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ジャパン・バード・フェスティバル



2018.11.4
千葉県我孫子市

日本最大の鳥の祭典が今年も我孫子市で開かれた。
今年は1日目はパスし、2日目だけ行ってきた。
「絶好の行楽日和」のはずだったが、終日曇りで、午後は小雨がぱらついた。

年々、グッズ販売と観光案内のブースが増えている印象がある。
観光案内では、外国のブースも増えて来たが、特に北海道の自治体がやたら増えたのには驚いた。
2会場に分かれているので、移動時間を考えるとなかなかゆっくりと見られないのが残念だ。

工作関係も色々あるのだが、一部にクオリティの低いパクリがあるのはいただけない。

9日の三番瀬

撮影 2018.9.9
千葉県船橋市三番瀬

潮廻りもいいので、2週間ぶりに三番瀬での探鳥会を行った。










大潮で潮位が低く、広大な干潟が出現した三番瀬。
鳥は相変わらず少なかったが、シギチに関しては前回より多かった。


今日の船橋市は、午前10時時点で30.4°と、相変わらず高いが、風がある分過ごしやすかった。
雲を見てもまだまだ夏の風景だ。










去年オープンした三番瀬の展望デッキ。
隣に出来た環境学習館とともに、津波避難タワ-も兼ねているのだろう。
各地の津波避難タワ-も、これぐらいの建築的クオリティを備えて、普段から何かに使える施設にすればいいのにと思う。

・・・・・・

ところでこの日11時ごろ、三番瀬で潮干狩り客が溺れ、一人が死亡、一人が行方不明になった。
ちょうど撤収する頃の出来事だった。
現場は習志野側の防波堤の先で、自分たちは市川側にいたため、気づかなかった。
報道では「潮干狩り」と言っているが、今の時期公式の潮干狩りは行われておらず、防波堤外の立ち入り禁止区域や沖合で行われているの行為で、実際はかなり深い場所もある。(沖合で行われているものについては、一概に違法とは言えない)
写真からではわからないが、今日は南西の風が強く、三番瀬としてはかなりの波が立っていたので、その影響もあったのではないかと思われる。

猛暑収まらず

撮影 2018.8.26






今日は三番瀬~谷津干潟の探鳥会を行った。
三番瀬には、コアジサシの群れ(に少数のアジサシ)が集まっていたが、シギチの姿は少なかった。



鳥がほとんどいない谷津干潟

暑いし、鳥もいないので、早々に引き上げて来た。




車の温度計(外気温を測る)が39°を示した。
壊れたのかと思ったが、アメダスの記録では37.5°だったので、壊れたわけではなかった。
この場所(茨城県龍ヶ崎市)では今年最高で、調べてみると観測史上4位の記録だった。

この温度計は、炎天下も停めておくと40°を超えることがまれにあるが、走行中に39°を示したのは初めてのように思う。

バードフェスタ(2日目)

2017.11.5
千葉県我孫子市

好天に恵まれた2日目は多くの人で賑わった。



無料配布している、我孫子市の水道水。




今日は船に乗ってアビスタ会場へ。




アビスタ会場




最後に我孫子市鳥の博物館。
バードフェスタ開催中は無料公開中。

バードフェスタ(1日目)



2017.11.4
千葉県我孫子市

手賀沼親水広場とアビスタ(我孫子市生涯学習センター)で、4日と5日に開催。
天気はよかったが、雨の影響でかなり足元が悪い。

企業出展では、ソニーが注目の新製品で初参加。

ジャパン・バード・フェスティバル





撮影 2016.11.6 千葉県我孫子市

今年16回目となるジャパン・バード・フェスティバル(JBF)が、5日と6日の2日間に渡って開催された。
天気も良く、多くの来場者で賑わった。

私は去年まで出展者の立場だったので、ゆっくり見て回るということが出来なかったが、今回は出展していないので、一日のんびりと見ることが出来た。

JBFは大分前からアビスタ会場と親水広場会場に2分されているので、全体を見るのが結構大変だ。
今年は親水広場の建物が工事中なので、余計に窮屈な感じがする。
来年の会場はもっとゆったりとしたものになると思う。

