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サシバが渡る

撮影 2020.9.21
長野県松本市、白樺峠

4連休の3日目。
今年はここまで低調で、今日は当りが予想された。
実は19~20日の予定だったのだが、この日に賭けて19日は上高地に行き、20日は松本方面で観光していたのだが、結果的には正解だった。
この日は混雑が予想される。駐車場所を確保するため、5時40分には峠に到着。観察場所まで20分かけて登る。年々きつくなる感じだ。

白樺峠では、午前中はあまり飛ばない。そのつもりでのんびり構えていたが、この日は午前中から断続的に小さな群れが通過する。
ただ上昇気流が弱いようで、タカたちはなかなか上昇できず、右方向を低い高度で流れて行く個体が多い。
上空を通過する個体は比較的低い高度で見やすい。
真上で旋回する群れには歓声が上がる。

そのうち、流れて行った群れが上空で再び旋回し、非常に高いところで再びタカ柱を作るというシーンが繰り返されるようになった。
ここで見られる最も感動的な光景であると言っても良い。

午後も1時を過ぎるとタカの渡りも活発になり、次々とタカ柱が立つ。
なかなか帰れず、4時過ぎまで観察を続けることになった。
一日を通すと飛ばない時間帯も多く、総数としては意外に少なかったが、大満足のタカの渡り観察だった。
観察者は予想以上に多く、今まで見たことがないほどの数だった。

都合10時間の観察。この時間から茨城に帰るのは難しく、もう一泊することになった。

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テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

サシバ@白樺峠
















サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2017.9.24 長野県白樺峠

観察開始は6:25。
この時間帯、あまりタカは飛ばないが、駐車場確保の意味合いが強い。

最初のタカは、7:56に現れたサシバ5羽の小群だった。(1枚目の写真)
5kmほど先で旋回しながら上昇気流に乗って上昇し、1羽ずつ流れて行く。
白樺峠らしい渡りだった。

午前中は1羽1羽を観察撮影できるような状況だったが、昼ごろから増え始め、13時過ぎに一変した。

サシバ@土浦


サシバ(幼鳥)
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2017.9.22 茨城県土浦市

ちょっと車内に忘れ物があったので、駐車場に行くと頭上にサシバの姿。
サシバ自体は珍しくはないが、このあたりでは久しぶりに見た。

週末、タカの渡り観察に行くので、幸先良しと見た。

サシバ@笠間



サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2017.6.25 茨城県笠間市

夏鳥として飛来する代表的なタカで、低山の林や農耕地でよく観察される。

笠間の山間部を走行中、ヘビを捕まえて飛ぶサシバを見つけた。
精悍な顔をしたサシバは、農耕地に降り立ったあと、林の中に飛んで行った。

サシバ@白樺峠












撮影 2016.9.25
長野県白樺峠

毎年この時期に行っている観察会。
うちの会では第3日曜日に別の探鳥会があるので、白樺峠の観察会はほぼ自動的に第4土日になる。
今年の9月は異常なほど天気が悪く、白樺峠のカウントも全く伸びないようだった。
24~25は天候が回復しそうなので、今回の日時設定は大当たりになりそうな予感はした。


6:15
現地到着
誰しも「今日飛ばなければいつ飛ぶのか」と考えたのだろう。記憶にないほどの観察者が集中した。
鳥も人もこの天気を待ちわびていたのだろうと思う。
だが、予想に反してなかなかタカは飛ばず、8:01にようやくツミ1羽が飛んだ。
8:30過ぎに20羽ほどのタカ柱が立ち、その後はほとんど切れ目なく渡りが続く。
恐らくサシバだけで2000羽ほども見たかと思う。

サシバ@成田




サシバ
タカ目タカ科
体長47cm(♂)
撮影 2016.6.11 千葉県成田市

偶然近くに「脇鷹神社」(そばたかじんじゃ)という神社があった。
彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)、古事記に登場する通称山幸彦を祀る。

♂成鳥と思われる。
P4が欠落している。まだ6月だが、換羽が早い個体か?

サシバ@千代田



サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2016.4.12 茨城県かすみがうら市

サシバ、今年の初認。
ヘビを捕えてフェンスに止まったところ。
ちょっとわかりにくいが、フェンスの向こうに見えるのが獲物のヘビ。ヤマカガシと思われる。

サシバ@つくば







サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2015.9.21 茨城県つくば市

サシバは、渡りをする代表的な鷹である。
9月は渡りのシーズンで、各地で南に渡るサシバの群れが観察されているはずだ。

これは渡りの観察ではなく、牛久沼周辺で偶然見たもの。
1羽のサシバが上昇気流に乗って旋回すると、別の1羽が現れた。
互いに円を描きながら高度を上げると、別の2羽が合流して4羽になった。(1羽はトビ)
わずか4羽とは言え、このあたりでタカの柱が立つのは珍しい。
渡りの途中だろうか。それともこのあたりで繁殖していた個体群か。
いずれにしても、これから東南アジア方面に長い旅をするのだろう。
秋空に、高く飛ぶタカの姿を眺めるのは何とも言えず、気持ちがいいものである。

