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オジロトウネン@茨城

オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2020.9.14 茨城県

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この日は朝のうち2時間ほど廻って見たが低調だった。
最後にオジロトウネンの幼鳥1羽を見つけることが出来たので、良しとしよう。オジロトウネンは今シーズン初。

地味と言われるオジロトウネンだが、幼鳥はサブターミナルバンドが目立ち、なかなか綺麗だ。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

オジロトウネン@稲敷




オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2018.10.7 茨城県

8羽ほどの群れになっている。
最後の個体は、雨覆に幼羽の特徴であるサブターミナルバンドが目立つ。

デジスコ撮影

オジロトウネン@稲敷


オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2017.8.23 茨城県

ムナグロが飛び去ったあとの蓮田に、コチドリ、タカブシギ、オジロトウネン、トウネンが入っていた。
この秋の渡りでは、今のところ一番賑やかだった。

オジロトウネンは春秋の渡りに通過するほか、越冬することもある。
左はコチドリ。

オジロトウネン@茨城


オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2014.9.6 茨城県

オジロトウネンは内陸性のシギで、秋の渡り時期に見られる他、少数が越冬する。
今日は幼鳥2羽が観察出来た。
これで、この秋確認したシギチ類は17種になったが、まだ低調。

オジロトウネン@茨城


オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2013.9.8 茨城県

先週1羽だけ見たオジロトウネンは幼鳥だったが、今日は摩耗した成鳥夏羽が見られた。
同じ鳥でもいつも同じ個体ではなく、いろいろな個体が通過していくところが面白い。

オジロトウネン@茨城


オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2013.8.31 茨城県

8月中旬ごろ、1~2羽のオジロトウネンを継続的に観察したが、その後は見当たらず、この日別の場所に1羽見つけた。
サブターミナルバンドが目立つ幼鳥なので、前回のものとは別個体。
少し遠かったが、特徴はよく見えた。

なお、この写真では足が黒く見えるかも知れないが、泥がついているためで実際は黄色い。

・・・・・・

オジロトウネンは英語名をTemminck's Stint、学名をCalidris temminckii
と言う。
テミンクとは、コンラート・ヤコブ・テミンク。オランダの動物学者。
彼は多くの種の学名を付けており、日本の鳥との関係も深い。
日本産鳥類で、英語名、学名に彼の名を冠したものはオジロトウネンだけだが、日本産鳥類で彼が付けた学名をもつ鳥は以下の44種(シュレーゲルとの共同を含む)もある。
いかにも日本の鳥と言えるような鳥の名が並んでいることがわかると思う。

ウズラ
ヤマドリ
カラスバト
アオバト
オオミズナギドリ
ハシボソミズナギドリ
ウミウ
ミゾゴイ
トキ
クロツラヘラサギ
ナベヅル
ハジロクロハラアジサシ
トウゾクカモメ
カンムリウミスズメ
ハチクマ
ツミ
オオノスリ
アオゲラ
ヤイロチョウ
モズ
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
センダイムシクイ
メジロ
マキノセンニュウ
オオヨシキリ
ムクドリ
カワガラス
クロツグミ
アカハラ
ツグミ
コマドリ
アカヒゲ
イナバヒタキ
サバクヒタキ
キビタキ
ムギマキ
オオルリ
カヤクグリ
ニュウナイスズメ
イカル
ミヤマホオジロ
ノジコ
(この他に26亜種)

コマドリの学名 Luscinia akahige
アカヒゲの学名 Luscinia komadori
が逆転しているのは、テミンクが標本を取り違えたためだと言われている。

オジロトウネン@茨城



オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2013.5.5 茨城県

関東では、比較的越冬する個体が多いが、この冬は確認できなかった。
春の渡りに見られるものは少ないので、夏羽を見るチャンスは少ない。
この時期としては珍しく、8羽前後の群れが見られた。
夏羽に換羽中の個体と見られるが、距離があったのが残念だった。

オジロトウネン@茨城





オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2011.11.20 茨城県

茨城県南では毎年見られる鳥だが、多くは秋の渡りで、単独か小群のことがほとんど。
今回のように10羽以上の群れになることは少ない。
個人的には群馬県内や埼玉県内で見ている。
いずれも内陸で、海岸部ではまず見ない鳥だと思う。


ブログを始めたばかりのころ、この鳥の写真を褒めてくださった方がいた。
目がしっかり写っている写真には説得力がある、と。
鳥の思索的な表情を見るとき、この鳥は何を考えているのだろう、とそんなことを意識するようになった。

