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オオワシ@涸沼




オオワシ
タカ目タカ科
体長 ♂88cm ♀102cm
撮影 茨城県

少し時間が空いたので、涸沼に寄って見た。
ひと当たり見まわしたが、鳥がほとんどいない
プロミナーで見ると、かなり遠くにスズガモの群れが見えた。
カンムリカイツブリやハジロカイツブリもかなりの群れが見えたが、どれも遠かった。

30分ほど観察していると、上空にオオワシが現れた。
かなり高いところで、悠然と旋回を繰り返す。
20分ほど眺めて現地を後にした。

動画から切り出す






撮影 2018.9.23
長野県、白樺峠

大出現となった13時ごろ、動画撮影を試みた。
ワイドで鷹柱を収める。または1羽をアップで追う。なかなか狙いが定まらない。やっぱり慣れないことは難しい。

大規模な鷹柱が現れた時には撮影せず、ボーッと眺めているのが実は一番楽しい。

サシバを攻撃するツミ






ツミ
タカ目タカ科
会長 ♂27cm ♀30cm
撮影 2017.9.24 長野県白樺峠

この日カウントしたツミは23羽。
ツミは小さい上に、高い個体が多く、撮影はあまり出来なかった。
中で面白かったのは、執拗にサシバを攻撃するツミ。
ツミは気性が荒いのか、時々こういうシーンが見られるようだ。

サシバとオオタカ

撮影 2017.4.16 茨城県牛久市



探鳥会の中でサシバが飛んだ。
今年の初認。
初めはオオタカかと思ったが、よく見るとサシバだった。
休憩時間だったので、参加者全員が見られてよかった。




終了後、帰る途中に猛禽が飛んだ。
サシバかと思ったが、今度はオオタカだった。


よく見ればわかるのだが、咄嗟には難しい。
サシバとオオタカの識別が怪しいというのは困ったもので、こうなるとまず写真を撮って確認ということになりがちだ。
バードウォッチャーとしては悩ましい問題だ。

ハイタカ@牛久




ハイタカ
タカ目タカ科
体長32cm(♂)
撮影 2016.12.11 茨城県牛久市

ハイタカはなかなかうまく撮影するチャンスがなく、これまで当ブログに登場していない。
ハイタカ属(ハイタカ、オオタカ、ツミ)は、場合によっては非常に識別が難しい。
ハイタカ♂は約32cmとキジバト大である。
オオタカよりは明らかに小さいが、1羽だけを見る場合、大きさの判断は難しいこともある。
オオタカに比べると、体が細く、頭部の突出が少ない。
尾羽はやや長く、角尾である。
この個体は、顔から胸にかけて橙褐色の斑があるのがよくわかる。ハイタカ♂の特徴がよく出ていると思う。

サシバとハチクマ



撮影 2016.9.25
長野県白樺峠

渡りをするタカで代表的なのは、主にサシバ、ハチクマ、ノスリ、ツミの4種類。
9月のこの時期はサシバとハチクマの最盛期ということになっている。

その2種の識別に関しては、まず第一に大きさの違いが挙げられる。
♂♀の違い(タカの仲間は一般的に♀の方が大きい)や個体差もあるが、平均的なサイズで言うと
 サシバ  50cm
 ハチクマ 60cm
というあたりかと思う。

 サシバ<ハシブトガラス<ハチクマ<トビ
みたいな感覚だろうか。

並んだところを見ると大きさの感覚が実感できるかと思う。

オジロワシ@苫小牧


オジロワシ
タカ目タカ科
体長 ♂83cm ♀92cm
撮影 2010.5.29 北海道苫小牧市植苗

のどかに晴れ上がり、朝方の寒さが嘘のように気温も上昇した午後。
トビ10羽ほどの柱が出来ました。
その中に1羽、明らかに巨大な猛禽が。

これは右上のトビの方が高いところを飛んではいるのですが。。。
オジロワシの翼開長はトビの1.4倍ほどもあり、翼幅も広いので一層巨大に見えます。
成鳥になると、名前の通り尾羽が純白になりますが、それには6年ほどかかります。

ウスハイイロチュウヒのこと



ウスハイイロチュウヒ
タカ目タカ科
体長 ♂38cm程度 ♀46cm程度
撮影 2009年2月 千葉県我孫子市

4月になり、すでに退去したと思われるので。。。


日本初記録と思われる個体。
1984年に北海道での観察記録があるが、否定的。写真はないという記事もあるが、実際には撮影されており、その上で本種ではないとされている。
ということは、今回の個体が日本初記録ということでよさそうである。
今回の個体が発見されたのは、大方の情報では去年の12/6であり、色々な情報が先の観察記録を「24年前」と報じているのはそういう事情による。(現時点で考えると25年前)
2月に入ってから多くのバードウォッチャー、カメラマンに知られるところとなり、2/20には東京新聞が報じた。