サシバ@稲敷






サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2014.8.24 茨城県稲敷市

シギチ観察会の最中、オオタカが現れた。
と思うと、次から次に出て来て、最終的に8羽の小規模な鷹柱になった。
改めて見てみるとサシバだった。
最初に見たのはオオタカだったように思うが、撮影できなかったので、確認できない。

2枚目の個体は、尾羽がざっくりと欠けている。
3枚目の個体は、左翼P6の先端が欠けている。

いずれにしてもこの場所で8羽の鷹柱が見られたのは珍しい。
トビも多い場所ではないが、この日は10数羽の柱も立った。

小さな柱

サシバ
撮影 2013.9.22 長野県白樺峠

タカ柱。
タカの群れが上昇気流に乗って旋回すること。
「タカ柱が立つ」略して「柱が立つ」とも言う。
時には50羽を超えるような柱が立つこともあるが、この日立ったのは最大でも9羽程度の小規模なものだった。
小さな柱とは言っても、遠くの稜線に豆粒ほどのタカが湧いて来て、旋回しながら上昇し、1羽ずつ流れてくる光景は、タカの渡り観察の醍醐味と言ってもいい。

ここでは数キロ先の山の稜線に、最初にタカの姿が現れる。
数羽が旋回しながら、上昇気流を探そうとするように、右に左にと移動する。
右に流れて行く場合は距離もあり、横から見る形になるので、識別が難しい。
ただ、気流によってはもう一度旋回して高度を上げる場合があり、そういう時はタカ達が次々に同じ場所で旋回していくのが面白い。タカの通り道のような気流が出来ているのだろう。

左に流れて行くと、立木に隠れてしまうが、気が付くと後ろで旋回していたりする。
油断していると、真上を高速で流れて行く個体がいたりもする。

日によってはものすごく高いところを飛んで行く。そういう時は真下から見ても何が飛んでいるかわからないこともある。

一番歓迎されるのは、左に流れて行ったタカが旋回し、真上でくるりと輪を描いて行く時。
そういうサービスがいいのは、ハチクマとノスリであることが多い。
だから、見ている数の割には相対的にサシバの写真が少なくなってしまう。













この4羽の群れの行動は面白かった。
比較的低いところで旋回しながら右の方に流れて行くが、上昇気流を掴めないのか、左の方向に戻り、何度か右に左に移動を繰り返した後、ようやく左方向に流れて行った。
この日、風向きはいい感じだったのだが、気温が上がらず上昇気流が弱かったのか、渡らないタカもいたようだ。
逆方向に戻って行くノスリも1羽見た。




これは昼前に出た、別の群れ

サシバが渡る

サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2013.9.22 長野県白樺峠

今年のサシバの渡り。
出足は鈍かったようだが、台風が去ったあとに晴天が続き、多くのサシバが渡って行った。
この日は晴天6日目とあって、さすがに在庫切れの印象があり、他のタカも含めて99羽(自分が見た鳥のカウント)に留まった。

観察開始は6:15
最初のサシバを観察したのは7:45ごろだった。
そのあと9羽ほどの柱が立ち、期待されたが、あとが続かず、小規模な柱が数回立つに留まった。



最初に現れた成鳥




8時台になると、ちらほらと飛ぶようになった。
成鳥




胸に縦斑が目立つ幼鳥




お昼前後に、数が増えてきた。
ここでは午後1時とか2時ごろに多く飛ぶことがよくある。
12時20分ごろに飛んだ成鳥

サシバ@白樺峠


サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2012.9.29 長野県白樺峠

今年の白樺峠は、すでに1万羽を超えるサシバが観察されたようだ。
例年と比べても多いのではないだろうか。
9/29の段階では、さすがに在庫切れの状態で、わずかの個体を観察しただけだったが、この時期南に渡るサシバを眺めるのは、やっぱり感慨深いものがある。
今回、何とか撮影出来たサシバはこれだけで、その意味では不本意だったが、また来年の楽しみということで。


昨年来、日本に渡って来る鳥の数が少ないという報告は数多くあり、自分の実感でも確かにそうだった。
原発事故による放射能汚染の影響が少なからずあるのではないか、という意見は根強くあるが、今年のサシバの数を見ていると、ちょっと安心する。

もちろん日本中のサシバがここを通過するわけではないので、全国に飛来しているサシバの数についてはわからないが、10万というオーダーのサシバが生息していることは間違いない。
食物連鎖の頂点にいる猛禽類が、日本国内でこんなに繁殖しているということに感動させられる。

