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亜種チョウセンウグイス@飛島






亜種チョウセンウグイス
スズメ目ウグイス科
体長不明(ウグイスよりも大きい)
撮影 2017.5.3 山形県飛島

校庭のベンチで休んでいると、正面の木にウグイスのような鳥が止まった。
ウグイスのようだが、かなり大きめに見えた。色合い、その他の雰囲気が見慣れたウグイスとはかなり違う。
亜種チョウセンウグイスの記録は聞いていたので、これがそうではないかと思った。

現在、日本産鳥類目録にはウグイスの他、
カラフトウグイス
 チョウセンウグイス
 ハシナガウグイス
 ダイトウウグイス
 リュウキュウウグイス
の5亜種が記載されている。
その他、亜種チョウセンウグイスと似た亜種タイワンウグイスが確認されている。
なお、ダイトウウグイスはすでに絶滅したと言われているが、沖縄で生息しているのではないかという報告が2002年にあった。

上の6亜種のうち、ダイトウウグイスを除外し、代わりにタイワンウグイスを入れた6亜種で考えて見ると、チョウセンウグイスとタイワンウグイスが外国産、その他の4亜種が日本産と言える。

チョウセンウグイスは頭部が赤褐色で、ウグイスのようなオリーブ色味はなく、嘴もウグイスよりも太い。
タイワンウグイスはチョウセンウグイスよりも赤味が強く、嘴はさらに太く短いらしい。

チョウセンウグイスはウグイスよりも大きいようだが、ウグイスの亜種に関しては♂の方が♀よりもはっきりと大きいので、ウグイスの♂とチョウセンウグイスの♀では逆転するのかも知れない。
実際に見た印象ではウグイスよりもかなり大きめで、♂の可能性が高いように思えた。
声を聞くことは出来なかった。

ちなみに、中国での日本産ウグイスの確認例は、多くがチョウセンウグイスの誤認であると言う。
また、日本国内でもカラフトムジセッカとチョウセンウグイスの誤認例があるらしい。
カラフトムジセッカとは大きさが異なり、見た目の印象も違っていたので、この場合はカラフトムジセッカの可能性はない。
その件があったからではないが、一応尾羽が10枚であることがわかる写真を載せて置きたいと思う。
ウグイスは尾羽が10枚(スズメ目の場合、ほとんどが12枚)しかなく、他の鳥との識別には決定的な特徴になる。

チョウセンウグイスは亜種ではあるが、確認例は少なく、珍鳥と言って差し支えないと思う。

ウグイス@八島ヶ原




ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長16cm(♂)
撮影 2013.8.5 長野県下諏訪町

Warblerというのは、「喉を震わせて囀る鳥」という意味がある。
ウグイスは喉を大きく膨らませて、その体に似合わぬ大きな声で囀る。
夏の終わり。すでに羽はボロボロだが、喉を酷使していることはその羽の抜け方からもうかがえる。

ウグイス@桜川


ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長 ♂16cm ♀14cm
撮影 2013.3.6 茨城県旧桜川村

今日、ウグイスの「まともな」囀りを聞いた。
「まともな」という意味は、2/24に「ホ、ホ、ホケ」というような声をすでに聞いていたから。

2/24の初認というのは、先週までの寒さを考えるとかなり早い印象だった。
このところの陽気で、一気に囀りが始まったのではないだろうか。

ウグイスは藪の中にいることが多く、撮影しにくい鳥だが、冬の芦原ではよくその姿を見ることが出来る。
とは言っても草が被りやすいので、撮影には手ごわい鳥。
♂♀の識別は、これだけでは難しいが、かなり小さく見えたので♀ではないかと思う。

ウグイス@牛久自然観察の森

ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長16cm(♂)
撮影 2010.5.16 茨城県牛久市牛久自然観察の森

かなり高い木の天辺でカワラヒワが囀っていました。
見ると隣にウグイスが。

ウグイスも、時々このような目立つ場所で囀ってくれることもあります。
探鳥会でこのようなことがあるととても喜んでもらえます。
ウグイスの姿をじっくりと観察する機会はあまりないですから。









実は参加者にこの画面で見てもらっているので、デジタルズームを最大にしています。
そんな関係で画質は荒いですが、雰囲気はわかると思います。


一般的に「うぐいす色」と言うと、黄緑色に近い色を連想されることが多く、実際のウグイスを見ると、あまりに地味なので驚かれることがあります。
メジロとウグイスを混同したため、メジロの色がウグイス色とされているという説が有力です。

JISで「鶯色」という色は規定されています。
これはマンセルで表示されているものですが、RGB表示ではどんな色になるでしょうか。
これは資料によってさまざまであり、ひとつの色に決まっているわけではありません。あくまでも一例です。
ディスプレイによっても違うかも知れません。



