クロサギ@黒生
サギのコロニーが消滅した
茨城県土浦市
土浦には大規模なサギのコロニーがあったが、今年突然に消滅した。
最盛期には1000羽以上のサギ類(ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ)で賑わっていたが、今は1羽もいない。
全体に植物の背が低くなっている感じはするが、極端に環境が変化したようには見えない。
ただ、「何かあった」ことは間違いないように思う。
少し西側の右岸に小さなコロニーが出来ているが、規模は比らぶべくもない。
当然のことながら、近くの水田にもサギの姿はまばらだ。
目先の婚姻色が少しだけ残るコサギ
赤い目の婚姻色が目立つチュウサギ
テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術
日没後の霞ヶ浦で
サンカノゴイ@千葉県
サンカノゴイ@千葉県
サンカノゴイ
ペリカン目サギ科
体長70cm
撮影 2017.6.4 千葉県
サンカノゴイの繁殖地は極めて限られているが、ここではとりあえず毎年観察できるのがありがたいところだ。
田んぼの中をゆっくりと移動しながら、時折首を上げて警戒する。
一度、畔の上で全身を見せてくれた。
1時間半ほどの観察だったが、終始同じ動きで、飛ぶことはなかった。
あらぬ方向から別の個体が飛ぶことがあるので、油断はできない。
サギ3種の婚姻色
見られたのはゴイサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギで、アマサギはまだ見られなかった。
サギの数はかなり少ない。まだこれからだろうか。
サギ3種
クロサギ@銚子
クロサギ
ペリカン目サギ科
体長62cm
撮影 2017.1.28 千葉県銚子市
銚子では見ることが多い。
特にこの場所ではよく見かけるので、同じ個体なのかも知れない。
大きさはコサギと同程度なので、意外に小さい鳥だ。
アマサギとチュウサギ
サギ3種
そういう環境なので、シギチが多く飛来するかというとなかなかそう簡単にはいかない。
この日もシギチの姿は皆無で、結局サギの観察だけで終わった。
サギのコロニー
繁殖が早いゴイサギは、すでに幼鳥が見られる。
次いでダイサギ、コサギ。
チュウサギが少数渡って来ているようだ。
アマサギはまだ見られなかった。
足を失ったクロサギ
クロサギ
ペリカン目サギ科
体長62cm
撮影 2015.11.14 千葉県銚子市
この鳥は近くにいたのだが、その存在に気付かず、飛ばしてしまった。
そのあと遠くの岸壁に止まっているのを確認したが、よく見ると左足の先端部分が欠落していた。
こういう欠落の場合、釣り糸が原因であることが多い。
ダイサギ&コサギ
シラサギ類
引き続きデジスコのテスト中
ダイサギ
ペリカン目サギ科
体長90cm
撮影 2014.8.28 茨城県土浦市
雨模様だし、車中から撮れるのはやっぱりサギかと思い、ダイサギにつきあってもらった。
全身が白いサギは、ピントがなかなかつかみにくいので、嘴や目に何とか合わせるようにする。
ダイサギの後ろにイソシギがいたのだが、撮影中は気が付かなかった。
サンカノゴイ@千葉県
サンカノゴイ
ペリカン目サギ科
体長70cm
撮影 2014.6.8 千葉県
天気もよくないし、「ちょっとだけ覗いて見るか」という感じで土手に上ると、目の前にいるようなので驚いた。
この鳥にはいつも意表をつかれる。
この鳥と人間との距離感としては近すぎるような気もしたが、鳥の方でもぎりぎりの間合いを取っているように思えた。