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国界橋から

撮影 2014.7.26

糸魚川から姫川沿いに白馬に向かう。
JR大糸線と国道148号線が、急流の姫川に沿って並行して走る。
山深い場所だが、北信と上越を結ぶ大動脈のひとつであると言える。










国界橋は新潟県と長野県の境にある。
ここで渡っている川は姫川ではなく、姫川本流に流れ込む蒲原沢という急流の沢である。
ここから左の方向に200mほど下ったところで、姫川に合流する。




現在の国界橋は3代目。
橋の上から右手に赤い橋が見えるが、これが初代の国界橋。
旧国道は、旧カーブのスノーシェッドになっていて、当時は難所として知られていた。
私自身もこの旧道は通ったことがある。幹線道路なので大型車の通行も多く、走りにくい道だったことは記憶に残っている。

2代目の国界橋は1994年に完成、国道148号線はバイパス化されて、旧道は使われなくなった。

1995年7月の豪雨で、蒲原沢に土石流が発生、完成したばかりの2代目国界橋は流失した。(7.11水害)
そのため、初代国界橋は修復工事の上、迂回路として再度使用されることになった。

1996年12月、再び土石流が発生し、前年の7.11水害の復旧工事に従事していた作業員14人が死亡するという惨事になった。(蒲原沢土石流災害)
その後、1998年に3代目国界橋が完成、今日に至る。

国道148号線は、現在では危険も少なく快適なルートになったが、過去にはこういう悲惨な事故があったということを忘れてはならないと思う。同時に、日本と言う国はこういう災害とは常に隣り合わせであるということも。

親不知コミュニティロード

親不知コミュニティロード
新潟県糸魚川市
撮影 2014.7.25

国道8号線の天険トンネルを抜けると、海側に親不知観光ホテルが建ち、その前に駐車スペースがある。
ここから朝日岳(2418m)までを結ぶ、北アルプス最北部の縦走路「栂海新道」の起点になっている。
海岸から高山の頂上まで歩いて行けるルートということだが、相当の健脚でないと難しい。









ここから海側に、親不知コミュニティロードという遊歩道がある。
北陸道最大の難所、親不知の、4世代にわたる道を一望できるルートである。
4世代とは
 眼下の波打ち際に、初代の北陸道
 当のコミュニティロードは、当初国道として整備された2代目
 3代目は現在の国道8号線
 そして4代目は北陸自動車道である
親不知に断崖を削った道が開かれたのは明治16年。
その後昭和41年の国道8号天険トンネルの完成により使用されなくなり、遊歩道として使用されるようになった。




土木学会選奨土木遺産に指定されている。




如砥如矢(とのごとく やのごとし)
上方の壁面に刻まれている「如砥如矢」の文字。
砥石のように平らで矢のように真っ直ぐ通れるという意味で、街道開通の喜びを表したものであるとのことだ。
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