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名桜巡り-合戦場のシダレザクラ(2007年撮影)


合戦場のシダレザクラ
福島県旧岩代町
2007.4.29撮影

旧岩代町も名木が多いところ。
中でも最も有名な桜である。
1本に見えるが、実は2本の木が寄り添うように並んでいるので、夫婦桜とも呼ばれている。
菜の花の黄色とのコントラストが絶妙で、よくこのアングルで撮影される。
この場所を知っている人にはお馴染みだと思うが、桜と菜の花の間に目障りな小屋が建っており、それを隠すと自然にこういう写真になる。
周辺は最近駐車場等が綺麗に整備されたが、その前に小屋を撤去してほしいと思う。

名桜巡り-観音桜(2007年撮影)


観音桜(現存せず)
福島県小野町
2007.4.29撮影

この桜の存在は去年まで知らなかった。
三春周辺の桜はかなり調べているが、小野町の桜まで手が回らなかったわけだ。
他の県にあれば、かなり有名になっているはずの桜である。

実はこの撮影が最初で最後になってしまった。
わずか3ヶ月後、台風の影響で倒壊してしまったのである。
桜との出会いはまさに一期一会。
この桜の満開に、最後に出会えたことを運命的に思えてしまう。

名桜巡り-越代の桜(2007年撮影)


越代の桜
福島県古殿町
2007.4.29撮影

樹高20m、幹周7.1mのヤマザクラの巨木で、樹齢は450年とされる。
ヤマザクラの巨木としては
■千葉県印旛村の「吉高の大桜」
■静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」
■熊本県南阿蘇村の「一心行の大桜」
あたりが有名だが、越代の桜はそれらと並んでも引けをとらない、日本一のヤマザクラと言っても過言ではない。
開花は遅く、5月のGWごろが見頃になる桜で、このときはまだ満開には程遠い。

名桜巡り-小沢の桜(2007年撮影)


小沢の桜
福島県旧船引町(現田村市)
2007.4.29撮影

全国に桜の名所は数多いが、そういう場所にある桜のほとんどはソメイヨシノである。
江戸時代にオオシマザクラとエドヒガンから作られた園芸種で、エドヒガンと同様、葉に先立って花が咲く。
人気が出て全国に植えられたが、欠点は短命なこと。
ソメイヨシノの寿命は100年程度と言われていて、必然的に樹齢数百年という古木はない。
小沢の桜は樹齢90年というから、ソメイヨシノとしては老木である。
名木の風格を備えた稀有なソメイヨシノだが、いつまでこの姿を見られるのだろうか。
全国の桜の名所は、今のうちに手を打っておかないと、いずれ消滅の危機に瀕するかも知れない。

観音桜倒木!

先週は台風と地震に見舞われ、散々な連休となりました。
皆さんのところではいかがでしたでしょうか。
私の住む茨城県南では幸いさしたる被害もありませんでした。
隣の千葉県、福島県では、大雨により多くの被害があった模様です。

台風被害も、柏崎の原発事故の影に隠れてしまった感がありますね。

そんな中で、大きなニュースにはなっていませんが、とても残念な出来事がありました。
福島県小野町の観音桜倒木のニュースです。
今年、私の桜紀行福島編はこの桜から始まりました。
今年の福島編はまずこの1本からと思って、入念に開花をチェックして出かけた1本です。
名木の宝庫福島でも有数の1本桜は、期待にたがわず素晴らしい桜でした。
樹齢500年を越える桜が、そのわずか3ヶ月後に倒壊してしまうとは!

桜との出会いはまさに一期一会
今は、この桜に出会えたこと、満開の姿に出会うチャンスに間に合ったことを良しとするしかないような気がします。
それにしても、戦国時代から生きてきた命を我々の世代で失ってしまったこと、これは単なる天災と片付けてしまっていいのでしょうか。

今年4/29の観音桜です。
http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620/47175457.html

越代の桜

越代の桜
福島県古殿町
2007.4.29

今回の撮影行もこれが最後。
最後には最後にふさわしい大物と思って決めたルートである。
樹齢450年のヤマザクラ。
樹高20m、幹周7.1mの巨木である。

千葉県印旛村の「吉高の大桜」、静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」、熊本県南阿蘇村の「一心行の大桜」あたりがヤマザクラの巨木としては知られているが、越代の桜はそれらと並んでも引けをとらない、日本一のヤマザクラと言っても過言ではない。







