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今年1年ありがとうございました。


わが家の大晦日の恒例行事は、バーベキューパーティです。
勿論、夜なので屋外ではありません。
実はわが家には暖炉があるので、それを利用しているのです。
暖炉は大谷石で造ってあってよく燃えるのですが、薪を手に入れるのは大変だし、面倒ということもあって、インテリア以上のものにはなっていません。
でも、時々ここでバーベキューをするのは、とても楽しみなものです。
あかあかと燃える炎というものは、人の気持ちを和ませる力があります。
事実、ここに知人を呼ぶと、火を眺めながら皆沈黙してしまいます。
私は紅白歌合戦にも格闘技にも興味がないので、炭火でサバでも焼きながらビールを飲んで過ごします。

今年をちょっと振り返って

■ブログライフ
私は今年ブログをはじめたのですが、毎日、日本中の人と世間話をしているような新しいコミュニケーションのありかたに面白さを感じています。
一方で、更新に対するプレッシャーのようなものを感じてしまうのは私だけではないでしょう。
放送局ではないのだから、マイペースで更新すればいいのですがなかなか...
yahooに望むことは、少なくともサービスを提供している以上、もう少し快適に使えるようにしてほしいということ。

■バードウォッチング
私のフィールドワークのメイン。
基本的に毎日やるのを目標にしています。
今年は321回の記録を残しました。
乗鞍岳で出会ったライチョウの群れと、マイフィールドでのフクロウの出現が今年のハイライトでしょうか。

■カメラ
今年からデジタル1眼に移行しました。
これまでに過去10年間以上の枚数を撮ったでしょう。
写真の撮り方は確実に変わりました。
今までとはちょっと違う楽しみ方を覚えました。
来年はマクロレンズが欲しい。
それから、予備のメモリーとバッテリー。
カメラは「あれがほしい、これもほしい」という病気を惹き起こします。

■山
今年はあまり山には行けませんでした。
登山らしい登山といえば、立山と日光白根山ぐらい。
天気にも恵まれず、晴れ男返上か。
来年は、もう少し行きたいですね。

■旅
4月、北陸と信州に桜の撮影
5月、裏磐梯でバードウォッチング
6月、恒例の尾瀬
7月、立山黒部アルペンルート
8月、奥日光
9月、乗鞍岳と白樺峠
10月、裏磐梯と奥日光の紅葉
10月、伊豆沼
今年も楽しい旅ができました。
今のところ、来年の4月は奈良と岐阜方面に桜の撮影を目論んでいます。

■建築探訪
今年はすっかりサボってしまいました。
特にあげるようなものは、
 金沢21世紀美術館(石川県金沢市)妹島和世
 西田幾多郎記念哲学館(石川県旧宇ノ気町)安藤忠雄
 新富広美術館(群馬県旧勢多郡東村)ヨコミゾマコト
 hhstyle.com/casa(東京都渋谷区)安藤忠雄
 MIKIMOTO2(東京都中央区)伊東豊雄
あたりでしょうか。

■音楽
今年行ったコンサートはわずか3回でした。これはちょっとまずい。
ここ20年間で最低ではないか。
鳥ばかり見ているからか?

わずか3回の中から選ぶのもどうかと思いますが、大植英治指揮の大阪PO、マーラーの6番は本当にすごかった。
誰が何と言おうとすごかった。

CDもあまり買っていないけれども、最近買ったグルダのベートーヴェンのピアノソナタ全集(シュタインとの協奏曲全集も入っている)は12枚セットで5000円のお買い得でした。
これは60年代の録音ですが、名盤として知られています。
2日かかりましたが、通しで聴いてしまいました。

■仕事
最後に仕事のこと。
ここ7~8年ぐらい、景気のいい話はありませんが。

今、中学校の体育館の設計をしています。
役所の担当者、ユーザーである学校関係者の理解もあって、いい建物になりそうです。
エンドユーザーである生徒たちが喜んでくれるのが一番ですね。


今年一年、ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いします。
よいお年を

MIKIMOTO2



銀座MIKIMOTO2
2005年
設計 伊東豊雄

三重県の鳥羽で、うどん屋の長男として生まれた御木本幸吉は、世界で初めて真珠の養殖に成功しました。
ミキモト本店は、銀座通りに面する4丁目にありますが、今回のMIKIMOTO2は有楽町寄り、プランタンの裏にあります。
この外壁は、白だと思っていましたが、微妙な色がついています。
真珠の色だと気がついたのは、現物を見てからでした。

