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カイツブリ@谷津干潟



カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 千葉県習志野市谷津干潟

アメリカの図鑑”The SIBLEY Guide To Birds"は、その絵の美しさもさることながら、識別ポイントのわかりやすさでも、感動的な図鑑だと思います。
基本的に1ページに2種類。
必要に応じて、成鳥・幼鳥・夏羽・冬羽の絵を並べた上に、ほぼ全ての種において飛翔の絵を載せています。
たとえば成鳥と幼鳥について、翼の上面・下面が書き分けられているという徹底した内容で、これには心底感心してしまいます。
あまり飛翔姿を見る機会が無いカイツブリ類ですが、夏羽と冬羽の飛翔姿がしっかり描かれているのはさすがだと思いました。
ただし、カイツブリはアメリカにはいないので、載っていません。
改めて「フィールドガイド日本の野鳥」(高野図鑑)を見ると、カイツブリ類5種の飛翔が載っています。ただし上面だけ。
でも、これがしっかり描いてあるというのは、高野図鑑もさすがだと見直しました。

何が言いたかったかというと
カイツブリ類5種(カイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ)の中で、次列風切が白くないのはカイツブリだけだということです。

カイツブリ@井頭公園


カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 栃木県真岡市井頭公園

毛玉が浮いているような、と形容されるカイツブリ。
フワフワで実によく水をはじきますが、そのためにいつも手入れを怠りません。

こういうシーンを見ると、今更ながら鳥の軽さを感じます。
氷山の一角という言葉があって、氷山は水上に出ている部分の7倍が水中にあると言われています。
カイツブリはその反対ぐらいか? と感じますがどうでしょうか。

さて、カイツブリの向うにいる鳥は何でしょうか。
簡単かな?

カイツブリが立った@谷津干潟




カイツブリ
カツツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2008.4.12 千葉県習志野市谷津干潟

以前、潜水ガモと淡水ガモの違いについて、足の位置による立ち姿勢の違いということを書きました。
潜水ガモは、潜水しやすいために足が後方についていて、歩くのは得意でないという内容でした。
潜ることに特化したカイツブリ類は、潜水ガモ類よりも更に足が後方にあるために、地上を歩くことはあまりありません。
そのカイツブリが立ち上がったところが見られました。
この個体は歩いて見せてはくれませんでしたが、さて歩くことはあるのでしょうか。
もっと足が後方にあるアビ類は、地上を歩くことはできないと言われていますが。。。

カイツブリ





カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2008.1.13 東京都杉並区和田堀公園

カイツブリは、近くで見ると本当に小さい。
この池にはオナガガモやカルガモがたくさんいるので、鳥をよく知らない人はカモの赤ちゃんだと思っているようでした。
以前、東京都野鳥公園でも、ダイサギとコサギが並んでいるのを見て、親子だと思っていた人がいました。
確かにそんな風に見えないこともないですね。
叶内拓哉さんの「カモハンドブック」のあとがきにもそんなエピソードが書いてあります。

成鳥冬羽と、夏羽になりかけのように見える個体。

カイツブリ


カイツブリ(冬羽)
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2007.12.15 千葉県習志野市谷津干潟

日本産カイツブリ類では最小で、カンムリカイツブリ(56cm)と比べると半分以下です。
毛玉が泳いでいるようなフワフワ感がたまりませんね。
カイツブリを見ていると、鳥の羽はなぜあんなに水をはじくのか、不思議です。
この鳥は年中潜ってばかりいるのに、羽はいつ見ても乾いています。
鳥は自分で分泌する脂でいつも羽づくろいをしているものですが、やっぱり手入れが大事ということでしょうか。

カイツブリ



カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2006.12 茨城県土浦市乙戸沼

鳥インフルエンザが発生、問題になっています。
これは渡り鳥が運んだウィルスが感染したのだろうと言われていて、それはそうなのだろうと思います。
ただ、これは鳥の病気であって、人間に感染する確率は極めて少ないと思われます。
今一番懸念されているのは、鳥インフルエンザが突然変異を起こして、人間に感染する新型のインフルエンザが発生することです。
そうなった場合、それはあくまでもヒトからヒトに感染するウィルスであって、鳥インフルエンザが直接ヒトに感染するわけではありません。
マスコミの報道を見ているとそのあたりがとても不明確で、あたかも渡り鳥がヒトに感染する新型インフルエンザウィルスを撒き散らすかのような誤解を与えかねない、と懸念しています。

なぜ、こんなことを書いたかというと、
先日、NHKで鳥インフルエンザのニュースを見ていたら、
その”渡り鳥”というキャプションのバックに、オオバンとカイツブリの映像が流れていたからです。
要するにニュースの内容と”資料映像”が全く無関係で、いかにも”テキトー”に作られているのですね。
NHKのニュース映像がこんな調子では、いざ新型インフルエンザが発生した場合に、正確な情報を伝えられるのだろうか、はなはだ疑問に思います。


日本産カイツブリ5種中最小
私の地元では昔から「ムグッチョ」と呼びます。
その名のとおり、よくもぐります。

カイツブリ




カイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長26cm
撮影 2006.1.13 茨城県土浦市霞ケ浦
地図

野鳥の分類は、アビ目アビ科から始まり、スズメ目カラス科で終わります。
アビ目の次がカイツブリ目
アビ類は外洋にいる鳥なので、滅多にお目にかかれません。
通常のバードウォッチングではカイツブリが先頭でしょう。
霞ケ浦では、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリの3種が普通に見られます。

よく潜る鳥なので、潜るのに適した体型です。
足が体の後ろの方についていて、鰭状になった独特の足を持っています。
歩くのは不得意、というよりカイツブリが歩くのを見たことがありません。

いきなり潜るので、潜る瞬間を捉えるのが大変です。
動いたのを見てからシャッターを切ると、水しぶきだけの写真になります。
偶然写った写真から、思いのほか首が長いことがわかります。
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