鳥の博物館もこの日は無料なので、久しぶりに入って見た。

最近のJBFは盛況で何よりだが、全体的にグッズの販売と観光客の誘致に重点を置いた展示ばかりが目立つ。
書籍や図鑑の販売を見て回るのも楽しみのひとつだが、ひとつ苦言を言わせてもらうと、あまりに高い商品が多い。こういうイベントなのだから、もう少し買いやすい商品を揃えてもらいたいと思う。

ジャパン・バード・フェスティバル



11/1~2の2日間、千葉県我孫子市で、恒例のジャパン・バード・フェスティバルが行われた。
昨日は終日雨で散々だったが、今日は天候に恵まれて盛況だった。

日本野鳥リスト第7版

今月、日本鳥学会から「日本鳥類目録改訂版第7版」が発表されました。
http://ornithology.jp/osj/japanese/iinkai/mokuroku/mokuroku.html

これまでの分類では、
 アビ目アビ科アビからスズメ目カラス科ワタリガラスまで
というリストに親しんで来ましたが、今回の第7版では大幅な変更があり、
 キジ目キジ科エゾライチョウからスズメ目ホオジロ科サバンナシトド
まで633種というリストになりました。


分類にもかなり大きな変更があります。
■ペリカン目ネッタイチョウ科は独立し、ネッタイチョウ目に
■ハト目サケイ科は独立し、サケイ目に
■ペリカン目グンカンドリ科、カツオドリ科、ウ科は独立し、カツオドリ目に
■コウノトリ目サギ科、トキ科はペリカン目に移動(この結果、コウノトリ目はコウノトリとナベコウの2種だけに)
■ツル目ノガン科は独立し、ノガン目に
■ツル目ミフウズラ科は、チドリ目に移動
■ブッポウソウ目ヤツガシラ科は独立し、サイチョウ目に
■タカ目ハヤブサ科は独立し、ハヤブサ目に

科のレベルでも、次のような変更があります。
■キジ目ライチョウ科は、キジ科に変更
■ミサゴはタカ科から独立し、ミサゴ科に
■ウグイス科から、キクイタダキ科、ムシクイ科、ズグロムシクイ科、センニュウ科、ヨシキリ科、セッカ科が分離(この結果、ウグイス科はウグイスとヤブサメだけ)
■ヒゲガラはチメドリ科からシジュウカラ科に移動
■メグロはミツスイ科からメジロ科に移動
■ツグミ科は全てヒタキ科に移動(ツグミ科は消滅)
■ハタオリドリ科はスズメ科に移動(あるいは名称変更か?)
■ツメナガホオジロとユキホオジロは、ホオジロ科から分離し、ツメナガホオジロ科に

今後、当ブログでも鳥のリンク集の分類などで変更の必要が生じて来ると思います。
来年を目途に、順次第7版に合わせて行こうかとも思いますが、今のところのやり方は未定です。

自分はどんな鳥見をしているのか

明けましておめでとうございます。

2010年も約250種類程度の鳥を観察することが出来ました。
今年もどんな鳥との出会いがあるのか、楽しみなことではあります。

去年の鳥見を振り返る、などという大袈裟なことではないのですが、最近は鳥見の状況が随分と変わって来たように思えるので、自分のスタンスをちょっと見直してみようという気持ちでこの記事を書いています。

鳥見が探鳥ではなく撮影中心になり、観察者は少なく、カメラの砲列が並ぶばかりという状況になったのはここ数年のことだと思います。
勢い珍鳥重視の傾向になり、皆が情報で動きます。
情報に乗れば何でも見られる時代。もちろん、それにはお金が必要です。
それは昔から言われたことで、ライフリストが300種超えたら1種何万円、などと揶揄を込めて言われました。
以前は300種見れば上級者と言われ、探鳥会のリーダーが務まるはずでした。なぜなら普通に鳥見をしていると、300種に達するにはほぼ10年を要したからです。
が、今では300種を越えた人が「私、初心者ですから」などと平気で言う時代になりました。

・・・・・・

去年、自分はどういう探鳥をしたのか、記録を振り返って見ます。
ここで
 「定例探鳥会」というのは、私が活動している茨城県牛久市内での探鳥会。
 「地元」というのは、茨城県牛久市、龍ヶ崎市、土浦市、つくば市周辺を指します。大まかに”手が届く範囲”というような感覚。
 「MF(マイ・フィールド)」というのは私が勝手に設定している広義のもので、具体的には利根川の両岸25km程度の地域の中で、茨城県と千葉県に含まれる地域を指します。(MFとしては広すぎるようですが)
従ってここには銚子や三番瀬などまで含まれます。

