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公津の大杉(千葉県成田市)

公津の大杉
千葉県成田市









麻賀多神社(まがたじんじゃ)は、印旛沼南岸の八千代市から成田市にかけて18社があり、この成田市台にある麻賀多神社が惣社である。
麻賀多神社の森は、標高約30mの台地の上にあり、社叢林として古くから大切にされてきたもので、1977年に「麻賀多神社の森」として千葉県の天然記念物に指定された。

社殿左奥にある大杉は古くから「公津の大杉」として知られている。
1935年に、この杉が千葉県の天然記念物に指定されたが、上記のように現在では社叢全体が指定されていて、大杉単独で指定されているわけではないようだ。

推定樹齢約1300年。
樹高は40mにも達する巨木で、幹周は資料によって8mとも9mとも10mとも。
測ったわけではないが、見た印象では9mは大袈裟かと思う。
神社の入口には「東日本最大大杉」の看板があったのだが、一見して「清澄の大杉」(千葉県鴨川市、清澄寺にある)には及ばないと思った。
実際「清澄の大杉」は、樹高45m、幹周15mに及ぶ。

昭和10年当時は、巨樹があまり知られておらず、東日本一と称したものか。そうなると樹齢1300年も怪しい気がする。「清澄の大杉」も1000年は超えていないと言われている。




1991年に撮影した清澄の大杉

男女ノ川源流と紫峰杉

男女ノ川源流と紫峰杉



筑波山は男体山、女体山の双耳峰で、2つの峰の鞍部を御幸ヶ原と言う。
御幸ヶ原には、筑波山神社からケーブルカーが通じているので、多くの観光客で賑わう。
ここからわずか1分ほど下ったところに男女ノ川の源流がある。




男女ノ川源流







男女ノ川源流に佇む紫峰杉
高さ40m、幹回り7m、樹齢約800年の巨木である。
紫峰とは筑波山の別名で、公募によって命名された。
その昔、江戸から富士と筑波はよく見えた。
富士は一年の半分以上、雪を被っているが、筑波は一年を通して紫色に見えることからの雅名である。
ちなみに醤油のことを「むらさき」というのは、紫峰という醤油の名前に由来するというのが定説で、土浦市では今でも紫峰というブランドの醤油が製造されている。




紫峰杉の近くにあるブナの木
幹回り約4mの巨木で、筑波山では最大級のブナと言われている。
紫峰杉とは樹形までもが似ているようだ。

将軍杉(新潟県阿賀町)



Googleの地図には道の駅「みかわ」は出ていない。
その場所には「三川の将軍杉」と書いてある。
将軍杉はそこから300mほど山側に入った場所にあるので、明らかに間違っている。
毎度のことだが、地図がこれだけ不正確なのは問題である。
もっとも、Yahooの地図には道の駅はあるが、将軍杉は出ていない。

将軍杉は、日本最大の杉とされている。
推定樹齢は1400年。
根元近くで6本の大支幹に分かれた独特の形状で、主幹は昭和36年の第2室戸台風で折れてしまった。
2001年に環境省が行った調査において、幹周19.31m、樹高38mとされ、縄文杉を抜いて日本一の杉となった。
ただ、幹周は目通りと言って目の高さで測るのが普通だが、この木の場合は特異な形状のため、根元の周囲よりも過大な数字が出ており、根元で計測すれば縄文杉には及ばない。
定義が変われば日本一も変わる。
どちらにしても、堂々たる古木であることには変わりはない。

小高のカヤ(茨城県行方市)


小高のカヤ

茨城県行方市(旧麻生町)
幹周 6.1m
樹高 21m
樹齢 650年


行方市(旧玉造町)には、大銀杏で有名な西蓮寺という名刹があります。
その末寺、神宮寺というお寺があった場所と言われています。
今は集会所になっていますが、その前庭に立つカヤの巨木。
樹勢もよく、形もいい1本です。

カヤという木は、上等の碁盤になる木だと思います。

府馬の大クス(千葉県香取市)



府馬の大クス
千葉県香取市(旧山田町)
樹高 20m
幹周 12m
樹齢 伝承1500年

これは国指定天然記念物ですが、樹種を間違えて登録されてしまったもので、本当はクスではなくタブだそうです。
日本最大級のタブノキだそうです。
以前は鬱蒼として近づくのもはばかられるような雰囲気だったとか。
現在は公園のようになっていて、開けた雰囲気の中にあります。


今日、鎌倉の鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れてしまいました。
やっぱり、こういうものは見られる時に見ておかないと。

波崎の大タブ(茨城県神栖市)



波崎の大タブ
国指定天然記念物
茨城県旧波崎町(現神栖市) 神善寺
幹周 8.1m
樹高 15m
樹齢 伝1000年

日本でも有数のタブノキで、茨城県にある巨木では有名なものです。
根本附近にある大きなコブが、アンコ型の力士のようでユーモラスに見えます。
枝張りも巨大で、東西30m、南北20mにも及ぶとか。
周囲のお地蔵さんが、この木の方を向いて取り囲んでいる姿も微笑ましいものです。

神崎の大クス(千葉県神崎町)



