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オグロシギ@稲敷








オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2018.9.30 茨城県

前の晩、かなりの雨が降ったので、水かさが増し、ツルシギ、セイタカシギ、コアオアシシギなど、足の長いシギたちが残った形になった。
ツルシギは、昨日の個体とは別の成鳥だった。

昨日は見られなかったオグロシギだが、2箇所に分かれて小群になっていた。
警戒心はが比較的薄く、じっとしていれば近寄って来る。
こういう感覚で撮影できたのは10年ぶりぐらいかも知れない。

オグロシギ@茨城


オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2014.9.15 茨城県

今日も朝のうちの観察では、コチドリとタカブシギが少数、クサシギが1羽7だけだったが、夕方の観察では、昨日と同様ツルシギ2羽とオグロシギ1羽が見られた。

オグロシギは内陸でよく見られる。(オオソリハシシギは干潟に多い)
秋の渡りで見られるのはほとんどが幼鳥で、ここ数年茨城県南では30羽前後の群れになることがある。
いつも思うことだが、今年生まれの幼鳥がなぜ毎年同じ地域に飛来するのか、とても不思議に思う。

オグロシギ@茨城






オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2013.11.9 茨城県

9日は、10羽前後のオグロシギを始め、エリマキシギ、アカアシシギ、ツルシギなど、多くのシギたちで賑わっていた。
10日にはその姿はなし。
結局この日は、イソシギとタゲリを観察したのみに終わった。
いきなり全て退去したわけでもないだろうが、秋の終わりは感じる鳥見。

・・・・・・

当地で見られるオグロシギに関連して、興味深いブログ記事を読んだので、ちょっと紹介したいと思う。
http://seichoudoku.at.webry.info/201311/article_9.html


スクミリンゴガイについては、以前も記事にしたことがある。
http://blogs.yahoo.co.jp/papageno620hop/7626889.html

スクミリンゴガイは南米原産の外来生物で、通称ジャンボタニシと呼ばれているが、タニシの仲間ではないらしい。
食用として移入されたらしいが、定着せず、各地の水田に広がった。
侵略的外来生物ワースト100にも選定されている。
主に西日本に多く、最近になって関東地方にも進出した。
茨城県南の蓮田では、ここ数年非常に目立つようになった。
と言っても、スクミリンゴガイ自体はよく知らない。
目立つのはピンク色の卵塊である。
このオグロシギの写真にもピンク色の卵が写っているが、あまり気持ちの良いものではない。

貝の卵がなぜこのように水面上にあるのかと言うと、この卵、面白いことに水中では孵化できないのである。
なので、水中に沈めてしまえば簡単に駆除できる。
これを見るたび、この卵を食べる生物はいないのだろうかと思うのだが、卵は非常に苦味があって、原産地でもこれを食べる生物はほとんどいないらしい。

貝自体は食用として移入されたぐらいだから、食べる生物はいる。
カルガモはこれをよく食べるとも言われているが、定かではない。
上記の記事にも、これを食べるカラスがいることが紹介されている。

オグロシギがスクミリンゴガイを食べるのならば、オオハシシギなど他のシギも食べるかも知れない。
茨城県南の蓮田に於けるスクミリンゴガイの増加と、オグロシギの長期滞在傾向に関係があるとすれば面白いことだ。
そう言えば、シギが多く見られる蓮田には、スクミリンゴガイの卵塊が目立つようにも感じる。

オグロシギ@茨城





オグロシギ
チドリ目シギ科
体長37.5cm
撮影 2013.11.4 茨城県

オグロシギの滞在も2か月を超えた。
飛来当初に比べると第1回冬羽に換羽が進んで、色合いはかなり地味になっている。

いつもの場所ではなく、別の場所に現れた。
この蓮田にオグロシギが来るのは珍しいが、ここなら見やすいので歓迎。

オグロシギ@茨城


オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2013.9.14 茨城県

今日は干潮が早朝に当たったので、6時ごろに三番瀬、そのあと谷津干潟に寄り、午前中には帰宅した。
千葉県内はいつもより交通渋滞がひどく、帰りには2時間半もかかってしまった。

