FC2ブログ

7月29日の浅間山

撮影 2019.7.29
群馬県嬬恋村



7日、浅間山が小規模な噴火を起こした。
噴火警戒レベルが3に引き上げられたので、火口から4km以内は立ち入り禁止になった。

写真は鬼押出岩。
1783年8月の大噴火の際に流れ出した溶岩流の跡である。
ここは火口から4.2kmほどの距離にあり、立ち入りは可能だが、場合によっては規制される。

草津白根山(警戒レベル2)も、湯釜附近が規制されていて、自動車の通行は可能だが駐停車が出来ない。
あちこちで火山活動が活発になっているのが怖い。

テーマ : 自然の写真
ジャンル : 写真

尾瀬ヶ原点描








撮影 2018.6.24
群馬県片品村、尾瀬

毎年のように行っていた時期もあるのだが、今回は2011年以来7年ぶりである。
行かなくなると、行かないのが習慣になってしまうようなところがあり、やっぱりこの時期には行きたいものだと思う。
梅雨の晴れ間。風もすがすがしく、いい一日を満喫できた。帰りにクマに遭遇してヒヤリとしたが。

尾瀬2011年初夏 その2

2011.6.12


東電が尾瀬を所有している理由。それは言うまでもなく、ここが水力発電の好適地だからである。

尾瀬ヶ原の水は只見川となって、最終的には日本海に注ぐ。
只見川が尾瀬を出るところには、三条の滝という水量日本一の滝がある。これは水量の豊富さを物語る。

尾瀬原ダム計画。
それは、尾瀬ヶ原から只見川が流れていく地点に、大規模なダムを建設して、尾瀬ヶ原全体を水没させる計画だった。
この計画が頓挫したのは、もちろん環境問題への関心の高まりがある。
尾瀬に、最初の小屋を建てた平野家3代の努力も大きい。
「夏の思い出」という歌によって、人々の関心が尾瀬に向いたということも、何がしかの力があったのだろうか。
だが一番大きな要因は、複雑に絡み合った「水利権」という魔物かも知れない。
尾瀬原ダムの水利権を巡る周辺自治体の足の引っ張り合いが、結局ダム建設の実現を阻んだと考えると、皮肉なことではある。

1996年、東電は尾瀬の水利権を喪失し、尾瀬ヶ原がダムの底に沈む可能性は事実上なくなった。
逆に言うと、東電は最近まであきらめていなかったという事。

現在、東電は尾瀬の保護に年間数億円を拠出している。
その功績は多とするが、水源地として活用できなくなった分、広告宣伝のために利用しているだけという見方も出来る。




中田代の池塘
逆さ至仏が見える場所は意外に少ない。




下ノ大堀川の蛇行
お馴染みの風景だが、今年のミズバショウは意外に少なかった。




毎回撮影しているお気に入りの風景







この風景が全てダム底に沈んでしまうかも知れなかった。
反対してくれた人たちの努力に、我々は感謝するのみである。

尾瀬2011年初夏 その1

2011.6.12

ちょっと時間が経ってしまったが、今年の尾瀬の記録。
この日1日だけ、梅雨の晴れ間が期待できたので、



4:00
戸倉の駐車場から、朝焼けを見る。
今日はいい天気になりそうだ。
4:20ごろには戸倉を出て、津奈木のゲート前で待つ。
大抵ワゴンタクシーが5~6台並ぶが、バスも3台ほど並んで、今日はさすがに混雑しそうな雰囲気だった。

5:10
鳩待峠に到着。
バスやタクシーが続々と到着し、あっという間に人ごみになった。
休む間もなくすぐに出発、ここから約200m、鳥の声を聞きながら下る。

今年の花は遅い。
毎年楽しみにしているシラネアオイはわずか1輪だけ咲いていた。




登山道脇に咲くムラサキヤシオツツジ

コルリの声が多い。
キビタキ、オオルリ、ミソサザイも、声は多いがなかなか姿は見せない。
クロジの声が数年ぶりに確認できたが、やっぱり姿はみえず、約1時間で山ノ鼻に到着した。




