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ハヤブサ




ハヤブサ
タカ目ハヤブサ科
体長 ♂42cm ♀49cm
撮影 2006.12.30 千葉県銚子市

例によって、カモメ観察に銚子漁港を訪れました。
ところがいつもの場所にカモメがほとんどいません。
年末なので休み?
漁が休みのときは少ないのはわかるのですが、それにしても少なすぎ。
こんな日もあるかと、いつもより範囲を広げて見てまわりましたが、成果はイマイチでした。

代わりにハヤブサです。
私の経験からいうと、この鳥は鉄塔の上にいることが多く、突発的に現れるので車中から見つけることが多い。
繁殖期にはこういう鉄塔やビルの外壁などに営巣することがあります。

ハヤブサひげと呼ばれる黒い模様が特徴です。これは下から見てもよく目立ちます。
腹に横斑、胸に縦斑があるので♀成鳥です。
♂成鳥には胸の縦斑がありません。
幼鳥には横斑がなく、全体に荒い縦斑があります。

黒富士


茨城県取手市(旧藤代町)小貝川堤防

今日は終日、強風が吹き荒れました。
こういう日は富士山がくっきりと姿を現します。
俗に「黒富士」といいます。
まるで火山の噴火みたいです。
富士山頂は想像を絶する厳しい気候なのでしょうね。

ジョウビタキ(♀)



ジョウビタキ
スズメ目ツグミ科
体長14cm
撮影 2006.12.25 茨城県土浦市乙戸沼

ちょっとカモメが続いたので、今日はジョウビタキ。
♂に比べると若干地味な♀ですが、この可愛らしさは格別のものです。

ワシカモメ

ワシカモメ Glaucous-winged Gull
チドリ目カモメ科
体長65cm
撮影 2006.12.24 千葉県銚子市銚子漁港

鷲のように、嘴が太いのが特徴の大型カモメです。
反対に、顔つきがとても優しげです。
識別のポイントは、初列風切の色が薄いこと。
英名にある”Glaucous”というのは、淡い青緑色のことのようです。そんな色に見えないこともないですね。



両脇がウミウ、飛んでいるのはオオセグロカモメ




2羽並んでいるのは第1回冬羽と思われる。
隣はユリカモメ、左端はウミネコ

セグロカモメ




セグロカモメ Herring Gull
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 2006.12.24 千葉県銚子市銚子漁港

カモメは便宜的に大型、中型、小型に分けられます。

小型の代表はユリカモメで、日本で見られるのはほとんどがこれ。
他にはズグロカモメとミツユビカモメを覚えておけば大体間に合います。

中型の代表ウミネコは特徴がはっきりしているし、他はカモメ(ただカモメ)ぐらい。

やっぱり難しいのは大型カモメです。
大型カモメも、銚子で見られるのはほとんどがセグロカモメです。
背が黒くないのに「セグロ」と名づけられたのはなぜなのでしょうか。いつも疑問に思います。
少しだけ大きいオオセグロカモメは確かに黒いのですが。

大型カモメの仲間には、シロカモメ、ワシカモメ、カナダカモメ、ホイグリンカモメなど、似た種類がたくさんありますが、セグロに比べるとわずかです。
そういうのを探すのが銚子でのカモメウォッチングの楽しみなのですが、これが一筋縄ではいかないのです。

2枚目は第1回冬羽。
この仲間の場合、内側の初列風切が淡いのが特徴。

ウミネコ



ウミネコ Black-tailed Gull
チドリ目カモメ科
体長46cm
撮影 2006.12.24 千葉県銚子市銚子漁港

日本で見られる中型のカモメは、ほとんどがウミネコです。
一般の方が「カモメ」と呼んでいるのはウミネコである場合が多いですね。
ウミネコは「カモメ」を名乗っていない唯一のカモメ。
代わりにカモメ科でないのに「カモメ」を名乗っているのがフルマカモメですが、これは余談。

ウミネコはほぼ日本周辺でのみ見られるカモメで、嘴先端の模様と尾羽の黒い帯が特徴です。
カモメ類は一般的に若いときには尾羽に黒帯が見られますが、成長になると純白になります。
成鳥でも黒帯が見られるのは本種のみ。
英名もそこに注目しています。
欧米のバードウォッチャーにとってはとても珍しい種類なのだろうと思います。

この日確認できたカモメ
ユリカモメ
ウミネコ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
カモメ
シロカモメ
ワシカモメ
カナダカモメ
ホイグリン(系)カモメ
以上9種類

