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八乙女種蒔桜(山形県白鷹町)


八乙女種蒔桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

前回の称名寺阿弥陀堂から荒砥の駅の方に戻り、ややわかりにくい道を辿ると八乙女八幡宮に至る。
平安時代末期、源義家が戦勝を祈願して八幡宮を勧請したのが起源とされる古社である。
その折、八人の乙女が舞を奉納したことから、八乙女八幡宮と言われる。
石段を登ると、鳥居に立派な注連縄。
その背後に立つ、樹齢550年のエドヒガン。
これもまだ見頃ではなかったが、古社に咲く古木の雰囲気は味わうことが出来た。


これで今年の桜紀行を終わります。
今年は、山梨県、栃木県、長野県、山形県と廻ることが出来ました。
福島県が抜けてしまいましたが、これはまた来年以降ということに。
長野県もまた宿題が残ってしまったので、来年もまた長野県か、と感じています。
山形県も消化不良に終わりましたが、やっぱり何年か通わなければ無理だと思いました。
長々とご覧いただき、ありがとうございました。

称名寺阿弥陀堂の桜(山形県白鷹町)



称名寺阿弥陀堂の桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

ようやく青空が見えてきた。
これは墓地に咲く、樹齢330年のエドヒガン。
残雪の山を背景に、とても元気がいい姿を見せてくれる。


次回は今年の最終回、八乙女種蒔桜

子守堂の桜(山形県白鷹町)



子守堂の桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

町を見下ろすような高台に立つ桜で、非常によく目立つ。
案内看板には、樹齢1020年といういささか半端な数字が記載されていた。

置賜さくら回廊に、樹齢1000年級の桜は他に3本ある。
伊佐沢の久保桜、草岡の大明神桜、薬師桜。
推定800年の釜の越桜も含め、これらの桜はいずれも古木の風格十分、悪く言えば相当痛んでいる。
それに比べてこの桜は、樹齢1000年とされる割には元気一杯である。それなのにあまり知られていないのはどうしたことか。
元気すぎて古木らしくないのが災いしているのだろうか。


次回は称名寺阿弥陀堂の桜

十二の桜と山口奨学桜(山形県白鷹町)



十二の桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

なかなか天気が回復しないまま、順に廻る。
どの桜も大事にされている様子はよくわかる。

12本の桜があるわけではなく、十二神将と薬師如来のお堂があった場所という意味である。




山口奨学桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

明治26年、山口村小学校校長の小嶋氏が奨学田を作り、そのお金で教育の充実を目指した。
明治44年顕彰碑を作り記念の桜を植えたものである。
だからまだ100年程度の樹齢なので、若さ一杯の感じである。
奨学桜というのも、とてもいい名前だと思う。


次回は子守堂のシダレザクラ

白兎のシダレザクラ(山形県長井市)



白兎のシダレザクラ
山形県長井市
撮影 2010.5.1

樹齢200年とされるシダレザクラ。
1000年前後の古木が4本ほどもある地域なので、若い木のようにも見えてしまうが、これもなかなか風格のある桜ではある。

この桜は「日本三十三枝垂桜」のひとつと紹介されることが多く、ここの案内板にも書かれている。
それには誤解があって、さとうつねおという人の写真集「枝垂桜三十三選」という本で紹介されただけのことに過ぎない。
それは著者の個人的な好みで選ばれたものであって、あまりそのことばかりが一人歩きするのはどうかと思う。

次回は十二の桜と山口奨学桜

草岡の大明神桜(山形県長井市)


草岡の大明神桜
山形県長井市
撮影 2010.5.1

これも国指定天然記念物で、樹齢は1200年とされる。
注目すべきはその幹周りの太さで、目通り10.91mもあり、かの山高神代桜よりも太い。これは実質日本一と言ってもいいかも知れない。

まだ咲き始めなのがちょっと残念。
保護のため、あまり近寄れない桜である。

次回は白兎のシダレザクラ

薬師桜(山形県白鷹町)