山ノ鼻の研究見本園
ここは猫又川の氾濫原に木道を敷いたところで、30分ほどで1周出来る。
見本園と言っても人工のものではない。
山ノ鼻が混んでいる時もここは空いているのでお薦め。景色もいいし、カッコウの声も近い。




上田代のミズバショウ群落

・・・・・・

このあたりの土地のほとんどは東京電力が所有している。
(尾瀬全域の40%、特別地域の70%)
原発事故に伴う賠償のために、この尾瀬の土地も売却が検討されている。
群馬県は売却阻止の構えで、東電自体も売却には否定的である。
東電は尾瀬の保護には年間2億円以上を支出していて、主に木道の整備などに充てられている。
群馬県の主張は、表向きには民間に切り売りされると収益重視になって環境破壊が進む、ということだが、実はその費用の肩代わりをさせられるのを恐れているだけである。
日本の宝と言ってもいい、尾瀬の自然をどうやって後世に残していくのかという視点が、残念ながら欠けている。
私見を言わせてもらえば、東電は尾瀬を手放すべきだと思う。
国が買えば済むこと。国立公園なのだから環境省が管理すればいいだけのことだと思う。

尾瀬紀行(その4) 山ノ鼻

尾瀬紀行(その4) 山ノ鼻
2009.6.13

竜宮から見晴までは30分ほどである。
ヨッピ橋経由で戻るのもいいコースである。30分程度の遠回りになる。

ただ、天気が怪しくなってきたので、早めに来た道を戻ることにした。
途中から雨になり、雨具を着て歩く。
安物のレインウェアは、雨は防いでくれるが蒸れてしまうので、結局同じことになる。
途中から雨もあがり、陽が差して来たので、大汗をかくことになった。
靴とザックとレインウェアはいいものを買え、というのは登山の鉄則である。


山ノ鼻で休憩のあと、見本園を1周する。



見本園と聞くと、人為的に栽培しているところかと思ってしまうがそうではなく、ここは猫又川の氾濫原で、とても植物相が豊かなところである。
1周30分程度で歩くことが出来る。
山ノ鼻の休憩所よりも、ここのベンチの方が空いているし、景色もいいので、休憩や食事にはこちらがお薦めである。



尾瀬と言えばミズバショウ、というのが一般的な見方だろう。
ミズバショウのベストポイントは中田代だが、この時期には盛りを過ぎている。
見本園のミズバショウは今が見頃だった。
リュウキンカの群落も見事。
ここにはチングルマの群落もある。



木道に沿って、ミズバショウやリュウキンカが咲く様子がよく見られる。
これは木道が少しずつ腐ることで、栄養分が供給されることと、木道の支柱によって水の流れが遮られ、これに沿って水が溜まるせいだと言う。


これで尾瀬ヶ原を後にし、鳩待峠まで上る。
ゆっくりと花を探しながら、1時間半を費やした。
これで標準タイムと同じ。このペースならば息が切れるというほどのこともない。

バスで戸倉に戻ると、いきなり雷になった。

尾瀬紀行(その3) 牛首から竜宮まで

尾瀬紀行(その3) 牛首から竜宮まで
2009.6.13

このあたりを上田代という。
尾瀬では湿原一般を田代と言い、尾瀬ヶ原は大きく上田代、中田代、下田代に分けられる。
福島県側には同じ漢字で上田代(うわたしろ)という場所がある。
こちらは普通に「かみたしろ」



下ノ大堀川が蛇行している場所。
この辺が上田代と中田代の境であるらしい。
ミズバショウが最も美しく群生する場所として余りにも有名なポイント。
ミズバショウはすでに終わり、すでに初夏の風景。



点在するシラカバ。
このあたりには矮小化したズミも見られる。
ノビタキやホオアカを観察する、ベストポイントでもある。



木道が新しくなった。
通常、シーズンが終わった秋に工事が行われる。
この時期、人がいない風景は貴重。



竜宮近くの大きな池塘。
このあたりはタテヤマリンドウやリュウキンカが多い。
竜宮十字路附近にはチングルマの群落が目を楽しませてくれる。
あと1ヶ月ほど経つと、ニッコウキスゲ黄色い絨毯が見頃になる。