・・・・・・

2月初旬、突然この聞きなれぬ鳥の情報がウェブ上に流れはじめた。
複数の情報を総合し、大まかな場所は推定できたので、ある日その周辺を探してみた。
待つこと1時間半ほどで、一応その鳥を確認できた。

千葉県支部の人に、それとなくこの鳥の情報を知っているかどうか訊ねてみると、12月初旬に確認された個体であり、支部報に載ったことで情報が広まってしまったものであることがわかった。
多くのカメラマンに追い掛け回されている状態であり、情報をセーブしたいとの意向であったので、私としても記事にすることは控えてきた。

色々な情報を総合すると、11月中に観察・撮影されているらしいということがわかった。
11月に北新田附近で撮影した人がいたが、何の鳥かわからなかったらしい。(それはそうだろうと思う)


繁殖地は主にヨーロッパから西アジア
越冬地はサハラ以南のアフリカが中心で、サバンナでよく見られる鳥であるとのことだが、冬季はインド、ビルマ、スリランカ、中国内陸でも観察されるらしいので、当初考えたようにそれほど分布域が日本からかけ離れているわけではない。
アフリカでは良く似たヒメハイイロチュウヒという種類もいるが、本種に比べてやや湿潤な土地を好むらしい。
専門家が鑑定した結果、ウスハイイロチュウヒと判断されたようだ。


■♂成鳥はほぼ全身が白っぽく、初列風切の先端だけが黒い。(P6~P10までの5枚、あるいはP5~P10までの6枚かは不明)
ハイイロチュウヒと比べて、明らかに全体が白い。

■♀成鳥は全体的に褐色。
ハイイロチュウヒと同様、腰が白い。黒っぽい隈取りをしたような顔に、ネックレスを掛けたような白い帯が非常に特徴的。

2枚目の写真でわかる通り、翼先分離は4枚で、チュウヒ類の5枚とは異なる。
今回の個体は虹彩が黄色いので、♂幼鳥と見られるとのこと。(♀成鳥は暗色? ♀幼鳥でないとされた理由はわからない。一般的にタカの幼鳥は♀成鳥に似ることが多く、雌雄の識別が難しい)

チュウヒ類のように、葦原の上を小動物を探しながらゆったりと飛ぶイメージではない。
主に小鳥を捕獲するようで、非常に低い位置を高速で飛ぶ。
やっぱり草原の鳥という印象が強い。
急旋回した時の尾羽の模様がとても美しかった。
止まっている時は畔の上が多く、電柱や杭の上など、見つけやすい場所には止まらないようだった。
都合4回、延べ15時間に渡って探したが、目撃は2回。いずれも1~2分間の飛行で、撮影は非常に難しかった。
1度目は超低空飛行で獲物を追いかけていた。双眼鏡で追うだけで、撮影はできなかった。
2度目に何とか撮影できた。
他の車から離れて、オオジュリンやカワラヒワを観察していた時に、偶然に近くから飛び立ったものである。
結局撮影できたのはこれだけだが、ウェブ上にはもっとわかりやすい写真が溢れているので、そちらを参照していただきたい。

オオワシ@湖北

オオワシ
タカ目タカ科
体長 ♂88cm ♀102cm
撮影 2008.12.22 滋賀県湖北町

主にロシアのオホーツク海沿岸で繁殖し、日本には冬鳥として飛来する。
生息の中心は北海道で、本州以南では少数が越冬する。
茨城県でも全く見られないわけではないが、さすがにハードルが高い鳥である。



湖北で越冬しているオオワシは、私が来るのを待っていた(?)らしく、非常に見やすい位置にいてくれた。
この個体は、かなり成熟した成鳥らしい。
成鳥は翼の前縁と尾羽の白さが際立ち、見事なコントラストを見せる。
巨大な嘴は鮮やかな黄色で、遠くからでもよく目立つ。
非常に”知的”な感じがする表情で、あたりを睥睨している。




琵琶湖周辺を見て周り、午後もう一度野鳥センターに来てみると、数分前に飛んだと言う。
上空を探して見たら、かなり高いところを飛んでいた。
プロミナーで追うと、翼の白さと嘴の黄色が非常に目立つ。
さすがにデジスコではひどい写真になってしまったが、その堂々たる姿には圧倒された。