この日はワイバード主催のツアーがあったようで、大勢の人で賑わいました。
サンタクロースのような格好をした若い人がいたのでよく見たら「鳥くん」(永井真人)でした。

アメリカコハクチョウ


アメリカコハクチョウ
カモ目カモ科
体長120cm+
撮影 2006.12.23 群馬県邑楽町多々良沼

冬鳥として各地に飛来するコハクチョウの亜種。
嘴の黄色い部分が、コハクチョウに比べて小さいのが特徴。
この黄色い部分の大きさは個体差があります。
この個体は黄色い部分がかなり大きい方です。
なお、アメリカコハクチョウはコハクチョウに比べて少し大きいらしいですが、詳細はよくわかりません。
コハクチョウが多く飛来する場所では、稀に見られる可能性があります。

今日見られた鳥
カイツブリ
ハジロカイツブリ
カワウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
コブハクチョウ
オオハクチョウ
コハクチョウ
アメリカコハクチョウ
マガモ
カルガモ
コガモ
ヒドリガモ
オナガガモ
ミコアイサ
オオタカ
(タカSP)
オオバン
セグロカモメ
キジバト
カワセミ
コゲラ
ヒバリ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
ヒヨドリ
モズ
ツグミ
ヤマガラ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
アオジ
カワラヒワ
シメ
スズメ
ムクドリ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
(ドバト)
以上42+1種

帰りに渡良瀬遊水地で
ミサゴ
ノスリ
チュウヒ
チョウゲンボウ
ベニマシコ

ユリカモメ




ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影 茨城県土浦市霞ヶ浦

当ブログで一番紹介することが多いユリカモメです。
今年9記事目になります。
何度撮っても飽きない被写体です。

バン



バン
ツル目クイナ科
体長32cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

額板というのは、この仲間に特有のものです。
オオバンは額板が白いのですが、バンは赤いのが特徴です。
黄色いのは幼鳥。

ハシビロガモ



ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

スコップのいようなユニークな嘴ばかりに目が行き勝ちですが、オス夏羽の色彩は見事としか言いようがありません。
メスの白い羽縁が目立つ羽衣もハッとするほど美しい。

オカヨシガモ



オカヨシガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

カモの仲間は大抵、オスが派手でメスは地味ですが、本種はオスも地味です。
よく見るととてもシックな色合いで、割と人気があるカモです。
通好みのカモと言えるでしょうか。
オス、メスとも白い翼鏡が目立つのは本種のみ。
メスの識別には役に立ちます。

嘴がオレンジ色でマガモに似ている方がメス。

メジロ


メジロ
スズメ目メジロ科
体長11・5cm
撮影 茨城県土浦市

WTCの崩壊を全世界が目撃した9.11。
私の人生でも最もショッキングな出来事でした。
その4日後に届いたパソコンでした。
9.11の記憶はまだ生々しく残っていますが、パソコンはほとんど骨董品になっていました。
昨日、ようやく買い替えることになりました。

車のタイヤを買いに行ったのです。
交換を待っている間、近くの電器店で買ってしまいました。
今度のはノート型です。
キーボードがまだ慣れないのでタイプミスが多いです。

散歩の途中に撮ったメジロ。
今頃はメジロもえさ探しに夢中で、撮影しやすい時期です。

今年の在庫から-室生寺

室生寺
奈良県宇陀市
2006.4.9

奈良の桜撮影の途中で立ち寄った室生寺。
真言宗室生寺派大本山の寺院です。
女性の入山が許されたことから「女人高野」と呼ばれ、これは室生寺の代名詞にもなっています。



日本で一番小さな五重塔です。
高さはわずか16.1m。一番高い京都の東寺(教王護国寺)の五重塔が54.8mですからその1/3以下の高さしかありません。
1998年9月22日、台風で倒れた高さ50mの杉が屋根を直撃、各重の屋根が大被害を受けたのはショッキングな出来事でしたが、それでも倒壊に至らなかったことに驚嘆しました。
翌1999年から2000年にかけて復旧工事が実施され、元の姿を取り戻しました。
小さいながら、これは日本で最も美しい五重塔だと思います。

五重塔としては法隆寺に次いで古い塔です。
特徴として、一重から五重に至る屋根の逓減率が小さく、屋根の大きさがあまり変わらないことです。
法隆寺の五重塔は一重目が大きくどっしりした印象ですが、室生寺のそれは軽快な印象があります。
石段の下から見上げるとき、この塔の美しさが最も際立ちます。
土門拳の、雪を被った室生寺の五重塔の写真は有名です。