□探鳥会 37回
 ■定例探鳥会   10回(全12回のうち1回は中止、1回は欠席)
 ■地元での探鳥会  5回
 ■MFでの探鳥会 13回
 ■その他の探鳥会  9回
そのうち珍鳥目的の探鳥会は、MFで1回、その他で2回あったが、3回とも千葉県内
その他の7回の内訳は、茨城2回、埼玉1回、栃木2回、群馬1回、長野1回。長野のみ1泊。

□ボランティアとして参加した調査活動 9回(全て地元)

□個人での観察 151回
 ■地元  67回
 ■MF  61回
 ■その他 23回
その他の23回には探鳥目的ではない10回を含んでいるので、探鳥目的で遠方あるいは、やや遠方に行ったのは13回。
「遠征」というのは好きな言葉ではありませんが、それに該当するのは飛島(山形)と北海道の2回だけで、あとの11回は近県。(茨城2回、千葉2回、栃木2回、群馬1回、東京1回、神奈川3回)
そのうち珍鳥目的は3回。2回が千葉県、1回が神奈川県で、いずれもさほど遠い場所ではありませんでした。

合計197回
1日に複数行っている場合もあり、1回の探鳥が数日に渡る場合もあるので、日数としては188日になります。大体2日に1回は鳥見をしていることになります。


今年はどんな鳥見をするのか。1年経ったらまた振り返ってみましょう。

ヒッチコックの「鳥」を探鳥する


「鳥」
1963年 アメリカ映画
アルフレッド・ヒッチコック監督。
先日、NHKのBSで放送されていたのを久しぶりに見ました。

周知のように、この映画は鳥が理由もなく人間を襲うというパニック映画。
バードウォッチャーでこの映画が好きという人がどれだけいるのかわかりませんが、私はヒッチコック映画が好きなので、今まで10回ぐらい見たはずです。
これが原因で鳥が嫌いにならなくてよかったとは思いますが、娘には見せないようにしています。

今回はこれに登場する鳥を特定してみよう、という酔狂な試み。
結局のところ、テレビ放映を見ただけでは動きが速すぎて難しかったので、DVDをレンタルしました。いよいよ酔狂な話です。
ですが、このDVDには特典映像として関係者のインタビュー集が入っていました。撮影の裏話が非とても面白かったので、興味のある方はレンタルを。ただし鳥が嫌いになっても知りませんが。


主な出演者
 ティッピ・ヘドレン(メラニー)
 ロッド・テイラー(ミッチ:弁護士)
 スザンヌ・プレシェット(アニー:教師)
 ジェシカ・タンディ(ミッチの母)
 ヴェロニカ・カートライト(キャシー:ミッチの娘)

ティッピ・ヘドレンはモデルをしていたところをスカウトされたとか。
ちなみにジェシカ・タンディはこの時54歳。1989年「ドライビング・ミス・デイジー」でアカデミー主演女優賞を80歳という史上最高齢で獲得しました。

・・・・・・

まず予備知識から
「鳥」には原作があります。
「レベッカ」で知られるイギリスの作家、ダフネ・デュ=モーリアの短編で、1952年の作品。
原作の舞台はイギリスです。

邦訳は以前、ハヤカワミステリ版と鷹書房版がありましたが、いずれも現在は入手困難。
手元には鷹書房版(1967年 星新蔵訳)があります。
2000年に創元推理文庫から、務台夏子訳で刊行されました。これは8編収めた短編集です。「鳥」以外の作品も素晴らしいので、とても評価が高い本です。お薦め。


2つの訳とも、鳥の名前は色々出て来ます。鷹書房版では、カラスの仲間としてハシボソガラス、ミヤマガラス、小ガラスとあり、小ガラスというのはよくわからないが、ヨーロッパということを考えるとニシコクマルガラスを想定していると思われます。創元版ではニシコクマルガラスの名があります。
問題のカモメ類。
鷹書房版では、単にカモメ、あるいはセグロカモメ、ユリカモメという名前が登場する。
創元版では、セグロカモメ、オオセグロカモメの名が見えますが、いずれも日本で見られるものとは別種です。
「カモメ」に関しては、ヨーロッパで普通に見られる「カモメ」(日本で見られるカムチャッカカモメとは別の亜種)を指しているというよりは、カモメ類一般を指していると考えるべきでしょう。
そのあたりは原文に当って見ないと何とも言えませんが。