薬師桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

今回見た桜のうち、最も印象が深かった桜である。
樹齢1200年とされるエドヒガン。
ということは、伊佐沢の久保桜に匹敵する古木ということになる。
大きな樹冠が周囲を覆ったとされる往時の姿はないが、まるで岩のような幹が捩れ、大蛇がのたうつように枝を周囲に伸ばす姿は見る人を圧倒する。
この桜は凄い。もっと有名になってもいい。

釜の越桜から徒歩5分程度の場所にある。
こちらは専用の駐車スペースはほとんどないので、釜の越桜の駐車場を利用がして2本まとめて見るのが便利。

次回は草岡の大明神桜

釜の越桜(山形県白鷹町)


釜の越桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

「置賜さくら回廊」の中でも「伊佐沢の久保桜」と並んで代表的な名木である。
樹齢800年と言われるエドヒガン。
樹下に3個の巨石があり、八幡太郎義家がこの石でかまどを築き兵糧を炊いたとの伝説がある。「釜の越」の「釜」は、この伝説に係わりがありそうである。

古木であるため、枯れた大枝が切られた跡は致し方ない。
釜の越農村公園内にあり、駐車場は完備されているが、満開時には大混雑するかも知れない。

次回は薬師桜

原のシダレザクラ(山形県白鷹町)


原のシダレザクラ
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

殿入桜から北上する。
わかりにくい場所だが、このルートは案内板が充実しているので迷うようなことはない。

前回の殿入桜とこの桜は、メインルートをはずれているため、訪れる人は少ない。
通好みの桜と言えようか。
花つきは今ひとつだったし、なかなか撮影しにくい桜だった。
ちょっと課題を残した桜。


次回は釜の越桜

殿入桜(山形県白鷹町)



殿入桜
山形県白鷹町
撮影 2010.5.1

「どのいりざくら」
この名称の由来は、江戸時代、米沢藩主上杉斉定が巡察の折りに立ち寄ったというだけの伝説らしい。
「置賜さくら回廊」の中でも特に立派な桜と思われるが、若干ルートをはずれているせいか、見物客は意外に少ない。
昭和初期までは夜桜見物などで大いに賑わったらしいが、今は隠れた名木のような存在である。
樹齢は680年、枝ぶりも見事なエドヒガンで、隠れようがないような気もするが。
斜面に立っているので見上げても良し、朝日連峰とのどかな田園風景を背景に見下ろすのも良し。

入口は狭くてわかりにくい。
駐車場のようなものはなく、駐車可能なスペースが数台分ほど。

次回は原のシダレザクラ

伊佐沢の久保桜(山形県長井市)


伊佐沢の久保桜
山形県長井市
撮影 2010.5.1

GWは恒例の飛島行きである。
島に行く船は2日の朝に酒田を出る。だから前日の1日に家を出るのだが、下手な時間に行くと渋滞が恐ろしい。
とりあえず、1日のうちに酒田までは行くことにしたが、この日はどう過ごそうか。
裏磐梯か蔵王あたりで鳥を見ようか、とも思ったが、時期も良さそうなので前から行きたかった「置賜さくら回廊」で桜の撮影をしようと考えた。

午前3時半ごろ家を出て、圏央道~常磐道~磐越道~東北道と乗り継いで、さほどの渋滞もなく福島飯坂ICで降りる。
栗子トンネル、米沢経由で、8時前に長井に着いた。
福島県側はいい天気だったが、こちらは雲が多い。
朝のうちは小雨も降った。気温はやや低めである。

大物「伊佐沢の久保桜」を見る前に「かすみ桜」をと思ったが、まだ咲いていなかった。


伊佐沢の久保桜は推定樹齢1200年とされる。
「置賜さくら回廊」でも最古のもので、日本でも有数の古木である。
やはり低温傾向が響いたのか、まだ3分咲き程度だった。