室生寺を過ぎてしばらく上がると、春爛漫の室生の里を見下せる場所があります。


ところで
五重塔が地震で倒れたという話は聞きません。
逆に言うと、五重塔を倒すほどの地震は存在しないと言ってもいいようです。
五重塔はなぜ倒れないのでしょうか。

五重塔は箱を5層、一番上に大屋根を1層積み重ねた構造です。
有名な宮大工の西岡常一氏によると、五重塔の屋根を手でゆっくり押すとゆらりゆらりと揺れるらしい。
今で言う、柔構造で作られています。
五重塔の中心には、心柱と呼ばれる通し柱が上下に貫いています。
「地震荷重は心柱に集中し、最終的に地盤に伝わる」かと思うとそうではない。

法隆寺などの五重塔では、心柱は礎石の上に載っています。
この構造だと長い間に塔全体が収縮によって下がり、心柱と屋根の間にすき間ができて雨仕舞がよくないので、適宜心柱の下部を切り取って対処しています。
年代が下がり、日光東照宮の五重塔になると、心柱は1層の途中で切られ、鎖で宙吊りになっています。
つまり、心柱の荷重は直接地盤に伝わっていないことになります。

心柱が各層を貫く部分は非常にルーズに出来ています。
大きな地震があると各層が左右に揺れて心柱にガタガタ当たります。
ここがルーズでないと、各層が一緒の動きをして、全体が倒れてしまう恐れがありますが、ルーズであるために各層がばらばらに動いて、全体として安定する効果があります。
要するに五重塔というのは、各層をルーズに重ね、真ん中に心柱を突き刺したというモデルを考えるとわかりやすい。
つまり、心柱は制震ダンパーであるということが言えます。
誰が考えたのか、非常に巧みな構造であるということを感じます。

ヒドリガモ




ヒドリガモ Eurasian Wigeon
カモ目カモ科
体長48.5cm
撮影 2006.12.16 茨城県土浦市乙戸沼

カモの仲間は冬の間にペアを作り、北に渡ってから繁殖します。
ですから冬に夏羽になるわけです。
♂、婚姻色が出た♂、♀


今日はトモエガモ1羽が見られました。
ここでは初めての観察です。
関東では散発的に見られます。
残念ながら、遠すぎて撮影はできませんでした。


今日見られた鳥
カワウ
ダイサギ
アオサギ
オオハクチョウ
コハクチョウ
カルガモ
コガモ
トモエガモ(♂1)
ヨシガモ
オカヨシガモ
ヒドリガモ
アメリカヒドリ
オナガガモ
ハシビロガモ
バン
オオバン
イカルチドリ
タシギ
キジバト
コゲラ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
ジョウビタキ(♀)
ツグミ
エナガ
シジュウカラ
ホオジロ
アオジ
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
(ドバト)
以上34+1種

今年の在庫から-東大寺

東大寺
奈良県奈良市
2006.4.8

今年も残り少なくなりました。
書き損ねた記事をいくつかUPしたいと思います。
今回は4月の桜撮影行のときの東大寺です。

東大寺には国宝の建築物だけで8棟あります。
開山堂、金堂(大仏殿)、法華堂、二月堂、鐘楼、本坊経庫、転害門、南大門。
資料によっては、二月堂が入っていないかも知れません。
二月堂の国宝指定は去年の12月だからです。
なお、正倉院正倉は宮内庁の管理なのでここには入っていません。







参道を歩くと正面に現れる南大門。
「大仏様」と言われる様式の最高傑作で、現在の門は1203年に完成したものです。
下層に天井がなく、吹抜けになっているのが特徴で、日本建築でこれほど力強い表現のものは見当りません。




「木造金剛力士立像」これも国宝。
これは向かって右にある、吽形の那羅延金剛(ならえんこんごう)で運慶の作。
左が阿形の密迹金剛(みっしゃこんごう)で快慶の作。
普通とは左右が反対なのだそうです。








世界最大の木造建築である大仏殿。
創建当時はもっと大きかったようです。
鴟尾(しび)の高さだけで3.33mあります。
鴟尾とは、瓦屋根の両端に付けられるもので、一般の民家でいう鬼瓦のようなもの。
機能的には棟瓦の端部を処理するものですが、これが鴟尾と呼ばれる理由はよくわからないようです。