ピュアな抽象性、透明性を追求してきた伊東は、せんだいメディアテークでその建築技法を集大成させたのでしょうか。
以降、まつもと市民芸術館、TOD’S表参道ビルにおいて作風を一変させました。
今回のMIKIMOTO2。「TOD’S」との関連性は誰が見ても明らかですが、「TOD’S」がコンクリートのストラクチャーにガラスを象嵌したのに対し、2枚の鋼板でコンクリートを挟み込むことにより、20cmの壁厚で持たせる構造になっています。
鋼板ですから、当然全て現場溶接です。
建築というより、造船の技術かも知れません。
おそらく伊東は、「せんだい」において、日本の職人の溶接技術のレベルの高さ(それは技術水準のみならず、プロ意識の高さにおいても)に驚嘆し、今回の計画を試みたのではないでしょうか。

「せんだい」の造形は彼にとっては一瞬のひらめき、ちょっと意地悪な言い方をすれば、思いつきだったのではないかと思っています。
造形力においては天才的な伊東は、かつて八代市博物館の造形が絶賛を浴びたことにむしろ失望し、「あの程度のものならいつでもできる」と言ってのけました。
これはわれわれ凡人には理解不可能な感覚です。
せんだいの形は、天才のひらめきによって生み出されたのでしょうが、現場の苦労は想像を絶するものだったろうと思います。

MIKIMOTOにおいても、伊東自身「このような建築が可能なのは日本だけだろう」と言っています。
このような技術力とプロ意識の高さは、いまだ外国に負けていません。
こういうものが可能だということは、一筋の光明のように思えます。

ヤマガラ


ヤマガラ
スズメ目シジュウカラ科
体長14cm
撮影:明治神宮(東京都渋谷区代々木)

今年最後はヤマガラ。
明治神宮は、都心にありながら有数のバードウォッチングスポットとして知られています。
都心でルリビタキやオシドリが見られる貴重な場所ですね。

明治神宮のなかでも、この神宮御苑はたくさんの鳥たちと出会える場所です。
残念ながらルリビタキには会えませんでしたが、カワセミが楽しませてくれました。
なお、この御苑だけは有料(500円)です。

神宮には、御苑のなかにある南池と、代々木駅側にある北池の、2つの池がありますが、今年の寒さは都心の池も凍らせてしまいました。

ヤマガラは日本のほか、朝鮮半島、台湾だけに生息する鳥です。
かつては、神社でおみくじを引く芸などで知られていました。
人間に懐きやすい性質だからでしょう。
今でも明治神宮のヤマガラは、人間の手からえさを食べたりします。
同じ仲でも、シジュウカラなどは絶対にそういうことはしません。

さえずりは、ツーツーピー、と書くとシジュウカラと同じ。
早口なのがヒガラ
普通なのがシジュウカラ
のんびりしたのがヤマガラ
地鳴きは、ニーニーニー、と鼻にかかった声。
これはシジュウカラの幼鳥と似ています。

カワラヒワの羽


カワラヒワ
スズメ目アトリ科
体長15cm
採集場所 茨城県取手市

黄色い翼帯がとても綺麗なカワラヒワです。
初列風切は9枚と思われます。
エビフライに見える尾羽は12枚。
ちょっと独特な形です。

左下は下尾筒、その右は腹のあたりの羽。
黄色ですが、先端はオリーブ色なのがよくわかります。

キリン ブラウマイスター


キリン ブラウマイスター
麦芽使用率50%以上

セブン&アイの企画商品らしい。
本場ドイツで修行したブラウマイスター(醸造職人)による、ホップを特に丁寧に仕込んだというビール。
ホップの苦味がよく利いた、いかにもキリンらしいビールである。
デザインはごくオーソドックスなもの。

表に「Weiter Trinken」と書いてある。
ドイツで、ビールに対する褒め言葉「たくさん飲める」の意味である。

ミツユビカモメ


ミツユビカモメ
チドリ目カモメ科
体長41cm
撮影 千葉県銚子市銚子漁港

銚子漁港周辺でよく見られるカモメのランキング
1.ウミネコ
2.セグロカモメ
3.ユリカモメ
4.オオセグロカモメ
5.カモメ
6.ミツユビカモメ
こんなところでしょうか。