その方のブログは突然更新されなくなり、6年経った今でも最後の記をUPされたまま残っている。
ネット上だけの短い交友だったが、今でも忘れられない、そんな人が何人もいる。

オジロトウネン@茨城県


オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2011.11.12 茨城県

この秋の渡りでは、オジロトウネンは観察できなかったが、今頃になって現れた。
場所によっては越冬する傾向があるので、今時分の飛来は意外ではないが、数えて見ると15羽の群れだった。これだけの群れはこれまでに見たことがない。
かなり羽軸が太くて黒っぽい個体もいるが、幼羽から第1回冬羽に換羽中かと思われる。

オジロトウネン@埼玉

オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2011.9.11 埼玉県

今年、茨城県南の水田地帯にシギチの数が少ない。
水が張られた休耕田が少ないからか。
震災の影響で、多くの水田が液状化の被害を受けた。その影響もあるのかも知れない。
東北の中継地の環境が激変したため、渡りのルートが変わったという説もある。
昨日、谷津干潟からの帰り、県南の主なポイントを廻って見たが、水もほとんど干上がり、鳥の姿はなかった。
この秋の渡りは終息気味なので、河岸を変え、埼玉方面に行ってみることにした。
この秋はそちらの方がどうやら盛況のようだからである。

本来は自分のフィールドでこつこつやるのが本筋だと思っている。
こちらにいないとなると別の場所に触手を伸ばすのもどうかと思うが、違う場所の状況も見てみたいという気持ちもあった。
土地カンのない場所に行ってすぐ成果が挙がるほど鳥見は甘くないし、そんな無駄足は慣れているから空振り覚悟で出かけてみた。

埼玉と言っても広いが、平野部分は宅地化が進んでいるので、広範囲に水田が広がっている場所はそんなに多くはないと思う。
大体の場所に見当を付けて、あとはしらみ潰しに農道を走り廻る。
茨城と違うところは、農道も結構舗装されていて走りやすいということと、稲刈りが遅いので農耕車が少なく、当方が邪魔にならないので探しやすいということだった。




今年、自分のフィールドでは見ていない。
水の少ない休耕田にいたので、うっかり見落とすところだった。
雨覆に、羽軸とサブターミナルバンドが目立つので、幼羽~第1回冬羽と思われる。







こちらは一様に灰褐色で、成鳥冬羽と思われる。


初めにクサシギ、イソシギを見つけ、コチドリと一緒にいたのがオジロトウネンだった。
これだけで来た甲斐はあったと言える。
が、このあともなかなか面白い面々が出迎えてくれた。

オジロトウネン@茨城県



オジロトウネン
チドリ目シギ科
体長14.5cm
撮影 2010.8.21 茨城県

前回見た場所とは別の場所に1羽いました。
摩耗した夏羽だと思います。
この休耕田も水が少なくなり、草が伸びて来たので今後はちょっと探しにくくなるかも知れません。

今日はケリが1羽見られました。
これで、この秋のシギチの渡りは21種の確認となりました。
去年見られたもので、今年未確認のものがまだ9種類ありますから、楽しみは残っています。
考えて見ればまだ8月ですから、今年のペースはとても早いと思います。

土日は特に他県ナンバーの車が多いですが、すれ違いできない細い道に長時間駐車したまま撮影する人が目立ちます。


この鳥は英語で”Temminck's Stint"と言います。
コンラート・ヤコブ・テミンクという人は、オランダのライデン国立自然史博物館の館長だった人で、シーボルトが日本から持ち帰った動植物の標本をハーマン・シュレーゲルなどと一緒に研究した人です。
彼はコマドリとアカヒゲの標本を間違えた人で、両種の学名が混乱しているのはそのせいです。
彼はトキ、ヤマドリ、アオゲラ、キビタキ、ムギマキなどの学名もつけた人で、日本と縁の深い学者ですね。

オジロトウネン


オジロトウネン
撮影日:2005.9.3
撮影地:茨城県旧桜川村浮島

スズメ大の小型のシギ
トウネンに比べると色が地味で、あまり特徴がない。
因みにトウネンは足が黒い。

上面の羽にサブターミナルバンド(羽縁に沿う線状の模様)が見られるので、幼鳥だと思う。

シギの仲間は長距離を渡るものが多い。
飛翔能力が高い鳥は翼が長いものが多く、静止時、尾羽よりも初列風切が後ろに出るのが普通。
トウネンは尾羽の方がいくらか後ろに出る。
オジロトウネンは、トウネンよりも尾羽が後ろに出る。
その外側部分が白いのが名前の由来。
ちょっとややこしい話でした。

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