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信州秋紀行(8)


2006.10.21
長野県松本市(旧安曇村)安房峠 地図

安房峠は、上高地の玄関口、釜トンと平湯温泉を結ぶ難所中の難所だった。
急坂に加え、ヘアピンカーブの連続ですれ違いもままならず、観光シーズンには通過に7時間かかったなどという話はざらにある。
1997年に安房トンネルが開通し、松本―高山間の交通事情は一変した。
今は静かな安房峠である。

峠の手前、穂高が見える絶景のポイントがある。
前衛の山の向こう側が上高地。
この日、奥穂あたりにしつこくまとわりついていた雲がようやく消えた。
結局、この景色を1時間ほど眺めていた。

次回は平湯大滝

モモイロペリカン




モモイロペリカン
ペリカン目ペリカン科
体長140~175cm
撮影 2006.10.28 千葉県印旛村 北印旛沼吉高排水機場

主にヨーロッパや北アフリカに分布する鳥で、しばしば数万羽の大群になります。
日本では迷鳥として記録がありますが、公園などから逃げてきた個体が各地で観察されているようです。
以前、山口県宇部市で、幼稚園に通ってくる「カッタ君」というモモイロペリカンが話題になったことがあります。

12年ほど前からここに住み着いているモモイロペリカン。
どこかの公園か動物園あたりから逃げてきたものと言われていますが、詳細は不明です。
こういうのも「かご抜け」というのでしょうか。

真木広造氏の「日本の野鳥590」(平凡社刊)に載っている写真もこの個体です。
ちなみにこの本では「茨城県北印旛沼」と書いてありますが、もちろん千葉県の間違いです。
その記述が尾を引いて、ネット上でも茨城県と書いてあるページが数多くあるのが面白いです。

翼開長270cmに及ぶ巨大な鳥。
重そうですが飛ぶのは苦手ではなく、ときに迫力ある飛行を見せます。

信州秋紀行(7)

2006.10.21



六百山(2450m)
上高地に来た人は誰でも目にする山。
上高地に一番近い山ともいえる。
ほとんど注目されることはないが、なかなか立派な山容である。
一般的な登山道はないが、それでも登る人はいるらしく、五千尺ホテルの裏あたりから登れるらしい。




帰りのバスの中から大正池と穂高連峰。
雲がなく、池が鏡であったなら、「降ろしてくれ~」といいたいところ。
午後にはクリアに晴れたようだ。




沢渡の駐車場に戻り、安房峠に向かう。
行きのタクシーで、安房峠の紅葉が素晴らしいと聞いたから。
沢渡から釜の入り口まで、梓川沿いの紅葉が見ごろになっていた。

次回は安房峠

信州秋紀行(6)

2006.10.21
長野県上高地

河童橋の歴史はそれほど古いものではなく、明治時代も後期に架けられたものらしい。
現在の橋は5代目で、1997年に架け替えられた。
河童橋の由来は定かではないが、芥川龍之介の小説「河童」がもとになっているという説が有力。
「河童」は1927年(昭和2年)に書かれている。
この小説は、主人公が上高地から穂高岳(文中では穂高山と書かれている)に登山に行く途中、河童に出会う話。
小説が有名になり、橋にその名前をつけたものか。







河童橋と、対岸にあるケショウヤナギの大木、穂高連峰の眺めが絶景。







河童橋の先で、梓川の河原から


次回は上高地の残り

ハシビロガモ



ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長50cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

スコップのような嘴がユニークなカモです。
乙戸沼はこの鳥が多いことで知られています。

上はオス(換羽中、しばらくするともっと鮮やかになります)
下はメス

信州秋紀行(5)

2006.10.21
長野県上高地

梓川左岸を歩いて行くと、終始左手に穂高連峰が見える。
この日は雲がかかったり、主だったピークが一瞬姿を現したり、というわけでなかなか先に進まない。
このあたりで10時近く。
大正池からすでに5時間を費やした。