・・・・・・

さて映画の方ですが、鳥が理由もなく人間を襲うというプロットは一緒ですが、ストーリーは全く違っています。
舞台はアメリカ、カリフォルニア州のボデガベイという港町。
サンフランシスコの北、100kmほどのところに実在する町です。
アメリカですから、原作に出てくる鳥とは別の種類であると考えられます。


主に登場する鳥は4種類
1.小道具として重要なs役割を果たすペットの「ラブバード」
2.暖炉から大群が侵入して来る小鳥
3.カラスの仲間
4.カモメの仲間

1は比較的簡単
映画の中では単に「ラブバード」と呼ばれています。
”Peach-faced Lovebird” 日本でも人気の高いコザクラインコで問題ありません。

2は難しい
保安官は「スズメ」と言っています。
DVDに付いている特典映像では「ベニスズメ」と言っていますが、映像を見る限り違うと思います。
大群については動きが速くてわかりません。暖炉から大群が出てくる前に、1羽だけ黒っぽい鳥がいるのですが、私の見立ては「ゴマフスズメ」です。

3はアメリカに多いカラスで、大きさや嘴の形状、特徴的な声からワタリガラスと見て問題ないと思います。

4のカモメについては、場所柄カリフォルニアカモメではないか、というのが当初からの見込みでした。
カリフォルニアカモメの特徴としては、小さめの頭、嘴に黒斑が混じる、黄色に緑が混じったような微妙な足の色、というあたりが挙げられると思います。
動く映像から判断するのは難しいのですが、消去法でやっぱりカルフォルニアカモメではないかと思いました。
何となく冴えない結論でした。

映画の見方としては変ですが、たまにはこんな見方も面白いかなと思いました。
私は映画やテレビドラマを見ても、鳥の声が気になってストーリーについていけないことがよくあります。

劔岳 点の記

天気も悪いので、映画を見て来た。
「劔岳 点の記」
黒澤明の作品や「八甲田山」などの撮影で知られる、カメラマン木村大作が初めてメガホンを取った作品である。
新田次郎の原作はかなり前に読んだ。
未踏(と思われていた)劔岳の測量をする話だから、ストーリーとしてはいささか地味である。
山好きの人には必見の作品だろう。

過酷な撮影で話題になった「八甲田山」より、さらに過酷と言われている。
CG一切無し、まさにその現場で撮る、という緊張感は只者ではない。
名カメラマンであるだけに、映像の美しさは流石だった。
映画としてはツッコミどころがないわけではないけれど。


劇中で使われている音楽はオリジナルではない。
■ヴィヴァルディの四季から「夏」
■アルビノーニのアダージョ
■バッハのG線上のアリア
■コレッリのラ・フォリア
が使われている。
「いかにも」という選曲で、もう少し工夫が欲しかった。

・・・・・・

ところで、バードウォッチャーの病気のようなものだが、映画の中で探鳥をしてみた。
登場する鳥は以下の通り

トビ
サシバ(柱が立つシーンがあり、目が悪いので特徴がよく見えなかった。声はサシバだと思う)
ライチョウ
ウミネコ(最後に富山湾からのシーン。恐らくウミネコだろうと思う)
アカゲラ C
ヒヨドリ C
ミソサザイ S
イワヒバリ S
カヤクグリ S
コマドリ S(一声だけで、聞き取りにくい。コルリかも知れない)
アカハラ S(一番印象的に使われている)
メボソムシクイ S
キビタキ S
オオルリ S
ヒガラ S
シジュウカラ S
オナガ C(これは東京でのシーンなので不自然ではない)
ホシガラス S
ハシボソガラス C
ハシブトガラス C
以上20種
というわけで、実際に出たのは4種類、16種類は声だけである。

映画やドラマでは、効果音として鳥の声はよく使われる。
ときどきありえない声が使われていることがあるので、意外と面白いのである。
この映画では高山らしい雰囲気が出ていて、効果音として入れたわけではないことがわかる。