神崎の大クス
国指定天然記念物
千葉県神崎町 神崎神社
樹高 27m

クスノキは暖地を好む木で、九州方面には信じられないほど巨大な木があります。
神崎の大クスは、国指定天然記念物のクスとしてはこれでも控えめな大きさと言えるようです。
実は主幹が火災で類焼したようで、ひこばえが成長したものです。

この木は「ナンジャモンジャの木」と呼ばれていることで有名で、それは水戸光圀公がこの木を見て「なんと言うもんじゃろうか」と言ったことに由来します。
よくわからないので「ナンジャモンジャ」と名づけられたものは各地にあると言います。
それはクスノキであることも多いようですが、多くはモクセイ科のヒトツバタゴという木であることが多い。それは独特の白い花を咲かせる木です。

菊間八幡神社のイチョウ(千葉県市原市)


菊間八幡神社のイチョウ
千葉県市原市菊間
市原市の保存樹木
樹齢 推定300年

内房には、イチョウの巨木がかなり存在するようです。
その中ではあまり目立たない存在ですが、相当に立派な木でした。
JR内房線八幡宿駅から、内陸に1.5kmほど入ったあたりにあり、都市部に近い割には、鬱蒼とした森が広がっています。

千葉寺の公孫樹(千葉県千葉市)



千葉寺の公孫樹
県指定天然記念物
千葉県千葉市
幹周 8m
樹高 25m
樹齢 伝1300年

千葉寺(ちばでら、せんようじ)は、709年に行基が開山したと伝えられる古刹です。
樹齢1300年という伝承は、その時植えられたものという前提だと思います。
国内のイチョウの中でも最も見ごたえがあると言われるその姿は実に堂々たるものです。

千本公孫樹(千葉県市川市)


千本公孫樹
千葉県市川市 葛飾八幡神社
国指定天然記念物
幹周 12m
樹高 20m
樹齢 伝1000年以上

この木にたどり着くには、少なからず苦労しました。
市川市の中心部にあるのですが、このあたりはいつも渋滞しています。
JR本八幡駅から数分、市川市役所の近くという立地であるため、交通量が多いのは当然ですが、踏切が多い上に、中山競馬場が近いというのも影響しているかも。
幹線道路から一歩入ると非常に道が狭く、住宅が密集していて場所がわかりません。
行き過ぎて迂回して来ると、また渋滞に嵌ります。
こういう場所の見学には、近くの時間貸し駐車場に停めて歩くことにしています。
行き着いてみると、案外わかりやすい場所にありました。
道を1本間違えると迷路に入り込んでしまうのです。

実はこの八幡には、有名な「八幡の藪知らず」という森があります。
鬱蒼とした森で、一度足を踏み入れると出られなくなる、という言い伝えがありますが、実際は18m四方ほどしかなく、さらに道路拡張で削られているそうです。
住宅密集地の入り組んだ狭い道は、現代の「八幡の藪知らず」。

・・・・・・

葛飾八幡宮は、平安時代初期、宇多天皇の勅願により京都の石清水八幡宮から分祀された由緒ある神社。
千本イチョウはその本殿脇にあります。
多数の樹幹が集まって一本の大樹のように見えるので、古来から千本イチョウの名で知られています。
主幹は落雷で失われ、ひこばえが成長して現在のような姿になったもののようですが、その不思議な姿にイチョウの生命力の強さを感じます。
なおイチョウには雌雄がありますが、これは雄株とのこと。

この撮影は難しい。
いずれ、葉を付けた頃、紅葉の時期にでも再度訪問したいと思いました。

空禅寺のイタジイ(茨城県土浦市)



空禅寺のイタジイ
茨城県土浦市手野町
樹高 13.5m

普通、シイノキと言うとスダジイを指し、このイタジイというのはスダジイの別名のようです。

霞ヶ浦の北岸を通る狭い県道から、ちょっとわかりにくい道に入ったところにある空禅寺は、土浦市で唯一の時宗の寺です。
お寺の境内を見回しても、それらしき木は見当たりません。
実はお寺の脇の道を少し上った台地上にありました。
霞ヶ浦を望む開けた場所に佇む、こんもりとした形のいいシイノキです。
樹齢は不明ですが、ある資料によると400年程度とか。

地蔵ケヤキ(茨城県取手市)

私は桜の古木が好きで、毎年の探訪を楽しみにしています。
ただ、桜は春だけの楽しみなので、他の木ももう少し見てみたいと思いました。
日本は巨木になる種類の多さでは世界有数の国だそうです。
数百年から千年以上も生きてきた巨木の圧倒的な存在感に対峙するとき、木には不思議な力が宿っているような気がしてなりません。

・・・・・・

地蔵ケヤキ
茨城県取手市
樹高15m
幹周10m
樹齢1600年










考えて見れば、この木は家から30分とかからない場所にあったのです。
”燈台もと暗し” ごく近くに見るべきものがあるのだ、ということを実感しました。

高源寺というお寺の境内にあります。
その昔この寺が火災に遭い、このケヤキも類焼して樹幹に巨大な空洞ができてしまったと言われています。
いつの日か、この空洞に子育て地蔵が祀られました。
昔はこの横に空いた穴をくぐり抜けると安産間違いなし、という謂れがあったとのことです。
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