竜宮小屋は、尾瀬ヶ原の中心部にある唯一の小屋。
燧ケ岳が大きい。
これから少し進むと福島県になる。

尾瀬紀行(その2) 山ノ鼻から三叉(牛首)まで

尾瀬紀行(その2) 山ノ鼻から三叉(牛首)まで

2009.6.13(土)

山ノ鼻から、いよいよ尾瀬ヶ原へ。



ミズバショウやリュウキンカが群生するポイントを抜けると、一気に湿原が広がる。
尾瀬に来た、という感慨を最も深く感じる場所かも知れない。
前方には、東北以北の最高峰、燧ケ岳が聳える。




左右に池塘が点在する。
尾瀬の風景は、池塘を抜きには考えられない。
池塘は要するに水溜りだが、中には深さ2mを越えるものもある。よそ見をして落ちないように。




高層湿原は、極めて栄養分が少ない場所である。
湿原を流れる川の周囲は、そこだけ栄養分が豊富になるので、植物が育ちやすい。
そういう場所を拠水林という。
上ノ大堀川の拠水林には、ミズバショウが咲いていた。




こんもりとした森は牛首で、尾瀬ヶ原が最も狭くなっている場所。
遠景には至仏山。




少し進むと三叉である。
直進が通常のコース。
左に行くとヨッピ橋方面。これもいいコース。


景色もいいが足元にも注目。
尾瀬ヶ原を代表する花、ヒメシャクナゲがこのあたりには多い。
ミツガシワやタテヤマリンドウがそこここに咲いている。
竜宮附近に行くと、もっと見事な群落があるので、このあたりはパスしてもいい。
それより、目立たない植物ではあるが、ナガバノモウセンゴケを見逃さないこと。
ここと北海道にしかないという、貴重な食虫植物である。

尾瀬紀行(その1) 鳩待峠から山ノ鼻まで

尾瀬紀行(その1) 鳩待峠から山ノ鼻まで

尾瀬の入山口は、群馬県側、福島県側、新潟県側にある。
最も入山者が多いのは群馬県側の戸倉である。
うちの方から戸倉に向かうと、奥日光を越えて行くことになる。
自然、日本を代表する高層湿原をペアで廻ることになる。考えて見ればとても贅沢なことだ。


6/13(土)

第1駐車場に停めた車から、3:30に這い出し、4時過ぎにタクシーに乗り込む。
いつものパターンである。




津奈木のゲート前で、5時まで待つ。
鳩待峠は右方向。
左に行くと坤六峠を越えて奥利根に行ける。




5:10、鳩待峠に到着。
その昔、木工品を作るために冬の間入山していた人たちが、春になって鳩が鳴くようになると家に帰れるので、一日千秋の思いで鳩を待ったという故事に由来する。

山ノ鼻までは3.3km、標高差にして約200mの下り。
下り始めは石段、10分ほど歩くと木道になる。




左手が開け、至仏山が見えるポイント
このあたりでは、コマドリの声が響き渡る。

足元の花、頭上の鳥を探しながらゆっくりと歩く。
人があとからあとから追い越して行く。
自分が渋滞の原因になっているのではないか、と案じてしまう。
尾瀬でいつも不思議に思うのは、皆どうしてあんなに先を急ぐのだろうということ。
山ノ鼻までの下りは、標準で1時間。
この日、特にゆっくり歩いたので1時間半かかった。
それでも30分しか違わない。
このルートは鳥と花を楽しむ絶好のコースなので、あまり急々と歩くのは勿体無い。

■このルートで、この時期見られる花
ムラサキヤシオツツジ(今の時期は鳩待峠近くに多い)
シラネアオイ(左側のガケ下に隠れているものもある。登山道近くにある見事な株は有名)
ユキザサ
ヒロハユキザサ(鳩待峠のすぐ下にある)
マイヅルソウ(この時期はまだ蕾)
クルマバツクバネソウ
オオバキスミレ
ニリンソウ(山ノ鼻近く、川上川を渡ったあたりに群落がある)
サンカヨウ
ミヤマカラマツ
エンレイソウ
ミヤマエンレイソウ
コミヤマカタバミ
オオカメノキ
など



山ノ鼻
時刻は6:40
ハイカーたちで一杯。




山ノ鼻にある研究見本園には、ミズバショウの群落もある。
間近でウグイス、遠くでカッコウが鳴き交わす。

尾瀬紀行(その3)