夕方、県南の水田地帯を少しだけ廻って見る。
午後は逆光で観察条件は悪いのだが、1箇所の蓮田に9種類のシギチが集まっていた。

このところ見られなかったオグロシギが10羽ほどの群れになっていた。
写真はオグロシギ幼鳥の群れ。右から3羽目のみエリマキシギ。
距離があったのでデジスコで撮影。


結局この日は、干潟で11種、内陸で9種のシギチを観察することが出来た。
重複しているのはトウネンだけなので、19種類見ることが出来たということになる。

オグロシギ@茨城


オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2013.8.25 茨城県

当地では、オグロシギは9~10月ごろによく見られる。
初め数羽が飛来し、次第に増えて30羽以上にもなることがある。
今まで見た最大の群れは37羽ほどだったと思う。
それらは全て幼鳥である。
当地では成鳥夏羽を見ることは少ない。
比較的早い時期に、単独で観察したことが数回ある。

東京湾では、今の時期、成鳥がよく通過するようである。
自分自身、過去に三番瀬や谷津干潟で何度か観察した。
最近、東京港野鳥公園で観察された個体としてブログに出ている個体も成鳥である。
成鳥は東京湾岸の干潟をよく通過するが、内陸にはあまり来ないという傾向が伺える。

・・・・・・

25日に観察した幼鳥8羽のうちの1羽。
褐色味が強い軸斑が目立つ個体で、これぐらい綺麗な幼鳥を見ることは珍しい気がする。

オグロシギ@茨城

オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2013.8.24 茨城県

オグロシギはオオソリハシシギと近い種類で、淡水域を好むが干潟でも見ることがある。
オオソリハシシギは干潟に多く、内陸に入ることは少ない。(自分自身は、当地で見たことはない)
秋の通過個体はほとんどが幼鳥で、成鳥を見ることは少ない。

手元の記録を見ると、当地(茨城県南の淡水域)でのオグロシギ初見は
 2012年 10/19
 2011年 9/7
 2010年 9/4
 2009年 8/18
 2008年 8/23
 2007年 8/27
だが、2009年8月18日の記録は成鳥で、幼鳥の記録は9月5日である。
幼鳥を見た記録としては2008年の8月23日が最も早い。
だから、今年のオグロシギ飛来はかなり早いということになる。

オグロシギ幼鳥は初め1~3羽程度が飛来し、次第に数が増え、20羽以上の群れになって1か月程度滞在する。
そしてある日突然いなくなる。
そういった傾向をここ数年見てきたが、去年は飛来と退去が1か月ほども遅くなった。
今年はどうなるのか注目していたのだが、意外に早い飛来だった。



とりあえず、今シーズン初認のオグロシギは、タカブシギに混じった1羽




そのあと、8羽の小群を見つけた。
オグロシギというと結構大型の鳥という印象があるが、コサギと比べるとこんな感じである。

オグロシギ@茨城

オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2011.9.28 茨城県

9/27
ちょっと時間を見つけてある場所に行ってみた。
 コガモが800羽以上
 ハシビロガモが15羽程度。
 セイタカシギ1羽とアオアシシギ2羽。
シギチの渡りに関しては、今期は低調のまま終わってしまった感があったが、まだ行けるかも知れない。
カモの群れの中に、シマアジがいる可能性もある。
この日はカメラもプロミナーもなかったので、28日にもう一度行って見た。
結果はゼロ。鳥見は甘くない。


その代わり、別の場所にオグロシギ21羽の群れを見つけた。
ここ数年、これは毎年見られる光景だった。
いきなり来たのか、少しずつ増えていたのか、それはわからない。
今年も来てくれた、ということに安堵する思いだが、これらは全て今年生まれの幼鳥なので、生まれて初めての渡りなのである。
鳥の渡りというのは本当に不思議だが、渡りのコースと言うのは、鳥にとっては何らかの必然性があるのだろうと思う。







この時期来るのはほとんど幼鳥で、渡りの初期には成鳥が見られることもある




胸の赤味が強いのは、まだフレッシュな幼羽




手前の個体は、肩羽にグレーの第1回冬羽が出ている




これも第1回冬羽に換羽中の個体

オグロシギ@茨城




オグロシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2011.9.7 茨城県

この時期通過するオグロシギはほとんど幼鳥です。
比較的褐色味の強い個体。
2枚目はアオアシシギと。

オグロシギ@茨城県




オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2010.9.20 茨城県

やや大型のシギとして、オグロシギとオオソリハシシギはよく似ています。
オオソリは嘴が反っていて、オグロはまっすぐというのが、一般的な識別ポイントです。
その他にはどんなポイントがあるでしょうか。