穂高の吊り尾根の曲線はことのほか美しい。
上高地アルペンホテルの赤い屋根がいい点景になる。




岳沢の草紅葉はとても印象的。
去年から今年にかけての豪雪で、岳沢ヒュッテは崩壊してしまった。
双眼鏡で見ると基礎だけが残っていた。




正面に五千尺ホテルと河童橋が見えてきた。


次回は河童橋

オナガガモ





オナガガモ
カモ目カモ科
体長 ♂75cn ♀53cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

10月も後半になると、カモ類が多くなってきます。
ここはオナガガモの他、ヒドリガモ、ハシビロガモが多い場所ですが、ヨシガモやミコアイサでも知られています。

1枚目 ♂
2枚目 夏羽に換羽中の♂
3、4枚目 ♀

信州秋紀行(4)


2006.10.21
長野県上高地、中ノ瀬園地  地図はこちら

大正池を後に、梓川を遡ると田代橋に至る。
ここで橋を渡ると、右岸道に出る。
有名なウェストンレリーフは右岸道沿いにある。

左岸道を行くと間もなく右に直角に折れ、その先で左に直角に曲がる。
その附近から穂高連峰を眺めると、日本とは思えないような風景が広がっている。
スケール感は違うが、ヨセミテを思わせるような光景である。

ヨセミテに行ったとき、「アメリカの上高地」だと思った。
ヨセミテ・クリークという小さな川に木の吊り橋がかかっていて、河童橋の雰囲気によく似ていたから。
ヨセミテの最高峰「ハーフドーム」は比高1700mほどなのだが、上高地(標高1500m)と奥穂高岳(3190m)の比高は約1700mでほぼ同じである。
ヨセミテはその昔氷河が削った地形だが、上高地のこの伸びやかな平坦地はどうやって出来たのだろうか。


次回は梓川左岸を河童橋まで

マガモ(♂エクリプス)


マガモ(♂エクリプス)
カモ目カモ科
体長59cm
撮影 2006.10.21 長野県上高地大正池

カモ類は夏羽で冬を過ごします。(えっ?)
夏ごろ冬羽に換わり(えっ??)
秋に夏羽に換わります(えっ???)

夏羽=繁殖羽
冬羽=非繁殖羽
と言い換えるとわかりやすくなります。

カモ類は繁殖羽で冬を過ごします。
夏ごろ(繁殖が終わると)非繁殖羽に換わり、
秋に繁殖羽に換わります。
冬の間に求愛行動をして、カップルを作り、初夏に繁殖します。

夏羽から換羽した地味な羽衣がエクリプス。
メスによく似ていますがオスです。
嘴に黒い部分がないことと、黒い過眼線が目立つのがポイントです。

信州秋紀行(3)

2006.10.21
長野県上高地



焼岳はアルプスで唯一、噴煙を上げている山である。

ちなみにアルプスにある活火山は、焼岳、弥陀ヶ原(立山)、乗鞍岳、アカンダナ山の4つ。
アカンダナ山は安房峠の北側にある山。

この中で若干危険度が大きいのは焼岳のみである。

......

山の配置というのはつくづく、よく出来ていると思う。
たとえば
尾瀬に燧ケ岳と至仏山がなかったら尾瀬の魅力は半減だろう。
上高地の主役はもちろん穂高だが、太刀持ちのように控える焼岳の存在感は際立っている。

焼岳によって作られた大正池は、焼岳から流れ出る大量の土砂によって年々埋められている。



これは河童橋の下から見た焼岳


次回は中の瀬園地

オシドリ



オシドリ(♀)
カモ目カモ科
体長45cm
撮影 2006.10.21 長野県上高地大正池

国内で繁殖する数少ないカモの仲間。
オスは極めて特徴的な色彩で有名ですが、メスはこんな感じ。
注意しなければならないのは、この時期のオスはエクリプスと言って、メスと同じような地味な姿になっています。
くちばしが赤いのがオス。
この個体、ちょっと赤みがあるのが気になりますが、これはメスで間違いないでしょう。
オスも撮りたかったんですが、この日は見つかりませんでした。

上高地は特にバードウォッチングの名所というわけではありませんが、鳥と人間の距離が近いのが魅力。
ここでは、鳥たちも全く人を恐れません。
どこでもこうだったら鳥見は楽しいでしょう。いや、意外と張り合いがないかも?