2008.7.12(土)

あっと言う間に1週間経ってしまった。
この3連休の尾瀬は一年で一番の人出だろうと思う。

今回は最後に中田代のビュースポットの写真。



このシラカバと池塘の組み合わせはいつ見ても美しい



ちょっと角度を変えて



この時期は、ヤマドリゼンマイの緑がことのほか鮮やかに映る



竜宮十字路附近の有名な池塘で

尾瀬紀行(その2)

2008.7.12(土)

山ノ鼻から30分ほど歩くと、牛首が近くなる。



右手にこんもりとした森が牛首。
尾瀬ヶ原が一番狭くなるところである。
森が近いため、キビタキやオオルリの声が聞こえるポイント。
本来は正面に燧ケ岳が大きいはず。




振り返ると至仏山の雄姿、、、のはず。




燧ケ岳を移す、このあたりで一番大きな池塘。
手前にポツンと咲くカキツバタ。




中田代
ミズバショウのポイントである。
早くもニッコウキスゲが咲き始め、ヤマドリゼンマイの緑が美しい。




何度撮影したかわからない、下ノ大堀川のビュースポット。
このシラカバの前(!)をハリオアマツバメが飛んだ。




何度見てもこのシラカバは美しい。

天気は相変わらず、時々ザーッと降る。
時に凄い風が吹き付けてくる。
やっぱり山の天気は難しい。

尾瀬紀行(その1)

2008.7.12(土)

なかなか梅雨明けの発表がない。
自分の感覚では、7/5に開けたのではないかという印象である。
ともあれこの土日は天気がよく、暑くなるだろうと言う予報だった。

毎年出かけている尾瀬と奥日光に、今年も行くことにした。
7月前半の尾瀬は初めての経験である。

前日の夜発、時折り激しい雷雨の中を戸倉に向かう。
戸倉の駐車場は、去年新しい駐車場が出来た。
私は相変わらず並木の駐車場に。
第2駐車場という名前になっている。


一夜明け、4:20ごろタクシーに乗る。
津奈木のゲートは5時に開くが、珍しく1分前に開き、5:10には鳩待峠に着いた。
今回は私が一番乗りだったが、ほどなくあとからバスがたくさん押し寄せてきた。



天気は曇り。
気温はまずまず快適である。



尾瀬は2007年、日光国立公園から独立し、尾瀬国立公園になった。
日本で29番目の国立公園である。

本当はアヤメ平、富士見峠経由で竜宮に向かうルートも考えていたのだが、あまり天気もよくないし、今回も山ノ鼻に向かう。
このルートは野鳥の声が素晴らしい。
コマドリの声を聞きながら下るが、至仏山は雲の中である。



鳥や花を楽しみながらゆっくりと下る。
山ノ鼻も近い。
ミズバショウがよく見られる場所。
ここはクマがよく出没するポイントでもある。



山ノ鼻はハイカーで一杯。
ちょっと一休みのあと、尾瀬ヶ原に向かう。



尾瀬ヶ原へ。
時折り、ザーッと雨が降るがすぐやむ。
陽がさしたかと思うとまた曇る。
緑がしっとりと眼にしみる。



山ノ鼻から上田代に。
本当は正面に燧ケ岳の雄姿。
このあたりの木道は新しくなった。
環境省のネーム入りが多い。
尾瀬の木道は、ここの大地主である東京電力が設置している箇所も多い。
東京電力が尾瀬の水利権を放棄し、尾瀬ヶ原全体を水没させるダム計画が正式に消滅したのは1996年である。
まさにこの場所はダム湖の底だった可能性があったわけだ。



ミズバショウが終わり、ワタスゲも最盛期を過ぎ、ニッコウキスゲの見頃を向かえる直前の尾瀬。
まさに緑の季節。
ヤマドリゼンマイの緑がとても美しい。



尾瀬には池塘
池塘といえば尾瀬
尾瀬の池塘は1500ほどもあるらしい。
ヒツジグサとミツガシワが絶妙の点景になっている。
こういう配置が自然に出来ていることの驚き。

