くのバードウォッチャーはデジスコという強力な武器を手に入れました。
プロミナーにコンデジを取り付ければ手軽に超望遠撮影ができる、ということを発見したのは天文関係の人だったと思います。
今では私の会でも10人中5人ぐらいが、見ることと撮影を兼ねているようです。

デジスコの登場は、大砲レンズ専門だった野鳥カメラマンにも武器を与えました。
プロミナーを超望遠レンズの代わりに使うというアイデアです。

バードウォッチャーと野鳥カメラマンのデジスコ観は全く違います。
前者にとっては、見たものがそのまま記録できるという便利さ(観察が主)
後者にとっては、プロミナーはレンズの代わり(写真が主)
どちらがいいとか悪いとかという話ではありませんが、棲み分けていた両者が同じフィールドで会いまみえることで微妙な衝突が生まれています。

最近、私のフィールドでもこんなことがありました。
カメラマンたちが、「最近、ここではカワセミが少なくなった」と言うのです。
仲間のひとりが「それはカワセミが少なくなったのではなく、いい写真が撮れる場面が少なくなったというだけではないか」と言い、私も「自分の印象ではカワセミが減っているという事実はない。むしろカワセミは増えている」と主張しました。
カワセミを見たいのではない、絵になるカワセミの写真が撮りたいだけなのではないか。
カワセミが来る池には、さあ、止まってください。とばかりに止まり木が林立していました。
私達はそれは不自然であると考え、1箇所のみを残して、わざとらしい止まり木は全て撤去しました。
その直後、「風彩」さんのブログにその写真が掲載されました。
その、とても自然な感じに、わが意を得たりと思ったのでした。

珍鳥が現れると、カメラマンたちが餌付けをする傾向が強まっています。
確かに珍鳥は撮影したいし、私達もそのような餌付け行為の恩恵を受けていないわけではありません。
ただ、どこか抵抗を覚えるのですね。
筑波山にオオマシコが入っているという話がずっとありますが、仲間の話では完全に餌付けされているとのこと。
そういう話を聞くと行きたい気持ちが失せてしまいます。
オオマシコは初めてではないし。
何か、白けてしまうのですね。
ある公園では、カメラマン達が、餌付けをした野鳥を我が物と勘違いして、部外者に撮影させないという極端な行為に及んでいるという話さえあります。

「鴎舞時」というブログに同様の記事があったので、自戒を込めて書いてみました。
鴎舞時
野鳥カメラマンに敵意を持っているわけではありません。
ほとんどのカメラマンは、野鳥たちに愛情を持って接していることは、ブログを通じてよく知っています。

久しぶりにカメラなしの探鳥をすることで、野鳥と人間の自然な付き合い方とは何かということを考える機会ができたように思います。


写真は本文とは関係がありません。
去年撮影したコゲラです。
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