ユリカモメ大の、小型のカモメ
嘴が黄色く、足が黒っぽいので、識別は比較的容易。
多くはないのですが、普通に見られます。
親指にあたる第1趾(後趾)がないわけではなく、ごく短く退化したものと思われます。

セグロカモメ



セグロカモメ
チドリ目カモメ科
体長61cm
撮影 千葉県銚子市

冬鳥として普通に見られる大型のカモメ。
日本で見られる大型カモメの大半は本種だろうと思われます。
黄色い嘴の先端(下)に赤い斑点があり、足はピンク色。

カモメの仲間は、種類によって背中の灰色の濃さが異なります。
セグロカモメは名前と裏腹に、濃さは普通。
最も黒いのは、よく似たオオセグロカモメで、セグロカモメの背中はウミネコよりも薄い。
これは世界中で、多くの亜種があるので、銚子周辺では珍しい種類が見られる可能性があります。

例によって若鳥の識別は難しい。
写真は上が成鳥、下が若鳥。

アサヒ「酵母ナンバー」


アサヒ「酵母ナンバー」
麦芽使用率100%

4つ違った酵母で造られた、4種類のオールモルトビール。
酵母のナンバーがそのまま名前になっている。
アサヒにしてはなかなかいいデザインと色彩である。

111
「なめらかな味わいとアロマホップの軽快な香りが調和したビールです」とは、メーカーの弁。
苦味はほとんどない。
クセはないが、麦芽の風味は感じられる。
泡立ちはまずまず。

318
「深い味わいとキレのよさが調和したビールです」とのこと。
111よりのさらにクセがない。
キレのよさ、というが、少しあっさりしすぎ。
とてもクリーミーないい泡が出る。

787
「しっかりしたコクと芳醇な香りが調和した味わい深いビールです」
前の2つに比べると、確かに味わいは深い。
ただし、苦味はほとんど感じられない。
泡は最後まで消えない。とてもいい泡立ちはベストに近い。
もう少し細かければ最高。

920
「上面発酵酵母らしいすっきりとした味わいのビールです」
上面発酵ということで、一般のラガービールとは一味違う。
麦芽の風味がよく感じられる。
苦いのが苦手という人にはいいかも知れない。

総じてあっさりした味。
苦味がなく、スッキリした味わいというのが時代の趨勢なのだろう。
どれもクリーミーでいい泡が出るのは好感が持てる。
個人的には787がベスト。
318はちょっと、という感じ。

乙戸沼公園

2005.12.23(金-祝) 10:30~12:00
茨城県土浦市乙戸沼公園

カイツブリ(1羽)
オオハクチョウ(1羽)
コハクチョウ(20羽ほど)
カルガモ(調整池の方)
コガモ(わずか)
ヨシガモ(かなり多い)
オカヨシガモ(かなり多い)
ヒドリガモ
オナガガモ
ハシビロガモ
ミコアイサ(♂3、♀2)
バン
オオバン
ユリカモメ(1羽、第1回冬羽)
キジバト
ハクセキレイ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
シジュウカラ
アオジ
カワラヒワ
スズメ
ハシボソガラス
ハシブトガラス

以上25種

全国的に大荒れの天気だが、ここ関東ではバードウォッチング日和なのである。
薄いながらも全面結氷。これではカワセミも困るだろう。
コハクチョウ20羽ほどの中にオオハクチョウ1羽が混じっていた。
ミコアイサはきれいな♂がいるが遠すぎ。
ここでは珍しいユリカモメ(第1回冬羽)1羽。はぐれたのだろうか。

オナガガモ


オナガガモ(♂と♀)
カモ目カモ科
体長 ♂75cm、♀53cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

このところの寒波で、乙戸沼も薄いながらも全面結氷しました。
氷の上を滑りながら歩いているところはそてもユーモラスです。
ただ、こんな薄い氷の上を歩けるということは、いかに軽いかということを物語っています。

オナガガモは北半球全体に分布するカモ。
一番人に慣れやすい種類の鳥でしょう。
手前がメスで向こう側がオス。
メスも、オスほどではありませんが、ピンと長い尾羽が特徴。
長く伸びた尾羽は、真ん中の2本だけです。