草津白根山

8/12
草津白根山

深田久弥の日本百名山には、白根山という山が2つある。
区別するために、日光の方は奥白根山、こちらは草津白根山と言っている。
昔、学校で「白根山」という名前で教わった北岳を入れれば3つ。
草津白根山は最高点の標高は2171mだが、突出したピークがなく、広大な山域に多くの峰が点在している。
通常、白根山、本白根山、逢ノ峰の3つを総称して草津白根山というらしい。
火山活動の影響で白根山には登れない。
一般的に登山のターゲットとしては、本白根山の方になる。
ただしこちらにも登山規制があり、最高地点には登山道はない。

この山は、全国に25ある気象庁の常時観測火山のひとつである。
関東周辺では那須、浅間と並び、比較的活発な火山と言える。
近年、大きな災害はないが、附近には火山ガスの噴出箇所が多くあり、火口近くには爆発に備えたシェルターもある。




草津白根山観光の中心には大きな駐車場を備えたターミナルがある。
ここから見える荒涼としたピークが狭義の白根山。
10時を過ぎ、たくさんの観光客でごった返している。




観光客がぞろぞろと登って行く。
10~15分ほどの登りで、火口壁に立つことができる。
標高差は50m程度。




湯釜
蔵王の御釜と並んで、奇観と言っていい。
御釜よりもさらに荒涼とした景観で、立ち入りが許されているのはこの一角だけである。
ph1.0前後という、世界一強酸性の湖である。
水釜、涸釜という別の火口湖もあるようだが、立ち入り禁止のため見ることはできない。




火口壁から本白根山、逢ノ峰の方向を見る。
去年は本白根山に登ったが、コマクサで有名な山である。
右手に弓池が見える。
これは昔の火口湖のひとつ。




ターミナルを出て、草津方面に下る。
殺生河原上部から見た風景。

群馬県側と長野県側を、丸1日行ったり来たりした志賀高原散策を終え、湯ノ丸高原に向かう。

四阿山

8/11
四阿山。
上信国境に位置する山で、深田久弥の日本百名山にも選ばれている。
標高は2354m。
長野県の山としては高からず低からずで、若干地味な印象は否めない。
アルペン的な風貌はないが、四阿の由来であろう、屋根型の頂上部を持ち、わかっていればよく目立つ山である。
菅平高原から、根子岳とセットで見える山として知られているかも知れない。
スキー愛好家ならば、バラギ高原の名前とともに思いだされる山だろうか。
一般の登山者は、鳥居峠から登るか、菅平から根子岳とセットで登るルートがメジャーだろうか
私のようなお気楽登山者には、バラギ高原スキー場からゴンドラがあるのが嬉しい。

私は妙なこだわりがあって、こういうものは朝一番の始発に乗らなければ気がすまないのである。
休日の始発は8:00
余裕を見て7:30現地到着として、ETCの早朝割引も考慮した結果、朝3:30ごろの出発となった。
常磐道谷和原IC~三郷~外環を軽油、関越道駒寄PAのETC専用出口を出て中之条、長野原を経て、予定通り7:30にパルコール嬬恋スキー場に到着した。

このゴンドラは3200mと、関東最長を誇る。
運営は意表をついて紀州鉄道。
この会社、本業の鉄道は営業キロ数2.7kmと、日本最短を誇って(?)いる。
鉄道ファンには有名らしい。




スキー場というのは、駐車場も建物も巨大なものが多い。
これはなかなか立派なホテルである。




ゴンドラの駅。
グラウンド・ステーションとある。
要するに山麓駅。
ちなみに山頂駅はトップ・ステーションらしい。




関東最長というだけあって、確かに長い。




山頂駅




ここから登山道。
嬬恋村は、ヤマトタケルが妻恋しと言った故事に由来するとか。
愛妻家の聖地だそうな。




歩き始めるとまもなくこんな標識。
ちょっと人を迷わせる表示である。
同じ標高差を行くのならば、近道の方が急であるのが普通。
一応、登山道を行ってみたが、結局登山道というのは行程が長くてアップダウンもあり、近道というのは文字通り近道だった。
いずれにしても数分の距離だったが、こういう場合は略図を書いてくれると親切だと思うのだが。