巣箱調査

1/18

今日は7時からセンサス調査を行いました。
珍しくタシギが飛び、クイナが見られるなどの収穫がありましたが、全体的には先月よりも低調でした。
朝早くから11人も集まるというのは、つくづく熱心だなと感心しました。

9時から定例の探鳥会。
ポカポカ陽気になるという天気予報は例によってはずれ、寒々とした天候のなかの探鳥会になりました。
結果、29種類の鳥が見られました。
ここでは30種越えは珍しいので、まずまずの成果。
 アトリを初めて見た、という参加者。
 ルリビタキをこんなに近くで見たのは初めてという参加者
 声だけ知っていたコジュケイを初めて見たという参加者
など、とても喜んでいただけました。
そのほかにも、
 池のほとりで延々と餌を探していたシロハラ(ある人によると、魚を食べていたらしい)
 ルリビタキ♂♀とジョウビタキ♀による三つ巴の縄張り争いにヒヨドリが参戦するという、珍しい光景
などが見られました。
シメの落鳥も見てもらいました。
実に中身の濃い探鳥会、これでオオタカでも出てくれたら最高でした。

午後からは園内に設置してあるシジュウカラの巣箱調査を行いました。
巣箱の利用状況の調査と、今年の繁殖期に備えての清掃が目的です。




巣箱を一旦取りはずして中を確認します。




巣箱製作に関わった子供たちに参加してもらっています。
(この写真の処理方法は、ブログ仲間の「えみこちょさん」のやり方を参考にしました)




園内17箇所の巣箱を調査した結果
シジュウカラが巣として利用していたものが7箇所ありました。
シジュウカラは、主にコケを使います。
白いのは獣毛(恐らく犬)、黄色いのは人工の繊維と思われます。
その他、ウスタビガの繭や、他の鳥の羽も見られます。
フカフカのベッドです。

他に、シジュウカラ以外の巣(恐らくスズメ)として利用されていたもの1箇所
途中放棄されていたもの2箇所がありました。
利用状況としてはかなりの高率だと思われます。


午後3時過ぎ解散
とにかく、中身の濃い休日ではありました。

マイフィールドの鳥

去年の後半はすっかりサボってしまいましたが、昼休みの散歩を兼ねてのバードウォッチングが8年目に入りました。
今日は今年初めてのMFで、23種が見られました。
オオタカが飛んだり、ここでは割と珍しいビンズイが2羽見られたのはよかったのですが、ウグイス、ホオジロ、ツグミなどの常連が現れないという結果でした。
今年はツグミが少ないようですが、この時期ウグイスの声を聞かないというのは珍しいことです。

ここは鳥見に関して特別な場所というわけではありません。
住宅地を抜けて、田んぼ、雑木林、畑、お寺、また田んぼ、小さな川、というどこにでもあるコースですが、一応鳥が見られそうなルートを考えてあります。
初めは健康上の理由で、ウォーキングをやろうと思ったのがきっかけです。
4~5日、ルートを変えながらやってみたのですが、正直あまり面白くありません。
どうせなら鳥見を兼ねようと思い、首から双眼鏡を下げて歩いてみることにしました。
結果、往復3.6キロのルートは固定しました。
過去7年間に731回の鳥見
合計84種類を確認しました。

最も頻繁に観察できた鳥は
■スズメ 731回(100%)
つまり、ここで絶対に見られる鳥はスズメだけだということです。
次いで
■ハシブトガラス 718回(98.22%)
■ヒヨドリ 717回(98.08%)
■キジバト 585回(80.03%)
■ホオジロ 580回(79.34%)
■ハクセキレイ 577回(78.93%)
■ハシボソガラス 570回(77.98%)
■セグロセキレイ 563回(77.02%)
■ムクドリ 556回(76.06%)
■ウグイス 550回(75.24%)
以上がベストテン。当然のことながら普通の鳥が並んでいます。
ハシブトガラスが出ない日が13回、ヒヨドリが出ない日が14回、この方が貴重ですね。