コゲラ



コゲラ
キツツキ目キツツキ科
体長15cm
撮影:茨城県取手市

平地から低山で、ごく普通に見られる小型のキツツキ。
日本から朝鮮半島、中国大陸の一部で見られる種類で、東アジア特有の鳥です。

鳥の指というのは、一般的に4本です。
前向きに3本、後ろ向きに1本が普通。
後ろ向きの1本が第1趾で、人間でいうと親指にあたります。

キツツキ類は前2本、後ろ2本になっていて、これを対趾足といいます。
アマツバメのように4本とも前向きのものもあって、これは皆前趾足(かいぜんしそく)といいます。
普通は前3本で、獲物を捕まえるときに1本が後ろにまわるという器用な鳥もいます。

キツツキの場合は、幹にとまりやすくするためでしょう。
支点となる尾羽がとても丈夫にできています。

カワラヒワ


カワラヒワ
スズメ目アトリ科
体長15cm
撮影:茨城県土浦市乙戸沼公園

アトリの仲間は、円錐型の太い嘴が特徴です。
これで、固い木の実を割って食べるのです。

キリキリ、コロコロと、鈴を鳴らすようなきれいな声でよく鳴きますが、これ実は地鳴き。
囀りは、ビイイーンというのんびりとした声。
この囀りは、夏の昼下がりにはよく似合う声です。
一般に囀りは地鳴きよりもきれいなものですが、カワラヒワの場合は逆。
ただし、これはヒトの感覚なので、カワラヒワにとっては大きなお世話かも。

黄色い翼帯が飛んでいるときにもよく目立つ鳥。
初心者のころ、尊敬する師匠に「しっぽがエビフライ」と教わりました。

ハシビロガモ



ハシビロガモ
カモ目カモ科
体長 ♂51cm ♀43cm
撮影 茨城県土浦市乙戸沼

幅広いくちばしが特徴の、中型のかも。
以前、オスを紹介しましたので、今日は両方。
カモの仲間は総じてオスが派手で、メスが地味。
カモ類のメスの識別は難しい場合も多いのですが、ハシビロガモに関してはこの独特の嘴で間違うことはありません。
メスの嘴は、マガモに似てオレンジに黒が混じるのですが、この個体のように黒が強いものも多いようです。

メジロ


メジロ
スズメ目メジロ科
体長12cm
撮影:茨城県牛久市牛久自然観察の森

よく動くメジロだが、食事に忙しい時は比較的1箇所に留まるので撮影しやすくなります。
シジュウカラに比べると、人を恐れない鳥。
柿にメジロもよく似合う組み合わせですが、柿にはウグイスもよくやって来ます。
これをウグイスと思っている人も多いようです。

柿に限らず木の実は鳥の絶好の食べ物ですが、今年はまだ各地に残っています。
山にまだ食べ物が豊富なのか、と噂しあっています。

牛久自然観察の森(定例探鳥会)

2005.12.17(土)9:30~12:00
牛久自然観察の森(定例探鳥会)茨城県牛久市

カワウ(8羽、上空通過)
アオサギ(1羽、氷の上)
トビ(2羽、上空通過、ここでは珍しい)
オオタカ(1羽)
ツミ(自分は未確認)
キジバト(自分は未確認)
カワセミ
コゲラ
セグロセキレイ
ヒヨドリ
モズ(♀)
ジョウビタキ(♂)
ツグミ(20羽ぐらいの群れ、まだ高いところにいる)
ウグイス(自分は未確認)
エナガ(小規模の群れ)
シジュウカラ
メジロ
ホオジロ(2羽)
アオジ(Cのみ)
カワラヒワ
シメ
スズメ(自分は未確認)
ハシボソガラス
ハシブトガラス

以上24種

ボランティア8人、一般参加6人
12月としては20年ぶりの寒波とかで、参加者は少数にとどまった。
とはいえ、これでも上々。誰も来ないのではないかと思える気温だった。
関東では、冬型になればなるほど天気がいいのがありがたいところだが、強風には参った。
バードウォッチングには強風は大敵。
鳥も飛びにくいし、声が聞こえない。
枯葉が舞うので、鳥と紛らわしい。