気持ちの良い笹原の中を行く。




眺望が開けると、志賀高原の方が見える。




樹林帯を行く。ところどころに木道がある。




登って来た浦倉山方面を見下ろす。




茨木山(バラギサン)との分岐。
茨城県人である私にはどうしても「イバラキヤマ」に見えてしまう。




頂上直下。
急登になったが、これもわずかの距離である。




尾根歩きになり、根子岳が姿を見せた。




頂上直前
2332.9mの2等三角点があるピーク。




頂上を望む。




頂上から三角点があるピークを見る。
山頂駅から1時間36分で到着した。
登山地図のコースタイムは、浦倉山からではあるが2時間40分である。
距離にして約4km、標高差300m程度だからどう考えても過大。
この距離と標高差では、1時間40分が適正だと思う。




南方向を見る
やや雲が出たが、気持ちのいい風が吹き抜ける。
この日、下界では猛暑日を記録した。
下りは1時間18分
ゴンドラを降りてほぼ正午になった。
標高1460m前後の山麓だが、かなり暑い。
これから草津温泉に向かう。

尾瀬紀行(3)

2007.6.24(日)

三又を直進、左手に形のいいシラカバが見える。
下ノ大堀川を渡った先に、左に行く”パイパス”がある。




ミズバショウの絶景ポイントとして知られる場所。
下ノ大堀川が蛇行するラインがことのほか美しい。




やや先からシラカバの集団を見る。
どれほどの写真がここで撮られたのだろう。
プロの写真家がここで何十年も撮影しているという、伝説のポイント。




至仏山方面を見る。
正面に牛首。
中田代のシラカバ群が小さく見える。




竜宮小屋前から


三又から竜宮まで2.2km 50分
今日はここから、来た道を戻る。

鳩待峠を5:15に出て、13:00に戻った。
合計15.4km
行りの歩行時間は190分
帰りの歩行時間は180分

このコースは、初めて尾瀬に行く人には最適のコースである。
私は何度来ても初心者同様。

今日は曇りベースで、太陽は現れなかったが、雨には降られなかった。
戸倉の駐車場に戻ると、途端に雨になった。

尾瀬紀行(2)

2007.6.24(日)

尾瀬ヶ原と戦場ヶ原は同じ標高(1400m)だが、気象条件はやはり尾瀬の方が厳しいらしい。
戦場ヶ原では終わっているズミが尾瀬では咲いているし、戦場ヶ原で見頃のワタスゲが、尾瀬ではパラパラだった。




山ノ鼻から拠水林を抜けて尾瀬ヶ原に分け入ると、上田代
至仏山が大きい。
標高2228mの至仏山は花の山だが、6月中は植生保護のため登山禁止である。







池塘の向うに燧ヶ岳
燧ヶ岳は標高2356m、東北の最高峰である。
燧、至仏が東西に控える尾瀬の配置を見ると、自然というのはつくづくよく出来ていると思う。




池塘にミツガシワが顔を出している。
尾瀬ヶ原には大小の池塘は無数にあり、池塘と木道は尾瀬の風景に欠かせない。




残雪の至仏山、新緑のシラカバ、なぜかここだけ盛りのレンゲツツジに池塘




大きな池塘に燧ヶ岳
右にこんもりとした部分が牛首。
尾瀬ヶ原が一番狭くなっている部分である。
牛首からは、キビタキの囀りが聞こえてくる。

ここを過ぎるとほどなく三叉の休憩ポイント。
山ノ鼻からここまで2.2km 65分

尾瀬紀行(1)

2007.6.24(日)

土曜日の奥日光を満喫し、夕方から尾瀬に向かう。
群馬県側の戸倉で車中泊、尾瀬自体は日帰りである。
6月上旬のミズバショウ、7月のレンゲツツジ~ニッコウキスゲの狭間にあたり、花の少ない時期ではあるが、天気のよさに誘われて出かけてきたわけだ。
鳩待~尾瀬ヶ原のピストンコースは毎年のように行っているので、本来はもう少しバリエーションを増やしたいところではある。