サシバ@白樺峠










サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2011.9.23~24 長野県白樺峠

2日間で1000羽以上のサシバを観察したが、多くは大きなタカ柱になって高いところを流れて行った。
近くを飛ぶサシバは少なかったが、時折真上を飛ぶ個体も。

喉の1本線が目立つのは成鳥と思われるが、この距離だと♂♀の識別はちょっと難しい。
胸の縦斑が目立ち、やや白っぽく見えるのは幼鳥。
ここでは成鳥の割合が多いとされている。

サシバ@美浦


サシバ
タカ目タカ科
体長47cm(♂)
撮影 2011.4.17 茨城県美浦村

サシバは渡りをする代表的なタカです。
4月ごろ日本に渡ってきて繁殖し、9~10月ごろ南に渡って行きます。

午前中の探鳥会では至近距離に現れましたが、デジスコしか用意していなかったので撮影できず、午後から行った場所で2羽見られました。

サシバ@河内




サシバ
タカ目タカ科
体長47cm(♂)
撮影 2010.6.8 茨城県河内町

最近、私のフィールドではサシバを見ることが少なくなっています。
今年はまだ2回目の確認。
いかにもサシバがいそうな場所、ではない、シギチが似合う一面の田園地帯です。

車で走っていると、電柱にサシバの姿。
少し通り過ぎてしまったので、慎重にバックする。
窓を開けてカメラを向けると、大体飛んでしまいますが、何とか撮影。
飛ぶにしても一応前方にテイクオフしてくれたのが有り難かったですね。

眉斑が目立たないので♂だと思います。

サシバ@白樺峠






サシバ
タカ目タカ科
体長♂47cm ♀51cm
撮影 2009.9.26 長野県旧奈川村(現松本市)白樺峠

夏鳥として飛来し、秋に南に渡るタカの仲間がいます。
サシバとハチクマはその代表的な存在。
長野県の白樺峠は、愛知県伊良湖岬とともに、タカの渡り観察の2大メッカと言えます。
伊良湖岬での渡りは昔から知られていたようですが、本格的に研究されはじめたのが1970年代。
白樺峠が渡りのルートであることがわかったのが1989年のことだそうですから、まだ20年にしかなりません。
新潟県や長野県方面のタカが伊良湖岬を通過するとは思えないので、長野県内に渡りのルートがあるに違いない、と考えた人たちが探し当てた場所ということができそうです。


サシバは陸地伝いに、九州から沖縄を経て東南アジア方面に渡ると言われています。
来年の春には、また各地の里山にやってくるはずです。

サシバ@白樺峠




サシバ(幼鳥)
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 2008.9.14 長野県旧奈川村(現松本市)白樺峠

サシバは渡りをするタカの代表的な存在で、里山に暮らす鳥でもあります。
最近、私のフィールドではサシバを見ることが少なくなってしまいました。
今年は全く見ていないので、これが今年の初確認になります。
夏鳥が帰る時に初認というのは変な話で、里での鳥見がおろそかになっている証拠でもありますが、サシバが減っていることは他の人の観察からも伺えます。

とは言うものの、白樺峠のような渡りのメッカでは多くのサシバが渡って行くのですから、いることはいるのだ、と何となく安心してしまいます。


日本で2番目の高さを誇るアーチダム「奈川渡ダム」は、梓川と奈川の合流地点にあります。
その2つの川に挟まれた山塊に位置する白樺峠は、松本方面から渡って来たタカたちが通過する地点となっています。
9~10月の2ヶ月間に10000羽以上のサシバが渡る、日本有数のポイント。
今年は、サシバの渡りが例年より10日程度早いペースでしたが、ここに来て落ち着いており、代わりにハチクマが増え始めました。


写真はサシバ幼鳥
幼鳥の特徴は、体下面の縦斑と暗褐色の虹彩です。
喉の1本線はサシバだけの特徴ではありませんが、比較的目立つポイントです。

サシバが渡る








サシバ
タカ目タカ科
体長 ♂47cm ♀51cm
撮影 長野県松本市白樺峠

渡るタカの代表がサシバです。
日本各地で渡りが観察されていますが、愛知県の伊良湖岬とここ白樺峠は有名です。
関東から東海地方の個体は、太平洋側を移動し、四国→九州と渡るものと思われます。
東北から北陸方面、長野県内の個体は安曇野から国道158号線沿いに移動して、白樺峠から岐阜→関西方面に渡るのではないでしょうか。
いずれにしてもサシバは沖縄→台湾→東南アジア方面に渡ると言われています。

サシバは低山の林で繁殖し、開けた農耕地で小動物を捕食します。
最近、私のフィールドではサシバを観察することが少なくなっています。

サシバはタカ識別の基本ですが、どちらかと言うとあまり特徴がないように思えます。
体に比べて頭が大きい感じがします。
喉に太い線が1本入り、翼先分離は5枚です。

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