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ミヤコドリ@九十九里

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2019.6.2 千葉県九十九里海岸

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鳥の記事を全然載せていないが、撮っていないのだから仕方がない。
そんなわけで過去の写真。

九十九里海岸での探鳥会から、2羽のミヤコドリ。
ここでは昨年も観察したが、座り込んだミヤコドリというのがちょっと珍しかった。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ミヤコドリ@波崎

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2019.5.27 茨城県鹿嶋市

いろいろな意味で、暑苦しく不快な数日間だった。将来に禍根を残すだろう。

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27日は銚子方面に”避暑”に行った。
この日、銚子の最高気温は27.1℃。例えば我孫子は34.4℃だったので、やっぱり海の効果が大きいのだろう。

波崎では、1羽のミヤコドリに遭遇した。
この時期に見られるのは比較的珍しい。
褐色の羽縁が見られるので、若い個体と思われる。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ミヤコドリ@三番瀬

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2017.9.3 千葉県船橋市













ミヤコドリとユリカモメが偶然並んだシーンを撮影できたので、何度も書いている話だが、いわゆる「都鳥論争」についてまとめて置きたいと思う。

都鳥は、平安初期に成立した「伊勢物語」の、東下りの中に登場する。
伊勢物語の作者はよくわかっていないが、ここに登場する主人公については、とりあえず在原業平であると考えられている。


伊勢物語 東下りの段

なほ行き行きて、武蔵の国と下総の国とのなかにいと大きなる河あり。それをすみだ河といふ。
その河のほとりに群れゐて、思ひやれば、
かぎりなく遠くも来にけるかな、とわび合へるに、
渡守、「はや船に乗れ、日も暮れぬ。」といふに、乗りて渡らむとするに、
みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥の、嘴はしと脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。
渡守に問ひければ、「これなむ都鳥」といふを聞きて、
「名にし負はばいざ言こと問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと」
と詠めりければ、船こぞりて泣きにけり。

 白い鳥で
 嘴と足が赤い
 シギの大きさで
 水の上を飛びながら魚を食べる
という特徴から、現在この「都鳥」はユリカモメのことであると考えられている。

ちなみにこの時代、シギとは「タシギ」を指したようだ。
 タシギ27cm
 ユリカモメ40cm
なのでこのあたりは微妙だが、鳥の大きさというのはなかなか把握しにくいものだ。

 京には見えぬ
という記述だが、現在の京都でユリカモメが見られるようになったのは比較的最近のことで、平安時代には見られなかったというのは不自然ではない。

こうして見ると「都鳥=ユリカモメ」説は有力と思われるが、異説もある。それが「都鳥=ミヤコドリ」説である。
それは「白き鳥」というところを「黒き鳥」と読んだ人がいたのである。
 黒き鳥の、嘴はしと脚と赤き
ならばミヤコドリは当てはまる。というか、それで“Eurasian Oystercatcher”にミヤコドリという和名が当てられたのである。

「白き」と「黒き」を読み間違えるというのはありえないようにも思うが、当時は今のように印刷技術が発達しているわけではない。
この時代の本というのは、手書きの写本で伝わって行くことが多いのである。
手書きの仮名で、特に縦書きで書くと「しろき鳥」と「くろき鳥」というのは確かによく似て見える。

“Eurasian Oystercatcher”は比較的最近増えて来た鳥だ。
平安時代に見られたかどうかは定かではないが、「水の上を飛びながら魚を食べる」という特徴には当てはまらない。
総合的に考えて、都鳥=ミヤコドリ説には無理があると考え、都鳥=ユリカモメ説に軍配を上げたいと思う。


ただし、ここで問題にすべきなのは、
「なぜ渡守がこの鳥を都鳥だと言ったのか」
という点である。

今でもユリカモメを「ユリカモメ」と呼ぶのは、ほぼバードウォッチャーだけで、多くの人は単に「カモメ」と呼ぶ。
セグロカモメもカモメもウミネコもユリカモメも区別せず、「カモメ」と呼ぶのが普通の人。
当時の渡守がこれらの鳥を区別して呼んでいたというのは考えにくく、カモメ類一般を指す言葉があったと考えるのが自然である。
ウミネコに代表されるように、カモメの仲間はミャーミャーと聞こえる声で鳴くところから、「ミャーコ鳥」と呼ばれていたことが想像できる。

これは幸田露伴の説で、文学的見地から見ると身も蓋もない説だが、バードウォッチャーの感覚的には正しいと思う。

ミヤコドリ@三番瀬

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2009.12 千葉県船橋市三番瀬

少し前の写真ですが。










「伊勢物語」に登場する都鳥は、今日ではユリカモメのことと考えられています。
その関係で、ユリカモメは東京都の鳥に指定されています。
「都鳥=ユリカモメ」説については↓
以前の記事

では、なぜこの”Eurasian Oystercatcher”にミヤコドリという名前が付けられたのか。
その前に原典である伊勢物語の東下りの一節を読んでみましょう。
なほ行き行きて、武蔵の国と下つ総の国との中にいと大きなる川あり。
それをすみだ川と言ふ。その川のほとりに群れ居て、思ひやれば、限りなく遠くも来にけるかな、とわびあへるに、渡し守、
「はや舟に乗れ、日も暮れぬ。」と言ふに、乗りて渡らむとするに、みな人ものわびしくて、京に思ふ人なきにしもあらず。
さる折しも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。
京には見えぬ鳥なれば、みな人見知らず。渡し守に問ひければ、
「これなむ都鳥。」と言ふを聞きて、
名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
と詠めりければ、舟こぞりて泣きにけり。