乙戸沼

2005.12.17(土)12:30~14:00
茨城県土浦市乙戸沼

アオサギ(1羽)
コハクチョウ(今シーズン、ここでは初。10羽ほど。幼鳥も)
カルガモ(隣の調整池。いつもここにいる。棲み分けがされている)
ヨシガモ(それなりの数、だんだん増えてきた)
オカヨシガモ(それなりの数)
ヒドリガモ(とても多い)
オナガガモ
ハシビロガモ
ミコアイサ(オス1羽)
オオタカ(1羽飛来)
バン
オオバン
キジバト
ハクセキレイ
セグロセキレイ(氷の上を歩いていた)
ヒヨドリ
シジュウカラ(Cのみ)
アオジ(Cのみ)
カワラヒワ(さえずりも聞かれた)
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス

以上24種

コハクチョウが10羽ほど、ミコアイサは鮮やかなオスが1羽。いずれも今シーズン、ここでの初認。
ここでは珍しくカワセミが現れず、代わりにオオタカが襲来した。

ヨシガモ(♂)


ヨシガモ
カモ目カモ科
体長48cm
撮影:茨城県土浦市乙戸沼

マガモとコガモの中間ぐらいの、中型のカモ。
オシドリを別格とすれば、日本産のカモ類で最も美しいカモでしょう。
バーダーはこれを「ナポレオンハット」と呼びます。

緑色の光沢がある頭と、おしゃれな白い首輪。
非常に細かい鱗模様と、クルンとカールした3列風切。
いかなるデザイナーも自然には勝てないといったところでしょうか。
この緑色の光沢は、光の加減で見え方が異なり、一番いい状態で撮影するのがポイント。

東アジア特有の鳥で、全国に飛来しますが、数は多くありません。
土浦市の乙戸沼は、この鳥の名所です。

ユリカモメ


ユリカモメ
チドリ目カモメ科
体長40cm
撮影:茨城県龍ヶ崎市牛久沼

毎度おなじみのユリカモメです。
特別どうという写真ではないのですが、2点ほど注目してほしいところがあります。

ひとつは、尾羽の黒帯。
ユリカモメの場合は、これが見られるのは第1回冬羽。
つまり、今年生まれた個体ということ。

もうひとつは、翼の構造がよくわかること。
飛ぶための最も重要な風切羽(かざきりばね)に、雨覆(あまおおい)という羽が重なっている様子がよく見えます。
下から、大雨覆、中雨覆、小雨覆という風に重なっています。
風切に、雨覆が重なって、翼の断面を作り出しています。
「翼の上面と下面を通る空気の気圧差で揚力を生み出す」という飛行の原理。
これは、たかだか100年前に人間が発明した飛行機の翼と同じ原理です。

鳥は羽ばたきによって揚力を得ている、という誤解が、飛行機の発明を遅らせたと考えています。
揚力を得ているのは、翼の断面形状
羽ばたきのよって得られるのは推力

という事実が明らかになったのは、そんなに昔のことではありません。
鳥の翼は驚くべきものです。

イカルチドリ


イカルチドリ
チドリ目チドリ科
体長21cm
撮影:茨城県取手市(旧藤代町)

チドリの代表、コチドリとよく似たイカルチドリ。
コチドリに比べると黄色いアイリングが目立ちませんが、コチドリも幼鳥だと目立たないこともあるので要注意。
ただし、コチドリが一般に夏鳥なのに対し、こちらは留鳥。当地では冬に見ることが多いですね。
コチドリはスズメよりもちょっと大きい程度、イカルチドリはセキレイぐらいの大きさです。

ハジロカイツブリ


ハジロカイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長31cm
撮影:茨城県大洗町大洗港

カイツブリの仲間はよく潜るので、こちらでは「ムグッチョ」などと言います。
潜水ガモの仲間よりもさらに足が後方にあって、潜るのには適した体型ですが、歩くのは苦手。
実際、カイツブリの仲間が歩いているのを見たことがありません。

ハジロカイツブリは、世界の中緯度地方に広く分布し、日本では冬鳥として沿岸や湖沼に渡来します。
よく似たミミカイツブリよりも多いのですが、両者の違いは図鑑で見るほど明瞭ではなく、判断に迷う場合も多いですね。
結局のところ、ハジロは嘴が少~し反っている、というのが決め手のようです。

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