そのうち別の木に止まった。
直線距離で約1200m先である。




近くまで車で移動してみると、これも見やすい位置だった。

・・・・・・

あまり天気のよくない一日でしたが、雨は朝のうちにあがり、夕方までは曇り、そのあとは雨という経過でした。
平日ということもあって、観察者の数はまばら。
とても贅沢な鳥見をさせていただきました。
親切にしてくださった野鳥センターの方に、この場を借りてお礼を申し上げます。

柱が立つ


谷を挟んだ山から、上昇気流に乗ってタカが「湧いてくる」瞬間がホークウォッチングの醍醐味です。
時には100羽を超える鷹柱が出来ることもあります。
私が過去に見た最大の柱は50羽ぐらいでした。
この日は15羽程度の柱が数回立ちました。

高く昇ったタカが、スーッと流れて行く瞬間が次の醍醐味です。
上空で、1回2回と旋回してから流れて行くタカを見るのも醍醐味。
(醍醐味が多すぎますね)
期せずして「またおいで~」という声がかかるのはこんな時です。

・・・・・・

タカの渡りというのは、いつごろから知られていたのでしょうか。
伊良湖岬が渡りの名所として知られるようになったのは、1970年代だと言われています。
もちろん、伊良湖岬のように開けた場所では昔から知られていたはずです。
タカの渡りという生態が人々の注目を集めるようになったのがそのころだったということでしょう。
サシバは九州から沖縄、台湾を経て東南アジア方面に渡ります。
彼らにとって最大の難関は、沖縄本島から宮古島への320kmの渡りで、昔は疲れきったサシバを簡単に捕まえる、伝統的な猟が行われていたらしいです。
タカに限らず一般の鳥は、海鳥と違って海上で休息することはできません。
なるべく陸上を通りたいタカが、岬に集中するのは自然の流れです。
恐らく、関東から東海地方のタカは海伝いに移動し、伊良湖岬から紀伊半島に渡り、四国、九州と移動するのでしょう。

私の住む茨城でも、筑波山あたりの上昇気流を利用して渡っていくサシバ群の存在が知られています。
推定ですが、これらのサシバは千葉方面ではなく東京上空から神奈川方面に抜け、そのあとのルートはやっぱり伊良湖岬だと思います。
このサシバがどこで利根川を越えるのだろうか。
その疑問を解くべく、有志が何年もかけて調査した結果、
■旧岩井市内(茨城県自然博物館があるあたり)
■守谷市内(鬼怒川との合流地点、常磐道が利根川を越えるあたり)
■取手市内(新大利根橋のあたり)
の3箇所が、サシバの渡りのコースらしいということなどがわかってきました。
こういう地道な調査には頭が下がります。

白樺峠が渡りのポイントとして知られるようになったのは1990年代からで、そんなに昔のことではありません。
長野県内にも渡りのコースがあるはず。
安曇野から西に行くタカは、どこから岐阜県(または愛知県)に抜けるのか。
そう考えた人たちが山中を歩き回り、ついに白樺峠を発見したわけですね。
そのころ私は、白樺峠と言えば乗鞍岳を眺める絶好のポイント、としか知りませんでした。
あのころも、ふと空を見上げると渡るタカが見えたのでしょうか。

クマタカ




クマタカ
タカ目タカ科
体長 ♂72cm ♀80cm
撮影 2007.6.2 福島県北塩原村、裏磐梯野鳥の森

今年は6/2~3に、裏磐梯での探鳥会に行ってきました。
萌えるような新緑は息を呑むほど美しいのですが、鳥を見るのには難しい条件になります。
エゾハルゼミの大合唱は、鳥の声をかき消してしまうほどです。

桧原湖の西岸に位置する野鳥の森は、日本3大探鳥地である裏磐梯でも代表的なスポット。
今の時期は、アオジ、ノジコ、ホトトギス、カッコウなどの声がとてもにぎやかです。

上空に現れたクマタカ
幅の広い翼、後縁のふくらみも大きいのがクマタカの特徴。
♀の翼開長は165cmにもなります。
さながら畳が飛んでいるよう、と形容されるほどの迫力。

翼先分離は7枚認められます。これはオオワシ、オジロワシと同じ。
喉に1本の縦線。
下面が白っぽく、横斑が細かいので幼鳥と思われます。

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papageno620

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