次回は殿入桜

関所破りの桜(長野県佐久市)


関所破りの桜
長野県佐久市(旧浅科村)
撮影 2010.4.19

道の駅「ほっとぱーく浅科」からよく見える小高い丘の上にその桜はあった。
浅間山の眺望が素晴らしく、絶好のロケーションにある。

「関所破りの桜」とは不思議な名称である。
桜の名称はその場所を冠したものがほとんどで、このようなものは珍しい。第一、関所破りとは穏やかでない。どうしてこんな名前がついたのか。
その由来は、この桜が立つ五郎兵衛記念館にあった。

旧浅科村は様々な変遷ののち、1955年に南御牧村、中津村、五郎兵衛新田村が合併してできた。
このうち五郎兵衛新田村は、寛永年間に、市川五郎兵衛真親という人が、私財を投じて、遠く蓼科山麓から用水路を築いたことで発展した。
この用水路は五郎兵衛用水路と呼ばれ、総延長は約20kmにも達するという。

五郎兵衛を祀るため、この場所に神社を建立することになったが、その際、彼の出身地(現在の群馬県南牧村)から桜の苗木をもらって来て、この地に植えることになった。
ところが苗木を取りに行った若者がうっかり通行手形を忘れたため、碓氷峠の通行が出来なかったが、訳を話したところ、役人が通してくれたという伝説に由来するそうだ。


これで3日間に渡った信州の桜撮影を終了した。
今年はこれで最後ではなく、次回から山形編!

福王寺のシダレザクラ(長野県佐久市)




福王寺のシダレザクラ
長野県佐久市(旧望月町)
撮影 2010.4.19

福王寺は平安時代の創建で、坂上田村麻呂にゆかりのある寺とされている。
江戸期に山火事に巻き込まれて焼失したが、その後再建された。
裏山から望む、のどかな山里風景。

次回は信州編の最終回、関所破りの桜

信廣寺のシダレザクラと七ケ公民館のシダレザクラ(長野県上田市)

信廣寺のシダレザクラと七ケ公民館のシダレザクラ
長野県上田市(旧武石村)
撮影 2010.4.19

とうとう6月になってしまった。少し端折らなければ。。。






門前に咲く樹齢120年のシダレザクラ。
シダレザクラとしてはまだまだ若さいっぱいの感じ。
高さは15mで、このあたりでは最大の桜だと言う。



近くの公民館で見つけたシダレザクラ。


次回は福王寺のシダレザクラ

岩谷堂観音義仲桜(長野県上田市)



岩谷堂観音義仲桜
長野県上田市(旧丸子町)
撮影 2010.4.19

旧丸子町を流れる依田川の左岸は大きな岸壁がそそり立つ。
この険しい岸壁に食い込むように建てられた岩谷堂観音。
これは宝蔵寺というお寺で、木曾義仲が戦勝を祈願した寺とも言われている。
急な石段を登ると、三門横にある樹齢800年の桜。
急傾斜の途中にあるので、撮影しにくい桜ではある。

次回は信廣寺のシダレザクラ

阿鳥川神社のシダレザクラ(長野県青木村)



阿鳥川神社のシダレザクラ
長野県青木村
撮影 2010.4.19

前回の大法寺から更に行くと、とても見事な神楽殿があった。
かなり古くからあったもので、明治9年に再建された。
戦前は保育所として使われたこともあったらしい。
昭和49年に大修理が行われて現状復旧している。

次回は岩谷堂観音義仲桜

大法寺の桜(長野県青木村)


大法寺の桜
長野県青木村
撮影 2010.4.19

私は不勉強で、この信州の山中にこれほど美しい三重塔が存在することを知らなかった。
信州で必見の三重塔と言えば、安楽寺の八角三重塔しか思い浮かばなかったのだ。
どちらの塔も国宝である。
気が付かなかったのだが、この2つの三重塔は直線距離にして3kmしか離れていないのだった。
別所温泉に来て、安楽寺を見学された方は、ぜひこちらにも廻られることをお薦めする。
ちなみに東日本で国宝の塔は、この2つ以外には羽黒山の五重塔があるだけである。