残念ながらまだ開花したばかり。
5/6ごろが見頃だったようだ。
それでも桜祭りが行われていて、多くの人で賑わっていた。
ぜひ再度訪れたいという思いでこの桜をあとにした。

今年の桜紀行もこれで終了です。
今年は34本取り上げることができました。
知らなかった桜があとからあとから出てきます。
日本の”里”の奥深さを改めて感じました。
見頃のものばかりではありませんでしたが、長々とご覧いただきありがとうございました。

岩倉桜



岩倉桜
福島県平田村
2007.4.29

国道349号線に看板が出ている。
車1台がやっと、の農道をしばらく進むと、杉林の前に1本の大きな桜。
樹齢550年、樹高18m、幹回り3.5mの堂々たる桜である。
ただ、あまり花付きはよくないようだ。
ウソがここでも活躍(?)したのかも知れない。

次回は最終回、越代の桜

赤岩無量寺の桜



赤岩無量寺の桜
福島県小野町
2007.4.29

高山桜から少し戻り、狭い道を入って行く。
ここに祀られている阿弥陀如来像と両脇侍像の三尊像は、県の重要文化財にも指定されている。
今は小さなお堂があるのみだが、かつては壮大な寺院があったらしい。
樹齢200年、小ぶりなシダレザクラであるが、私はこういうのが割りと好み。

次回は平田村の岩倉桜

高山桜


高山桜
福島県小野町
2007.4.29

国道349号線が磐越道の下をくぐったあたり。
館の桜とも呼ばれている、樹齢120年のシダレザクラ。
この桜は電線と提灯で包囲されていて、どうにも撮影しようのない桜である。
ライトアップも行われているようで、地元ではそれなりに有名な桜らしいのだが。。。
どこでもそうだが、提灯だけはやめてほしいものだと思う。
今回はその状況説明だけの写真である。

次回は無量寺の桜

宮のシダレザクラ



宮のシダレザクラ
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

小沢の桜から国道349号線をやや北上。
まっすぐ行くとバイパスになっている。
この桜は旧道沿いにあるので見逃しやすい。
桜としてはとてもいい形なのだが、電線が惜しい。

次回は小野町に戻り、高山桜

花木内の桜と萬福寺の桜

花木内の桜
萬福寺の桜
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29



国道288号線、旧船引の市街地を抜ける。
花木内の桜は、一風変わった骨董店の庭(?)を通っていくようになっている。
隣は工場で、あまりいいロケーションとは言えない。
大きなエドヒガンだが、樹齢などはわからない。




この近くには安倍文殊堂がある。文殊堂としては有名なものらしい。
安倍定任が文殊菩薩を安置したのが起源のようだ。
合戦場のシダレザクラのところでも出てきたように、この辺には安倍氏ゆかりの史跡が多い。
萬福寺は文殊堂の近くにある小さなお寺。
お寺の庭に咲く、形のいいシダレザクラである。

次回は宮のシダレザクラ

是哉寺の地蔵桜


是哉寺(ぜざいじ)の地蔵桜
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

壁須から小沢の桜方面にショートカットする。
お寺は見当たらないが、昔はあったのだろう。
お寺の跡地にある桜というのもよくあるパターンである。
樹齢は450年とされる。
これぐらいの桜がひっそりと佇んでいるところが、福島県中通りの凄いところである。

次回は花木内の桜と萬福寺の桜

山田の天王桜と壁須の桜

山田の天王桜
壁須の桜
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

大聖寺は磐越東線要田駅の近くにある。
この駅は三春駅の隣。
三春中心部を抜け、一応滝桜の前を通って見た。
さすがにもう渋滞はない。
それでも路上駐車が20台ぐらいはあった。
葉桜となった滝桜に車中から挨拶、先を行く。

⇒地蔵桜、の看板がある。
「紅枝垂地蔵桜」
滝桜に匹敵するような桜である。
滝桜の様子から、もう終わりだろう、と勝手に判断してパスしてしまったが、あとで見頃だったということがわかった。
また来年に期待しようか。。。




山田の天王桜は壁須の集落の直前にある桜。
1台分だけ何とか駐車できた。







壁須の集落を見下ろすポイント。
残念ながら主幹が折れてしまってはいるが、懸命に花を咲かせるその姿。
カメラマンたちがその美しさを発見した風景。
優美な姿を見せる安達太良山。

