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2009年の記事から-トキ@富山県




トキ(♀夏羽)
コウノトリ目トキ科
体長77cm
撮影 2009.7.20 富山県黒部市

先日載せたトキの記事の続きです。
放鳥10羽のその後のデータをまとめてみます。
やや詳しい地名入りなので、ファン限定記事とします。

■放鳥10羽のデータと現在位置(年齢は放鳥時)
個体番号01 ♂3歳 佐渡島中央部
個体番号06 ♂2歳 佐渡島南部
個体番号09 ♂2歳 佐渡島中央部
個体番号10 ♂2歳 情報なし
個体番号11 ♂2歳 佐渡島南部
個体番号03 ♀3歳 新潟県糸魚川市
個体番号04 ♀3歳 富山県黒部市(写真の個体)
個体番号07 ♀2歳 情報なし
個体番号13 ♀1歳 新潟県新潟市
個体番号15 ♀1歳 死亡

■リング(個体番号04の場合)
左足(附蹠の上)に個体番号04の文字入りカラーリング(緑)
右足(附蹠の上)に金属リング(通常用いられる、環境省の刻印入りのもの)
右足(附蹠の下)に2個のカラーリング(個体識別に用いられるもので、上が白、下が黄色)

■アニマルマーカー
遠方からの識別を容易にするために、羽の一部が着色された。
個体番号04は、青とオレンジの組み合わせだったが、放鳥時は冬羽、現在は夏羽なので、すでにマーカーは確認できない。

■発信機
10羽のうち、6羽には発信機が取り付けられた。
発信機が付けられたのは♂5羽と♀1羽(本個体)である。
♀は♂に比べてやや体重が少ないので、負担を考慮したのだろうと思う。
番号04は成熟した年齢(放鳥時3歳)で、体力も十分あったのだろうと推測できる。

■現在の情報
佐渡に留まっている♂5個体のうち、1羽(個体番号10)は情報がなく、行方不明と思われる。
♀5羽のうち、1羽(個体番号15)が死亡。残り4羽は本州を移動しているが、番号04以外の3羽には発信機がないので、本州で確実に移動が追跡されているのはこの個体だけと思われる。
7/23時点で、番号03と番号13の2羽は新潟県内にいるが、番号07の情報は今のところ不明。
以上をまとめると、現時点で♂4羽が佐渡、♀3羽が本州内を移動しているということになる。

■個体番号04の移動経路
3月末まで、佐渡島内に留まる
3/28 初めて本州側で確認(新潟県新潟市~新発田市)
3/29 胎内市
4/1 村上市
4/3 太平洋側に移動(福島県福島市~宮城県角田市)
4/11 山形県米沢市に移動、しばらく定着
5/1 新潟県長岡市
5/5 柏崎市~上越市
5/8 糸魚川市
5/9 上越市
5/16 富山県入善町~黒部市、以降は黒部市内に定着(6/9~15にかけて、魚津市内でも観察されたが、通常の移動の範囲内と思われる)

トキ@富山県



トキ(♀夏羽)
コウノトリ目トキ科
体長75cm
撮影 2009.7.20 富山県

2008年9月25日、佐渡の野生復帰ステーションからトキ10羽が試験放鳥されました。
今年の9月、2回目の放鳥が予定されています。

ほぼ10ヶ月経過した現在の状況は以下の通りです。
個体番号01 ♂ 佐渡島内
個体番号06 ♂ 佐渡島内
個体番号09 ♂ 佐渡島内
個体番号10 ♂ 情報なし
個体番号11 ♂ 佐渡島内
個体番号03 ♀ 新潟県内
個体番号04 ♀ 富山県内(写真の個体)
個体番号07 ♀ 本州にいるとされるが情報なし
個体番号13 ♀ 新潟県内
個体番号15 ♀ 死亡

写真の個体は富山県内に2ヶ月以上滞在しており、かなり報道されているので、ご存知の方も多いと思います。
個体番号04は現在4歳の♀です。

・・・・・・

これをわざわざ見に行ったわけではありません。
(別に断わる必要もないのですが)立山の帰りに寄ってみたのです。
朝から5時間ほど立山室堂周辺を散策、午後1時過ぎに降り、遅い昼食のあと現地周辺には3時すぎに到着しました。
おおよその場所は見当がついていたので、田んぼが広がっているところを探してみようと思いました。
ほどなく数分ほどで、農道に10台程度の車と数人のカメラマンを発見しました。
あまりにも簡単に探し当てたことに驚きました。
2日間、天気に祟られた今回の旅では、最終日に素晴らしい天気になりました。
この日の午前中、立山上空に現れた見事な彩雲を見たとき、何かいいことがありそうな気がしたのです。神がかり的ですね。(笑)