信州秋紀行(2)






2006.10.21
長野県上高地 梓川左岸(大正池の北端) 地図

大正池からは、よく整備された木道上を歩く。
梓川の左岸、広々とした砂利の上は、焼岳と倒木を撮れる格好の撮影スポットである。
雲が出て、寸光が紅葉を照らし出す。

7:40ごろの風景

次回は梓川コースから見る焼岳

信州秋紀行(1) 大正池

2006.10.21(土)
長野県上高地

紅葉最盛期の上高地。
前夜のうち、沢渡の市営第2駐車場(昔の村営第2)に入る。
駐車している車はまばら。
混雑を予想していただけに、拍子抜けだった。

すいているのは歓迎だが、なかなかタクシーが来ない。
4:15ごろ最初のタクシーが来た。
上高地のタクシーは、今年から定額制になっている。
大正池まで3100円、ターミナルまで3900円。一人ではつらい。
いい按配に2人連れの車が来たので、相乗りを頼む。
結果、大正池まで1300円。助かった。

4:30ごろ、沢渡を出た。
釜トンネル(通称「釜トン」、もっと略すと「釜」)のゲートは5時に開く。
尾瀬の津奈木のゲートは5時ちょうどにならないと開かないが、ここのゲートは5分ぐらいは融通が利く。
4:55、ゲートが開き、5:05ごろ大正池に着いた。

空には満天の星。
穂高連峰と焼岳の稜線がくっきりと見える。
ここで繁殖するマガモが「グワァ、グワグワグワ」と鳴く。

5:30ごろから朝霧が出始める。
ここではお約束の風景だが、この時期としては冷え込みが弱い。
朝日が昇ると霧が消え、山が顔を見せ、クリアな空気に包まれる...はずなのだが、やや雲が出て空気にクリアさが欠ける。




5:41




6:04
右から明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳



6:35




6:58
刻一刻と変わる風景
西穂高岳が姿を見せる




7:20
焼岳
夏のような雲である。

ここで2時間半を費やし、河童橋方面に向かう。
次回は大正池から梓川左岸

土浦全国花火競技大会(6)

スターマインの残りです。



拡大して見ました。
息を呑むほど美しい模様が現れました。




天空雑技団(山梨 マルゴー)








色とりどりの花火ですが、実は単色の花火もハッとするほどの美しさがあります。




Endless Heart(神奈川 ファイアート神奈川)




Japan Blue(茨城 山崎煙火製造所)―優勝




ベルサイユのバラ(群馬 菊屋小幡煙火店)―1等(4位にあたる)


今年の土浦の花火、いかがでしたでしょうか。
今年のスターマインは、とてもレベルが高くて、どれが優勝するか全くわかりませんでした。
写真の方は、露出オーバーが怖いあまり、アンダーの写真が多すぎました。
来年はもう少しレベルアップしたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。

土浦全国花火競技大会(5)







スターマイン
いわゆる速射連発の花火で、各花火大会での呼び物になる。
土浦では、このスターマインのレベルの高さが売り物のひとつ。
物量作戦を防止する目的で、350発までに制限されている。

今日は前半に出た作品。

土浦全国花火競技大会(4)

創造花火部門

普通の花火ではない、新しい表現を競う部門。
形物と呼ばれる、何か具体的な形を表すものが主流になっている。
北日本さんはこの分野での第一人者。
どんな形でも出せるのではないかと思わせる。
ここ数年は、秋田の北日本さんと長野の篠原さんの独壇場。



甲虫王者ムシキング(秋田 大曲花火化学工業)




ヒヨコの可愛いあんよ(秋田 北日本花火興業)―優勝




孔雀(長野 信州煙火工業)


土浦の花火大会について、少し苦言を。

ひとつ
野村花火工業、山崎煙火工業所、森煙火工場という、地元茨城の業者がちょっと強すぎませんか。
私は茨城の人間だし、上記の3業者が日本でもトップレベルにあることは周知の事実。
ただ、今年実際見た感じから、採点がどうなっているのかな、と率直に思うところもあったので。

ふたつ
今回の入賞者は全て後半に集中しています。
後半に有力業者を集めていることはわかりますが、実際、前半も優れた作品があるのに、採点上不利になっているのではないかということです。
どんな競技でも後半が有利、ということはありますが、ちょっと偏りすぎでは?