これらは当然のように留鳥ですが、冬鳥で健闘しているのが
■アオジ 399回(54.58%)
夏鳥では
■ツバメ 320回(43.78%)
です。

反対に、7年間で1回だけという種類もあります。
■ヨシゴイ
■マガモ
■ヒドリガモ
■サシバ
■チュウヒ
■オオバン
■コチドリ
■ケリ
■フクロウ
■アオゲラ
■センダイムシクイ
ごく近くの霞ヶ浦には、マガモ、ヒドリガモがあんなにいるのに。

カモ類では
■コガモ 333回(45.55%) 17位
■カルガモ 100回(13.68%) 32位
ですから、カモ類は微妙に棲み分けていることがわかります。

人気があるところでは
■オオタカ 51回(6.98%)で37位
■カワセミ 49回(6.70%)で38位

出そうで出ないのが
■トビ 10回(1.37%)で54位

毎年出る割に少ないのが
■カイツブリ 16回(2.19%)
■キセキレイ 20回(2.74%)

増えている印象があるのはアオサギですが、反対にダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギは減っている感じです。
セッカ、オオヨシキリ、ヒバリも減っています。
何か共通点があるように思います。
一番劇的に減ったのはオナガで、ここ数年見られなくなりました。
オナガに関しては全体的に減ったという印象はなく、たまたまこのフィールドでは減っているということだとは思いますが、気になるデータではあります。

今まで一度も確認していないルリビタキ、キクイタダキ、カッコウ、ムナグロあたりを今年は期待しています。

ジャパンバードフェスタ2日目


2日目のバードフェスタは、何とか雨も降らずに終わりました。
昨日と比べると人手は格段に増えましたが、去年と比べるとさすがに少なかったようです。
今日は午前中手賀沼会場を見物、10:30の船で親水広場入りしました。
毎年こんな感じで楽しんでいます。

私の属する会は、牛久自然観察の森の定例バードウォッチングをサポートしています。
森のブースでは、森の紹介、簡単なクイズのほか、子供向けに簡単な鳥の工作を出品しました。
簡単に出来る割に動きが案外リアルなので、結構人気です。

一般的にバードウォッチングの会は年配者が多く、若い人が少ないのが問題になっています。
何とか子供に鳥の素晴らしさ、自然観察の面白さを伝えたいと思って、ここ数年続けているイベントです。
今回、バン賞をいただきました。
来年はさらに面白い展示を目指したいと思います。
悪天候の中、訪問いただいた方々に心からお礼を申し上げます。

バードフェスタ1日目


毎年11月、千葉県の我孫子市で開かれている、ジャパンバードフェスティバル。
今日は1日目です。(明日まで開かれています)
朝から雨、気温も低く生憎のコンディションでした。
来場者は少なかったのですが、こういう日に来る人はさすがに熱心です。
ただ、ほとんどの時間は関係者同士で盛り上がってました。
明日は降らないでほしいのですね。

毎年のことですが、会場が2つに分かれているのが問題です。
出展関係者はなかなか別の会場に行けません。
明日は手賀沼会場にも廻ってみたいと思います。

レッドリスト改定

2006年12月22日に環境省のレッドリストが改定になっています。
鳥類については92種が掲載され、前回1998年版に比べて3種増加しています。
評価対象(亜種も含めて)約700種の13%に当たります。
レッドリストには、以下のカテゴリーがあって、上の方ほど絶滅の危険が大きいとされています。
 CR(絶滅危惧ⅠA)
 EN(絶滅危惧ⅠB)
 VU(絶滅危惧Ⅱ)
 NT(準絶滅危惧)
すでに絶滅したものは
 EX(絶滅種)
 EW(野生絶滅種)-トキのみ
そのほか、評価するだけの情報が不足しているもの
 DD(情報不足)
と、地域個体群として
 LP(絶滅の恐れのある地域個体群)
が指定されています。

目についたところでは、オオタカがVUからNTに格下げ(?)になりました。
代わってサシバがリスト外からVUに指定されました。
私のフィールドでもサシバを見る機会は確かに減っています。
年に1回、白樺峠でサシバの渡りを見ると、随分いるように思えるのですが。。。

ヒメウがリスト外からいきなりENになったのにも驚きました。
銚子では普通に見ているのですが。。。

セイタカシギはENからVUに下がりました。
東京湾周辺では確かに増えている印象があります。

オシドリはリスト外からDDに入りました。
私にとってもオシドリは情報不足の鳥ですが、専門家にとっても同じなのでしょうか。
近い将来、オシドリがNTより上にならないように望みますが、オシドリが繁殖できる環境は間違いなく狭まっているように思います。