今年から戸倉の駐車場が変更になった。
去年までは、国道401号線を左折してすぐの所にある並木駐車場と、その先にある戸倉スキー場の2ヶ所だったが、戸倉スキー場が使えなくなった。
代わりに国道401号線を右折して片品川を渡った所に「第1駐車場」が出来た。
従って、従来の並木駐車場は「第2駐車場」ということになっている。




4:30にタクシーに乗り込み、鳩待峠に向かう。
津奈木のゲートが開くのはぴったり5時。
今日は3台目だった。




鳩待峠を5:15に出発
山ノ鼻までは約200mの下り。
木道が続く。




木道上をカタツムリが歩く。
10cmぐらいありそうだ。




至仏山が見える。
6月は、高山植物保護のため登山禁止になっている。




山ノ鼻まであと少し。
ミズバショウの群落がある場所。
ここは頻繁にクマが出没する場所でもある。

山ノ鼻に到着。
ここまで3.3km、75分
軽く朝食を摂り、原に向かう。

草津白根山

8/12は取手の花火大会
行くつもりはなかったのだが、偶然桟敷席が手に入ったので、それならばと見物に行くことにした。
8/15には仕事が入ってしまい(大阪に日帰り出張!)、挟み撃ちに遭った形で、13~14に山に行くことにした。
花火大会は雷雨で延期になってしまい、結局行けなかった。

今回の目的地は草津白根山
高山植物の女王「コマクサ」の群落で有名な山である。

朝3:40に家を出て、常磐道-外環-関越道と乗り継ぐ。
ETCの早朝割引を利用するため、練馬から100km以内の前橋で降り、一般道を行くつもり。
早朝夜間割引は東京と大阪の近郊区間にしかないので、馴染みのない方も多いかも知れない。
新座の料金所を6時前に通ればOKだが、5時過ぎに通ってゆうゆうセーフ
ただし、花園の前で事故渋滞があり、東松山で一旦降りて花園から再び乗り、通勤割引で渋川伊香保まで行く。
あとは通常のルートで、旧志賀草津道路に向かう。
割引を活用するとこういうことも出来るので結構便利である。


白根山、本白根山、逢ノ峰の3つを総称して草津白根山という。
白根山はエメラルドグリーンの火口湖で知られる湯釜で有名だが、今回は湯釜を見ないで帰って来てしまった。
蔵王でお釜を見ないようなものか。
白根山は火山活動の影響で、山頂に通じる登山道はない。
登山のターゲットとしては、本白根山の方になる。




これは昔の火口である弓池
少し車道を歩き、白根火山ロープウェイの山頂駅の脇を通り、登山道に入る。




視界が開けると、急斜面にコマクサの群落
今にも崩れそうな急斜面である。




本白根山は、標高2171m、三角点がある峰は2165mだが、どちらにも登山道がない不思議な山である。
探勝歩道最高点2150mに登り、一応山頂ということで納得する。
スタート地点の標高が2000m程度あるので、標高差は150mほど。




正面に見えるピークが本白根山。
左奥に志賀の最高峰、横手山が見える。




浅間山方面の眺望が素晴らしいのだが、夏のことで、9時過ぎには雲が出てしまう。
下のほうに草津の町並み




亀甲形の構造土が見られる鏡池を横目に下る。
樹林帯の中の狭い道が続き、ロープウェイの山頂駅を経由、スタート地点に戻る。
正味2時間半ほどの歩きである。

渋峠、のぞきまで行って見るが、遠くの山は望めない。
草津に下って温泉につかる。




これは、草津名所「湯畑」




「のぞき」まで戻り、夕日を待つ。
信州のサンセットポイント百選に選ばれているポイント。
志賀の象徴、笠岳。

尾瀬夏紀行(5)ヨッピ橋から鳩待峠まで

尾瀬夏紀行(5)ヨッピ橋から鳩待峠まで
2006.7.30

大きなニッコウキスゲの群落を過ぎる。
ひときわ見事な池塘が現れる。
しばし時を忘れる。




朝から雲に隠れていた燧ケ岳が、少しずつ姿を見せ始めた。
日差しも強くなってきたが、湿原を渡る風が心地よい。

三叉に戻り、ここからは来た道を戻る。






山の鼻




ここから約200mの登り
鳩待峠に到着




ヨッピ橋から三叉まで2.3km 45分
三叉から山ノ鼻まで2.2km 45分
山ノ鼻から鳩待峠まで3.3km 63分

合計17.2kmの道のり。
天気もよく、とてもさわやかな尾瀬だった。


前回のクイズの答え
■ニッコウキスゲの正式名称は?
■答えは「ゼンテイカ」でした。
禅庭花。
禅の庭の花、って不思議な名前ですね。
由来がよくわかりませんが、ニッコウキスゲの名所である日光の霧降高原を中禅寺の庭に見立てた、という説があるらしい。

