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防衛省に地図の見方を伝授する

河北新報
6月9日付の記事

地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の防衛省による適地調査を巡り、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場以外の国有地での調査結果に数値ミスが見つかった問題で、同省の五味賢至戦略企画課長は8日、距離と標高の縮尺が異なる断面図を定規で測って山の仰角を算出していたことを明らかにした。
5月末公表の調査結果報告書は、近くにある山がレーダー波を阻害するとして青森、秋田、山形3県の9カ所を配備に「不適」としたが、今月5日に9カ所全ての仰角に誤りが発覚。全数値を下方修正した。
断面図作製には米グーグル提供の地図サービス「グーグルアース」を使用し、その断面図から定規で標高と距離を出した。五味氏は報道陣に「(正しい)標高と距離の数値から仰角を割り出すのが普通だ」と述べ、通常と異なる手法だったことを認めた。
8日に秋田市で開かれた住民説明会で、新屋演習場を「適地」とした調査結果については「誤りはない」と強調した。
問題を巡り、岩屋毅防衛相は6日の衆院安全保障委員会で「調査結果全体の信頼性を失墜させかねない」と陳謝した。

何とわが国の防衛省は、地図の見方も知らないらしい。
この手の「比較検討」は、本命が先にあって、他の候補がダメな理由をあとから探すのが常識なので、そのこと自体は驚かないが、その誤魔化しかたが稚拙に過ぎるのに唖然とした。



自分が山岳展望用に使っている「カシミール」というソフトで、試しに松本城から槍ヶ岳が見えることを示す。
常念岳から南に延びる稜線上に、かろうじて見えることがわかる。
高さ方向が強調されているため、画面では約20度の角度を示しているが、実際は右側に表示されているように、4.6度である。
こういうのは常識の範囲内なので、パソコンの画面に定規を当てたりすると笑われる。

テーマ : ニュース・社会
ジャンル : ニュース

池の平からの山岳展望

撮影 2018.7.16
長野県東御市、池の平湿原






池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰火山の噴火で出来た火口原に形成された高層湿原である。
標高はちょうど2000m附近で、戦場ヶ原や尾瀬ヶ原より600mも高く、栂池の展望湿原とほぼ同じである。
これらの湿原の標高が皆、切りのいい数字になっているのは面白い。




2000~2200m前後の山に囲まれているが、南東の1箇所だけ開けていて、富士山から八ヶ岳方面の眺望が良い。
雲の下は小諸の市街地である。




左に八ヶ岳の主峰赤岳。
右端にどこからでもわかる蓼科山と、その左に北八ツの横岳。(ここには書かなかったが、赤岳の左に見えるピークが八ヶ岳の横岳)
ちょうど北と南の鞍部に南アルプスが見えるのが値打ちである。
北岳はその特徴的な山容からすぐわかった。
農鳥岳の手前あたりが、メルヘン街道の麦草峠になる。
甲斐駒はさすがに現地ではわからず、帰ってから確認した。
ちょっと厳しい見え方だが、茶臼山と縞枯山の間から、わずかに顔を出しているのがわかる。



富士山との直線距離は119km。
非常に高度感を感じる見え方で、西湖から見る方角と一致している。
富士山の前には、特異な岩峰の瑞牆山。
左には奥秩父の山々である。
奥秩父の盟主、金峰山の五丈岩は、ここからでもはっきりと見える。
左端に国師ヶ岳と、その右に北奥千丈岳。

ここで北奥千丈岳という、いささかマイナーな山を載せたのには訳がある。
言うまでもなく、奥秩父で最もメジャーな山は金峰山(標高2599m)だが、最も高いのは金峰山ではなく北奥千丈岳(標高2601m)で、金峰山はわずかに及ばない。
日本には標高2600を超える山はたくさんあるが、そのほとんどは日本アルプスに集中している。
日本アルプス以外で2600mを超えるのは、富士山、御嶽、八ヶ岳連峰、白山の他にはこの北奥千丈岳しか存在しない。
そういうわけで、かなり凄い山なのだが、あまり知られていないという不遇な山に、少しだけ光を当ててみた。