次回は是哉寺の地蔵桜

大聖寺のシダレザクラ



大聖寺のシダレザクラ
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

去年、三春の桜を廻ったとき、この大聖寺の桜はまだつぼみだった。
三春と船引では1週間程度時期がずれるようだ。

これが満開ということは、三春の桜はすでに葉桜だということが想像できる。
三春町内を廻って見たら、常楽院桜は新緑の趣だった。

次回は山田の天王桜と壁須の桜

仲森のシダレザクラ


仲森のシダレザクラ
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

合戦場から戻り、三春方面に向かう。
磐越東線の踏切を超えてすぐ、右手の畑の上に立つシダレザクラ
これは民家所有の桜である。
「花、終わっちゃてねえ」と、おばあちゃんが気さくに声をかけてくれる。
やや盛りは過ぎた感じだが、枝張りの大きさとともに、山里の桜らしい雰囲気を見せてくれた。

次回は大聖寺のシダレザクラ

合戦場のシダレザクラ



合戦場のシダレザクラ
福島県二本松市(旧岩代町)
2007.4.29

田村市から二本松市に入る。
旧岩代町も桜の名木が多いところだが、合併で二本松市になった。
合戦場のシダレザクラはこの辺で最も有名な桜である。

1本に見えるが、実は2本の木が寄り添うように並んでいるので、夫婦桜とも呼ばれている。
合戦場という名は、平安時代、八幡太郎義家と阿部貞任・宗任兄弟が戦った場所とされることに由来する。
菜の花の黄色とのコントラストが絶妙で、よくこのアングルで撮影される。
実はこの間に、お世辞にも美しいとは言えない小屋が建っており、それを隠すと自然こういうアングルになるという次第。

次回は仲森のシダレザクラ

蛇塚のシダレザクラ


蛇塚のシダレザクラ
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

旧船引町から二本松方面に向かう。
この桜は小高い丘の上にあり、畑に囲まれている。
県道からもよく見える。

次回は合戦場のシダレザクラ

白山の桜

白山の桜
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29






私のように、1本桜を愛好する人は増える傾向にあると思う。
小沢の桜のような人気の桜には多くのカメラマンが集中する。
この日、小沢の桜は30人ほどのカメラマンが撮影していた。
この日撮影した桜の中で、私以外の撮影者がいたのは、
 観音桜2人
 種蒔桜3人
 是哉寺3人
 合戦場2人(他に見物客10人程度)
 無量寺1人
だけ。(越代の桜は別)

この桜は小沢の桜からも見える位置にある。


小沢の桜との位置関係はこういう感じである。

参考までに、ここから見る小沢の桜はこんな感じ。



民家の庭に咲くシダレザクラで、とても整った形の桜である。
見逃す手はないと思えるのだが、どうやら誰も見に来ないようである。

次回は蛇塚のシダレザクラ

小沢の桜



小沢の桜
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

このブログで何度も書いていることだが、基本的にソメイヨシノに名木はない。
ある程度は古木にならないと、名木としての風格が出てこないと思えるからである。
短命のソメイヨシノに古木がないのは仕方のないことで、名木のソメイヨシノがないのは必然とも言える。
しかし何事にも例外はあるもので、茨城県土浦市の「真鍋の桜」と並んでこの「小沢の桜」は正真正銘ソメイヨシノの名木と言ってよい。
ソメイヨシノとしては古く、樹齢は90年前後と言われている。
この桜が名木として注目を浴びるようになったのはごく最近である。
映画「はつ恋」のロケ地として有名になったからかも知れない。
気品を感じる樹形、阿武隈山地を望むロケーションの良さ、野仏を祭った祠との絶妙な間合いなど、名木の条件は十分に備えている。
うっとりするような小沢の桜、この桜はいずれ夜明けに撮影してみたいと思う。

次回はこの近くにある白山の桜

堂山王子神社のシダレザクラ


堂山王子神社のシダレザクラ
福島県田村市(旧船引町)
2007.4.29

ちょうど磐越道の阿武隈高原SAがあるあたり、右折すると船引の中心部に向かう道。
左折して山里の道を進むと右手に堂山王子神社がある。
室町時代後期の遺構である本殿は、国の重要文化財に指定されている。
石段の脇にあるシダレザクラは、電線もあり撮影しにくいが、いかにも歴史の古さを感じさせる風情だった。
周辺は起伏に富んだ畑が広がっている。

次回は今回の目玉、小沢の桜

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