尾瀬夏紀行はこれで終了します。
見ていただき、ありがとうございました。
そのうち、秋紀行をやりたいですね。
尾瀬の秋は、それはそれは美しいのです。

尾瀬夏紀行(4)竜宮からヨッピ橋まで

尾瀬夏紀行(4)竜宮からヨッピ橋まで
2006.7.30

このルートは比較的歩く人が少ない。
今日は、ヨッピ橋の先にある東電尾瀬橋が通行不能ということで、余計少ないのかも知れない。









ニッコウキスゲの群落、ヤマドリゼンマイの大群落が目立つ。
程なくヨッピ川の拠水林に至る。




ヨッピ吊橋
これはとりあえず撮影だけ。
橋を渡って直進すると東電小屋に至る。
左に折れると三叉に戻る。

竜宮からヨッピ橋まで1.4km 35分


前回のクイズの答え
■北の動物ほど大きいのはなぜか
■答え―体長が大きいほど、相対的に表面積が小さくなり、体温が失われる割合が少なくなるため。
仮に体長が2倍になると、体重は3乗に比例して8倍になるので8倍食べなければならない、かというとそうでもなくて、表面積は2乗に比例して4倍にしかならないので相対的には体温を失う割合は半分になる。
単純化していうと、体が大きいほど食料は”相対的に”少なくてすむ。
寒いところでは、なるべく体を大きくして、少ないエネルギー摂取で体温を奪われないようにしたほうがいい、ということになる。

今日の問題
■ニッコウキスゲの正式名称は何?
この花は不思議な”本名”を持っていますが、その由来は私も知りません。
誰か知っていますか。

尾瀬夏紀行(3)三叉から竜宮まで

尾瀬夏紀行(3)三叉から竜宮まで
2006.7.30

尾瀬ヶ原の核心部分、中田代。
7月下旬には、ニッコウキスゲの大群落になる。
尾瀬では、尾瀬沼畔の大江湿原に次ぐ名所。

この花は年によって数が相当違う。
霧ケ峰でも、当たり年は5年に一度ぐらい。(最近では1995年が凄かった)
雄国沼は去年が凄かったらしい。
当たり年の翌年は当然のように少なくなってしまう。
今年の尾瀬はそれほどの数ではないようである。
ひとつの花は一日しか咲かない。
この花に会えたのは、今日ここに来たからと考える。
一期一会。




下の大堀川がゆるやかにカーブし、形のよいシラカバが点在する絶景の地
6月のミズバショウが最も綺麗に見えるのがこの場所で、ポスターなどでお馴染み






竜宮十字路近くの大きな池塘。
秋の名撮影地のひとつ




竜宮十字路に立つ竜宮小屋
山ノ鼻から初めての小屋




直進すると見晴を経て尾瀬沼方面
右に行くと大清水、アヤメ平方面
左に行くとヨッピ橋
今日は、ヨッピ橋経由で戻ることにする。

三叉から竜宮まで2.2km、54分

前回のクイズの答え
■尾瀬の入山者数、1996年の647000に対し、2005年は?
■答えは、318000人でした。

え? 半減? 意外ですね。
実は尾瀬の入山者数は、1996年をピークに、減り続けています。
マイカー規制?
不景気?
天候不順が多い?
クマ情報が多い?

では、今日はクマの問題
■主なクマの仲間では、
最も北に住むホッキョクグマ
次いで
北米のグリズリー
北海道のヒグマ
本州のツキノワグマ
東南アジアのマレーグマ
という順に、北のものほど大きいのはなぜでしょうか。
プロフィール

papageno620

Author:papageno620
FC2ブログへようこそ!

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
フリーエリア