オグロシギは”Black-tailed Godwit”で、オオソリハシシギは”Bar-tailed Godwit”。
オグロシギは翼の下面が白く、上面には白い翼帯があり、腰が白くて尾羽の先端にはっきりとした黒帯があります。
飛翔姿の場合、白黒のコントラストがはっきりしている傾向があります。

オオソリは海岸や干潟、オグロは淡水域を好みますが干潟でも見られます。
淡水域で見られるのはほとんどオグロです。

ここ数年、オグロシギの通過数が増加傾向にあるような気がします。
飛来は比較的遅く、9月になると徐々に増えて20羽ほどになっています。ほとんどが幼鳥です。

この鳥の色合いは個体差が多いようです。
換羽の過程にも個体差があり、すでに冬羽に換羽中のものも見られます。

口元に赤味があるものも目立ちますが、換羽の過程なのでしょうか。

オグロシギ@茨城県





オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2010.9.4 茨城県

1週間ぶりの休耕田には、オグロシギ4羽が見られました。(1箇所に1羽、1箇所に3羽)
毎年、少し遅めに通過するオグロシギ。
比較的早い時期には成鳥も見られますが、この時期はほとんど幼鳥です。今日見られたのも全て幼羽。

不思議なのは、生まれて数ヶ月の鳥が、なぜ毎年同じ地域に飛来するのかということ。

オグロシギ@稲敷





オグロシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 茨城県旧桜川村

この場所でのオグロシギの記録
9/5 2羽
9/6 2羽
9/9 2羽
9/10 2羽
9/11 3羽
9/12 3羽
9/13 16羽
9/16 1羽
9/19 19羽
9/23 10羽以上
9/30 15羽以上
10/2 5羽以上
10/4 9羽
10/10 32羽
10/11 37羽
10/12 38羽

8月には利根町に1~2羽が入っていた。
例年そんな感じで、今年の数には驚いた。

オグロシギ@稲敷



オグロシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2009.10.11~12 茨城県旧桜川村

一時少なくなっていたオグロシギですが、一昨日32羽、昨日37羽、今日(午後1時ごろ)は38羽で、私が観察したところでは最高を記録しました。
ここのシギたちは、変な円筒形の物体を構えている人間たちは悪さをしないことがわかったらしく、平気で2mほどの至近距離に来るようになりました。
いつも逃げていく鳥ばかりを追っている身としては、鳥がどんどん近づいてくる鳥見というものは新鮮な体験でした。
天気も絶好、最高に楽しい3連休の鳥見でした。

午後3時過ぎ、もう一度廻ってみると、8種類60羽以上いたシギたちは全て姿を消していました。
猛禽が襲来したのか、一時的な移動か、一斉に退去したのか、興味の尽きない鳥たちの行動。

オグロシギ@稲敷



オグロシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2001.9.23 茨城県旧桜川村

オグロシギも決して多いとは言えないシギである。
今年の茨城県南では、8/17に利根町で確認。その後は旧桜川の蓮田に2羽ほどが飛来し、徐々に増え、最高は19羽を数えた。
この日、まだ10羽程度が残っている。
なお、最初利根町に来た個体は成鳥だったが、この蓮田にいるのは全て幼羽である。
大抵、広い蓮田の向こう側にいるが、初めて10mほどの距離まで来たオグロシギ。

オグロシギ@稲敷


オグロシギ(幼羽)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 茨城県旧桜川村

茨城県南の田んぼには、毎年小群で飛来します。
今年も2~3羽でしたが、一時16羽を数えました。

オグロシギの名の由来は、尾羽の太い黒帯です。
ウミネコのようなもの、と思えばいいかも知れません。
飛翔時でないとわかりにくいのですが、この写真でよくわかると思います。
もうひとつの特徴、白く目立つ翼帯も見えます。