「鴟」とはあまり見慣れない文字ですね。
IMEパッドでは、「トビ」と読ませていますが、詳細は不明。
あまり知られていないのですが、「怪鴟」と書いて「ヨタカ」と読みます。
ヨタカはヨタカ目という独立した分類になっていますが、これをフクロウ目に入れる学者もいます。
ヨタカを称して「怪しいフクロウ」とは、なかなかいい見立てではないでしょうか。
ちなみにこれ1文字で「フクロウ」と読ませる宿が北海道に存在します。

「鴟梟」と書いて「シキョウ」
吉田松陰の言葉で、「度々罪を得て一般の人からは凶悪な奸雄のように見られていること」とされている文献がありました。
確かに「梟雄」という言葉が文学にはよく出てきます。
三国志にも「劉備は梟雄である」などという台詞があり、勇猛な武将を指すとされています。
フクロウ類は猛禽なので、勇猛な武将にたとえられたのでしょうか。

鴟尾とは、本来フクロウの尾を模したものであって、火除けの意味で、水に縁のあるものに変化して行ったものと私は考えています。

公園のカエデ






今年は遅い紅葉でしたが、カエデの綺麗な紅葉が目立ちました。
普通の公園で

マヒワ




マヒワ Eurasian Siskin
スズメ目アトリ科
体長13cm
撮影 2006.12.10 茨城県土浦市霞ヶ浦

マヒワの群れは、冬の楽しみのひとつ。
集団で木の実をついばむことが多く、30~50羽程度の群れになることがあります。
ただしこの鳥は年によって飛来数が大きく異なり、全く見られない年もあります。
去年は全く見られませんでした。

♂は黄色味が強く、♀はやや地味。
ちょっと見たところ、カワラヒワに似ています。

ユリカモメ

ユリカモメ Black-headed Gull
チドリ目カモメ科
体長
撮影 2006.12.10 茨城県土浦市霞ヶ浦 地図

霞ヶ浦には、毎年多くのカモ類が飛来しますが、あまりに広いのでポイントは限られています。
なかでも霞ヶ浦総合公園周辺は、特にいいポイントになっています。
土浦駅から約2kmほどのところにあり、ゆっくり歩いても30分ぐらいです。
この日の探鳥会は午後から忘年会を兼ねているので、電車で行ける場所という理由で選ばれているわけです。
特急が停まる駅からほど近いところにこういう場所があるというのは、恵まれた環境だと思います。



相変わらずユリカモメが多いです。
ここで見られるのはほとんど成鳥で、若い個体は少ない。
この個体は尾羽に黒帯がある第1回冬羽。
ユリカモメの場合は、第2回冬羽では黒帯は消えますが、体の褐色味は残ります。







ここでは餌付けが行われています。
食パンをくわえた成鳥。


この日見られた鳥(10:00~13:00 参加者10人)
カイツブリ
カンムリカイツブリ(沖合いで遠い)
カワウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
コブハクチョウ
マガモ(非常に多い)
カルガモ
コガモ(やや少ない)
ヨシガモ(♂1)
オカヨシガモ(今年は比較的多い)
ヒドリガモ(非常に多い)
オナガガモ
ハシビロガモ(♀1)
トビ(上空1羽通過)
オオバン
ユリカモメ
セグロカモメ
カモメ
キジバト
カワセミ(C)
コゲラ
ヒバリ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
モズ
アカハラ
シロハラ
ツグミ
ウグイス(C)
ヤマガラ
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ
アオジ
カワラヒワ
マヒワ(久しぶりに大きな群れ)
スズメ
ムクドリ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
(ドバト)
以上44+1種

タヒバリ


タヒバリ
スズメ目セキレイ科
体長16cm
撮影 茨城県旧藤代町

田んぼでよく見られるヒバリのような鳥という命名ですが、ヒバリではなくセキレイの仲間です。
ビンズイとよく似ています。
ビンズイより開けたところを好み、同じ環境で見られることは少ないようです。

ビンズイをTBしておきます。
識別ポイントがわかりますでしょうか。

オオタカ



オオタカ
タカ目タカ科
体長 ♂50cm ♀58cm
撮影 茨城県土浦市

キジバトが物凄い勢いで飛んできて、慌ててヤブの中に逃げ込みました。
何があったのかと見ると、原因はこれでした。
いつも上空をソアリングしているオオタカですが、今日はかなり近くで見ることができました。

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