巣箱の架け替え

今日はボランティアをしている森で巣箱の架け替えをしました。
2004年の10月に架けた17の巣箱の利用状況の調査と清掃、再度取り付けです。
去年につづき、2度目の架け替えです。



巣箱は麻縄で取り付けてあります。
この巣箱は上の縄が切れてしまい、下だけで持っていました。
上に見える釘は麻縄を引っ掛けるためのもので、木に打ち付けてあるわけではありません。




取り出した巣。
シジュウカラの巣は、コケが主体です。
獣毛や鳥の羽毛などがよく使われます。
この巣の場合、ウスタビガの繭が使われていました。
緑色に見えるのがそうです。
「シルクのベッドだね」と誰かが言いました。

結局17の巣箱のうち、13個で巣が確認されました。
7割以上が使われたことになります。
2~3割がいいところ、と言われているので、驚異的な数字です。
シジュウカラの住宅難?
それともデベロッパーが優秀なのか?

カナダガンの混乱する話(NHKの番組に関連して)

昨日(11/26)のNHK「ダーウィンが来た」は、カナダガンの話でした。
このカナダガンについては、ちょっと厄介な問題があります。
カナダガンというのは、北米一帯に生息するガンの総称であり、10いくつかの亜種に分かれています。
その中で、時折日本に飛来するのが亜種シジュウカラガンです。
シジュウカラガンはカナダガンの1亜種に過ぎないのですが、
シジュウカラガンの英名は”Canada Goose”なので、カナダガン=シジュウカラガンと間違える人が多い事情もわかる気がします。
シジュウカラガンはごく稀な鳥なので、「シジュウカラガンが来た」となるとちょっとした騒ぎになります。

実はカナダガンは、日本でもごくありふれた鳥です。
各地の公園などで多数飼育されています。
見た目はシジュウカラガンと同じく、のどのところが白い特徴的な姿なのですが、カナダガンの亜種識別に役立つ図鑑が見当たらないので、どの亜種なのかがさっぱりわからないというのが実態です。
ですからこういう場合、正確を期して言うと「野生ではない、カナダガンの1亜種」というのが正しいのでしょう。

こんなことを書いたのも昨日の番組内でちょっと気になる表現があったからです。
「カナダガンは、シジュウカラガンの2倍ほどの大きさ」
という表現です。
ということは、この番組で取り上げられているカナダガンは、シジュウカラガンではなく、一般に総称として用いられている名称としてのカナダガンでもなく、大型の1亜種を指していることになりますが、その亜種名が出てこないのです。
因みにシジュウカラガンの体長は55~67cmで、その2倍というと相当の大きさですが、この場合は亜種オオカナダガンではないかと思われます。

上記の表現は明らかに不親切であるとともに、カナダガン=シジュウカラガンだと思っている人にとっても混乱の種を与えているように感じます。
図鑑によってはカナダガンという名称を使わず、同じ意味にシジュウカラガンという名称を用いている場合もあり、われわれ素人はとても混乱します。
「シジュウカラガンの亜種のひとつで、亜種シジュウカラガンよりも大きな別の亜種」などという表現はちょっと勘弁してほしいと思います。

カワセミの不思議な話

マイフィールドには小さな川があります。
ときどきカワセミが姿を見せてくれます。
ただし、ここでカワセミを見つけるまで11ヶ月かかりました。
その後は年に5~10回程度見られます。
6年間に、ここでのカワセミの出現率は約6%。
具体的には684回のうち42回です。
それが11月21日に限って言うと、去年まで3回中3回、つまり100%です。
今日はドキドキしながら土手を歩くと、キーキーキーという独特の声が聞こえました。
結局今日は姿は見られなかったものの、4回中4回、出現率100%を維持しました。
「カワセミ出現の特異日」でしょうか。

ジャパンバードフェスティバル2006

ジャパンバードフェスティバル2006

11/3(金)文化の日
11/4(土)
の2日間、千葉県我孫子市の手賀沼公園、手賀沼親水広場で行われます。
私もちょっとですが関係していますので、2日間行っています。
興味がある方はぜひお越しください。

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