みっつ
創造花火部門は土浦の特徴でもあります。
ここで入賞した作品が来年以降、全国の花火大会で使われます。
過去、幾多の傑作が土浦から出ました。
しかし最近は、単純な形物が多すぎます。
話題性に頼るのではなく、普遍的な作品が欲しいし、そういうものを選んでほしいと思います。

よっつ
最近のスターマインはほぼ全て音楽付きになっています。
私はスターマインに音楽は無用であるし、無意味であるとさえ思っています。
大曲では以前から音楽つきが主流でしたが、土浦では最近まで音楽付きはありませんでした。
スターマインのレベルの高さで知られる土浦では、ぜひ音楽付き禁止にしてほしいと思っています。

土浦全国花火競技大会(3)

土浦全国花火競技大会は、3つの部門があります。
今日はそのうちの10号玉の部

直径1尺(約30cm)
割り物の真髄、1発に賭ける花火師の技を見る。
今は盆を含めて5重に見える四重芯が多くなった。
今年はちょっと形が崩れたものが多くて、やや残念だったような気がする。
もちろん、写真はタイミング(と、腕)の問題があるので、なかなか伝えきれない。
優勝の野村さんの作品は、やはり野村さんらしい色と形で見事だった。
でも、去年の方が明らかに優れていた。



昇り曲導付ヤシ入分砲小割二段咲き(新潟 片貝煙火工業)




昇小花付三重芯変化菊(宮城 佐藤煙火)




昇り曲導付四重芯変化菊(愛知 加藤煙火)




昇り曲導付四重芯変化菊(山梨 齊木煙火本店)




昇り曲導付四重芯変化菊(茨城 野村花火工業)―優勝




昇り曲付姫菊(長野 小口煙火)




昇り曲導付三重芯変化菊(秋田 北日本花火興業)




昇り曲付四重芯銀点滅(茨城 山崎煙火工業所)―準優勝


■追加
優勝した野村さんの、去年の作品(優勝)です。
[http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620/12449748.html?p=1&pm=l]

土浦全国花火競技大会(2)


写真整理中ですがとりあえず1枚。
スターマインから。
秋田の和火屋さんの作品だと思います。

土浦全国花火競技大会(1)

2006.10.14

大雨の影響で1週間延期になった、土浦全国花火競技大会。
会場のコンディション、天気、風向き等、ほぼベストのコンディションでした。
延期の影響でしょうか、例年より少ない人出だったように感じました。

桟敷裏の一般席は、12時開放が決まりです。
いつも12時を合図に一杯になってしまうので、今年は11時ごろ行ってみました。
開始まで7時間待ちです。




11:30ごろの様子。
土手の下の、ロープが張られた範囲が一般席。
年々狭くなる感じ。
その代わり、土手上が半分ぐらい開放されるようになっている。
写真を撮る人は土手上の方が好都合。

12時を合図になだれ込む。
結局、さしたる苦労もなく場所取りは完了した。
結果論だが、14時過ぎでもまわりには空きがあった。
でも、来年は通用しないと思う。

開始まで6時間
家族が合流する予定の16:00までは一人で過ごす。
時間をつなぐのは本とCDとビール
iPodなどというしゃれたものを持っていないので、古い携帯CDプレイヤーとソニーの密閉型ヘッドフォン(結構かさ張る)を持参、自分だけの世界に浸る。
長時間なのにあわせ、殊更長い音楽を選ぶ。
今回はマーラーの2番と6番
それにモーツァルトの「フィガロの結婚」
我ながら変な選曲。




14:00ごろ
天気予報に反して、日差しが強い。
最近の土浦の花火は天気に恵まれているので、こういう場合が多い。




16:30ごろ
さすがに混んできた。
桟敷上も人が多くなっている。




17:40ごろ
開始直前
風は予定通り、東寄りの弱風
寒くもなく、コンディションは最良である。

写真の整理が済んでいないので、今日はここまで。

イソシギ



イソシギ
チドリ目シギ科
体長20cm
撮影 2006.10.1 東京都大田区 東京港野鳥公園

シギチは長距離の渡りをする種類が多いですが、イソシギは一年中見られる種類です。
磯に限らず、内陸でもよく見られます。
背中に模様があまりなく、胸から肩にかけての白い切れ込みが識別のポイント。

プロフィール

papageno620

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