国宝に指定されている三重塔は以下の12基
■安楽寺-八角三重塔(長野県)
■大法寺(長野県)
■明通寺(福井県)
■常楽寺(滋賀県)
■西明寺(滋賀県)
■浄瑠璃寺(京都府)
■興福寺(奈良県)
■薬師寺-東塔(奈良県)
■法起寺(奈良県)
■當麻寺-東塔及び西塔(奈良県)
■一乗寺(兵庫県)

この三重塔は、余りに美しいので「見返りの塔」と呼ばれている。
高さは18.56m。
ロケーションが似ているのか、室生寺の五重塔とよく似た印象がある。
室生寺の五重塔は日本最小の五重塔で、高さは16.18mなので、高さはほぼ同程度である。

室生寺の五重塔については以前の記事を参照
http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620/43310549.html

次回は阿鳥川神社のシダレザクラ

高山大橋南のシダレザクラ(長野県高山村)


高山大橋南のシダレザクラ
長野県高山村
撮影 2010.4.19

水中、坪井、黒部、赤和観音、中塩の5本を「高山五桜」と言うが、この高山大橋南のシダレザクラはそれに次ぐような名木だと思う。
これも高山村では開花が早い桜である。

高山村は村内の標高差があるせいか、桜自体の個体差のせいか、上記5本の見頃を1日で見るのは難しい。
次回は絶対に「水中の満開」と思いながら、2本だけで今回の高山村を後にした。

次回は大法寺の桜

和美の桜(長野県高山村)

和美の桜(なごみのさくら-新称)
長野県高山村
撮影 2010.4.19

前日は北アルプスに沈む夕日を期待したが叶わず、この朝は小川村のアルプス展望台で夜明けを待った。
ここ小川村は、アルプスの展望台としては最高の場所としてお薦めである。
鳥の声を聞きながら夜明けを待つのは、とても楽しい。
近くで鳴くフクロウの声が山中に谺する。

残雪の北アルプスはよく見えるのだが、残念ながら雲があって綺麗に見えない。
東の空の状態も今ひとつで、モルゲンロートは見られなかった。



鹿島槍に朝日が当たる



五竜岳



唐松岳と不帰の険


今日は、鬼無里を抜けて戸隠に行く。
途中「高橋のシダレザクラ」を車中から眺めたが、咲いていない。
でも、見事な桜だった。次回は必ず撮影したいと思った。



戸隠手前の大望峠から、戸隠山を望む

大雪が残る戸隠森林植物園でしばらく探鳥を楽しんだ後、むれ水芭蕉園でミズバショウを見る。
浅川ループラインで長野市内に降り、小布施で土産を買い込んだあと、高山村に入った。
今日の記事は、ここまで桜とは関係がなかった。

・・・・・・

昨日の状況から見て、高山村の桜は期待薄だったが、比較的早いとされる中塩のシダレザクラを見てみた。
案の定、まだ咲き始めだったが、役場上に行くと、比較的いい感じに咲いていたので撮影してみることにした。




もともと「役場上のシダレザクラ」という素っ気無い名前で知られていた桜である。
最近「和美(なごみ)の桜」という名前がついたようだ。
5分咲き程度だが、青空によく映えて、気持ちがいい桜見物となった。

次回は高山大橋南のシダレザクラ

光林寺のシダレザクラ(長野県長野市)



光林寺のシダレザクラ
長野県長野市
撮影 2010.4.18

長野市内で有名なのは、素桜神社の神代桜と巡礼桜、それにこの光林寺のシダレザクラである。
前の2本はまだまだの情報だったが、光林寺は見頃を迎えていた。
ここには樹齢300年ほどのシダレザクラが4本ほどある。

この日はこれで終了、次回は高山村の和美の桜

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