美ヶ原、思い出の丘からの展望

10/28 午後4時前ごろ

美ヶ原林道の終点には広い駐車場があり、ここから徒歩30分ほどで最高点の王ヶ頭に立てる。
思い出の丘はそこまで行かず、手前の駐車場(10台ほど停められる)から5分ほど登ったところにある。
午後の北アルプス方面は逆光で条件はよくないのだが、この日は夕方にもかかわらず見事な眺望が得られた。



南アルプス方面



中央アルプス方面



遠方に御嶽



乗鞍岳
このあたりは逆光がきつい



槍穂高連峰
槍と常念が重なって見えるのが面白い



剱立山連峰を中心に



鹿島槍から白馬三山

志賀高原、横手山からの展望

8/12
志賀高原、横手山(2305m)からの展望です。

まずは、北アルプスの全貌





御岳から穂高連峰




槍ヶ岳を経て薬師岳まで




五龍岳まで、剱・立山連峰をセットで




白馬三山




こちらは南側、雲取山から奥秩父まで、遠方に富士山。手前は草津白根山




浅間山から八ヶ岳方面。背景は南アルプスと中央アルプス。




東側、越後駒から会津駒。苗場山は入れそこねた。




谷川岳と尾瀬の山




日光の山

参考までに、ここから主な山までの直線距離は以下の通りです。
富士山   146km
御岳    127km
木曽駒ヶ岳 117km
北岳    113km
乗鞍岳   107km
雲取山    98km
薬師岳    91km
奥穂高岳   89km
金峰山    89km
槍ヶ岳    87km
日光男体山  87km
剱岳     81km
八ヶ岳(赤岳)79km
両神山    77km
燧ケ岳    75km
越後駒ヶ岳  70km
白馬岳    69km
霧が峰    69km
妙高山    44km
谷川岳    41km
浅間山    29km
四阿山    17km

乗鞍、大黒岳からの展望

撮影 23006.9.24 6:00ごろ



北アルプス方面を、パノラマ風にして見ました。
上下をカットしただけなのですが、不思議とそれなりに見えます。
黒部五郎岳から常念岳まで、北アルプスの大展望です。
クリックすると大きなサイズでご覧いただけます。




1 黒部五郎岳 2840m
2 笠ヶ岳 2897m
3 薬師岳 2926m かすかに見える
4 抜戸岳 2813m
5 双六岳 2860m
6 立山(雄山) 3003m
7 立山(大汝山) 3015m
8 黒岳(水晶岳) 2896m




9 鷲羽岳 2924m
10 野口五郎岳 2924m
11 旭岳 2867m
12 針ノ木岳 2821m
13 白馬岳 2932m
14 白馬鑓ヶ岳 2903m
15 焼岳 2455m
16 槍ヶ岳 3180m
17 大喰岳 3101m
18 中岳 3084m
19 西穂高岳 2909m
20 南岳 3033m




21 ジャンダルム フランス語で「衛兵」
22 奥穂高岳 3190m 日本3位
23 前穂高岳 3090m
24 明神岳 
25 横通岳 2767m
26 常念岳 2857m
27 霞沢岳(北峰) 2646m
 

渡良瀬遊水地から八ヶ岳を見る


直線距離で120km(赤岳)
さほどの距離ではありませんが、なかなかいい見え方です。
硫黄岳の左に見えるのは標高2112mの御座山です。
この山は、日航機事故の御巣鷹山の近くにある山なので、御巣鷹山も見えているのかも知れません。
渡良瀬遊水地は関東平野の真ん中に位置するため、相模の大山、丹沢から那須に至るまでぐるりと取り巻く山々が見渡せます。

遠くの山を強調するため、極端にコントラストを上げています。

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