昼間は塒にいることが多く、3時半ごろ採餌のために飛来することが多いとのこと。
時計を見ると3時20分。
15分ほどで、予想通り飛んできました。
場所といい、時間といい、タイミングがいい時はこういうものかと改めて思いました。
1時間ほど観察。
飛び立つところも見たかったですが、あまり長居すると帰りが夜中になってしまいます。(ここから6時間かかるので)

ギャラリーは20人程度でした。
飛来から2ヶ月経過し、地元の人は見慣れたのかも知れません。
本来、飼育された個体なので、警戒心は薄いのでしょうが、人と鳥が適度な距離感を保っている雰囲気には好感が持てました。
関東ではこうはいかないかも。
もっとも、リングや発信機を付けた個体は、カメラマンには不人気かも知れません。

クロツラヘラサギ

クロツラヘラサギ
コウノトリ目トキ科
体長77cm
撮影 2008.1.19

先日紹介したヘラサギと同じ仲間です。
この鳥はヘラサギよりも分布が狭く、世界的希少種と言っていいかと思います。
ヘラサギ同様西日本に多く、関東地方では珍しい種類ですが、この場所にはここ数年飛来しています。



対岸から見たところ。
アオサギの群れの中にいますが、直線距離で1キロ以上離れています。
この個体はいつもこのあたりにいて、非常に撮影しにくい鳥。
デジスコでのピンボケ画像です。

対岸に廻れば近いのですが、航路を1本挟んでいるので、直接見ることが難しい位置です。
まあ相手は鳥ですから、飛んだところを見るチャンスもあるかも知れないので、対岸に廻ってみました。

道路沿いを移動しながら探すと、アオサギの首がいくつか防波堤の上に覗いています。
その中にクロツラの首が見えました。
急いでプロミナーを出すと、アオサギの習性か、すぐに飛んでしまいました。
クロツラもつられて(?)飛ぶ。
あわてて一眼で追った写真です。


全身が純白です。これは成鳥の特徴のようです。



へら状の嘴の形がわかります。









一度は別の場所に下り、また飛んで防波堤上に止まったと見たのもつかの間、再び飛んであとは見失いました。
ここでクロツラの飛翔が撮れたのはちょっと珍しいかも知れません。

ヘラサギの飛翔






ヘラサギ
コウノトリ目トキ科
体長83cm
撮影 2008.1.14 茨城県

ヘラサギはサギの仲間ではないので、飛ぶときの姿勢が違います。
サギの仲間は首を縮めて飛びますが、コウノトリの仲間、トキの仲間、ツルの仲間は首を伸ばしたままです。
ヘラサギは、風切の先端が黒いのがわかります。

再びヘラサギ

ヘラサギ
コウノトリ目トキ科
体長83cm
撮影 2008.1.14 茨城県

3連休最後の日はかなり冷え込みました。
ただ、昨日と比べると風がないので、鳥見には快適な天候でした。
先日見てきたヘラサギ、家族にも見せてやろうと思って再び行ってみました。

前回は対岸の草の間で見え隠れしていましたが、今日は何と目の前にいます。
最短で2mほど。
プロミナー不要どころか、超望遠の人は撮影不能で、携帯で撮影する人が。。。












ふと見ると、よく牛久の観察会に参加してくれる埼玉のご一家の姿。
情報は知らずに、偶然訪れたとのこと。
このご一家には谷津でも偶然お会いしたことがあります。
鳥見の世界は案外狭いので、よくこういうことがあります。

ヘラサギをこの距離で見ることは今後はないだろうと思うので、ちょっとディテールを。



特徴ある嘴ですが、上の方が大きい。



嘴の付け根は裸出し、目につながっている。
一番特徴的なところかも。



足は全体が黒い。



やっぱりシラサギ類と違うのはこの部分。
風切の先端が黒くなっている。

15分ほどで、対岸に飛び立ちました。
とてもいいタイミングで見られたことになります。
飛翔写真は次回に。

ヘラサギ




ヘラサギ
コウノトリ目トキ科
体長83cm
撮影 2008.1.10 茨城県

まれな冬鳥で、全国に数羽が飛来するようです。
比較的西日本に多い鳥で、関東では珍しいと思います。
昨年10月末に旧東町で見られたという情報があり、その後谷津干潟でも見られたようです。
12月末に茨城県内のこの場所に現れ、今のところ居ついている様子。
確かめた訳ではありませんが、同じ個体でしょうか。
サギという名前ですが、サギではなくトキの仲間です。

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