鶯色 RGB16進表示-#70613A
実際のイメージには近いと思います。



#918D40
これも鶯色
これはかなり明るく、メジロに近いイメージとはこのあたりかと思います。



「鶯茶」と言う色もあります。
#6D5826
資料によってはウグイスの背の色とされています。
茶色が強すぎる気もしますが、実際の色には近いかも知れません。



#71714A
これも鶯茶

ヤブサメ@飛島



ヤブサメ
スズメ目ウグイス科
体長11cm
撮影 2010.5.2 山形県酒田市飛島

飛島での撮影からのシリーズを始めます。
しばらく続くと思いますので、おつきあい下さい。
ありふれた鳥、ありふれていない鳥、取り混ぜて紹介します。


ヤブサメ
「藪鮫」とも「藪雨」とも。
藪にいる鮫色をした鳥、あるいはその声を、藪に降る雨の音に聞きなしたという説。
その鳴き声は「シシシシシシ・・・」と尻上がりになる虫のような声です。
この声は非常に高い音なので、高齢になると聞こえにくくなります。
「ほら、ヤブサメの声」
「え? 何も聞こえない」
という会話はしばしばあります。

藪の中からあまり出てこないので、非常に見にくい鳥。
極端に短い尾羽が外見上の特徴です。

ウグイス@美ヶ原


ウグイス(♂)
スズメ目ウグイス科
体長 ♂16cm ♀14cm
撮影 2009.6.27 長野県美ヶ原高原

標高約2000mの高原で、喉をいっぱいに膨らませて囀るウグイス。
近くで聞くと、こんな小さな鳥だとは思えないほどの声量があります。
海岸近くから3000m級の高山まで、至るところに生息するウグイスですが、全山に響き渡るような囀りを堪能するには、やっぱり高原がいいようです。

尾瀬のウグイス、日光のウグイス

ウグイス(♂)
スズメ目ウグイス科
体長 ♂16cm ♀14cm
撮影 2009.6.13 群馬県片品村 尾瀬山ノ鼻
撮影 2009.6.14 栃木県日光市 戦場ヶ原



ミネザクラに止まる、尾瀬のウグイス
残念ながら、この木は散ってしまった。




ズミで囀る、奥日光のウグイス
2週間前に訪れたときは蕾だったが、すでに散ってしまった。
この前の週が見頃だったようだ。


ウグイスは、小鳥類では珍しく、♂と♀で明白に大きさが異なる鳥です。
喉を大きく膨らませて歌う様子を見ていると、やっぱり大きな声を出すためには大きな体が必要なのか、と思います。
してみると、ミソサザイは発声のしくみが違うのか? かの鳥はこんなに喉を膨らませて囀る印象はありません。

もうひとつウグイスの変わったところ。
それは尾羽の枚数で、この鳥は10枚しかありません。
スズメ目の大多数の鳥は12枚の尾羽を持っています。

ウグイス@妙高高原



ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長14~16cm
撮影 2008.5.10 新潟県旧妙高高原町いもり池

鳥の声に初めて酔いしれた経験。
子供のころ、家族で裏磐梯に行ったとき、桧原湖(確か西岸だったと思う)で聞いたウグイスの声。

長じて鳥に興味を持ってから、蔵王や高ボッチで聞いたウグイスの声も忘れられません。
早朝の高原で、山中に響き渡る囀りを聞く楽しみは何物にも替えがたいものです。
ひとつの山を独り占めにしたような快感があるのですが、不思議なのはあんな小さな鳥の声がなぜ山全体に響き渡るのかということです。

ウグイスの囀りを目で見ると、メジロやホオジロなどとちょっと違います。
喉を大きく膨らませ、震わせて歌うその様子を見ると、やっぱり声量の違いは伊達じゃない気がします。

ウグイス@飛島



ウグイス
スズメ目ウグイス科
体長14~16cm
撮影 2008.5.4 山形県酒田市飛島

ウグイスはコマドリ、オオルリと並んで、日本3鳴鳥のひとつとされています。
ウグイス以外の2種は夏鳥で、主として亜高山帯で繁殖する鳥です。
低地では、渡りの途中に見る可能性はあるものの、その美しい声を聞くことはほとんどありません。
私のフィールドでは、キビタキとセンダイムシクイは渡り時期にもよく見られ、囀りも聞けますが、オオルリはほとんど見られません。

ほぼ日本全土とその周辺でのみ見られる鳥で、日本では海岸に近い場所から人里、都市公園、3000m級の高山まで、至るところに存在します。

美しい声を聞かせてくれるウグイスですが、世界的には分布が限られているため、このさえずりを愛するのは日本人だけらしいのです。
ヨーロッパの文学にはよく、ナイチンゲール(夜鶯)が登場しますが、あの鳥はどんな声で鳴くのでしょうか。

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