オグロシギ@稲敷

オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 茨城県旧桜川村

初めに前回のクイズの答え


無理は承知なのですが
ウズラシギ オバシギ エリマキシギ コアオアシシギ アオアシシギ クサシギ タカブシギ ソリハシシギ オグロシギ タシギ
で、合計10種類でした。
1箇所の田んぼに10種類のシギが集まる、というのはシギ観察の醍醐味だと思います。


9/12には、同じ田んぼで14種類見られました。
トウネン ウズラシギ ハマシギ オバシギ エリマキシギ アカアシシギ コアオアシシギ アオアシシギ クサシギ タカブシギ イソシギ ソリハシシギ オグロシギ タシギ

今日行ってみると、何とオグロシギだけ。
ただし、16羽入っていました。
昨日の雨で水かさが増え、状況が変わってしまったようです。
周辺の田んぼを見ても、合計6種類程度になっていました。



16羽(写真に写っているのは15羽)の群れ







前日、雨の中のオグロシギ
前日まで2羽でしたが、この日3羽になりました。

オグロシギ@茨城県


オグロシギ(幼鳥)
チドリ目シギ科
体長
撮影 2009.8.18 茨城県

オグロシギとオオソリハシシギはよく似ています。
飛んだ時、尾羽に太い黒帯があるのがオグロシギ、数本の細い黒帯があるのがオオソリハシシギです。
オオソリは干潟に多く、淡水域にはほとんど入りません。
オグロは淡水域に多いのですが、干潟にも少数入ります。
田んぼではオグロの可能性が高くなりますが、干潟では一応見分ける必要があります。

毎年8月中旬になると、少数のオグロシギが入ります。
秋の渡りはほとんどが幼鳥です。
成鳥と幼鳥では渡りのルートが違うのだと考えられていますが、不思議なことですね。


※追記
秋の渡りは幼羽が多いということと、全体的な色合いから、単純に幼羽と書きましたが、腹にある横斑は夏羽であり、この個体は夏羽から冬羽への換羽中であると思われます。

オグロシギ


オグロシギ(幼鳥)
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2008.8 茨城県利根町

小群が水田や干潟に飛来しますが、秋の渡り時期に多いようです。
この時期見られるのは幼鳥ばかりです。
頭から胸にかけて赤味があり、肩羽や3列風切は冬羽に換羽中の感じです。
鳥は皆そうですが、姿勢によって随分印象が違います。
この写真では首がとても太くて頑丈そうに見えますが、実際はどうなのでしょうか。

ところで氏原図鑑によると、オグロシギの成鳥冬羽は概ね灰色の目立たない色彩です。
この特徴はシギ一般に言える傾向なので、まあそうなのだろうと思うのですが。。。
真木図鑑の成鳥冬羽の写真(オーストラリア、ケアンズでの撮影)は全身褐色に見え、まるで別の鳥です。
もちろん個体差や光の加減などもありますから一概には言えませんが、いずれにしても国内で成鳥冬羽を見る機会は少ないようです。

オグロシギ@利根

オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2008.8.23 茨城県利根町







この日、ようやくオグロシギを確認しました。

ここで確認できたシギチ
■コチドリ 1
■アオアシシギ 7
■コアオアシシギ 19
■タカブシギ 3
■エリマキシギ 2
■オグロシギ 3

比較的少ないはずのコアオが一番多いという、珍しいことになっています。

オグロシギは湿地、水田、河口、干潟などに飛来します。
オオソリハシシギは、淡水域にはほとんど入らないので、田んぼではオグロの可能性が高い。
両種はよく似ています。
オオソリの嘴は反っていると言ってもかなり微妙で、姿勢によってはよくわからないことがあります。



飛んだ時、尾羽に黒い帯があり、白い翼帯も目立ちます。
小さいのはコアオアシシギ
左端はエリマキシギ
翼を広げているのはタカブシギ



左の2羽がオグロシギ
右の3羽がアオアシシギ

オグロシギ



オグロシギ
チドリ目シギ科
体長38.5cm
撮影 2007.9.2 千葉県船橋市三番瀬

湿地、水田、河口、干潟などに飛来します。
よく似たオオソリハシシギは、淡水域にはほとんど入りません。
三番瀬でもオオソリが優勢です。

中型のシギで、長く真っ直ぐな嘴を持っています。
先の方半分が黒いのが特徴。

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