「都鳥=ミヤコドリ」説を唱えた人の代表は、北野鞠塢(きたの きくう)という人で、江戸時代後期の文人・本草家。
1762年に仙台で生まれ、日本橋で骨董屋を開いて財をなし、後に向島の百花園を開いた人。
彼は「都鳥考」という著書で、業平は「黒き鳥」と書くべきところを「白き鳥」と間違えたのだと言う説を唱えました。
いささか強引と思える説ですが、結局これが”Eurasian Oystercatcher”にミヤコドリという名前が付けられた原因のようです。

現在ではユリカモメ説が有力ですが、ミヤコドリ説を唱える人もいます。
万葉集には大伴家持が詠んだ都鳥の歌がありますが、これにも各種の説があって、実はかなり長い間の論争になっていることが伺えます。

ミヤコドリ@三番瀬


ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2009.12.26 千葉県船橋市三番瀬

この日は11時頃が満潮でした。
昼過ぎ、潮が引き始めると、防波堤で休んでいたハマシギたちが、三々五々、現れはじめた浅瀬に向かって集まってきます。
やや遠くの浅瀬や防波堤にいたミヤコドリもちらほら飛んで来ました。
この鳥たちは潮の干満を見極めて移動しているのでしょう。
こういう時がミヤコドリの飛翔を撮るチャンスです。
ハマシギは目の高さ、ミヤコドリはやや高い所を飛んで来ます。
赤・白・黒のコントラストが一際美しい鳥です。

ミヤコドリ@三番瀬



ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2008.9.23 千葉県船橋市三番瀬

今日は午前中ある場所に行ったのですが収穫なく、午後、帰り道に当たる三番瀬に寄ってみました。
潮の状態は考えていなかったので、思い切り満潮。
シギチの姿はまばらでした。
ろれでも、遠くにミユビの群れ、ダイゼンとチュウシャクシギ1羽が見られました。
それとここのお約束、ミヤコドリ。
時々飛んでくれました。
この写真が撮れたので、今日は満足(とても単純)

今では、この鳥を見るなら三番瀬という感じになっています。
以前は波崎でしたが。
飛ぶと白と黒のコントラストがとても美しい鳥です。
土佐日記にあるミヤコドリはユリカモメのことであると言われていますが、夏羽のユリカモメは頭がすっぽりと黒いので、この鳥とそんなにかけ離れてはいないような気がします。

ミヤコドリ

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2008.2.9 千葉県船橋市三番瀬

伊勢物語の中に登場する「都鳥」は、隅田川を渡る途中の在原業平と渡し守が会話する場面に出てきます。
「白き鳥の、嘴と脚の赤き、鴫の大きさなる」
と書かれていることから、今日この鳥はユリカモメのことであると考えられています。

チドリ目ミヤコドリ科の”Eurasian Oystercatcher”をなぜミヤコドリと名づけたのかというと、先の件りにある「白き鳥」をなぜか「黒き鳥」と間違えた人がいたらしいのです。
なるほど
「黒き鳥の、嘴と脚の赤き、鴫の大きさなる」
ならば、この鳥の特徴と符号します。
いつの世にもそそっかしい人はいるものです。

三番瀬はミヤコドリが見られる有名なスポットで、100羽以上が見られることもあります。
比較的珍しい鳥で、関東では銚子、波崎周辺で少数が見られることがあります。



ハマシギの群れの中にいます。
ミユビシギが1羽混じっています。



ハマシギ2羽とミユビシギ1羽と一緒にいます。
かなり大きな鳥であることがわかります。



天気が悪いので、なかなか眼が写りません。



飛ぶと、他のシギチの例にもれず、とても綺麗です。

ミヤコドリ


ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2007.4.21 千葉県船橋市三番瀬

日本最大のスズガモ越冬地である三番瀬ですが、ミヤコドリが見られるポイントとしても知られています。
この鳥はここ数年、かなり増えているような気がします。
この日も100羽ぐらいの群れが見られましたが、近くに寄ってはくれませんでした。
一斉に飛んだところの写真です。
写っているのは
 ミヤコドリ 75羽
 ハマシギ 2羽
 キョウジョシギ 8羽
 チュウシャクシギ 1羽
 オオソリハシシギ 7羽
わかりますか?

ミヤコドリ

ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科
体長45cm
撮影 2006.10.8 千葉県船橋市三番瀬

「名にし負はば、いざ事問わむ都鳥、我が想う人はありやなしやと」
在原業平の歌です。
こういう古歌に歌われた都鳥とはユリカモメのことで、そのせいかユリカモメは東京都の鳥にもなっています。

このミヤコドリは全く別の鳥。
比較的まれな旅鳥、あるいは冬鳥で、関東地方ではここ三番瀬や銚子、波崎などで見られます。
三番瀬ではかなりの数が越冬していますが、通年見られるかどうかはわかりません。。
少なくとも9月には確実に見られます。

この日は嵐のあとで、すっきりした青空になりました。
潮の条件もいいのに、バードウォッチャーの姿はまばらでした。
強風を嫌ったのでしょうか。



群れ




黒と白の体、オレンジ色の嘴が鮮やかな鳥。
手前はミユビシギ




一斉に飛ぶ。
この瞬間を待っているうち、いつの間にか潮が満ちて、足を濡らして帰ることになりました。


この日見られた鳥
11:00~13:30
ハジロカイツブリ
カワウ
ダイサギ
スズガモ
ミヤコドリ
シロチドリ
メダイチドリ
ダイゼン
トウネン
ハマシギ
オバシギ
ミユビシギ
キリアイ
ソリハシシギ
キアシシギ
オグロシギ
オオソリハシシギ
ダイシャクシギ
ウミネコ
スズメ
(ドバト)
以上20+1種
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